ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 日常＋＠ 完結しました
- 日時： 2010/12/23 10:11
- 名前： アキラ （ID: STEmBwbT）
- 参照： http://www.youtube.com/watch?v=l1Ryaz_fK6c
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題名の読みは 「にちじょう ぷらす あるふぁ」 です。
そのままですね。
重たくて暗い内容になると思いますが、ご了承ください。
登場人物 >>2
イメソンは参照にあります。
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- Re: 日常＋＠ ( No.66 )
- 日時： 2010/12/03 17:10
- 名前： アキラ （ID: STEmBwbT）
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△
なにもかも、真っ暗な闇に落ちていく気がした。
夢の中のはずなのに、妙にリアリティがある。
「………………」
夢じゃなかった。
現に今、目の前は真っ暗だけど。 それはわたしを抱きしめている千影くんが視界を遮っているからだと気づく。
「くるしいよ」
小さい声で、そう呟いた。
千影くんは聞こえていたらしく、それでもまだわたしからどこうとしない。 困るなぁ。
「しんじゃうよ」
「しんじゃえよ」
今度は返答してきた。 だけど動かない。 んー。
「ねえ、千影くん。 わたしね、あのときね、逃げてたわけじゃないよ」
お兄さんたちがいないのを気配で確かめつつ、言う。
千影くんの手が怪我した肩に触れてるから、凄く痛むんだけどな。
「千影くんが助けてくれて、嬉しかったよ」
蹴られていたのを、助けて、くれた。
こんなわたしを好きだと言ってくれた。
わたしは千影くんを好きだったのかなぁ。
「いつもいつも逃げてない。 わたしは、ずっと千影くんの傍にいますよー」
お手頃価格で求められますよ。 だからさ。
「大好きだよ、千影くん」
そろそろ離してくれないと、息、くるじい。
「なら、キスして」
「………………………………」
子供のようにダダをこね、まるでそれが自然であるかのように唇を重ねた。
キスというよりは、重ねただけだけ、ただの。 わたしの、ファーストキスだったはずなんだけど、な。
「仲直りだね、千影くん」
言って。
千影くんの顔を見る。
キレイな整った造形の顔。 その頬を撫でて、わたしの心臓の鼓動を聞いて。
壊れた心を再生させるに適する時間を単純計算したけど、無理だった。
- Re: 日常＋＠ ( No.67 )
- 日時： 2010/12/03 17:11
- 名前： アキラ （ID: STEmBwbT）
真夜くん、いただいていいですよ？笑
ぜひぜひぜひっ!!
トーマは後で出てくる人デス。
＞水妖さん
- Re: 日常＋＠ ( No.68 )
- 日時： 2010/12/03 20:06
- 名前： 白兎 （ID: owa39mxZ）
ちょい久しぶりです。白兎です(*´ω`)
うーん。やっぱりアキラｓは上手いですな。(一気に読んだせいで南里ｓの口調移りましたｗ)
ところどころある英語(カタカナ語?)など、いろいろとゆるい文章も素敵です。
個人的に水色ちゃんが好きだったり。
でわでわ、アキラｓ 続き頑張ってください。
影ながら応援しております＾＾
- Re: 日常＋＠ ( No.69 )
- 日時： 2010/12/03 20:41
- 名前： アキラ （ID: STEmBwbT）
ややっ、お久しぶりです(^^ゞ
戻ってきてくれて嬉しいですぞ！
ゆるい文章、ですか！ ありがとうございます(^^ゞ
＞白兎さん
- Re: 日常＋＠ ( No.70 )
- 日時： 2010/12/03 21:04
- 名前： yuri ◆F3yWwB7rk6 （ID: DOGZrvXb）
- 参照： Σ（ ｀＠А＠´）＜たかだか参照１００突破で喜んでいる俺がいるよ・・・
俺、もう何かやる気失せた‥‥‥。
妾のファーストキスをヤンデレ野郎なんかに取られるとか‥‥‥
しかし、読者の立場で読ませてもらうと本当にあっけなさが描写にも出ててとてもいい工夫がされてますな。
だいたいファーストキスシーンとかは長い描写でやるものですが、アキラさんの場合、あまりの自然さに他の動作と変わりないほどの描写しか描かれていない、というのがまた印象に残りますね。
展開がまだまだ期待できますね。
これからも頑張ってください。
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