社会問題小説・評論板
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- わたしはウイルスじゃない
- 日時: 2008/10/17 21:19
- 名前: クッキー (ID: l7TEAs0Q)
前書いたのが消えたみたいなのでまた似たようなものを書きます。応援してください。
- Re: わたしはウイルスじゃない ( No.146 )
- 日時: 2009/01/12 11:40
- 名前: 彩夏 ◆h1A8iHzIDo (ID: WfT2i/6h)
- プロフ: 元輪禍です
頑張れ!美紗!
- Re: わたしはウイルスじゃない ( No.147 )
- 日時: 2009/01/12 15:52
- 名前: クッキー ◆7.uwki1uEg (ID: C4pd9Yr5)
〜28話〜
昼休み・・・
美紗 「え、えりな?」
えりながカッターを持って美紗に近づいている。
えりな 「貴方さえいなければ勇樹はあたしのものなのに・・・」
美紗 「や、やめて・・・」
えりな 「離して!」
美紗 「勇樹?」
美紗は気を失ってその場に倒れた。
勇樹 「もう美紗に手を出すな!」
えりな 「それなら取引しましょう。絶対に美紗に関わらないであげる。かわりにあたしと付き合って。」
勇樹 「・・・お前と付き合えば美紗に手をださないんだな?」
拓也 「なんでそうなるんだよ?そんな方法で美紗から勇樹をとって満足できるのか?」
えりな 「あたしがどうしたって勇樹はふりむいてくれない・・・しょうがないじゃない!拓也はだまってて!」
拓也 「えりな!」
えりな 「勇樹、あたしと付き合うことにする?」
勇樹 「・・・本当に美紗に手を出さないんだな?」
えりな 「えぇ・・・それと勇樹も美紗に関わらないでね。」
勇樹 「・・・」
えりな 「あたしと付き合って。ねぇ、勇樹。」
勇樹 「・・・分かったよ。もう美紗に関わるなよ。」
拓也 「勇樹!いいのかよ!美紗が好きなんだろ?」
えりな 「さあ勇樹、行きましょう。」
勇樹 「美紗を頼んだ・・・」
拓也 「おい!勇樹!」
美紗 「ゆ、ゆうき・・・」
拓也 「美紗?」
美紗 「勇樹?あっ、拓也くん・・・えっ?勇樹は?」
拓也 「勇樹は、えりなのところだ・・・」
美紗 「なんで、えりなのところに?」
拓也はついさっき起きた出来事を全て美紗に話した。
美紗 「そうだったの・・・わたしのために・・・本当にカッターを向けられたときすごく怖かった・・・」
拓也 「なかなか目を覚まさなくてもう手遅れかと思ったよ。送ってくよ。」
美紗 「ありがとう。でも、大丈夫。」
拓也 「いいよ。勇樹がいなくて心配だし・・・」
美紗 「拓也くんやさしくなった。」
拓也 「美紗のおかげだよ。」
美紗 「そんなことないって!」
勇樹と電話で話し中・・・
拓也 「えりなもひどいよな・・・あんなやり方で美紗と勇樹を引き離すなんて・・・」
勇樹 「でも、お前も美紗が好きなんだろ?俺と美紗が離れて喜ばないのか?」
拓也 「美紗はお前と一緒のほうが幸せなんだよ。だから俺は美紗とお前を離そうなんて思わない。美紗が好きだから。そしてお前は大事な友達だから。」
勇樹 「拓也・・・ありがとうな。お前がそんなこと思ってくれてるなんて・・・」
拓也 「ちゃんと美紗に電話してやれよ。」
勇樹 「わかった。」
拓也 「じゃあ、また明日。」
勇樹 「じゃあな。」
- Re: わたしはウイルスじゃない ( No.148 )
- 日時: 2009/01/14 18:30
- 名前: 美里 (ID: JkVnDcbg)
- プロフ: http:// 小説かいてます♪下手だけど頑張ります♪
やっぱり面白いです!!
コレからも頑張って☆
- Re: わたしはウイルスじゃない ( No.149 )
- 日時: 2009/01/16 22:47
- 名前: クッキー ◆7.uwki1uEg (ID: QiHeJRe.)
〜29話〜
次の日・・・
美紗 「痛い!助けて!」
美紗はえりなにいじめられている・・・
勇樹 「約束がちがうじゃないか!」
えりな 「約束?なんのことかしら?」
勇樹 「じゃあ、なんで好きでもないお前なんかと俺は付き合わなきゃなんないんだよ!?」
えりな 「何よ・・・この美紗ちゃんがどうなってもいいのかしら?」
カッターの刃を美紗に向けた。
勇樹 「それはやめろよ・・・」
拓也 「えりな・・・お前はどうしてそんなに美紗をいじめたいんだよ。昔はそんなことしなかったじゃないか・・・」
えりな 「拓也は黙ってて!あなたには関係ない!」
えりなは拓也と別れてから拓也への対応が冷たくなった。それに、夏海達にも避けられているみたい・・・
美紗 「えりな、それだけはやめて・・・」
美紗の頬にひかる刃がかすった。
たちまち美紗の頬からは血が流れた・・・
勇樹 「なにするんだよ!」
えりな 「今度はもうあの世行きよ。」
勇樹 「・・・どうすればいいんだよ?」
えりな 「これで美紗を刺して。」
勇樹の手にカッターを握らせた。
勇樹 「俺に美紗を刺すことはできない。」
えりな 「それならあたしが美紗を・・・」
覚悟を決め、美紗は目を瞑った。
・・・
拓也 「勇樹!」
えりな 「や、やだ・・・」
えりなは逃げていってしまった。
勇樹は腕から血が流れていた。
美紗 「勇樹!どうして?」
勇樹 「美紗は・・・俺が守る・・・」
勇樹は気を失いその場に倒れた。
病院・・・
勇樹 「ん?・・・」
美紗 「勇樹?」
勇樹 「美紗・・・」
美紗 「何でわたしなんかのために・・・」
拓也 「良かったな。軽く済んで。えりなには美紗に対する殺意はなかったみたいだし・・・」
美紗 「どういうこと?」
拓也 「普通、殺意があるものなら心臓の近くを狙うだろ?」
勇樹 「そうだな」
拓也 「実際、勇樹は軽傷だし命に別状はない。えりなは美紗を刺すつもりだったが勇樹が刺された・・・勇樹が美紗の身代わりにならなければ美紗が刺された。勇樹の刺された位置は美紗を刺すために狙った場所。勇樹が身代わりにならなければ美紗が刺された。だからえりなは美紗に対する殺意はなかった・・・」
美紗 「すごい・・・」
勇樹 「でも美紗が無事だったから良かった。俺ももう平気だから明日から学校に行く。」
美紗 「大丈夫なの?」
拓也 「無理すんなよ。」
勇樹 「初めて拓也くんから俺を心配する言葉を聞いたよ。」
拓也 「心配なんてしてねぇよ!」
美紗 「じゃあ、気をつけてね。」
- Re: わたしはウイルスじゃない ( No.150 )
- 日時: 2009/01/16 23:52
- 名前: 黒龍 ◆BVcrWIuL$C (ID: COldU63y)
黒龍デス!
ちょっとトリップが違うけど大丈夫です♪
それとあけましておめでとうございます!
あの、すごい進みましたね♪♪
これからも応援します!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82