二次創作小説(新・総合)

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D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
日時: 2021/02/12 09:53
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 7qD3vIK8)

【どうしようも無いダメ人間でも、世界を救えるのか?】


どうもメタルメイドウィンです

結構久しぶりにストーリー・クロス系を書いてみようと思います

【注意】
時系列はSEASON1辺り
クロスオーバー
原作から外れた展開
マガイモノorオリキャラ

オリキャラor作者募集中
テンプレート >>2

シェリル・パルメルト(エイジア氏のオリキャラ) >>6
カルミア・ベゴニー(からあげ氏のオリキャラ) >>11
キース・メランジェ(葉月氏のオリキャラ) >>12
BAR-0666(生ブスカジ氏のオリキャラ) >>21
ファントム・P・プライム(シュンP氏のオリキャラ) >>26
フォルト(餅兎ユーニアス氏のオリキャラ) DM枠
黒井静華くろいしずか(フランソワーズ氏のオリキャラ) >>37
キカガク(幾何学模様氏のオリキャラ) >>63


【主となる参戦作品】
ドラえもん
まちカドまぞく
マリオ&ルイージRPG系
モンスターハンター
攻略本を駆使する最強魔法使い 〜命令させろとは言わせない俺流魔王討伐最善ルート〜
魔宝戦士ガーネット(オリジナル枠)

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.187 )
日時: 2020/11/03 08:15
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第25話】
「人気マンガの秘密」

ユージン
「よし、雰囲気作りのために………」ゴソゴソ

ユージンはスペアポケットから衣装を取り出す

のび太
「あ!【シャーロックホームズセット!】」


ユージン
「お〜〜なんか凄く頭良くなった気がするぞ!!」ビシッ

ドルゴラン
「お〜、金貨2000枚!!」

ユージン
「お前の正体だが………その前に1つ、確かめなければならないことがある!」


ユージン
「お前はひとつ、爆買いしてないものがある、それはこれだ!!」

ユージンはポケットから漫画を取り出す


星金
「………」

星金
「キラキラコミックだけ、在庫が残っている」

ユージン
「買わねーのか?」


ドルゴラン
「ちょ、ちょっと手持ちがな………」

ミシャ
「あんなに出しておいて?」

ドルゴラン
「ぐっ………」

ユージン
「そりゃつまり、キラキラコミックだけはどうしても誰かに買ってもらいたかったんだろ、それはなんでか?」

ユージン
「願いを叶えた人間がそれを望んでいるからだ」

マグナス
「何でそんなことを………」

ユージン
「漫画を買わせたい奴の頭の中なんて、漫画を見てもらいたいから以上の何物でもないだろ」

マグナス
「…………そうか!!関係者は……その本で書いている人物!!」

マグナス
(正解している………ということは…………あった!!)



マグナス
「先に失礼する!!」


ユージン
「あっ、またお前!!」



ドルゴラン
「………ふむ、確かにオレサマの願いの元が漫画家であることは正解と認めてやる」


ドルゴラン
「だが、肝心のオレサマはなんなのだ?」

ユージン
「居るだろ?ジャンプリラには、出来の良い奴が生み出せるキャラクターが」

のび太
「!」

ネコタロウ
「そうかニャ!」



ユージン
「願いの元は筆神!!そして、お前は漫画のキャラクターだ、ドルゴラン」

ドルゴラン
「グッ……!」

ユージン
「第2ラウンド!」

ユージン
「まだ俺はお前の元になった漫画を知らねぇ」

ドルゴラン
「…………オレサマから時間を買うということか?」

ユージン
「時は金なりって言うだろ?」

ドルゴラン
「グッド!オレサマは貴様らの時間1時間分買った!」


ドルゴラン
「見つけれるものなら見つけてみな!」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.188 )
日時: 2020/11/03 09:38
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………

ミシャ
「なんでドルゴランがキャラクターだって分かったの?」

ユージン
「キラキラのビル行った時によ、セリフがバーッと書いてあったんだよエントランスに」

星金
「あれは名作漫画の名台詞が刻まれてる神聖な部屋なんだ、ワンパーツの探検王に俺はなる!みたいな」

星金
「確かあれのセリフの中に………ドルゴランの言った『超大金持ちは望み通りの人生と名声まで買えるのだ』っていうのがあったはずだ」

ホロ美
「偶然じゃないの?」

星金
「偶然のやつがわざわざキラキラコミックだけ買うのを渋るかな?」

シャミ子
「とにかく調べて見ましょう!我々には1時間しかないのですから」

………

そして一同はキラキラコミック編集部へと戻った………


星金
「編集長!」


編集長
「……………星金か、今回は漫画じゃないな?」

星金
「ええ、既にご存知かと思いますが魔王が………」

編集長
「ウチだけ狙われていない、と」

星金
「そこまでご存知ですよね、なんかもうムキムキだもん」

ユージン
「言っとくがそいつは価値がねーって言ってるわけじゃねぇんだぞ」

星金
「あ、そうそう!実は…………」

…………

編集長
「ゴルドラン………む、確かそんな名前のキャラクターが居たな」

星金
「やっぱり!!あれの漫画家が………筆神が魔王の元かもしれないんです!!それを調べるために……」

編集長
「筆神なら俺じゃなく専用の編集者が居るはずだ、リストを用意してやろう」

星金
「ありがとうございます」

編集長は名簿を取り出し、星金達は念入りに人物の顔と名前をチェックする

たくっちスノー
「……………」ソワソワ

たくっちスノー
(気配はない、か)

ルイージ
「どうしたのさっきからキョロキョロして」

【死神】
「俺たち以外に別の世界から来た可能性のある人間がいる」

たくっちスノー
「ちょ、おい死神!!」

【死神】
「黙るようなことか?」

たくっちスノー
「まだそうと決まったわけじゃ………」

ネコタロウ
「ん??それってもしかしてこいつじゃないかニャ?」

ネコタロウ
「ほらこの、黒野って奴オレ見たことあるニャ」


星金
「え!?黒野って………メタルエイリアンを描いてた時の、俺の編集者じゃないか!?」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.189 )
日時: 2020/11/03 12:22
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

………

星金
「黒野さん、黒野時羽………」

ネコタロウ
「やっぱり!そいつ………監理局の男ニャ!」

星金
「え!?そんな感じしなかったぞ!?」

のび太
「監理局の人には、自分がその世界の住民だと錯覚させる力があるんです」

ネコタロウ
「オレだけじゃなく監理局全員が持ってるんだニャ」

たくっちスノー
「自分以外はね………」


「どんな人だったの?」

星金
「最初の漫画家は編集長の許可なしに1度、編集者に見てもらえるんだけど………」

星金
「数多くの原稿の中からメタルエイリアンを強く勧めてきて、それが大成功したんだから頭が上がらないよ」

星金
「ただ………ガーネットが連載した時に突然いなくなって………」

ユージン
「なんか怪しい言い方だな………なんか知ってんじゃねぇか?呼べるか?」

たくっちスノー
「さあ………出来れば黒野で居て欲しいけど………」



「……局長代理?何故ここに?」


たくっちスノー
「…………!!」

その人は、帰ってきていた。
その時のために。

マグナスが、黒野を連れて編集部にやってきた


マグナス
「この人だろ?お前達が探していたのって」


星金
「く………黒野さん!!」


……………
星金達はすぐに、現在の状況を説明した

黒野
「ドルゴラン………筆神………やはり、改変出来てなかったのか………」

たくっちスノー
「どういうことだ?」

黒野
「時間が無いので簡潔に答えますが、ずっと前に時空犯罪者が現れたのです」

【死神】
「罪状は?」

黒野
「泥棒です、ネタ泥棒」

黒野
「未来のヒット作を先に知って自分が書くことで利益や名声を盗んでいたんです」

マグナス
「手の込んだ盗作ということか………」

黒野
「………その奪われたヒット作は、貴方の物なんです、星金さん。」

星金
「え?」



星金
「ええええええええええええ!!?」

黒野
「本来の歴史なら、それなりに名前の知られた名漫画家になっていたんですよ」

星金
「じゃ、じゃあヒット作を盗まれたから俺はキラキラした作品を作れなくなったと!?俺の苦労は!?」


黒野
「いえ、貴方がそんなに落ちぶれたのは………私のせいです」

星金
「え?」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.190 )
日時: 2020/11/03 13:03
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

黒野
「これを見てください、時空監理局の方で特別に取り寄せた、あなたのマンガです」

ユージン
「ゼノンサーガだってよ」

星金
「………ガーネットのライバル、デスナイト・ゼノンが主役の漫画!?」

星金
「こ、これを俺が書いていたのか………!?いやでも、なんかストーリーに見覚えが………」

黒野
「ええ、キャラクターだけ変えて他所が連載したものなので………貴方はそうやって、全ての漫画を奪われた。」

星金
「こ、こんな風に盗作を…………」


星金
「ん?すべて?」



黒野
「私も時空監理局ではマンガを書いていたんですよ、だから歴史改変の上から改変を出来た」


黒野
「漫画の歴史が無くなった星金さんの漫画の代わりとして、私の…………」



星金
「【メタルエイリアン】の漫画を星金さんの物に変えた」


たくっちスノー
「な…………何!?」

シャミ子
「それってつまり…………」

ルイージ
「メタルエイリアンは星金さんが描いた漫画じゃないってこと!!?」

黒野
「私にはこれしかないもので……」

黒野
「ですが、他に歴史のなく間違った成功が、貴方を付け上がらせてダメな漫画家へと変えてしまった」

黒野
「私がいると余計に貴方を苦しませると分かって、勝手なことを…………」

黒野
「いや歴史のために1人の人生をコントロールしの時点で、勝手なことではあるさ………」

星金
「……………」

黒野
「本当に心から悪かったと思っている………」

星金
「そうか、ようやく分かったよ………なんか俺にしては面白すぎるなーって思ってたけど、そりゃ別人だもんな」

黒野
「…………」

星金
「黒野さん、貴方にとってメタルエイリアンって大切な漫画ですか?」

黒野
「ええ………自分で言うのもなんですが、書き終えた時は傑作ができたと感じました」

星金
「だからメタルエイリアンはキラキラしていた、でもそれは俺のものじゃない、あなたのものだ」

星金
「むしろ、俺の方こそこの手で貴方の漫画を汚すような真似をして悪かったと思います」

星金
「俺はようやく心から漫画を好きになれそうです、黒野編集!!」

黒野
「星金さん…………」

たくっちスノー
「………その為にも、その犯人を教えてくれないか、黒野。」

黒野
「ええ………この件にケリをつける為に私はこの世界にやってきたのですから。」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.191 )
日時: 2020/11/04 09:50
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: YohzdPX5)

星金
「ともかく今のままでは、俺どころかジャンプリラまで危険なんだ………漫画家の戦いは漫画家が付ける!」


「それでこそ、筆神に選ばれた男だ」

星金の所に、ファントムと社員が駆けつける

ファントム
「ジャンプリラは漫画家だけのものではない、作る人全てにとっての楽園だ」

ファントム
「作る人間にとって金は有難いものではあるが………奴は少しやりすぎたようだ」


ファントム
「ゆ゛る゛さ゛ん゛」

たくっちスノー
「すげぇキレてる」

ユージン
「んじゃ、決まりだな」

ユージン
「これで街を守るための大義名分が出来た、遠慮なくぶっ飛ばせるぜ」

ミシャ
「それで、ゴルドランが出てる漫画って知ってる?」

黒野
「ゴルドラン………恐らくギャンブ龍ですかね」

マグナス
「ギャンブ龍………これか、作者名【金剛夜叉丸】」

星金
「ヤシャって確か、ライバル社のコミックバンバンの漫画家………確か前、クロスセイバーっていうパクリ漫画を書いて追放されたっていう」

星金
「それがいつの間にかとんでもない名ヒットを叩き出したんだよ」

マリオ
「なるほど、クロだなそれは」

マグナス
(金田鬼丸………夜叉丸の本名か、ドルゴランの元っていうのは間違いなさそうだな)

黒野
「私は此方をお守りします」

ユージン
「お前はやらないのか?」

黒野
「時自分から騒動を解決するのではなく、この世界の住民に解決するように協力するのが監理局のルールなんです」

たくっちスノー
「そういうことなんだ、すまない」

星金
「いや、いいさ………あいつに教えてやるんだ!本当のキラキラする漫画ってやつをな!!」

ユージン
「漫画家魂みせてやる!!!」

マグナス
(何がどうなってあいつそんなに乗り気なんだ?)

ヒルデ
(きっと誰にも分かりませんよ、彼のことですから)

マグナス
(………まさか、お前からそんな言葉が出てくるなんてな)

マグナス
(全く………まさか俺がまた……あいつと肩を並べなくちゃならないなんて)


マグナス
(いや、それでも………何か違うような気がする)

マグナス
(俺がいなくなってから………一体何があったんだ?)

黒野
「では、星金さん………後はお願いします」




END
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