ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 日常+@ 完結しました
- 日時: 2010/12/23 10:11
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=l1Ryaz_fK6c
.
題名の読みは 「にちじょう ぷらす あるふぁ」 です。
そのままですね。
重たくて暗い内容になると思いますが、ご了承ください。
登場人物 >>2
イメソンは参照にあります。
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- Re: 日常+@ ( No.46 )
- 日時: 2010/11/27 13:56
- 名前: yuri ◆F3yWwB7rk6 (ID: DOGZrvXb)
- 参照: 更新できたよー!!!
んぎゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
ちいいかああああああああぐええええええええええくうううううううううんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!
われぬぁあにすぁらしとんずゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
久しぶりだというのに発狂してすいません。
でも千影君のヤンデレっぷりがなんか許せない!!!!
ウチの妾に何しとんじゃアアアアアア!!!!!!‥‥‥と怒りたくなってしまう。
でもそんな事したら返り討ちですな。
ミニ千影君登場ですか。
ミニマムの分際でヤンデレとは‥‥‥。
てか南里を許せい!!!
久しぶりに更新も出来ました。
アキラさんも更新頑張ってください。
- Re: 日常+@ ( No.47 )
- 日時: 2010/11/28 08:53
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
パピーです、うぬうぬ。
ミニ千影くんは今の千影くんより何倍も可愛げが
ありますので(^<^)
>水妖さん
千影くんのヤンデレ度数=南里への愛ということで。
怒らないでやってください(>_<)
あいつはああ見えても南里一途なんでっ!!
>yuriさん
- Re: 日常+@ ( No.48 )
- 日時: 2010/11/28 09:22
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
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3章
『慈しむ君の声を聞く』
☆
好きだと言われて嬉しかった。
あいつはわたしの泣き叫ぶ顔を好きだと言ったから。
キレイだと言われて嬉しかった。
あいつはわたしの汚れた身体をキレイだと言ったから。
なにも、知られないように。
この人にだけは、わたしのことを全部知られませんように。
だって知ってしまったら、この人もわたしから離れていくだろうから。
- Re: 日常+@ ( No.49 )
- 日時: 2010/11/28 11:37
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
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「……………………ずっと眠ってたらよかった」
心の底からそう思った。 いや、ほんと。
起きてすぐだからか、目が慣れない。 電気はどこだと起き上がろうとして、手足が縛られている事に気付いた。
「どこの映画のシチュエーションですか、コラ」
だんだん目が慣れてきて、ここかどこかようやくわかった。
千影くんの部屋だ。 千影くんはいないみたいだけど。
「てか……かなり痛い」 主に肩が。 千影くんに斬られたからかな。 治療費払ってもらわないと。 あの子お金持ちですからね、でへへー。
「千影くん、SМ性癖あるんじゃないかな」
「ん、起きたの」
びっくりした。 いないと思った千影くんが、ベッドの上で寝転がっていた。
「千影くんも寝てたでしょ」
「南里がなかなか起きてくれないから、ウトウトと」
こんな状況でも普通に会話できるのが怖い。
普通から逸脱してるしね、お互いに。
「ねえ、千影くん。 これ、解いてくれないかな」
「なんで。 縛っとかないと、南里絶対逃げるじゃん」
「逃げないよ」
静かに言うのが精いっぱいだった。 てか、血がぬめぬめしていて気持ち悪い。 昔を思い出す。 幸せだったあのころを、捏造する。
「わたしは逃げないよ。 だって逃げたって行く所ないし、ここだけだし、大好きなのは千影くんだけだし、千影くんが大好きなのはわたしなんだし」
思い出す、あの真っ暗な音のない部屋。 わたし一人、泣いていた。 だってさあ、もうさあ、どうだってよくなってくるじゃん。 死にたくなるじゃん。 光なんて、そんな、そんなキレイなもの、あるわけがないのに。
「だけどさ」
なんだよ。
「南里はさ」
だからなに。
「逃げたよ」
抱きしめられた。
前から、そっと。
肩の傷口に顔を埋められて、痛みが鈍く走る。
「こうでもしないと、絶対逃げるだろ、南里」
ああ、信用されてないのか。
チラッと千影くんの近くに落ちてある包丁が目に入る。 手、動かせればな。
「………殺せるのに」
水色ちゃんに言われた事を思い出す。
本当に危ないと思った時は、殺しても良いよって。 バカ兄貴だからって。
「千影くん」 「なに」
彼の心臓が、ドキドキと高鳴ってる。
ああこんなにわたしが好きなのかと、少し幸福にも思えてくる。
幸せじゃん、わたし。
「わたしね、アンタのこと大嫌いなんだよ」
嘘を言った。
千影くんの魔法が解ける、簡単な言葉を言った。
いつでもわたしが使えて、わたしだけが活用できる言葉。
その言葉のとおり。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
言葉が波打って、振動みたいに伝わる。
心が、震えてる。
正当防衛なんだよ、これは。 心の、正当防衛なんだよ。
殴られる。 手足縛られてるから、抵抗できない。
引っ掻かれた。 流れる血を抑える事ができない。
ああ、無力だ。
無力のまま無知なままこのまま、こどものままでいいや。
「 」
ここでキミの声を聞いていよう。
慈しみとは程遠い、キミだけの声を。
ねえ、千影くん。
「こりゃさすがに犯罪域達してるじゃねぇか」
声が、きこえた。 それと、光。
部屋の戸が開いていて、そちらを見る。
「…………………あれ?」
シリアスムードに終わりが見えた気がした。
てか………、似すぎでしょ、千影家の兄妹。
- Re: 日常+@ ( No.50 )
- 日時: 2010/11/28 12:41
- 名前: 水妖 (ID: 8hgpVngW)
キタ———w(゜o゜)w———!!
お兄様きた!!
え、何………まさか本当に包丁持って彼女が居る夜音君に逆恨みしにきたの!?
私が許しません!!
何たって夜音君は私の嫁様なのだから!!←
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