ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ただそこに
日時: 2010/08/23 16:47
名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)

どうも。神無月です。

文才が果てしなくないため、意味のわからないものになると思いますが・・・(汗

生温かい目で見守って下さい!

《お客様》
    アキラ様 ユエ様 白蝶様 Nekopanchi様
    
    @遮犬@様 月兎様 白兎様 故草@。様

    スサノオ様


《イメージソング》

日比野陸 >>140
日比野沙羅 >>141
郡上巽 >>142
東雲晃孝 >>143

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Re: ただそこに ( No.79 )
日時: 2010/07/20 16:09
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

知り合い出てきてほしいデス
過去篇とか超ドキドキもんですし!!

沙羅の兄とすると…………陸?

Re: ただそこに ( No.80 )
日時: 2010/07/21 13:07
名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)


アキラさん 知り合い・・・私は知らない!←ぇ
       過去編ですが完成度が低すぎるという・・・。
       沙羅の兄は・・・(まて、次回!)

Re: ただそこに ( No.81 )
日時: 2010/07/21 13:28
名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)



「その兄貴がどうかしたのか?」

沙羅の様子からして何かあったのは間違いないだろう。自分に何ができるかなんて分からない。でも、何かをしなければいけないような気がして、俺は俯いてしまった沙羅に尋ねた。

沙羅が、少し、ほんの少しだけ震えているのに気がついて俺はどうすればいいのか分からなくなった。

柄にもなく焦っている俺を沙羅は今にも泣きそうな顔をして見た。

「おにいちゃんがね・・・・・」

絞り出すようにして言葉を発する。

その震える唇から紡がれた言葉に、俺は愕然として立ちつくした。









「   こわれちゃったの   」









・・・壊れた?

理解のできない言葉だったはずなのに。俺は、俺の頭は、きっとどこかで理解していて。

何が、何を、誰が、どうして。

普通なら尋ねるはずのそれを俺は聞かなかった。何故だか分からないけれど、無意識に、こう、問いかけていた。








「   何色だったんだ?   」








訳の分からない問いだと思う。でも沙羅は、何の疑問も戸惑いも抱かず答えた。









「   まっくろだったの


      いるはずなのに いなくて


    ねえ どうしておこるの?

      うまれてきたことは そんなにも


    いけないこと・・・・?   」






あまりにも、残酷な、言葉だった。

涙は流れていなかったけれど、心がきっと泣いていた。


・・・こんな小さい子が、こんな・・・・・・





    く そ っ た れ !




Re: ただそこに ( No.82 )
日時: 2010/07/22 07:44
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

小さい沙羅にこんな事を言わせるような出来事が
あったんでしょうが……。
それは何でしょう。
心配です。

Re: ただそこに ( No.83 )
日時: 2010/07/22 22:53
名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)


アキラさん そうですね・・・。
       少しだけ、陸が壊れてしまったときの話しです。
       その原因が・・・・。


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