二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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混沌なる日常
日時: 2016/01/29 00:03
名前: 折紙 (ID: rRIugyj2)

はじめまして、折紙(おりがみ)と申します。
こちらではスマブラを中心に、ドラクエ、七つの大罪、他いくつかの作品によるクロスオーバーを書いていきます。
初心&未熟なものですがよろしくお願いします。

〈注意事項〉
・文才がないので間違った言葉使いで書かれているかもしれません。その点はご承知ください。
・書く速さが蝸牛のごとく遅いので、一つの話に日数がかかる場合があります。その点もまたご承知ください。
・オリジナル設定が多いです。キャラの設定などは時々アップします。
・カップル要素はあります。ノーマルが基本ですが、他のネタも出ることがあります。
・キャラ崩壊、パロディなどが頻繁にでます。故にカオス。
・キャラによって出番の差があります。
・感想や意見、質問は歓迎です。ただし、誹謗発言など閲覧者の迷惑になる書き込みはやめてください。

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Re: 混沌なる日常 ( No.28 )
日時: 2016/04/06 16:17
名前: 折紙 (ID: rRIugyj2)


VSゲルニック将軍&皇帝ガナサダイ!!


ゲルニック「ではいきますよ、バギムーチョ!!」
ナイン「みんな下がって!。マホカンタ!」
ゲルニック「クッ!、忌々しい。マホカンタですか」




ゲルニックが先制してバギ系最上級の技を放ったが、ナインのマホカンタによって跳ね返され自らがダメージを負った。他の3人はナインが言った通りに後ろへ下がったためダメージを最低限に抑えられた。




ジェリコ「まずはてめぇからだ鳥!、おうりゃ!!」
ソロ「数を減らさねーとな。ギガソード!!」
ナイン「クリフトはガナサダイの動きを常に見張って!。マヒャデドス!!」
ガナサダイ「そう簡単に貴様らの思いどうりにはさせん。トルネード!!」
ゲルニック「ナインさん以外は呪文は通じますね。メラガイアー!!」




敵を減らすため、体力の低いゲルニック将軍の方から倒そうとするもその考えを読んでいるガナサダイがこちらの技を寄せ付けない。






ゲルニック「ホッホッホッ!。不気味な閃光!」
ナイン「くっ!。弱体か!」
ガナサダイ「トルネード!!」
ソロ「うおわっ!?」
クリフト「回復します!。ベホマラー!」
ジェリコ「すまねぇ!」
ソロ「しかしどうすんだ!?。これじゃ消耗戦だぞ!?」
ナイン「そうだ!。ソロ、ラリホーマで動きを止めて!」
ソロ「わかった!。ラリホーマ!!」
ガナサダイ「ふん。(ラリホーマをかわす)」
ゲルニック「ぐあっ!?zzzzz…」




攻防を繰り返す中、ナインの作戦でゲルニックの動きを止めることに成功した。




ソロ「いっきにいくぞ!。ギガソード!!」
ナイン「メラガイアー!!」
ジェリコ「神速之断骨!!」
ゲルニック「ぐぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」





そして3人の大技をくらい、ゲルニック将軍は倒れ、消滅した。




ガナサダイ「ゲルニック!!。くそっ、役立たない者めが!」
ナイン「お前も地獄へと戻ろうか!。魔力かくせい、最大力メラガイアー!!」
ガナサダイ「ぐ、ぐあああああああ!!」






ナインの本気をくらい、ガナサダイは膝を地に着いた。




ジェリコ「よっしゃー!。これで終わりだな!」
ナイン「いや、次が本番だよ。まだ本気だしていないんでしょ、ガナサダイ」
ガナサダイ「一度では飽き足らず、二度もわが膝をつかせるとは…。よかろう。我が全ての力をだそう。そして後悔しろ!。己の儚さを!!」







ガナサダイ「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」







ガナサダイの雄叫びと同時に禍々しい光に包まれた。そして光が消えたときに出てきたのは、骨だけの体となり、右手には槍、左手には盾を構えた、巨大なる魔物の姿。そう、ナインが知っているガナサダイの本当の姿。暗黒皇帝ガナサダイだ!。







ジェリコ「お、おい。なんだよこれ…!。魔人化したヘンドリクセンよりもヤバい魔力だぞ!?」
クリフト「これは…。暴走したピサロさんよりも禍々しい…!」
ナイン「どうやら、他のやつら同様強くなっているね」
ガナサダイ「さすがは勇者、とでも言おうか。そうだ。我が今の力はある方より授かった!。過去の我とは違うぞ!!」



そう言い、ガナサダイのは地に尻尾に当たるであろう三本の骨を刺し、呪文を唱えた!。





ガナサダイ「多数魔法陣、三重奏(トリオ)…」




すると、ナインたちの足元に三つの魔法陣が出現した。





ソロ「なっ!?」
ナイン「一度にみっつ!?」
クリフト「これでは回復が!?」
ガナサダイ「イオグランテ!!、ギラグレイド!!、マヒャデドス!!」






そして、ガナサダイが呪文を唱え終わると同時に、3つの違う呪文が発動した。攻撃範囲が広すぎて4人は回避ができず、命中した!。かつて戦ったときとはくらべものにならないほどの強さだ。






ナイン「くっ!、強くなったって言っても強すぎでしょ!?」
クリフト「私回復に専念しないときついですね!。べホマズン!」
ジェリコ「これにどうやって勝てってんだ!?」
ソロ「姿から見て、奴はゾンビ系…。クリフトは回復に専念!、ナインはメラガイアー!、俺とジェリコは奴の目線をひきつける!。わかったか!」
ソロ以外の3人「わかった!!(わかりました!)」


ナインたちはソロの作戦を聞き、動いた!。



ガナサダイ「無駄なことを、ギガブレイク!!」
ジェリコ「やられてばっかでいられるかよ!!。神速之断骨!!、からの神速之十閃!!」
ガナサダイ「ぬうっ!?」
ソロ「俺もいるぜ!。ジゴデイン!!」
ガナサダイ「ぐあっ!!」



ガナサダイが斬撃を繰り出すがジェリコがそれを打消し、ソロが弱点属性であるデイン系最上級の呪文を唱えてガナサダイにダメージを与えた。



ガナサダイ「小癪な!、オーロラブレス!!」
ソロ「うおっ!?。寒い!?」
ジェリコ「ぐあっ!!、あ、熱い!?」
クリフト「べホマズン!!。オーロラブレスは炎ブレス系と吹雪ブレス系の最上級のダメージを同時に与える攻撃です!。前方に攻撃範囲が広いので気を付けてください!!」
ナイン「みんなとにかくダメージを与えるんだ!。メラガイアー!!」
ガナサダイ「甘い!!、メラガイアー!!」




ナインが隙をついて弱点のメラガイアーをくらわせようとするが、くらうまいとガナサダイは同じ技で相殺する。





ガナサダイ「やはり貴様らが我に勝つことなど不可能!!。多数魔法陣、三重奏!」




そう言い、ガナサダイは再び呪文を唱えた。狙いはナインだ!。ソロはそれに気づき、自らが持つ最強の技を唱えた!。





ソロ「みんなの魔力を勝手に借りるがすまん!。ミナデイン!!」
ガナサダイ「ドルマドン!!、ドルマドン!!、ドルマドン!!!」





ガナサダイがナインに向かってドルマ系最上級の呪文を3連で放った!。そして、ソロが放ったミナデインとぶつかり巨大な爆発がおき、当たりは煙がまった。





ソロ「はぁ…はぁ…、間に合った…!。ナインは無事だよな…!?」
ガナサダイ「ヌウッ!、あの天使め、どこに隠れた!?。遠くからでないと攻撃できない臆病が!!」
ナイン「誰が臆病だって?」
ガナサダイ「なっ!?」





煙がまい、ナインを見失ったガナサダイの前に、いつの間にかナインが目の前にいたのだ!。この煙に紛れて気づかれずに移動していたのだ。







ナイン「確かに強くはなっているけど、君の行動はもう読めた。マホトーン!!」
ガナサダイ「くっ!?」




ナインはガナサダイに対して呪文を封ずる呪文、マホトーンを使い、ガナサダイから離れてソロの近くへと来た。ジェリコとクリフトもソロのもとへ集まった。


モンスターズに出れなかった八つ当たりに見えるほどの強さ!!

Re: 混沌なる日常 ( No.29 )
日時: 2016/04/06 16:20
名前: 折紙 (ID: rRIugyj2)


攻略法とは!?。

ソロ「動きが読めたってどういうことだ?」
ナイン「ガナサダイは呪文を同時に三つも放つことができているけど、ギガブレイクとオーロラブレスの時は一度ずつでしかしていない」
ジェリコ「だからどういうことだよ!?。簡単に言えよ!」
ナイン「あいつのパターンは三つ。呪文、ギガブレイク、オーロラブレスだ。あいつは呪文を得意とするボスだからマホトーンで呪文を封じることができれば、同時にだせないギガブレイクとオーロラブレスだけになる!。どんな相手にも癖は存在する!」
クリフト「一番危険な技を封じた、と言う事ですね!」
ソロ「よし!、ジェリコ!。あいつが斬撃、もしくは通常攻撃してきたらお前の技で対応、ブレスは回避だ!。俺とナインで止めを刺しに行く!!」
ガナサダイ「この若造共があああああああああ!!!」




自分が得意とし、かつ、相手にもっともダメージを与えることができる呪文を封じられ、さらに相手に自分を倒せると確信され、プライドの高いガナサダイは激怒した。




ガナサダイ「我はこの世界を支配する者!。負けるはずなどがない!!。ギガブレイク!!」
ジェリコ「わかっちまえばこっちのもんだ!。神速之断骨!!」



自分が劣勢になったにもかかわらず、ガナサダイはギガブレイクで攻撃をした。しかし、それはジェリコの技によって打ち消された。



ソロ「痛めつけてくれた礼をさせてもらうぜ!。ジゴデイン!!」
ガナサダイ「グオアッ!!」
ソロ「からの、ギガソード!!」
ガナサダイ「ヌアッ!!」



ジェリコの攻撃から間髪入れずにソロが弱点呪文と斬撃の2連続攻撃を与え、宙に浮いてたガナサダイは地に落ちた。そして、魔力かくせいをしたナインが自らの前に立った。



ガナサダイ「我はあの方から力を頂いたのだぞ!!。貴様ら勇者共を倒す力を!!。なぜ再び貴様らに負けるのだ!?」



ガナサダイは今の状況に至っても自身の勝ち目がないことを認めなかった。そしてなぜそうなったかがわからなかったのだ。近寄ったナインはこう告げた。




ナイン「確かにお前は、前に戦ったときよりもはるかに強い。一人だったら間違いなくぼくの方が負けていた。だけど、ぼくは常に誰かと共に戦ってきた!。仲間を信じ常に修行をした!。お前はもらった力を過信し、仲間を信じなかった。それがお前の敗北だ」



全て言い終えて、ナインは呪文を唱えた。死にたくないガナサダイは命乞いをした。




ガナサダイ「ま、待て!。我はあの方に認められてない!。我が抜けたとしても奴らにはなんともならん!!。もう、このようなことは…!」
ナイン「はあー。かつてガナンを小国から大帝国に作り変えた皇帝と同じとはぼくは思わない。そして、お前は神の許しを得ずに復活をし、悪行をした…」







ナイン「地獄に堕ち、その過ちに贖罪しな」





ナインはそう言ってメラガイアーを放った。ガナサダイは悲鳴を上げながら燃えていき、そして、最後にはなにも残らなかった。








ナイン「さて、どうやら問題が増えちゃったようだね」
クリフト「え?、あとは行方不明者の救助だけなのでは?」



そう。みなさん忘れがちだと思いますが、今回の任務は敵の全滅ではなく行方不明者の捜索、そして救助。ナインたちは敵を倒してから救う予定だったのだが、アリーナとバンが行方不明者がいると思われている”閉ざされた牢獄”に落ちてしまったため、二人に(勝手に)任せてボスバトルをしてたのである。




ナイン「それもそうなんだけど、ガナサダイの言っていた”あの方”ってのが気になるんだよ」
ソロ「まあ、それは作者に結果を報告するときに言えばいいんじゃねーのか。それよりもさっさと行方不明者を…」





気になることもあったが、最初に離れてからずっと見ていないアリーナとバンの現在が心配のため、行方不明者のいるであろう”閉ざされた牢獄へ向かおうとした、そのとき!。





「大変だーーーーーーーーーーーーー!!!」
4人「!!?」




突然、自分たち以外の大声が聞こえ、何が!?、と驚いて後ろを振り返ると、そこには肩にアリーナを抱えて全速力で走ってきているバンが見えた。




クリフト「ひ、姫様!?。大丈夫ですか!?」
ソロ「落ち着けクリフト!、お前はアリーナを回復させろ!!」
ジェリコ「おいバン!、いったいなにがあったんだ!?」
バン「…俺とアリーナが落ちたあと、牢獄みたいな場所に着地したんだ…」


バンとアリーナと合流!。しかし…?。

Re: 混沌なる日常 ( No.30 )
日時: 2016/04/06 16:21
名前: 折紙 (ID: rRIugyj2)

ここからはバンの語りです。


………あの落とし穴はそれほど長くなかったな。



ドオゥゥゥン!!……




アリーナ「もうー!、腰うったじゃないの〜!」
バン「こりゃ地下の部分だな。あいつらはまあなんとかなるだろ♪。しかしなんだか牢屋みてーなところだがいったいなんだぁ?」




俺とアリーナは落ちたあと、地下へとついたんだ。周りは暗くてわかりづれーが、ここが牢屋だってのはわかった。






アリーナ「な、なんなの!?」





そんで、目が慣れてきたときに段々と見えたんは…。






「うぅ……」
「く、苦しい…」
「も…う…、ころ……れ…」





檻の中に閉じ込められ、四肢を拘束されている人々だったんだ!。ただ拘束されているんじゃねぇ、まるで力や生命力を奪われているかのようにひどく弱っていやがった。俺はすぐ、行方不明者とはおそらくこいつらのことだってわかったんだ。







バン「こりゃひでぇ。ほとんどが死にかけているな。」
アリーナ「なんで、こんなことを…」






「おうおう、まさかあんな罠にひっかかる奴がいたとはな!!」





で、俺らが周りの光景を見てたらよ、俺らん前になんか猪みてーな魔物が現れやがってよ。






アリーナ「こいつは…!」
バン「おめぇ誰だ?」
ゴレオン「なにぃい?。この閉ざされし牢獄の管理人である帝国3将が一人、ゴレオン様を知らないだとぅおお?」
バン「んなことぁ知らねえな」
アリーナ「それより、この人たちを解放しなさいよ!。あとなんでこんなことをするのよ!」
ゴレオン「あ〜あ?、理由だ〜?。こいつらは俺様たちの強化のためにいるんだよ!。むしろ誇りだと思ってくれてほしいんだがな!!」






あいつの話だとよ、ガナサダイは復活をしたときに、軍事力を高めて再び勇者が来たときに返り討ちにするため、かつて使っていた魔王と同格の強さの悪であるエルギオスを探したらしい。しかし見つけることができなかったから、世界中から人々を誘拐して軍の強化の材料とした、ってんだ!。






アリーナ「そんな…、なんてひどいことを!」
ゴレオン「どうやらお前たちがさっきまで上でうるさくしてた侵入者だな。ここを知ってしまったからには死んでもらうしかあるまい!!」




そう言って、あいつは巨大鎖鉄球を構えたんだ。まあどうせ、そんなもんで殺せるわきゃねーがよ。




バン「あ?。そんなもんで俺を殺せるのか?」
ゴレオン「お前、自分の状況がわかっているのか!?」
バン「そりゃもちろん。おいアリーナ。お前は牢の中んいる奴らでも助けてろ」
アリーナ「え?。鍵は?」
バン「んなもん素手で開けりゃいいだろ」
ゴレオン「俺様を…シカトするんじゃねぇーーーーーー!!!」




あいつは俺に向かって渾身の一撃で鉄球を頭にぶつけてきた。俺の頭か?、もちろん吹っ飛んだぜ。体だって頭を失っちゃ、立てねーだろ?。あいつは周りを見渡したがアリーナは人々を解放しに奥の方へと向かったっぽいな。




ゴレオン「はっ!。所詮俺様の敵ではない!。ここに俺様がいる限り逃げることなど不可能だ!!」
バン「いや、そもそも逃げる気ねーから」



ボッ!




あいつは知らねーよな。俺が不死身なのを。そして自分が逆に殺されたことをよ。俺が獲物狩り(フォックスハント)であいつの心臓を取って潰してやった。それにあいつが気づいたのは自分(てめぇ)の心臓が俺の手の上にあるのを見たときだったぽいな。そん後、それと同時に倒れて勝手に消滅した。どうやら完全に死んだらしーな。





バン「あっけねーな」
アリーナ「バンさ〜ん!。ここ牢屋が多いから手伝ってよ〜」
バン「ったくよう」








ジェリコ「じゃあ、救出は終わったんだな!」
ナイン「ゴレオンはそこにいたか…。あれ、数が合わない…?」
ソロ「なんのだ?」
ナイン「敵の数だよ。城の前でガナサダイはゴレオン、ガナサダイ、ゲルニック自身以外に4体いるって言っていた。妖女イシュダル、スライムジェネラル、怪力軍曹イボイノス。そしてあと1体…」
クリフト「それは、元神のところにもう一体いたのでは…」
ナイン「いや違う。ガナサダイは知らないと言っていたから…、まだ1体なにかがいる!」
バン「ああ、俺は見たんだ…」








バン「にしても広い所だな。上よりでかいんじゃね?」





俺は牢屋を数ヶ所開けてそのまま奥の方へ行ったんだ。ああ?、途中の魔物?。そんなもん殴って倒した。で、おそらく最深部にあたるところまで来たんだ。そこには…。








???「…人間がこんなところに来るとはなぁ…。ならあの鳥は死んだか…」



なにかが捕えられていたんだ!。しかも同時にヤバいとも思ったんだ!。



バン「なんだこりゃあ!。このオーラ、魔人か!?。こんな魔人はいねーはずだ!?」
???「魔人にこだわる言い方…。あの方が言ってた”七つの大罪”の世界の人間だな。そうであろう、強欲の罪(フォックス・シン)、不死身のバン(アンデット・バン)よ」
バン「なっ!?」




俺は驚いたぜ!。クロスオーバーにおいて、自分たちクロスオーバーチームの存在は世界の全体で知られているが、自分の世界以外の世界のことをくわしく知っている奴はほとんどいねーって作者が言ってたんだ。それを目の前にいた魔人を名乗る魔物はピンポイントで当てたんだ!。俺の二つ名の両方を!。クロスオーバーのメンバーは名前と住む世界、軽い説明が公開されてるのも作者から聞いたことがあるが、俺のもう一つのあだ名、不死身のバン(アンデット・バン)は一切公開されていねーんだよ!。それもあいつは知ってた。





バン「てめえ、なにもんだー!!」
いにしえの魔人「我はいにしえの魔人。いけにえを食らい、人の願いをかなえる魔人よ。だがそれも古きことよ」
バン「願いをかなえるだと!?、じゃあ今まで捕えられてたのも誰かの願いをかなえるためだ!、てのか〜?」
いにしえの魔人「我は協力をしたまでにすぎん。人間を滅ぼす目的が一致して、我が力を軍の強化に使わせてやったのだ。無駄なようだったがな」
バン「なるほど、それじゃソロとナインの奴は順調ってわけか」
いにしえの魔人「我らはあの方によって再び生を受けた。ならばあの方につくし、あの方を邪魔をする者全てを滅ぼす!!」




話すことを話したやつは、自分を封じていた鎖を破壊しやがった!。




いにしえの魔人「かつては人間にやられたが、あの方によって我は最高の力を得たのだ!!」




そう言って、やつは大きく息を吸い始めたんだ!。ブレスで攻撃するのは見てわかったが、危ねぇって思ったんだ。俺は逃げようとしたんだよ。けどよ。




バン「(なんだ!?。足が重く感じやがる!?。それに力もでねぇ!?)」




俺と同じかそれ以上の存在と自分(てめぇ)が感じちまったんだ!、この魔人相手にするにはナイン、おめぇが必要だっていち早くわかった。それで逃げようとしたんだ。そんときに俺の体に異常が起きたんだよ!。さらに、最悪な出来事が起きやがった!。






アリーナ「ちょっとバンさーん!。どこ行ってたのよ!?」
バン「アリーナ!!、離れろーーーーーーー!!!」



人々の解放を終えたアリーナがここにきやがったんだ!。俺は叫んだが、もう手遅れだった。






いにしえの魔人「光のブレス!!」





その後、目ん前が真っ白になった。俺はしばらくして再生したが、そんときに見たのはその攻撃でひん死になったアリーナだった。





いにしえの魔人「ほう、どうやら本当に不死身のようだな。人間にしては強いではないか」
バン「おい!、大丈夫か!?。ちっ!、こりゃやべーな!!(アリーナを抱え、全力で逃げる)」
いにしえの魔人「しかし、逃がすわけにはいかぬな!!」
バン「身体狩り(フィジカルハント)!!」
いにしえの魔人「ぬう!?、力が…!?」





俺はあの魔人の身体能力を取れるだけとって奴から逃げた!。後ろを向くことなく、ただ逃げた!。………



最後の敵、出現!?。

Re: 混沌なる日常 ( No.31 )
日時: 2016/04/06 16:24
名前: 折紙 (ID: rRIugyj2)


語り終了。



バン「それで今だ」
ナイン「まずいね、いにしえの魔人はパラメータの操作を得意とする魔物だ。ヘナトスとルカナンは僕のバイキルドとクリフトのスクルトで打消しが可能だけど、正直きついね…」
ジェリコ「おい!?。バン、お前それを使ったってことは!」
バン「ああ、そろそろあいつが復活する…。これを使っちまうと動けねーからよ…。おまけに限界までとったからもう無理だ…」
ソロ「ナイン!、対策はあるか?」
ナイン「ソロは戦わないで回復を頼む!。呪文が僕たちに届く範囲でクリフトと避難。クリフトはバンさんとアリーナから離れないで!。少し厳しいけど僕とジェリコで戦う」
クリフト「無茶ですよ!?。さっきのガナサダイが3人でやっとだったのですよ!?。不死身であるバンさんが危ないと思う相手に二人では!?」
いにしえの魔人「そう。我を倒すのは不可能」
5人「!?」




そこにはいにしえの魔人が立っていた。いくらバンの効果が切れたとはいえ早すぎる登場に5人は硬直した。




ジェリコ「おいおい!?。これじゃ本当に俺らの所の魔人と変わんねーぞ!?」
ナイン「けど、ここで引いてはいけない!。勝ち目が薄くても挑むんだ!」
いにしえの魔人「なるほど。まさかあの時我を倒した人間がいるとはな。納得だ。だが、二度も奇跡が起きると思うな!!」








いにしえの魔人「ヘナトス!!」
ナイン「やらせないよ!。バイキルドで打消し!!」
ジェリコ「おうりゃ!!」




パシィィン!!


ジェリコ「んなっ!?。指で止めやがった!?」
いにしえの魔人「そんな遅い攻撃、止めることなどたやすい」


ドガッ!!



ジェリコ「ガハッ!?」



なんと、いにしえの魔人はジェリコの攻撃を人差し指と中指の2本だけで止めた!。そしてジェリコを蹴りで攻撃し、反対の壁まで吹っ飛ばした!。強くぶつかったのか、ジェリコはそのまま動かない。





ナイン「マヒャデドス!!」




すかさずナインが呪文を唱え、いにしえの魔人が立っていたところに巨大な氷塊ができた。





ナイン「いくら力があっても、僕の範囲攻撃なら回避することは困難だ!!」
いにしえの魔人「確かに、かつての我ならそうだったろう」
ナイン「え!?」




ボカアアァァン!!!!



ナイン「グゥオハッ!!?」




バリィィィン!!




当たったと思ったマヒャデドスは回避されて、運悪く痛恨の一撃が発動し、ナインは自分の放った氷塊の方へ吹っ飛び、当たった衝撃で氷塊は砕け散り、ナインもまた、そのまま動かなくなった。





クリフト「そんな…、あの二人が簡単に…!?」
ソロ「なにかがおかしいんだ…!、まさか、無詠唱か!?」
いにしえの魔人「ほう、さすがは勇者の参謀。そうだ!。我はあの方によってパラメータを操作する呪文を無詠唱で使うことができるようになったのだ!!」





普通は口などで言ったり、魔法陣を使ったりしないと呪文を使うことはできない。だがいにしえの魔人は、パラメータ系の呪文に関してはそれを必要とせずに使うことが可能となったのだ!。これによって相手がに気づかれずに弱体させることや、戦闘中に自らに使って形勢逆転をするなどが可能。その真実はソロとクリフトが勝ち目がないと知るのに十分だった。





いにしえの魔人「もう終いか。ならば、ここで貴様ら全員を殺すとしよう。不死身のバン(アンデット・バン)は…奴らにでも渡すか」




いにしえの魔人は力を、テンションを上げ始めた。次の技、光のブレスでこちらを確実に仕留める気だ。自分たちだけでなら逃げることは可能だったかもしれない。だが二人は逃げなかった。仲間を見捨てることは、自分たちが死ぬことより嫌いだった。





いにしえの魔人「終わりだ!!。光の……」



もう駄目だ。二人が絶望しかけた。そのとき!。

















……待て 悪しき魔人よ……




いにしえの魔人「ぬぅ!?」



どこからか声が聞こえた。二人だけでなくいにしえの魔人にも聞こえている。辺りには自分たち以外は誰もいない。この声は一体なんなのか…?。








……ここは貴様ら”魔王軍”と”闇”がいてはならぬ世界……







……”平和”なる世界だ……






キイイイイイイイイイイン!!!!




いにしえの魔人「ぐああああああああああああああ!!!?」






突然、いにしえの魔人の頭上から太く強い光が天井を突き破り、差した!。その光を浴びたいにしえの魔人は大きな悲鳴を上げた。








いにしえの魔人「我が…我が再び人間に……!?。いや……この力は…まさか……てん……し…か…」





そして光が段々と細くなっていき、光が消えたとき、いにしえの魔人の亡骸はなかった。




ソロ「な…なんだ!?、今の光は!?」
クリフト「マスタードラゴンではないのは間違いないですが、いったい…!?」





……勇者たちよ 悪しき帝国を倒してくれたこと…感謝をしよう……




ソロ「お、おい!。あんたは何者なんだ!?」





……名は言わぬ 自由なる翼…そう呼ばせてもらおう……





クリフト「自由なる…翼…」




……この世界の悪しき魂 それが全て復活した……




二人「!?」





……奴らはあらたなる二つの世界の者共…”闇”と手を組んだ……



……うちの一つ…妖精の世界の悪もまた…全て復活した……




クリフト「あらたなる二つの世界!?」
ソロ「おいおい、敵はどんだけいるんだよ!?」





……悪は半月先…闇の道化と悪意の塊は妖精の世界を滅ぼすために現れる……




……奴らに会うには…舞の祭典へと現れよ……





ソロ「おい、いったい何を言ってんだ!?。お前はなんなんだよ!?。」






……幸運を祈るぞ 世界を燃やす者の友共よ……






その言葉のあと、声は聞こえなくなった。




自由なる翼とは…!?。

Re: 混沌なる日常 ( No.32 )
日時: 2016/04/06 16:25
名前: 折紙 (ID: rRIugyj2)


謎があるまま任務完了…。





折紙「…で、それが今回の報告の全てだね」
ナイン「うん」




後日、折紙の部屋には今回の6人が報告をしてた。あの後、クリフトがナインとアリーナをザオリクで復活させ、ナインのルーラで全員ウォルロ村へと行ってリッカの宿屋で一晩を過ごした。ソロ以外は怪我が多く、バンがまだ動くことができなかったからだ。次の日に、ナインとソロは謎の声の言葉の真偽の確認、それ以外はこの世界の観光をした。屋敷に帰ってきたのは二人の確認が終わってからだった。




ソロ「いろいろ聞きたいことがあるんだがよ作者。あらたなる二つの世界ってなんだよ!?」
折紙「ああ。それね。実は新ジャンルをいれることにしたんだよ」
アリーナ「ええ!?、そうなの!?」
バン「まだ今回も含めて4つしか書いてねーしだれからも感想を書かれたことがない作者が新ジャンル追加ってマジかよ!?」
折紙「おいバン。真ん中は余計だ(#^ω^)。まあ確かにこの件はリーダーズと何人かにしか教えてないからな。七つの大罪を中心にこのことは任せてる。てかバンは知ってるだろ?」
ジェリコ「おい知ってたのかよ!?」
ソロ「キングとエレインの頼まれごとってこれかー」
折紙「そろそろあいつが来ると思うが…」




作者が新ジャンルのことについて話していると、メリオダスが入ってきた。





メリオダス「作者ーー!。直接話してきたぜ!」
折紙「おー団長ー!。で、どでした?」
メリオダス「あいつらに話したら、学校を借りてビックイベントをする、って言ってたんだ!」
折紙「え、なに!?。どんなのか俺だけに教えて!!(wkwk)」
メリオダス「それがな…」



メリオダスの報告にわくわくしている作者だったが、その顔は段々と怯えたような顔になっていった。




折紙「それって、まだ挑戦者は決まってないよな?」
メリオダス「俺らも参加するから今考え中だとよ」
折紙「よし!。団長はもっかい行って伝えてくれ!。『開催は明後日!、七つの大罪全メンバーも参加!。審査員は俺とマリオとロトも入る!。そして、今からそのメンバーで訪れる!。』いいか!」
メリオダス「ほいほいほーい。まあ大丈夫だと思うけど…」
折紙「あれをなめたらヤバいから!。クリフト!。急に悪いが治療班として俺が言う奴らに明後日の予定を開けるよう伝えろ!。ナインとソロは解散でいいぞ!」
クリフト「わかりました!。すぐいってきます!」
ソロ「じゃあ俺はロトさんでも呼んでくるか…」
ナイン「じゃあ僕はマリオさんを!」
折紙「じゃあ団長!。俺らは集合場所に待機!。全員揃ったらいくぞ!、新しい世界へ!…」












折紙「”白猫プロジェクト”の世界へ!!」





終わり



後書き


前後編に分けて書いた、ドラクエⅨの世界の任務がようやく書き終わりました。前回はほんの少しギャグを入れてみましたが今回は戦闘シーンをたっぷりと入れました。まあそれでも2戦分ですが、どうだったでしょうか?。一番悩んだのはイボイノス戦のところですね。普通に書くとただの酔っ払いで戦いにならなそうだからね(笑)。書いていた時期にちょうどゼルダの伝説の実況を見ていて、リーデットを見て怖い路線で行かせてみようとなってこうなりました。あと報告でバンの言ってたことですが、読んでくださっている方々の感想は、たとえ短くてもあったらとてもうれしいです。
物語の方も今までとは少し、かなり違った感じになってきました!。復活していく魔物たち、”あの方”と言われる存在、そして新たなる二つの世界。それぞれの世界でなにかが起こりそうですね。白猫プロジェクトは私のマイブームと言っていいほど好きなゲームですからね。早くマリオたちとの絡みを書きたいですよ。






感想等、OKです!。


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