社会問題小説・評論板

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わたしはウイルスじゃない
日時: 2008/10/17 21:19
名前: クッキー (ID: l7TEAs0Q)

 前書いたのが消えたみたいなのでまた似たようなものを書きます。応援してください。

Re: わたしはウイルスじゃない ( No.236 )
日時: 2009/03/07 22:37
名前: クッキー ◆7.uwki1uEg (ID: iQZhz91g)

〜43話〜

美紗 「自分が何をしようとしているか分かっていますか?」

大地 「何だよ?別に何したっていいだろ。」

美紗 「では、何のためにそのポケットの中にはさみを入れているのですか?弱い人ほどそういうものを持つとよく聞きますが・・・」

大地 「年下のくせになんだよその態度は!?」

美紗 「自分より下が欲しい・・・本当に弱くて暇な人ですね。」

大地 「はぁ?バカにしてるのか?女だからって手加減しないからな!」

美紗 「もうそろそろ教室に戻ったほうがいいのでは?」

大地 「まぁ、お前なんかに負けるわけ無いけどな。」



美紗 「はぁ・・・敬語とか疲れる〜それより、大丈夫?」

拓也 「あぁ・・・ありがとうな。」

美紗 「拓也にもしものことがあったらわたし、生きていけなかったかも・・・」

拓也 「大げさだろ。」

勇樹 「・・・」



あれから拓也へのいじめは無くなり、クラスの雰囲気も良くなってきた。

だが、次第に仲良くなっていく2人のことを見て寂しくなる勇樹だった・・・



何日か経ったある日・・・

翔 「おめでと〜!!!」

拓也 「な、なに?」

翔 「そんなごまかしたって無駄だぞ♪」

由紀 「付き合ってるんでしょ?」

拓也 「そう、昨日から!」

美紗 「これからもよろしくね。」

拓也 「よろしくな。」

勇樹は教室を抜け出して屋上に向かった。

えりな 「拓也に裏切られちゃったね。でも、あれ、本当に頭にくる!」

勇樹 「美紗が幸せならいいんだよ・・・」

そういって勇樹は倒れた。

えりな 「何?どうしちゃったの!?」



保健室で・・・

先生 「ちょっとした貧血ね。睡眠不足かしら?」

えりな 「大丈夫?」

勇樹 「・・・えりな」

えりな 「もう!急に倒れないでよね!」

勇樹 「あぁ、ごめん・・・」

えりな 「・・・じゃあ、美紗を呼んでくるから。」

勇樹 「いいよ。どうせ、拓也と一緒だし・・・」

えりな 「美紗のことは諦めちゃったわけ?」

勇樹 「美紗は、もう俺のこと、忘れちゃったみたいだし・・・」

えりな 「バカ!そんなこともう二度と言うんじゃないわよ!今まで美紗のそばにいるってずっと言ってきたじゃない!」

勇樹 「えりなには関係ないだろ!」

先生 「興奮しないで。もう少し安静にしてて。」

えりな 「・・・そう、あたしには関係ないこと。でも、勇樹のことが好きだから!幸せになってほしいから!それだけは言っておくわ・・・」

勇樹 「・・・」

えりな 「ごめんね。勇樹も辛いんだよね・・・」

そして一言「応援しているよ・・・」と言い残しえりなは立ち去った。




昼休みの中庭・・・

大地 「俺、わかったんだよ。一発だけ刺すよりじわじわと追い詰めていくほうがおもしろいってことが。」

その様子を遠くにいた勇樹が見ていた。拓也と一瞬目が合ったが、今朝のことを思い出しそのまま教室へ戻ってしまった。

大地は鉄パイプを持って拓也に迫った。

拓也はとっさに近くに落ちていた木の枝で抵抗した。

大地 「そんなもので勝てると思ってるのか?」

大地は更に力を加えた。

拓也 「うぅ・・・」

大地 「大事な友達だと思ってたのはお前だけだったんだな。」

大地は持っていた鉄パイプで拓也を何回も殴った。

拓也は何も言わず、痛みに耐えていた・・・



勇樹は、拓也のことが気になって授業に集中できなかった。

勇樹 「先生、ちょっと頭が痛いので保健室行ってきます。」

拓也がさっき居た裏庭に向かった。

そこで勇樹が見たのは・・・

Re: わたしはウイルスじゃない ( No.237 )
日時: 2009/03/09 19:00
名前: クッキー ◆7.uwki1uEg (ID: LMPzgpkP)

こんばんわ♪
このごろ、話の内容と題名がそれてきているかな?なんて思っています・・・

それは措いておいて・・・
26話前後のところで美紗達は2年生になったことになっているのですが、今の季節に合わせて現在3月9日の1年生ということにさせていただきます。

ご迷惑おかけしました・・・   以上 クッキー☆

Re: わたしはウイルスじゃない ( No.238 )
日時: 2009/03/09 21:41
名前: 三月 ◆46TYtE1Ysk (ID: ZnME3JLW)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=10748

勇樹が見たのは!?

Re: わたしはウイルスじゃない ( No.239 )
日時: 2009/03/12 18:18
名前: クッキー ◆7.uwki1uEg (ID: yWbGOp/y)

〜44話〜

そこで勇樹が見たのは・・・

頭から血を流している拓也だった。

勇樹 「拓也・・・?」

返事は無かった。

勇樹は拓也を抱き上げ保健室に連れて行った。


勇樹 「先生・・・」

先生 「まぁ!・・・すぐに病院に連れて行きましょう。勇樹くんありがとうね。」

勇樹 「お願いします!俺も連れて行ってください!」

勇樹は何度も頭を下げた。

勇樹 「拓也は俺の・・・俺のせいで・・・」

先生 「早くしなさい。ちょっと、危ないかもしれないから。」

勇樹 「はい。」




病院の待合室・・・

勇樹 「昼休み拓也が大地先輩にいじめられてるのを見たんです。でも・・・」

先生 「このごろ一緒にいないみたいだけどどうかしたの?」

勇樹 「ちょっと、美紗のことで何も話さなくなっちゃったんです・・・」

先生 「いいわね。美紗ちゃんはモテモテで。」

勇樹 「美紗は、拓也のことが好きみたいで・・・今朝、付き合い始めたって言うことを聞いて助けようと思えませんでした・・・俺が悪かったんです。あの時、助けに行けば拓也はこんなことにならなかった。」

先生 「難しいわね。そういうの・・・あんまりいいアドバイスできないけど、一回、拓也くんとちゃんと話をしたほうがいいわね。」

勇樹 「はい・・・」

       
医者 「先ほどの宮原拓也くんのことですが・・・」






 拓也のことや大地のことを登場人物としてまだ紹介していませんでした。遅くなりましたがここで紹介します。

宮原 拓也 (takuya miyahara) 中1

勇樹をいじめていたが勇樹のライバルであり、大親友でもある人物。クラスの1,2を争うイケメン!?成績は学年トップ、柔道5段の完璧な人。


池谷 翔  (syou iketani) 中1

今まで拓也と一緒に勇樹をいじめていた。すぐに人の意見や行動に流されてしまう。


若林 大地 (daiti wakabayashi) 中3

1,2年生に恐れられている先輩。しかし、友達がいない寂しい人。拓也や勇樹を襲い(いじめる)自分より下をつくりたい弱い奴。


牧野 千夏 (tinatsu makino) 先生

保健の先生として勤務中。生徒の大半が千夏の名前を知らない・・・中学生の頃いじめられていたらしい。

Re: わたしはウイルスじゃない ( No.240 )
日時: 2009/03/12 18:34
名前: 夏乃 ◆s0r1jAT0Uc (ID: brzlttas)
プロフ: 元春華です

美紗モテモテだ♪


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