二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
- 日時: 2021/02/12 09:53
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 7qD3vIK8)
【どうしようも無いダメ人間でも、世界を救えるのか?】
どうもメタルメイドウィンです
結構久しぶりにストーリー・クロス系を書いてみようと思います
【注意】
時系列はSEASON1辺り
クロスオーバー
原作から外れた展開
マガイモノorオリキャラ
オリキャラor作者募集中
テンプレート >>2
シェリル・パルメルト(エイジア氏のオリキャラ) >>6
カルミア・ベゴニー(からあげ氏のオリキャラ) >>11
キース・メランジェ(葉月氏のオリキャラ) >>12
BAR-0666(生ブスカジ氏のオリキャラ) >>21
ファントム・P・プライム(シュンP氏のオリキャラ) >>26
フォルト(餅兎ユーニアス氏のオリキャラ) DM枠
黒井静華(フランソワーズ氏のオリキャラ) >>37
キカガク(幾何学模様氏のオリキャラ) >>63
【主となる参戦作品】
ドラえもん
まちカドまぞく
マリオ&ルイージRPG系
モンスターハンター
攻略本を駆使する最強魔法使い 〜命令させろとは言わせない俺流魔王討伐最善ルート〜
魔宝戦士ガーネット(オリジナル枠)
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.282 )
- 日時: 2020/12/21 22:55
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第44話】
「いや、お前がいい」
ユージン
「……………ヒルデ?」
ヒルデ
「うあ“うううっ……フッ くううう………!!!」
アバカレラ
「ああ、やはり………私に近づいたことで、感情が解き放たれようとしている……あの子の親もそうだった…………」
ユージン
「………なんの事だ」
アバカレラ
「私の願いの元になった、あの小さな子供の話です」
ユージン
「ああ………嘘をついて欲しくない、仕事ばかりでかまって欲しいだったか?」
アバカレラ
「嘘をつけなくなった親は………感情を全てさらけだし、思うがままの姿になりました」
アバカレラ
「父はより美形の女性を求め何股も重ね」
アバカレラ
「母は産むつもりなどなかった遊びのはずだったと醜い言葉を吐き捨て」
アバカレラ
「最後は、この村から飛び出して死罪となって消えていきます」
アバカレラ
「…………………それがこの村の人間の末路、なのです…………可哀想に………」
ユージン
「……………てめぇがさっさとくたばっちまえば、そんなことにはならなかっただろうが」
アバカレラ
「貴方と一緒にしないでください……………常人の貴方でも死に対する感覚は我々と比べ異常」
アバカレラ
「平気で死ねるほど、人の精神は頑丈に出来てないのです…………ほら、そこの彼女のように」
ヒルデ
「う………!!ユージン………わたしは…………!!」
ユージン
「しっかりしろヒルデ!!お前なんでついてきたんだこのバカが!!」
ユージン
「待ってろ、今こいつぶった斬ってやるよ!!」
アバカレラ
「…………その人間は、特別なのです、ね」
ユージン
「当たり前だ!!!ヒルデは他の奴らとは違う、自由に生きて好きなことを出来る、俺が1番大切な女だ!!」
アバカレラ
「そうです…………その人は特別、タイゴンにとってのイレギュラー………それは当たり前なのです」
アバカレラ
「何故なら、そのヒルデという子供は別の世界からやってきた………正確には、捨てられた可哀想な子供なのですから」
ヒルデ
「……………!?」
ユージン
「は………!?」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.283 )
- 日時: 2020/12/21 23:18
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
アバカレラ
「時空を越えられる、操作できる人間とは…………何もタイゴンのみに限らないのです」
アバカレラ
「時空については、私は素人意見でしかありませんが…………時空を超えた捨て子。」
アバカレラ
「育てきれない身勝手な親が警察に特定されないように、別世界に幼児を投棄する事例がありました………その綺麗な娘はヒルデと名付けられ、教会に拾われてすくすくと育ったのです」
アバカレラ
「ただし彼女はその世界に不都合、決められた通りの世界に背き、ただ気分のみで動く彼女は不要物だった」
アバカレラ
「1番のイレギュラー………勇者ユージンが、それを気に入ってしまったこと、その時点でザコ勇者ゲームは破錠していたのです………可哀想なタイゴン神………」
ユージン
「ヒルデが…………この世界のもんじゃない?」
ユージン
「…………はっ、はははは…………だから、あんなに、違って見えたのか…………そりゃそうか、ここのヤツらとは、本当に違ったんだもんな…………」
ヒルデ
「ゆぅ、じん………!!」
たくっちスノー
「ヒルデ!!!」バン!!
そこに、D-7達一行も城に到着する
たくっちスノー
「………………ユージン、アバカレラは?」
ユージン
「目の前だ」
たくっちスノー
「死神!!ぶっ殺せ!!」
【死神】
「呪法最大出力………!!」
アバカレラ
「ダメです………誠に可哀想で申し訳ないのですが………正直にいえば………私の力は解放させること、ブレイのように歪ませるわけではありません………」
アバカレラ
「壊れたものが二度と戻らないように………私に入ればたとえ私が死んでも、元に戻ることは無いのです………可哀想に………」
ユージン
「なん………だと!?」
星金
「な、なあ?そいつ本当に正直に、言ってるのかな?気になるんだよ」
ルイージ
「そんなこと言っても確かめる方法なんてあるの!?」
ユージン
「ある」
ユージン
「おい、さっさと調べろ…………あいつの言うことが本当なら………ヒルデは……俺の世界とは別の所からやって来たって言うんだよ」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.284 )
- 日時: 2020/12/22 09:53
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: okMbZHAS)
…………
【死神】
「間違いないだろう、そいつは時空を超えた人間が連れてきた」
【死神】
「別のランクの断罪者が不法投棄の罪で始末したらしい」
ユージン
「そうか………」
ヒルデ
「ふ“ーーーっ!!!ふ“ーーーっ!!」
星金
「どうしたんだ!?」
たくっちスノー
「多分何かを伝えたいんだろうけど感情がごっちゃになって理性が………」
のび太
「…………しっかりしてよ!!ユージンさんに伝えたいことがあるんだよね!!」
のび太
「僕分かるよ、きっとヒルデさんにとって………大切な…………」
のび太
「友達なんでしょ!?」
ヒルデ
「………!」
ユージン
「!!?」
ユージン
「ともだち………?俺に、俺にそんなのが?」
ヒルデ
「………」
ドレッド
「…………ん、ん、感情が解き放たれたおかげかよく喋れる!!」
ドレッド
「おいヒルデ!!恥じることも躊躇うこともない!俺だって精神削ってまでやりたいことをやった!お前もそうしろ!!」
リグリー
「いけ!!」
ヒルデ
「…………う、う、う!!」
ミシャ
「……………!!」
ミシャ
「今更なんなのよヒルデ!!!」
ミシャ
「今まで散々好きなように生きてきて、思うがままにやってきたのに、今更押し黙っちゃって何よ!!」
ミシャ
「さっさと言ってしまいなさいよ!!あんたにはそれが出来るんだから!!」
ミシャ
「今は誰もが恥だと思わないからさっさとやりなさいよ!あんたの未来は何も決まってないんだから!!」
ヒルデ
「…………!!」
ユージン
「…………!!」
ヒルデ
「わたし…………わたしはっ…………!!!」
ヒルデ
「ユージンに………しんでほしくな“いっ………!!!うっ、うっ………」
ヒルデ
「ようやく………ようやく、うまれてきてから、はじめてわた“しのことをわかってくれた、たったひとりの………!!」
ヒルデ
「あなたがどんなにんげんでもかま“わないからっ………!!わたしをひとりにしないで!!!」
ヒルデ
「わたしはまだ………しにたくない」
ヒルデ
「貴方とあと100年生きたい!!」
ユージン
(………………そう、だったのか)
ユージン
(ずっと気付かなかった、誰よりそばにいたのに)
ユージン
(俺にはヒルデしかなかったように…………ヒルデにとって、信用出来るのは)
ユージン
(俺しか、いないのか…………)
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.285 )
- 日時: 2020/12/22 20:20
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ユージン
「……………でも………でも、俺は………」
ユージン
「愛されたいんだ………他の奴らみたいに、親の温もりを感じたいんだ………」
ヒルデ
「それなら………それなら!!!」
ヒルデ
「あの親にこだわることなんてないじゃないですか!!」
ヒルデ
「こんな世界じゃ決められた通りに生きることしか出来ない!ただそういう台本を握られているから温もりを与えてるだけなんです!!」
ヒルデ
「そんなもの愛であるはずがない!!」
ヒルデ
「親だから………産んでくれたからなんだって言うんですか!?結局、愛してくれない………そこらの人間と同じでしてよ!!」
ヒルデ
「そんなものより愛してくれる人間を探すんです!!親なんて義理でも何ら問題はありません!!」
ユージン
「そんな物がどこにいる!!」
ヒルデ
「ええ、あの世界にはいなかった!貴方と私以外!!………だから!!」
ヒルデ
「魔王がいなくなって………勇者じゃなくなったら………いや、今すぐにでも………」
ヒルデ
「駆け落ちでもして、こんな世界を捨てましょう」
ユージン
「は?」
ヒルデ
「…………ねぇ、ユージン、生きることって、ほんとはとっても楽しいことなんですよ…………」
ヒルデは膝を落とし、ユージンに持たれるように倒れかかる
ユージン
「おい!?」
ヒルデ
「頭の中いっぱいで少し疲れてしまいました………少し休みますので、また答えを聞かせてください…………」
ヒルデ
「わたし、ユージンともっと楽しいことしたいです」
ヒルデ
「もっとバーロインステーキ食べたり………大草原の上で昼寝したり………」
ヒルデ
「海とか、山にも行きたいし、新しいもの見たい………」
ヒルデ
「そして、それらを貴方の描いた漫画で日記のように残して欲しい………」
ヒルデ
「私たちは16歳、あと84年………これだけあるんですから、今度はもっと楽しく………」
ヒルデ
「明日も、一緒に過ごしましょう、ユージン………………」
ヒルデ
「1人で死ぬのは 嫌」
ユージン
「……………………」
たくっちスノー
「ユージン、来て」
たくっちスノー
「来るんだ」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.286 )
- 日時: 2020/12/22 22:29
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ユージン
「………………」
たくっちスノーがユージンの手に触れると、ステータス画面に乱れが生じる
たくっちスノー
「前、メタルエイリアンの体を使った時の力……感情が昂ると別世界の力が使える」
たくっちスノー
「どうやら直接自分が使うことは出来ないが、送り込むことは出来るみたいだ」
ユージン
「……………………」
たくっちスノー
「結果については、また後で聞く…………ユージン」
たくっちスノー
「決めてこい!!!」
ユージン
「おおおおおおおおお!!!!」
【ユージン】
職業:選択者
レベル:ERROR
スキル
【◻️◻️】【黒太陽真拳】【やってやるぜ!ヤリパンサー!!】【Gの誓い】【機界戦隊ゼンカイザー】【黒の呼吸】【不死身の体】【鴉の契約】【ゼロセブンゴースト】【支配の悪魔狩り】【感情100%補正】【kill Me BABY】【星海の魂】etc...
ユージン
「こいつで‥‥‥‥一撃で仕留めてやる!!」
アバカレラ
「‥‥‥‥‥ああ、こうなるのですか、やはりわたしはこの程度」
アバカレラ
「可哀想に‥‥‥‥ああ、私可哀想に、なんて可哀想に‥‥‥‥ああ‥‥‥‥」
ユージン
「パワースラッシュ!!! 」
ユージンは剣を力強く振り下ろし、アバカレラを力強く真っ二つにする!!
アバカレラ
「ああ、可哀想な人々達‥‥‥‥でも、私と違い、可哀想な貴方を理解する人はきっと見つかる」
アバカレラ
「何故ならば‥‥‥‥今、全てが知れ渡っている、ここに来てから倒されるまで」
アバカレラ
「全世界ゲリラ放映されていたのですから‥‥‥‥」
たくっちスノー
「は!?」
‥‥‥‥‥…
〜別の村〜
ざわ‥‥‥ざわ‥‥‥‥
マグナス
「‥‥‥‥‥‥そうか、そういうことだったんだな」
マグナス
(俺が想定外のことをするような奴‥‥‥ユージンやたくっちスノーが嫌いなのは、世界が全て決められた通りに動くのが当たり前だったから、なのか)
マグナス
「こんな本に載っているくらい、単純な世界なんだな‥‥‥‥俺の生まれたところは」
ビリッ
‥‥‥‥‥‥
ユージン
「アバカレラは死んだ、か」
ヒルデ
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
のび太
「ユージンさん‥‥‥‥」
ユージン
「話は後だ‥‥‥‥帰るぞ」
END
感想OK
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97