ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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日常+@ 完結しました
日時: 2010/12/23 10:11
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=l1Ryaz_fK6c

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題名の読みは 「にちじょう ぷらす あるふぁ」 です。
そのままですね。


重たくて暗い内容になると思いますが、ご了承ください。


登場人物 >>2


イメソンは参照にあります。

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Re: 日常+@ ( No.21 )
日時: 2010/11/19 22:36
名前: 杵島 茄武 ◆wWr1IKfGtA (ID: EUGuRcEV)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

ニート?!
フリーターじゃなくて?
働けよ〜〜

は〜たら〜きたぁ〜くな〜いそ〜めそ〜めそ〜めそ〜め

Re: 日常+@ ( No.22 )
日時: 2010/11/20 09:17
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

千影くんも南里もニートです。
イッツア無職(^<^)

Re: 日常+@ ( No.23 )
日時: 2010/11/20 10:23
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

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千影くんの言った通り、わたしではなく魚が食べられました。
少しからかったようで、千影くんが砂糖をバサバサかけていたのには驚いたけど。

「広いね、家」

ここら田舎だから、この高層マンションが眩しく感じる。 ここに一人で住んでいるのだから、羨ましい。

「うん。 二人住めるし」 「そうだよね。 お風呂も広かったよね」 「うん。 二人入れるし」 「寝室もキングサイズベッドだしねぇ」 「うん。 二人寝れるし」 「……………」

さり気なくこちらを見て返事するな。
だけど、ふむふむ。 あちらの言いたい事はよくわかりました。
つまり、

「一緒に住みたいという事ですかな」
「それ以外に何があるの」

ということなのです。
同棲を宣告されました。 告白オーケーしたその日に。 展開速いなぁ。

「ていうか、キミはどこに住んでるの」
「ん、えーとね」

住所を教えると、千影くんは頷いて分かった旨を伝えた。 
……あ、ピアス開いてる。

「千影くん、不良化してないかい?」
「え…………なんで」
「耳、穴開いてるし」

ああコレ、と耳に触れて、「シンヤに、やられた」 「え…………夜に? んん?」 「ああ、名前。 シンヤ……深夜っていう名前。 ぼくの兄」

……………………。
めちゃくちゃビックリだ。

「え、あれ……。 お兄さんいたの? ユアブラザー? 妹しかいなかったんじゃないの」
「三人兄妹。 全員、父親は違うけど」

魚の骨をタッパーに戻す千影くん。
意外だなぁ、兄妹がいたのか。 おおーう、わたし一人っ子だから羨ましいかも。

「何歳と何歳?」 「………26歳と12歳」 「けっこう離れてる……っ、すげえ。 マミー何歳?」 「43歳」

二度びっくりだ。 千影くんて意外すぎる。

「───で、一緒に住むの住まないの」

逸れすぎた話題を元に戻される。
うぬ、同棲の話でしたな。 

Re: 日常+@ ( No.24 )
日時: 2010/11/20 12:58
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

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同棲っていうと、告白オーケーしたその日に申し込むものじゃないと思う。
そこはわたしもレディです。 段階踏みたいのだよ。

「千影くん働いてないでしょ」 
「家、金持ちだから」
「そうじゃなくて。 きっちり働けるようになってから言いなさい」

ま、社会的常識完全欠如の千影くんには無理な提案だと思われますが。 心を鬼にするのだ、わたし。

「それまでは、同棲なんて無理っぽいと思わ」ぼぶへっ!

急に思い切り殴られた。 顔を? 顔を。
あまりの衝撃に倒れると、馬乗りに乗られて首を軽くしめられる。

「…………………」
「──変わってませんな、千影くん」

殴られた頬がかなり痛い。 くっそ……油断してた。
もう少し加減てものを教えないといけませんな、ふむふむ。

「こども、ですな」
「南里がいるならこどもでいいよ」
「…………なにも殴らなくてもいいのにねぇ」

付き合い当初からDVかなぁ。 あちゃぱー、こりゃわたしのキレイな顔が膨れ上がるのも時間も問題だわ。

「首、苦しいんだけど」 「じゃあ、一緒に住んでくれる?」 「…………」

みなさま、20歳の青年男子が甘え調子で言っても気持ち悪いと思うかもしれませんが。
千影くんは、メチャクチャ可愛いのです、はい。 猫みたいな印象を受けますな。

「なんで黙るわけ」

首がぐいっとしめつけられええええええええっっ!!
かなり、痛い………。 死にそう。

「わかったから!」
「……ほんと?」
「マジでわかったから!」
「……じゃあ、いいけど」

首から手が外され、激しく咳き込む。 酸素と二酸化炭素の出入りを終えると、上半身を起こした。

「千影くんはさぁ……わたしが絡むと急にこどもになるよね」
「好きだから」
「……わたしのどこにそんな惚れてるわけ」

まったくわからない。
顔は美人だとよく昔から言われてきた。 だけど、性格は微妙だし制服好きだし、自分では好かれる理由がわからない。

「好きになってたから、しょうがない」
「曖昧ですなぁ。 ──じゃあ、千影くんの好きなところを一つ、わたしが言って差し上げよう」

それが、わたしが千影くんを好きな理由。

「わたしを好きになってくれたところが、好きなの」

Re: 日常+@ ( No.25 )
日時: 2010/11/20 13:10
名前: 水妖 (ID: 8hgpVngW)

………や、やめっ!南里死んじゃう…っ!
夜音っ!手加減してあげてっ!
ヤンデレ……、ヤンデレは正義ですねっ☆←
可愛すぎますっ(*>ω<*)
………もうちょっと緩めないと夜音君の大好きな南里ちゃんが死んじゃうよぅ…


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