二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【リボーン!】運命のソーサリー
日時: 2011/01/09 11:04
名前: 美菜 (ID: D1ySZU7X)

こんにちわ、または初めまして。
美菜です。
二次小説を書くのは初めてですが、よろしくおねがいします。
−オリキャラ紹介−
名前:黒沢 アリス
コードネーム:シナモン
年齢:不明。でも、14〜15歳くらい。
性格:いつもニコニコしている。頭いい。
   何でも信じてしまう。
容姿:黒の髪が、腰まであって、いつも、オレガノ
   が色々な髪型にしてくれる。一番多いのは、
   ツインテール。いつも、黒っぽい服を着て
   いる。
ボイス:「こんにちわー、シナモンです」
    「へー日本って、洗濯は川でするんだ」
−注意−
・美菜のことが嫌いな人
・黒かスレなツナありえない!って人
・リボーン嫌いって人
・いきなりタメじゃ嫌って人
・荒らしきたら無視できないって人
・もちろん、荒らしに来た人
  は、戻って下さい。
では、スタート! 
 


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Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.467 )
日時: 2011/03/23 20:18
名前: 花子 (ID: AZnIL7RT)

どもどもお久で〜す!!いや〜桃香更新早すぎ・・・。
ではこうれいの愚痴を言いたいと思います!
今日とっても大きな会がありまして、人前で言葉を言わないといけなかったのですが喉がつかえてうまく言えませんでした。
しかも男の人に笑われて顔がまっかに・・・。
恥ずかしくて、しばらく落ち込んでました。
どうしても人前はだめです。

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.468 )
日時: 2011/04/03 15:37
名前: 桃香 (ID: fLv33DvB)

お久!花子!!
って、もう4月…。ww
愚痴しか言ってないでしょ、貴女…。ww

では小説更新します!でわっ☆

Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.469 )
日時: 2011/04/03 16:35
名前: 桃香 (ID: fLv33DvB)

第九十三話 震えるこの手を鞭打って…剣を持つ。




あるビルの、ある部屋で…。

白蘭は、ふにふにとマシュマロを弄りながら言った。



「あ〜ぁ、このままじゃボンゴレは綱吉クンの手に渡っちゃうかもね〜」

「お言葉ですが白蘭様。今の所沢田氏側は2勝、ヴァリアー側は3勝で、沢田氏側の霧と雲と気の守護者の内2人が勝たなければ沢田氏の敗北は決定となります。白蘭様はそれを踏まえた上で言っているのですか?」

「そうに決まってるじゃん。綱吉クンの霧と雲の守護者、知らないでしょ?」

「えぇ…まぁそうですが」



微妙に言葉を濁すチェルベッロ。

まるで、「自分達の知らない情報を知っているのか」という感じの口調だ。



「ヴィンディチェの牢獄に囚われた…六道骸クンが、脱走して戦ってくれるっていうんだからさ…。霧戦は綱吉クン達の勝ちだよ」

「六道、骸…?!白蘭様、本当なのですか?」

「うん、そうだけど?」

「…分かりました。霧は沢田氏が勝つと思いますが…雲はどうでしょう。本当に勝つと思いますか?」

「何で?勝つよ、絶対」

「でも…相手はゴーラ・モスカ。ヴァリアーのボス補佐です。本当に勝てるのか…」



チェルベッロが、冷たく言おうとした瞬間…。



「その雲雀チャン……実は、骸クンと前、互角の戦いをしたんだよ」

「つまり…六道骸と同じ位の戦闘力を持っていると?しかし…」

「しかも、怪我した身でありながら、骸クンの格闘スキルと互角の戦いをして見せた。…幾らヴァリアーのボス補佐でも、勝てないよ」


白蘭は、余裕の笑みでそう言った。



ガチャッ


その時、もう一人のチェルベッロが部屋に飛び込んで来た。


「白蘭様、XANXUSが許可を貰いたいと言って来ました」

「何の許可?」


突如、少し低い声になる白蘭。

流石ミルフィオーレのボス…といった所だ。



「それが———————————」



こそっと耳元で言うチェルベッロ。

出来れば、誰にも言えない様な事らしい。



「XANXUSに言って」



「何と、答えれば…」

「許可するけど、やり過ぎたら君の負けにする…って」


その言葉を吐き出し終わり、一瞬の静寂が訪れた中で白蘭は一気に前の様な笑顔に戻る。


「ハハッ……楽しみだね、争奪戦」










「雪蓮様、報告です」

「何デスか?」

「ボスが、自白を始めました。…ボスの上に、またボスが居るそうです」

「そうなのデスか…?上の名前が出た後、私に報告しなサイ」

「解りました」




雪蓮の革命は、驚く程上手く事が進んだ。

ボスは早々と、仲間達の手によって捕らえられ、自白を始めたという。

他の幹部達も……次々と捕らえられているという事だ。



「雪蓮様、報告です」

「何カシら?」

「…兵の数十人が、アジトの門を固めている警護の者達に倒されたと。…救援を、との要請です」

「良いデス、20人送りナサい」

「解りました」



ふぅ…と、雪蓮はため息を付く。

あまりにもあっさり事が進み……裏で何か手引きをされてるのではないかと思ってしまう。

…最悪、仲間達の裏切りも考えなければいけないデス…。





ピ、ピピッ…



「バジル?!聞こえる!?」

『シナモン殿!!聞こえます!!」

「良かった、あのね……雪蓮は、敵じゃないよ」

『し…シナモン殿、どうして…?!』

「さっきね、雪蓮の部下の人が来たんだ。助けに。ただ、戦うのなら…って条件付きで」

『戦うなら…ですか?』

「雪蓮が、革命を起こしたんだって。鎌も取り返してもらえたし。……一つ、言って良い?」

『何ですか?シナモン殿』


「…裏で白蘭が関わってる気がしている…って、雪蓮の部下の人は言ってた」







ガタァァアンン……




何か重い物が落ちる様な音を聞き、シナモンはそっちを向く。

その時、スタッと着地する人影があった。



「ツナ?!ど、どうして…」

「助かったのか?」

「うん、一応」

「ここの…裏で絡んでる奴らをぶっ倒しに来た所だ。雪蓮はどこだ?」

「…私には、解らない」



その時、シナモンの休んでいる場所に雪蓮の部下が来た。

どうやら、ツナが怪しい者かどうかを確かめに来たらしい。



「丁度良かった。お前達は、雪蓮の部下か?」

「はい」

「じゃあ、雪蓮に会わせてくれ」

「失礼ですが、お名前を…」



「沢田…綱吉だ」





よく響く声で、静かに告げられる名前。

その名前は、ボスの命の恩人の息子の物だからだ。



「わ…解りました!雪蓮様に伝えます!」

「頼んだぞ」



ぱたぱたと駆けて行く足音を聞きながら、ツナは冷静に現状を伝える。


「争奪戦だが…こっちは、もう負けられない。雷戦で、オレが助けに入り大空のリングと雷のリングを持ってかれた。嵐のリングも奪われた。今日の雨で、ギリギリ勝った…という所だ」

「そっか…」


シナモンが、少しため息をついた所で靴音がした。

雪蓮が来たのだ。



「雪蓮。待っていたぞ」

「綱吉様、私に話とは…何デスか?」

「裏で絡んでる奴の情報を教えてほしい。オレがそいつを倒す」

「…分かりまシタ。しかし、まだうちのボスはその上を吐いていません。少し待っていただけないでショウか?」

「……分かった」




少しして、雪蓮の部下が駆け寄って来た。


「報告します。雪蓮様、ボスが吐きました」

「そうか…誰だ?」

「白蘭……と」



その名が告げられた瞬間、ツナと雪蓮は同時に息を呑む。

まさか…と思っているのだ。



「これで、全て繋がった」

「何が、デスか?」



「白蘭を…ぶっ倒しに行く」




Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.470 )
日時: 2011/04/17 14:30
名前: 桃香 (ID: 7CyvmYBv)

第九十四話 尊重とか、して貰えない。だから…倒すんだ。意思を、認めてもらう為に。





「ツナ!!白蘭を倒しに…なんて…」

「綱吉様!!待って下サイ!私達にお任せ下サイ」

「いいや。俺が倒す。待っていてくれ」



シナモンと雪蓮が何度止めても、ツナの意思は変わらない。

…もう、ツナの、白蘭を倒すという目的は…仲間の為という理由以外にも、個人的な理由があるのではないかと思う程に。


ツナの心は…離れてしまったの?

…もう……もう…。




「白蘭は、必ず争奪戦には出る筈だ。…協力してくれるか?シナモン」

「勿論!だって、ツナの守護者だもん!!」



でも、心が離れたって…。

離れた分だけ、繋げれば良い。

…その心が、悪の道に進んだのなら、戻せば良い。

どんな手段を使っても。…私がどうなろうとも。


ボスだから、って理由だけじゃない。

これも、個人的な感情なのかな?



「綱吉様…私の方で、援護させて頂きマス」

「分かった。…頼んだぞ」



そう呟くと、少し考える様に俯く。

…その横顔が、少しだけ歪んだのをシナモンは見逃さなかった。



「じゃあ言うぞ。雪蓮は部下を連れて、白蘭の今居る場所を調べてくれ。俺とシナモンは、守護者に連絡を入れて、争奪戦…というか、白蘭を出来る限り会場に引きつけておく。部屋が見付かったら、麻痺剤でも冷蔵庫に放り込んどけ」

「ツナ…結構アバウトだね…」

「…白蘭がそう簡単に罠に掛かるとも思えない…まずは、だ」

「そっか」



少し笑って答えを返す。

しかし…シナモンは気付いていた。

雪蓮は、捨て駒なの?



白蘭が罠に掛かる筈がない…つまり、ツナは必ず、白蘭は犯人を見つけて仕返しすると踏んだのだろう。

…雪蓮は自分の名前を出さない、とも踏んでいるのだろう。

信頼しながらも、捨てる…。


ツナの意思は、一体…?






「今晩は、霧…ですよね」

「あぁ…。一体、霧の奴って誰なんだろーな…」

「案外、知ってる奴かも知れねーぜ!!」

「うむ。知り合いで強い奴…もしかしたら、我がボクシング部の部員かも知れぬ!!」

「それはねーぜ。お前、フゥ太のランキングで5位だろ?んで俺や山本が2、3位、雲雀が1位だったらしいし…4位ってそーいや、誰だ?」

「なぁなぁ、お前は守護者じゃねーのか?」

「拙者ですか…?いえ、拙者は門外顧問に属しておりますし…」

「極限に門外顧問とは何だ!!!?」

「てめぇはちっとは頭使え!!」

「何だとタコヘッド!!」

「漢字見て理解しろ、この芝生頭!!」



思い思いに言う守護者の面々に、ストップを掛けるボスは今は居ない。

…それがとても、バジルには哀しく感じられた。

今は、別の所で頑張っているのですが…やはり、沢田殿が居ないと…。


少し考えてから…やはり考えるのを止め、静かに夜の空を見上げた。

…この空の何処かで…沢田殿は、頑張っています。

それをお手伝いする方法は…一つの、争奪戦という問題を解決するという事です。



バジルは、そう思いながら、並中への道を急いだ。






「シナモン…本当に良い?」



少し遠慮がちに呟かれた言葉。

その言葉に、力強く頷くと言った。


「当たり前でしょ?二言は無いんだから」



ツナは、その言葉を待っていたかの様に言った。



「今はまだ、様子見だ。決行するのは、大空戦だよ。…皆には、内緒になっちゃうけど良い?」

「うん…。バジルにも、皆にも言わない」

「よし、じゃあ行くよ。…霧戦で…白蘭はどう動くか、だよね…」



そう力強く言うと、並中への道を急いだ。







Re: 【リボーン!】運命のソーサリー ( No.471 )
日時: 2011/06/11 16:51
名前: 桃香 (ID: 2evdFSQa)

第九十五話 煩いって言ってるでしょ。



雪蓮は、どうしても、許せなかった。

ボスの暴虐武人な物言い、ギャンブルでの異常な負け方。

その他、色々な事が。


でも、どうしても、ダメなのデス…。

あの人は、私を地獄から救ってくれた人だから…………—————————。





「なぁバジル…お前は霧の守護者の正体を聞いてないのか?」

「はい、拙者は何も…」

「そうか……だったら、…いや、いい」

「?…そうですか?」



暗い夜の通学路を、決意と共に進んで行く守護者達。

昼の街並みと全く違うその道を、彼らは無言で進んで行く。

…バジルは、その中に微かな焦りが見え隠れしている事に気付いた。


やはり、沢田殿が居ないと…。






私は、暗い闇の中を歩いて行く。

道ならば、示してくれる。

そう、全て…。

私を救ってくれた方と、その仲間。


私は本当に、そこへ入れるの?





…沈む…沈む…。

あの男…白蘭……絶対に…許さない…!

私を、こんな目に…合わせるなんて……!!


何年後か、覚えてなさい…!!



「なぁ…まだ霧の奴、来てねーのか?」

「みたいだな。…相手の守護者はもうスタンバイしてるってのによ」


獄寺が視線を上げた先には、フードを被った不思議な雰囲気の赤ん坊が居た。

顔を隠している為、素顔が分からない。

そこが、不思議な雰囲気を出しているのかも知れない。


「…しかし…あのような赤ん坊相手とは………まさか…?!」

「おいバジル…7人しかいねーんだぞ?アルコバレーノってのは」

「ですが…ヴァリアーはボンゴレトップの暗殺部隊…アルコバレーノが居ても、不思議ではありません」

「だがよ…この赤ん坊、そんなに強そうか?」

「…はっきり言って、強いとは思えません。しかし、霧は幻術を使う者が多いですから、あの赤ん坊もそうなのではと思います」

「なるほどな…」



そう言って、獄寺はフードを被った赤ん坊をじっと観察する。

…不思議な雰囲気の為、高度な幻術を使えると言われても納得してしまうだろう。


しかし…あまり、ヴァリアーの面々は、この勝負をこの赤ん坊に任せている感じではない。

忌み嫌われているのか、と獄寺は推測したが、その次の言葉で獄寺は理由を確信する。

そして、その推測が間違っていない事も。



『勝負に勝ったら、僕の口座に30万振り込んでおいてってボスに言ってよ』と…。



勝負に勝ったら、と言っただけで、自分が勝ったら、と言っていない所はずる賢い証拠だろう。

更に、お金を請求するという事は、幹部ではあるがあくまで雇われた身の上…という事なのだろう。

ヴァリアーを内職としてやってる何て奴、過去にも未来にもコイツ一人だけだろうがな。


アルコバレーノというバジルの推測も、当たっているかも知れない…と、獄寺は思った。

ヴァリアーを…あのヴァリアーを…内職とまで言ったなど…アルコバレーノぐらいの力の持ち主しか考えられない。


アルコバレーノの霧の奴って、誰だかオレには分かんねーけどな。





…白蘭の借りたホテル…結構、広いデスね。

まぁ、当たり前なのでショウけど。

ミルフィオーレファミリーといえば、マフィアなら誰でも知ってる大l規模なファミリーなのデスから。



「雪蓮様、こちらの敵は倒しました」

「雪蓮様、こちらも倒しました。行きましょう」


「えぇ、そうデスね。…突入しまショウ」





「ツナ!早く行かないと…」

「…だが、リボーンから霧の奴の情報を知らされていない。…勝ち負けも判らないんだ。オレは行かない」


…少し支離滅裂は突っ込まないで良いのだろうか。


「ツナ…。何処へ、行くの?」

「!!」



ツナが少し驚いたのを分かって、わざと無視し、私は続ける。



「どうして、行かないの?ツナ、変だよ…。どうして?!」

「…オレは、元からそうだけど?変じゃないって」

「でも、ツナは、優しくて、仲間を第一に考えてた。なのに…」



私は続ける。

ツナが苦しそうな顔をしていても…。

ゴメンね、と心の中で呟いて。




「どうして、変わってしまったの?私は、前のツナの方が好きだよ…」






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