二次創作小説（新・総合）
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
- 日時： 2021/02/12 09:53
- 名前： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （ID: 7qD3vIK8）
【どうしようも無いダメ人間でも、世界を救えるのか？】
どうもメタルメイドウィンです
結構久しぶりにストーリー・クロス系を書いてみようと思います
【注意】
時系列はSEASON1辺り
クロスオーバー
原作から外れた展開
マガイモノorオリキャラ
オリキャラor作者募集中
テンプレート >>2
シェリル・パルメルト(エイジア氏のオリキャラ) >>6
カルミア・ベゴニー(からあげ氏のオリキャラ) >>11
キース・メランジェ(葉月氏のオリキャラ) >>12
BAR－0666(生ブスカジ氏のオリキャラ) >>21
ファントム・P・プライム(シュンP氏のオリキャラ) >>26
フォルト(餅兎ユーニアス氏のオリキャラ) DM枠
黒井静華(フランソワーズ氏のオリキャラ) >>37
キカガク(幾何学模様氏のオリキャラ) >>63
【主となる参戦作品】
ドラえもん
まちカドまぞく
マリオ＆ルイージRPG系
モンスターハンター
攻略本を駆使する最強魔法使い 〜命令させろとは言わせない俺流魔王討伐最善ルート〜
魔宝戦士ガーネット(オリジナル枠)
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.397 )
- 日時： 2021/01/30 12:50
- 名前： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （ID: VOI/GMTL）
【第67話】
「愛してると言ってくれ」
アベネスが言葉を上げたその瞬間、アベネスの上空から何かが飛んできて‥‥‥‥‥
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥‥え？」
切断された
スターアベネス
「！！！‥‥‥あ、あ」
キカガク
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥ほら、斬りました」
キカガク
「これで、よかったのでしょう？」
たくっちスノー
「‥‥‥‥こ、コトワリ様？なんで‥‥‥‥‥」
キカガク
「なんでも何も、【もういやだ】と言ったので、では失礼します」
「‥‥‥‥‥う、あの野郎‥‥‥忘れてた、あれ？」
スターアベネスは体を動かそうとするが、立ち上がらない‥‥‥‥‥
その体は、綺麗に縦に真っ二つに切断されていた
テネ
「あーーーー！！！あの馬鹿！！オレ達を身体ごと斬りやがった！！」
テネ
「あの野郎覚えとけよ！！これ終わったら【夜廻】の世界めちゃくちゃにしてやるからな！！おいベル、起きろ！！とっとと再生するぞ！」
ベル
「‥‥‥‥‥‥‥うん」
半身となったテネとベルの体はネガイストーンを共鳴させてくっつこうとするが、弾かれる
テネ
「は！？縁切りの力強すぎだろ！？」
ベル
「‥‥‥‥タイゴンほどじゃないけどランクの高いメイドウィンだから‥‥‥‥」
テネ
「仕方ねぇそれぞれ体と顔半分作るぞ」
テネとベルはそれぞれ歪な姿の半身を作り出す
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥‥‥！！はやく、」
テネ
「うっせぇ！！いちいちオレを頼るんじゃねぇ！！」
テネ
「オレが叶えるのは本気で叶えたいと思ってないクソ野郎のクソみたいな願いだけなんだよ！！」
テネ
「そんなに大事なら自分でやれ！！オレ達にケツ拭かせんな！！」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥だって、僕がいない方が」
テネ
「本気でそう思ってるなら」
ベル
「‥‥‥‥テネ、僕は」
テネ
「‥‥‥‥‥‥が、ベルの言う通り今のお前とは勝負にならねぇ、ここは引いてダークウィンのところに行くか」
たくっちスノー
「‥‥‥‥僕は、全てを」
テネ
「オレは時空とかどーでもいいんだ！！お前がやりたいなら‥‥‥お前でやれ！！」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.398 )
- 日時： 2021/01/30 19:46
- 名前： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （ID: VOI/GMTL）
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥‥ははは、はははは」
たくっちスノー
「ははははははははは！！！！」
たくっちスノー
「そうじゃないか！！こんな事まで他人に頼って迷惑かけて、それじゃ本当にどうしようもないやつじゃないか！！」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥気付かせてくれてありがとう、スターアベネス」
テネ
(‥‥‥‥‥‥なんで)
テネ
(なんでこんな状態で笑ってるんだよ、お前は)
たくっちスノー
「どこ行くの？」
テネ
「ダークウィン会いに行くんだよ！あの野郎、どこ行きやがっ‥‥‥‥‥」
たくっちスノー
「何言ってるのさ、ダークウィンならここにいるじゃないか」
テネ
「は？何言ってる‥‥‥」
ベル
「‥‥‥テネ！！空飛んで！！前！！」
テネ
「前？」
たくっちスノーの周囲から黒いガスが吹き出し始めた‥‥‥
テネ
「な、なんだ！？」
‥‥‥‥‥‥‥
【透明】
「‥‥‥‥まずいぞ！ダークウィンの反応がしてきた！」
【透明】
「結構濃いぞ‥‥‥‥‥‥たくっちスノーがここまで罪を深く認識してるとは‥‥‥‥」
【死神】
「‥‥‥‥‥‥その割には、たくっちスノーの正気が小さくなっていくようには思えない」
ネコタロウ
「ていうか、ダークウィンなんてどうやって倒せばいいニャ」
【透明】
「まぁ1番は罪を償う覚悟をすること、ポジティブな感情を見せて立ち直ることか、あるいは1年待つか‥‥‥‥」
ホロ美
「1年って」
【透明】
「監獄側からしたらあっという間な時間だよマジで、俺今何歳？」
【死神】
「言葉はいい‥‥‥‥それでどうすればいいかだけ答えろ」
【透明】
「いいか？まず菌を吐き出すにはたくっちスノーの調子を取り戻す必要がある。」
【透明】
「で、魔王化してるんなら何かしらの形を得ているはず、願いの対象は当然たくっちスノー。」
【透明】
「たくっちスノーにとって最も辛い相手の形をしているはずだ」
ネコタロウ
「局長にとって‥‥‥‥？」
ルイージ
「心当たりがあるとするなら‥‥‥‥‥」
マリオ
「‥‥‥そんなの、あいつしかいないな。」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.399 )
- 日時： 2021/01/30 21:06
- 名前： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （ID: VOI/GMTL）
‥‥‥‥‥‥
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥ダークウィン、だよ？」
ベル
「！！」
テネ
「あ、あれがダークウィンだってのか！？」
たくっちスノー、ベル、テネを丸ごと包み込む黒い瘴気は‥‥‥‥人のように見えた
その姿は覚えがあり‥‥‥‥
テネ
「あれって‥‥‥‥たくっちスノーの情報内にあったっていう‥‥‥‥【名無しの怪物】か‥‥‥？」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥そう、父さんだ」
テネ
「‥‥‥‥いや、これどう見てもあれだな？」
ベル
「うん、アレだよ」
黒い瘴気がベルとテネを包み込む
テネ
「思いっきり捕まったーー！！！」
ベル
「ぎゃああああ！！！」
たくっちスノー
「父さん‥‥‥‥‥！！」
【死神】
「たくっちスノー」
たくっちスノー
「！！」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥みんな？」
ルイージ
「うわなにあのでかいの！？」
【透明】
「嘘だろ！？ダークウィンがあそこまで活性化してんの初めて見たわ！！効きすぎってレベルじゃねーぞ！？」
ユージン
「おい、あれスターアベネスじゃねぇか？2つに分かれてるけど」
テネ
「あっ‥‥‥‥お前ら！？」
ドレッド
「何してるんだそんな所で」
テネ
「見りゃわかるだろ！！」
桃
「分かんないよ」
星金
「えっとそれどころじゃねぇや！！えーと」
星金
「えーと‥‥‥あれだ！よく聞いてくれたくっちスノー！！死ぬのはよすんだ！！」
たくっちスノー
「え？」
星金
「その、復讐をただ受けるだけが償いだけじゃないだろ？そういうアレを被害者と謝罪した上で相談を‥‥‥‥」
ヒルデ
「何言ってるんですか？」
星金
「俺だってわかんねぇよ！！」
ネコタロウ
「局長‥‥‥‥その、あんたは確かに犯罪者として色々やってきたけど、その‥‥‥たくさんの人を救うことだって出来るんだニャ、オレだって局長に拾われて良かったと思って‥‥‥」
たくっちスノー
「え？大丈夫だよ、死ぬわけないだろう？」
たくっちスノー
「こんなに悪人の僕が、死んでしまうことで許されていいわけないだろ？ね、父さん？」
ネコタロウ
「えっ‥‥‥‥」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.400 )
- 日時： 2021/01/30 21:43
- 名前： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （ID: VOI/GMTL）
たくっちスノー
「実際死んでどうなる？あの人達は？自分が死んだところで、全ては元通りになるのか？」
たくっちスノー
「失ってしまうぐらいなら、憎悪を無くして生きる活路を見いだせなくなるぐらいなら、この体を汚し続ける方がまだいいんじゃないのか？」
たくっちスノー
「だって‥‥‥‥それだけのことをしたんだ」
【透明】
「なんかネガティブにはなっちゃいないが‥‥‥なんか、なんか変」
のび太
「一体何が‥‥‥‥‥」
ユージン
「おいスターアベネス！お前なんかしたか？」
テネ
「知らねーよ！！なんかこいつが急に願いを叶えろって言ってきたんだよ！！」
ベル
「‥‥‥‥‥メイドウィンを生き返らせて、罪を無かったことにして、自分自身が存在しなかったことにしてほしいって、そう言ったんだ」
ベル
「自分は、幸せにも不幸にもなっちゃいけない、いないことが正しいって言ったんだ」
ホロ美
「え！？」
のび太
「そ、そ、‥‥‥そんなこと」
たくっちスノー
「だってそうだろう？悪党の正義ごっこに付き合わされる時空の為になれよ、この物語は僕のせいでめちゃくちゃになった」
たくっちスノー
「シャドー・メイドウィン・黒影が黒影剣と永遠に幸せになる為に作られた場所、それが時空なんだよ‥‥‥それを壊すなんて」
ダークウィン
【なんて罰当たりなのでしょう？】
【透明】
「‥‥‥‥‥‥‥やっば」
【透明】
「悪い、残念な知らせなんだけどさ‥‥‥‥克服したんじゃなくて、やばい段階に達している」
ベル
「なんで‥‥‥‥なんでそんなこと言うんだよ、たくっちスノー！！」
ベル
「黒影がいて、全てが無かったとして、それで平和になんてなれるの！？」
ミシャ
「ていうか、急にそんなこと‥‥‥私たちのことはどうするわけ！？」
たくっちスノー
「大丈夫大丈夫、ちゃんと決めたし魔王は全員倒す」
たくっちスノー
「‥‥‥‥僕は間違っていた、自分で決めた大切なことを誰かに任せて叶えるなんて、そんなの烏滸がましいじゃないか」
たくっちスノー
「僕はこの件を終わらせたら、自分が最初から存在しなかったことにする装置を開発するプロジェクトを広げる！」
たくっちスノー
「リメンバー・ツルギ・プロジェクトよりは実用的だろ？」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.401 )
- 日時： 2021/01/30 22:17
- 名前： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （ID: VOI/GMTL）
ネコタロウ
「そ‥‥‥‥そんな、何言って、局長‥‥‥‥オレは、本気でアンタに感謝して、監理局に‥‥‥」
ホロ美
「何よそのプロジェクトー！！私はそんなのより世界の為になることやりたいのよ！」
【透明】
「いや、一応世界の為じゃね？」
ホロ美
「たくっちスノー局長相手じゃ作れないのよ、正義の怪物！」
【透明】
「うーんこのクソ側」
【死神】
「‥‥‥‥‥‥ずっと、ずっとそんなことを考えていたのか、たくっちスノー」
たくっちスノー
「ああ、そもそも僕はプロジェクトの失敗作、剣じゃないもの。」
たくっちスノー
「勝手に逃げ出しただけで、普通なら廃棄処分されてもおかしくなかったんだ」
たくっちスノー
「おかしいから‥‥‥黒影は、父さんは死んでしまった」
たくっちスノー
「あの人は悪くない、僕が剣になれなかったのが悪いんだ」
たくっちスノー
「あの人は【常に正しくて】絶対に‥‥‥【決まってるかのように】完璧だった」
ユージン
「！！」
ユージン
「‥‥‥‥‥‥へっ、そういう事かよ」
ベル
「‥‥‥‥‥無理だ、ボクには無理なんだ、たくっちスノー」
ベル
「昔ね、好きな女の子がいたんだ、笑顔が素敵な、女の子‥‥‥たとえどう思われても、テネが嫌ってても、ボクは好きだったんだ」
ベル
「笑ってる顔がとても好きだったから、見ていたかったから、笑われても、笑わせたかった‥‥‥‥」
テネ
「お前‥‥‥‥」
ベル
「‥‥‥‥‥だから！！願いを叶えるなら、たくっちスノーであっても、笑ってて欲しい！！」
ベル
「‥‥‥‥‥幸せになろうよ‥‥‥‥僕はネガイモノ‥‥‥‥幸せを呼ぶ、七色の希望の石‥‥‥‥」
ベル
「誰かいなくなって実現する平和なんて‥‥‥‥」
テネ
「‥‥‥‥‥じゃあ罪消すか、黒影呼ぶかはやってもいいんじゃねぇのか、ベル」
ベル
「‥‥‥‥‥それをしたら、たくっちスノーはいなくなろうとする‥‥‥‥‥」
ベル
「黒影もいて、たくっちスノーもいるんじゃダメなの‥‥‥？」
たくっちスノー
「いいんだ、ベル君‥‥‥男の人格の君は、本当はそんなに優しい心を持っているんだね」
たくっちスノー
「心配しなくていいよ、心を持たない僕は本気で笑うことなんか出来ないから、ほら」
ベル
「‥‥‥‥‥‥」
ベル
「たすけて‥‥‥‥‥たくっちスノーと、テネを、‥‥‥ダークウィンから、‥‥‥たすけて‥‥‥‥」
ユージン
「‥‥‥任せろ」
END
感想OK
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97