複雑・ファジー小説
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- 芸能界浄化睦軍
- 日時： 2015/12/29 01:57
- 名前： 梶原明生 （ID: DU.Bh3c8）
芸能界浄化の宣言
一つ、芸能界は芸能人搾取があってはならない。
一つ、芸能界は情報提供に速やかに応じなければならない。
一つ、芸能界は悪質な秘密を抱えてはならない。
一つ、芸能界は正当な浄化行動に逆らってはならない。
一つ、芸能界は清浄、且つ国民の模範とならねばならない。
芸能界が不浄且つ不純な行動行為表現を行った場合、芸能界浄化陸軍は武装武力をもって浄化執行する権利を有する。
以上
- Re: 芸能界浄化睦軍 ( No.14 )
- 日時： 2016/03/06 21:51
- 名前： 梶原明生 （ID: y.72PaHC）
…そして翌日の２３：００時。都内の某高層マンションに中隊規模のライトアーマーや９６式装甲車が続々集まってきた。レミントンＭ２４狙撃銃を装備した「狙撃隊」は２時間前からビルの屋上を占拠してポイントに着いて支援と監視を行っていた。「こちらＣ点狙撃班。マンション側異常なし。荷物下ろしてください、送れ。」「突入班了解。これより柴犬を放つ。」藤岡少佐が無線で狙撃班に応答した。「行け行け行けっ、降りるぞ行けっ。」藤高曹長が９６式装甲車から飛び降りると、部下達に叫んだ。彼等は今回ＭＰー７ではなく８９式自動小銃折曲式を持っている。ホロスコープにライト、レーザーサイトを装備している。サイドアームにはシグ２２６E2拳銃を装備した。…続く。
- Re: 芸能界浄化睦軍 ( No.15 )
- 日時： 2016/03/12 16:07
- 名前： 梶原明生 （ID: CrTca2Vz）
・・・防弾ベストにピストルホルスター。迷彩服に半長靴。無線ヘッドセットに８８式鉄帽等々。完全武装で次々三方から入っていく。続いて屋上からはch-60型ヘリから隊員がりぺリング降下して降り立つ。「キャー」「何なんだよ一体。」物々しい隊員達にホテルの客や従業員は混乱した。「芸浄隊です。外にいる方は速やかにホテルを出てください。部屋にいる方は鍵を閉めて部屋から出ないでください。」藤高達は声を張り上げた。・・・続く
- Re: 芸能界浄化睦軍 ( No.16 )
- 日時： 2016/04/03 16:24
- 名前： 梶原明生 （ID: eVM80Zyt）
…フル装備で階段を駆け上がり、喜代原達がいる階のすぐ下まで来た。「屋上班、階段側安全を確保したか。送れ。」「屋上班階段側は無力化した。送れ。」「了解した。これより合流する、交信終了。行くぞ。」藤高曹長は部下に指示し、警戒しながら階段を駆け上がった。「右側奥の部屋だ。」屋上班と合流した彼らは銃口管理に気をつけながら辺りを警戒しつつ通路を歩いていく。一方ワイン片手に女二人とイチャイチャしていた手塚裕也はふと窓越しに下を見た。「ゲ、装甲車だ。芸浄隊だ。」手塚は女を突き飛ばしてスマホを取った。「大変だ喜代原さん。芸浄隊が来てる。ヤバいっ。」「な、何…どうしてここがわかった。糞、おい芸能の牙さんよ、奴らが来てる。」「何、警備班応答しろ。警備班。…ダメだ無線が通じない。」ＧＫもまさか探り当てるとは思えず、油断があった。「不味い、この麻薬現場抑えられたら終わりだ。」ナスカが白いスーツ姿でソファーに座り、頭を抱え込んだ。「心配ない。俺の手下もいる。おいお前ら、芸浄隊を中に入れるな。」麻薬組織の男が無線で部下に叫んだ。…続く。
- Re: 芸能界浄化睦軍 ( No.17 )
- 日時： 2016/04/30 20:49
- 名前： 梶原明生 （ID: x03fhwcN）
…マシンガンや拳銃で武装したＧＫや麻薬組織のメンバー達は芸浄隊に発砲してきた。「発砲確認っ」藤高曹長が無線で叫ぶと藤岡少佐が応える。「わかった。自衛権行使、発砲許可っ。繰り返す発砲許可だ。」「了解。撃てーっ。」藤高曹長のかけ声と共に全員の８９式小銃がＧＫ等に向けられた。パンパンッといった発砲音が廊下中に響く。…続く。
- Re: 芸能界浄化睦軍 ( No.18 )
- 日時： 2016/05/26 19:31
- 名前： 梶原明生 （ID: D486Goe5）
…「フォローっ。」後方の隊員に藤高曹長が叫ぶと、８９式小銃の弾幕の中、防弾盾班と共に前へ進む。ＧＫ等メンバー４人を射殺したが、空いていた部屋に隠れていたＧＫメンバーがナイフをアンダーハンドに構えて振り下ろしてきた。すかさず反応した藤高曹長は十字受けしながら敵の手首をリストロックし、腕固めして引き倒し顎めがけて肘打ちを食らわし、反対側に腕を引き伸ばして投げ飛ばした。腹に膝蹴りを何回も食らわし、インシュロックによる拘束は部下達が行った。「ドア前制圧完了。一名確保。」藤岡少佐に伝える。「指揮班了解。本丸へ突入せよ。」「本丸突入了解。」２つのドアの前に両脇に隊員が配置し、互いの肩を軽く掴んだ。ショットガンとドアハンマーを構えた二人の隊員が突入のカウントダウンを数えた。藤高曹長が閃光音響手榴弾のピンに指をかけて待機した。「３、２、１、突入っ。」ショットガンが発砲され、ドアハンマーで破壊するとすぐに閃光音響手榴弾を投げ入れた。「バンッ」という凄まじい光と爆音が部屋中に響く。「糞、芸浄隊のバカ共が」麻薬組織とＧＫの幹部が一斉に銃撃してきたが、藤高曹長達の敵ではなかった。…続く。
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