二次創作小説(新・総合)

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D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
日時: 2021/02/12 09:53
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 7qD3vIK8)

【どうしようも無いダメ人間でも、世界を救えるのか?】


どうもメタルメイドウィンです

結構久しぶりにストーリー・クロス系を書いてみようと思います

【注意】
時系列はSEASON1辺り
クロスオーバー
原作から外れた展開
マガイモノorオリキャラ

オリキャラor作者募集中
テンプレート >>2

シェリル・パルメルト(エイジア氏のオリキャラ) >>6
カルミア・ベゴニー(からあげ氏のオリキャラ) >>11
キース・メランジェ(葉月氏のオリキャラ) >>12
BAR-0666(生ブスカジ氏のオリキャラ) >>21
ファントム・P・プライム(シュンP氏のオリキャラ) >>26
フォルト(餅兎ユーニアス氏のオリキャラ) DM枠
黒井静華くろいしずか(フランソワーズ氏のオリキャラ) >>37
キカガク(幾何学模様氏のオリキャラ) >>63


【主となる参戦作品】
ドラえもん
まちカドまぞく
マリオ&ルイージRPG系
モンスターハンター
攻略本を駆使する最強魔法使い 〜命令させろとは言わせない俺流魔王討伐最善ルート〜
魔宝戦士ガーネット(オリジナル枠)

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.257 )
日時: 2020/12/02 12:36
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: CejVezoo)

【第39話】
「神にも通ずるならば」


マグナスの持っていた【神にも通ずる攻略本】
それを知ったD-7は戦いどころではなかった

ドレッド
「どうだヒルデ」

ヒルデ
「…………いろいろ載ってますね、Sレア装備の場所とか色々」

マグナス
「なんでヒルデが読めるんだよ!?聖刻文字で書いてあるんだぞ!?」

のび太
「…………そういえばさっき、翻訳コンニャク食べてたような」

星金
「それって所謂文字読めますよ的なアレ?」

たくっちスノー
「恐るべし未来の技術」

ユージン
「いつから手に入れた?」

マグナス
「…………パーティを出ていってすぐ、商人が安値でくれたんだよ」

ユージン
「じゃ、直前まで何のあてなく魔王を1人で倒すとか言ってたのかよ………」

ミシャ
「………それってまさか、ずっとそれを見て動いてきたってこと?」

【死神】
「だろうな」

マグナス
「………仮にそうだとして俺が使ったと証明は?」

ネコタロウ
「オレ達の時代はな、指紋辿れば誰が触ったか簡単に特定出来る時代なんだニャ」

マグナス
「まぁそうだろうな、そんな気はしていたよ………」

ユージン
「ヒルデ、そいつはどこまで載っている」

ヒルデ
「勇者様が撮り逃した依頼の解決方法、あと必要な素材のページまで丁寧に」

マリオ
「ファミ通よりすげぇなオイ」

マグナス
「その本には魔王に関わるものは【メインクエスト】それ以外は【サブクエスト】って書いてあった」

マグナス
「俺はお前が放置してきたサブクエをこなして、ダンジョンを進めてきたんだ」

ユージン
「あのブレイの部下がいたダンジョンもそうか?」

マグナス
「ああ」

ユージン
「ああ部下っていえば、ラブコーンのあいつ以降めっきり見なくなったが」

マグナス
「その本に居場所は全部載ってたよ………俺が倒した」

ユージン
「……………………ここに、全てか」

ヒルデ
「どうします勇者様?これを世間に公表します?」

ユージン
「いや、いいよ別に」

マグナス
「え?」

ユージン
「もうお前、俺の仲間じゃねーし何をしようがお前の勝手だろ」

ユージン
「それに………別に悪いことじゃないんだろ?専門家」

たくっちスノー
「そ、それはまぁ…………」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.258 )
日時: 2020/12/02 12:54
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: CejVezoo)

たくっちスノー
「…………商人からお金を払って受け取った、それは間違いない?」

マグナス
「ああ」

たくっちスノー
「この世界の住民と正式な取引をして手に入れた物なら別に時空犯罪には引っ掛からないよ」

たくっちスノー
「いやまぁ、その道具の内容自体はすっごくグレーな代物なんだけどね?」

たくっちスノー
「別に本を使用して悪いことをしているわけでもないし………だから、止める必要も無い」

たくっちスノー
「アンタがそれを望むならそのまま本を使用して1人で魔王倒してもらっても構わない…………ユージンはそう言いたい?」

ユージン
「そういう事だ」

マグナス
「本当にどうしちまったんだよコイツ」

ミシャ
「ほんとドルゴランの時からなんか変なのよね」

【死神】
「………………」


ネコタロウ
「しかし、攻略本なんてもんがあるなんて本当にゲームみたいだニャ〜」

のび太
「攻略本って何?」

ルイージ
「ラスボスの倒し方とか、隠しアイテムの見つけ方とか、ゲームのそういうのが全部載ってる本の事だよ」

マリオ
「要は、今のマグナスはあの世界でなんでも知れて、なんでも成功するって訳だ」

ヒルデ
「どうなんですかあの女性もこの本で」

マグナス
「さ、ささささぁどうだろうな?」

たくっちスノー
「そこで露骨に動揺するな」


ユージン
「どうせ全部終わったら関係なくなるしな………」


たくっちスノー
「自分にとってはそうもいかないよ……その本って誰が作ったか分かる?」

マグナス
「え?聖刻文字で書いてあるから……多分、神であるタイゴンじゃないのか?」

たくっちスノー
「もし本当にタイゴンだとして………いや、まだ結論づけるのは早いか」


マグナス
「‥‥‥‥もういいか?これで満足したなら俺はもう魔王を倒しに行くぞ」

ミシャ
「その本に頼って?」

マグナス
「ユージンの命令よりは正確だよ」

ユージン
「じゃあ行く前にふたつ聞かせろ」

ユージン
「1つ、シラシラはアバカレラの場所が来たって言ったが間違いねぇのか」

マグナス
「‥‥‥‥ああ、魔王アバカレラの生息ポイントである村はここから北方向にある」

ユージン
「2つ目、その攻略本の内容ってずっとそのままなのか?」


Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.259 )
日時: 2020/12/02 22:58
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

マグナス
「‥‥‥‥そういえば1回だけ変わったな」

マグナス
「最初はモルルファイまでの情報だけだったのが、この世界の全てが載っていたんだ」

星金
「つまり、ネガイワールドが出来てからか‥‥‥‥」

マグナス
「定期的に読んでたから分かるが、それ以降は全く変わっていない」

【死神】
「それだけ知れば充分だ」

たくっちスノー
「死神?」

【死神】
「たくっちスノー‥‥‥お前はどこまで気付けた?」

たくっちスノー
「うん‥‥‥今のところ予想でしか無いんだが、つまりは‥‥‥ということか?」

【死神】
「そうだ、間違いない」


星金
「一体何の話だ?」

【死神】
「夜に話す‥‥‥マグナス、お前はどこにも行くな」

マグナス
「は?」

【死神】
「勇者ユージンにとっても、お前にとっても知らなくてはならないことだ」

マグナス
「知らなくてはならないこと‥‥‥?」



そして夜、前日のようにキャンプをすることになった

マグナス
「えっ何これ」

マグナス
「俺がいた頃こんなん無かったけど???」

たくっちスノー
「まぁ自分のノリみたいなものだからね」

星金
「それより、大事な話って」

【死神】
「お前たちも聞くのか」

ネコタロウ
「まぁ聞いちゃいかんわけじゃないだろうし構わんニャ」

【死神】
「監理局としてじゃなく断罪者としてな‥‥‥まあいい」

【死神】
「覚えているかユージン、俺は始末書依頼でお前を殺すためにあの世界にやってきたことを」

マグナス
「え、お前命狙われてたの?」

ユージン
「んなこともあったな‥‥‥‥」

【死神】
「言っておくがマグナス、お前もターゲットに含まれていたんだ」

マグナス
「は!?なんで!?仲間だからか!?」

【死神】
「そうではない、タイゴンの道楽を根本から潰すためだ」

ドラえもん
「道楽?」

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥その、なんというか、我々メイドウィン達の問題になってくるんだけど‥‥‥‥」

たくっちスノー
「最近、君らみたいなファンタジー系を管理してるヤツらがね‥‥‥やってるんだよ、魔王が云々って」


ミシャ
「は?」

ミシャ
「なにそれ、タイゴンがモルルファイを作ったとでも言うの!?」

たくっちスノー
「正確にはモルルファイじゃなくて、【モルルファイが現れる未来】だね」

たくっちスノー
「メイドウィンは自分の管理してる世界ならどんな未来でも自由自在なんだ」


Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.260 )
日時: 2020/12/02 23:36
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「魔王と勇者の未来ってのはメイドウィンにとっても生物にとってもとても大事な通過点なんだ」

たくっちスノー
「魔王という強大な力になんの手出しもせず、自分の生物達だけで立ち向かわせて文明や知恵を大きく発展させる‥‥‥大切な進化の過程なんだよ」

マグナス
「神目線で言えばそんな風になるのか‥‥‥‥」

ホロ美
「その割にはユージンみたいなやつを選んだのね」


たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥‥‥」

【死神】
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

たくっちスノー
「そう‥‥‥‥‥そこなんだよ‥‥‥‥はぁ、まさか実際に見るハメになるとは‥‥‥‥」

たくっちスノー
「昔さ、時空犯罪者だった頃に聞いた話だ‥‥‥‥メイドウィン達が些細な賭けをする時に、自分の世界を使ってるんだそうだ」

ユージン
「賭けってなんだ?」

たくっちスノー
「そこまでは知らない、低レベルな言い争いとかプライド勝負みたいなものだよ」

たくっちスノー
「たとえ神のような存在でも、時空に出れば君らと同じ生き物のひとつになるからね」

たくっちスノー
「中でも酷いのは‥‥‥低ランク競走」

ルイージ
「低ランク競走?」


【死神】
「どれだけ見込みのない人間を勇者にして世界を救えるか、という戦争だ」

【死神】
「‥‥実力や才能がなければ無いほど、自慢出来る‥‥メイドウィンとしての実力的なアレだろうな」

ユージン
「‥‥‥‥‥そんなんで俺が選ばれたと、そう言いたいのか?」

【死神】
「事実だ」

ミシャ
「な‥‥‥何よそれ!?こっちじゃ神聖なるタイゴンが選んだ特別な存在だってのに!!」

ミシャ
「向こうからしたらただの暇潰し!?そんなの信じられるわけないじゃない!第1救えてないし!」

【死神】
「だからこそマグナスというインチキを用意したんだ」

マグナス
「俺の存在そのものをインチキ扱いかよ」

【死神】
「そうだ、わざわざメイドウィンが描いたものを聖刻文字などと扱い‥‥‥運命を操作しマグナスに本を与えた」

マグナス
「何でそこで俺なんだ!?タイゴンはユージンを選んだんだろ!?」

ユージン
「‥‥‥活躍させたいなら、タイゴンはマグナスを勇者にするだろうしな」

たくっちスノー
「いや、活躍させたいんだよ‥‥‥‥ユージンの代わりに、アンタが魔王を倒すために」

マグナス
「は?でもおまえはユージンが‥‥‥」

【死神】
「神にお前たち生物の理屈は通用しない」


たくっちスノー
「‥‥‥‥‥ランキング順位の高いメイドウィンは、生物の人生を丸ごと全部操作することだって出来る‥‥‥‥‥」



たくっちスノー
「タイゴンは、君に攻略本を持たせて世界に出来る限りの活躍をさせた後‥‥‥‥」

たくっちスノー
「世界を操作して、それを全てユージンの功績に書き換えるつもりだったんだろう‥‥‥‥!!」


たくっちスノー
「メイドウィンっていうのはそこまで出来るんだよ‥‥‥‥」



マリオ
「それってつまりさ、マグナスはただのユージンの影武者ってわけか?」


マグナス
「まさかそんな事が‥‥‥‥!!!」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.261 )
日時: 2020/12/03 09:42
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: hxRY1n6u)

【死神】
「俺は歪なゲームを終わらせる為、松山の許可を貰った上でこんな賭けを行ったメイドウィンを多数断罪した」

【死神】
「残るはタイゴン、そして歴史を正しきものにする為ユージンとマグナスが不要になった、これが今回の件の経緯だ」

マグナス
「不要って‥‥‥勝手にそういう風に仕向けられた俺たちからしたらたまったものじゃないんだが‥‥‥‥‥」

ユージン
「俺が勇者としてろくでもねーやつってのは間違いないのか?」

【死神】
「そうだ、お前より出来のいい奴はこの世界にいくらでもいる」

ユージン
「‥‥‥‥‥‥」

ヒルデ
「‥‥‥‥ユージン?」

ミシャ
(‥‥‥‥‥ユージンが、こんな事のために用意された勇者?)

ミシャ
(こんな事のために、私達の世界は魔王に脅かされて‥‥‥なんで私たちが)

ユージン
「話題変えるぞ、リーダー命令だ」

たくっちスノー
「え!?」

ユージン
「で、結果はどうあれ俺かマグナスが魔王を倒してその後は考えてんのか?」

たくっちスノー
「‥‥‥‥どうだろうな、大体は何もしなくても上手くいくだろうし」

たくっちスノー
「非常時でも無いとそんなに指示する事ないからな‥‥‥」

ユージン
「なら俺らが後にどうしようが自由に決めていいって訳だ」

ユージン
「お前ら考えてるか?魔王を倒したあとどうするか」

マグナス
「俺はまぁ‥‥‥‥普通に学院に戻って、何らかの立場に就くことになるとして」

ヒルデ
「私は未定です」

ドレッド
「しょうじき‥‥‥‥」

ミシャ
「あたしはずっと戦士やるつもりよ」

マリオ
「俺らはまたいつもの生活に戻って、そんでクッパが来たらまた旅に出る」

星金
「俺は漫画書くんだとして連載こぎつけるか‥‥‥」

マグナス
「そういうお前は?」

ユージン
「旅に出る前から決めていた、それをドリームメイクで叶えるんだよ」

ユージン
「それだけだ」

ミシャ
「‥‥‥‥ユージン聞いていい?」

ユージン
「なんだ?」

ミシャ
「色々変わったわねアンタ、マグナスに魔王を倒してもいいとか言うなんて」

ミシャ
「昔なら魔法使いが勇者を超えることなんて有り得ないと思ってそうだったのに」

ユージン
「けど誰が倒したって結局変わんねーんだろ?ならもう終わったあとを考えるんだよ」


ユージン
「それに、正直全部わかってよかったと思ってる」

ミシャ
「何が?」

ユージン
「‥‥‥‥‥誰にも関係ねぇ話だ」

END
感想OK


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