ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ただそこに
- 日時： 2010/08/23 16:47
- 名前： 神無月 （ID: XOYU4uQv）
どうも。神無月です。
文才が果てしなくないため、意味のわからないものになると思いますが・・・（汗
生温かい目で見守って下さい！
《お客様》
アキラ様 ユエ様 白蝶様 Nekopanchi様
＠遮犬＠様 月兎様 白兎様 故草＠。様
スサノオ様
《イメージソング》
日比野陸 >>140
日比野沙羅 >>141
郡上巽 >>142
東雲晃孝 >>143
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- Re: ただそこに ( No.14 )
- 日時： 2010/05/31 16:51
- 名前： 神無月 （ID: XOYU4uQv）
キーンコーンカーンコーン・・・
「あ・・・」「ああっっっ！！！」
鳴ってしまった・・・。
「もうっっ、陸のせいだからね！！」
「・・・ごめん」
あの後、準備を始めたことは始めたのだが、元がマイペースなため さほど急いではおらず（本人は頑張っているつもり） 朝食を食べ終わり時計を見れば、もう始業５分前だった。
２人の家から学校までは徒歩１０分と比較的近いほうで、普段なら急がずとも余裕で間に合う距離だった。しかし今日はそうは言ってられず、全力疾走でここまで来た・・・のだが。
校門が見え、一気に駆け込もうとすると、
「待て」
__＿後ろから、鬼の声がした。
とてつもなく嫌な予感・・・というより、ほぼ確信に近いものがして、冷や汗がタラリと流れた。
振り向きたくない、でも振り向きたくない。そんな感情の間でもんもんと悩んでいた陸に、再び声がかけられた。
「おい、聞いているのか？・・・返事がないということはつまり、この俺に喧嘩を売って・・「わーーー
聞いてます聞いてます聞いてます！！」
途中から１オクターブくらい低くなった声に、返事を返したのはもちろん沙羅だ。陸は、家族である沙羅か、本当に仲の良い奴としか言葉を交わすことはない。それはもちろん、教師に対しても言えることだ。
- Re: ただそこに ( No.15 )
- 日時： 2010/05/31 17:39
- 名前： ユエ （ID: Am5TIDZx）
最高の被験者……(ノ_・、)
辛い過去だったんでしょうね・・・涙
沙羅さん、なんだか可愛いですね!!!
- Re: ただそこに ( No.16 )
- 日時： 2010/05/31 18:00
- 名前： 神無月 （ID: XOYU4uQv）
ユエさん そうですね・・・。
２人にとっては早く忘れたい過去です。
沙羅は可愛いですね☆←親バカｗｗｗ
勿論、陸もかっこいいですよ！！
- Re: ただそこに ( No.17 )
- 日時： 2010/06/01 23:58
- 名前： 神無月 （ID: XOYU4uQv）
はぁ、と後ろからため息が聞こえた。ふり返ると、そこには予想した通りの人物が立っていた。
林田力也（はやしだ りきや）見るからに体育教師のようなガッチリとした体型に、いかつい顔が特徴の人物だが、実際は数学教師というなんとも期待を裏切った先生だ。ちなみに教育指導であり、陸の担任でもある。
「日比野、せめて返事ぐらいはしてくれ。仮にも俺はお前の担任なんだぞ？」
日比野、とは双子の名字である。友人は名字で呼ぶと分かりにくいので下の名前で呼ぶが、さすがに教師にまで名前で呼べとは言えない。
だから目の前のこの男が名字で呼ぶのは仕方のないことなのである。
しかし陸は自分の名字が嫌いだった。“あの女”と同じ名字などというのは、陸にとって耐えがたい屈辱なのだ。
名字で呼ばれたことに露骨に嫌そうな顔をした陸を横目に見て、沙羅はかすかに苦笑した。
「大目に見てやってくれません？陸は人見知りが激しいから」
「人見知りったってなぁ・・・。もう２年目だぞ？いい加減慣れてくれてもいいんじゃないか？」
生徒たちの間でひそかに〝ホームベース〟と揶揄されている顔で、力也は困ったように眉を下げた。
- Re: ただそこに ( No.18 )
- 日時： 2010/06/02 15:46
- 名前： アキラ （ID: PA3b2Hh4）
ほ、ホームベース……((プクク
いますよね。 外見ああなのにやる事ああだって人。
“あの女”……ですか。
誰だ誰だ。
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