二次創作小説(新・総合)
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- D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
- 日時: 2021/02/12 09:53
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 7qD3vIK8)
【どうしようも無いダメ人間でも、世界を救えるのか?】
どうもメタルメイドウィンです
結構久しぶりにストーリー・クロス系を書いてみようと思います
【注意】
時系列はSEASON1辺り
クロスオーバー
原作から外れた展開
マガイモノorオリキャラ
オリキャラor作者募集中
テンプレート >>2
シェリル・パルメルト(エイジア氏のオリキャラ) >>6
カルミア・ベゴニー(からあげ氏のオリキャラ) >>11
キース・メランジェ(葉月氏のオリキャラ) >>12
BAR-0666(生ブスカジ氏のオリキャラ) >>21
ファントム・P・プライム(シュンP氏のオリキャラ) >>26
フォルト(餅兎ユーニアス氏のオリキャラ) DM枠
黒井静華(フランソワーズ氏のオリキャラ) >>37
キカガク(幾何学模様氏のオリキャラ) >>63
【主となる参戦作品】
ドラえもん
まちカドまぞく
マリオ&ルイージRPG系
モンスターハンター
攻略本を駆使する最強魔法使い 〜命令させろとは言わせない俺流魔王討伐最善ルート〜
魔宝戦士ガーネット(オリジナル枠)
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.312 )
- 日時: 2021/01/12 23:37
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第50話】
「ハンバーガー」
ライトレス
「‥‥‥‥‥その人間は、ただ食べ物を欲しがっていた、それだけだ」
ライトレス
「私に料理の才能が芽生えているのは、その強い想いが一因しているのだろう」
ユージン
「‥‥‥‥‥飢えて、いたのか?」
ライトレス
「_______恨んで、いたのだろう」
ライトレス
「私が出向く頃には既に酷い搾取を受け、栄養失調で倒れたり餓死する人間が大量に現れていた」
ライトレス
「肉や野菜はろくに得られず、1つのパンを何十等分にも千切って分け合うのがやっとだったこともあった」
しずか
「酷いわ‥‥‥」
ライトレス
「それだけ取っていった食材を彼らは何に使用しているのだろう?」
ライトレス
「私は奪われた食料の出処を探るために身を隠し、内部へ向かったが‥‥‥想像を絶するものだった‥‥‥‥」
ライトレス
「彼らはパンを半分に切って、肉や野菜を挟んで食べていた」
シャミ子
「‥‥‥‥それって!」
たくっちスノー
「ハンバーガー?」
ユージン
「なんだそいつは」
星金
「俺たちの世界の食い物だよ、パンの間にレタスとかチーズとか肉とか挟んだものだよ」
ヒルデ
「パンの間に肉やチーズを!!?なんて贅沢な‥‥‥‥」
ミシャ
「贅沢なんてものじゃないわよ!?そんなものをパン感覚で!?」
ユージン
「‥‥‥‥‥‥てか、それってよ」
ユージン
【今思い出したんだが、あいつらの町生ゴミばっかだったよな?】
ユージン
【あんだけ奪っといて、そんなに贅沢に食っておきながら全部食わずに食い散らかしてんのか?】
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥!!!」
全員に激震が走る‥‥‥‥‥
ライトレス
「とても度し難い光景だった、直ぐに戻り食料を確保しなければ」
ライトレス
「そう思って村に帰ったんだ‥‥‥帰ったが‥‥‥‥」
ライトレス
「‥‥‥ネガイモノというのは、本能で誰の願いによって生まれたか分かるようになっている」
ライトレス
「赤子が生まれてすぐ親を認識するようなものだ」
ライトレス
「ちょうど、私が帰ってきたのと同じ頃に」
ライトレス
「私の願いの元となった人間が死亡した。」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.313 )
- 日時: 2021/01/13 09:50
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: as61U3WB)
ライトレス
「私は確かに出来損ないの魔王だったよ」
ライトレス
「持ち主の願いを叶えることが出来なかったのだから」
ライトレス
「あの子はただ、ご飯が欲しかっただけなのに‥‥‥‥興味が別のところに映っていなければ、私は‥‥‥‥‥」
ライトレス
「ブレイなら策をめぐらせて生きる手段を用意できた」
ライトレス
「ラブコーンなら苦しむことなく過去で幸せになれた」
ライトレス
「ドルゴランなら好きなだけ食べ物を持ってくることが出来た」
ライトレス
「アバカレラなら人々に立ち向かうきっかけを作れた」
ライトレス
「私には、何も無い‥‥‥‥【優しい】だけでは、世界は何にも変わらないと、知ってしまったんだ‥‥‥‥‥」
シャミ子
「ライトレスさん‥‥‥‥」
ライトレス
「私がやっていることは罪滅ぼしにも、罰にも、復讐にもならない」
ライトレス
「ただの自己満足‥‥‥それでも、あの村だけは守りたい‥‥‥‥」
ユージン
「‥‥‥‥‥今、お前の願いの主は死んだって言ったよな」
ユージン
「なら、お前も死んじまったらもう二度と復活は出来ねぇんじゃねえの?」
ライトレス
「‥‥‥‥‥その通りだな、私が死ぬと君たちの目的はまたひとつ達成することになる」
ライトレス
「村さえ幸せになってくれるなら、私はそれでも構わないさ」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥」
たくっちスノー
「どうしてそんなことを言うんですか」
たくっちスノー
「どうして貴方のように人を想える人が先に死のうとするんですか」
たくっちスノー
「そんな人にこそ生きてもらいたいのに、それよりも僕が‥‥‥‥‥」
【死神】
「たくっちスノー」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥ああ、悪かった」
ライトレス
「たくっちスノー‥‥‥スターアベネス様からよく名前は聞くが、君が‥‥‥‥」
たくっちスノー
「向こうの魔王達にも自分のことは有名なのかい?」
ライトレス
「史上最悪の時空犯罪者たくっちスノー、かつてこの世に様々な闇を招いたと言われているそうだが」
ライトレス
「私の目にはそんな風にはとても見えない」
たくっちスノー
「そんなことありませんよ‥‥‥‥どんなに時間や立場が変わっても、自分は史上最悪の時空犯罪者です。」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.314 )
- 日時: 2021/01/13 21:08
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ホロ美
「けど随分酷い時代ね、ハンバーガーなんて私たちの時代にはありふれているのに」
ライトレス
「そうなのか?」
たくっちスノー
「まぁそうだね、あくまでうちの世界で、だけど」
ライトレス
「そうか‥‥‥‥」
星金
「普通のご飯もろくに食べられないって、改めて昔ってなかなか酷かったんだな」
リグリー
「だからこそ俺たちは平和な世界に感謝するもんだぜ」
ライトレス
「確かにそうだ、それらはただ美味しい料理であり、なんの罪もない」
ライトレス
「だからこそ‥‥‥‥誰もがハンバーガーを食べられるような平和な世界を見てみたいものだ」
のび太
「‥‥‥‥出来る!」
のび太
「僕達で作ろうよ!そんな平和を!」
のび太
「ハンバーガーだけじゃなくて、ラーメンとか、カレーライスとか、唐揚げとか!」
のび太
「誰でも好きな物を食べれるような、そんな平和!」
ユージン
「‥‥‥‥‥誰でも好きな物を、か」
ユージン
「いいよなぁ、そんな自由な平和」
ヒルデ
「いいですねぇ」
ヒルデ
「私そんな平和なら120歳まで長生き出来そうな気がします」
ミシャ
「ほんとあんたは欲望に忠実よね‥‥‥」
シャミ子
「作りましょう!願いの力じゃなく、我々の手でそんな世界を!」
桃
「‥‥‥‥うん、きっと大丈夫」
桃
「シャミ子と、皆が居てくれれば‥‥‥‥」
‥‥‥‥‥
その日の夜、たくっちスノー達はライトレスと共に地図を確認しクッパとの戦いに備えていた
星金
「クッパって何が出来るんだ?」
ルイージ
「口から炎を吐くんだよ、力も強くて魔法だって使える」
ルイージ
「おまけに直属の部下によって巨大化もするし、最近なんか吸い込みも出来るんだよ」
たくっちスノー
「改めて聞くとなんでもありになってきたなクッパ大魔王」
ユージン
「部下はどんなのがいる?」
ルイージ
「かなり厄介だよ、まずクッパには息子がいる」
ルイージ
「父ほどのパワーはないけど最近は発明するようになって欠点をカバー」
ルイージ
「他にもコクッパ七人衆という忠実な幹部に、個性豊かな部下たち‥‥‥‥‥」
星金
「あいつ、そんな奴と普段戦ってたのか‥‥‥ただのおっさんじゃなかったんだな‥‥‥」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.315 )
- 日時: 2021/01/13 23:43
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
リグリー
「今までクッパってどうやって倒してきた?」
ルイージ
「1番よくやる奴だと溶岩に落とすことかな‥‥‥クッパ城の近くってそこら中にあるから」
ドレッド
「かざんにでもすんでんのか?」
ルイージ
「それ以外だと真っ当に立ち向かわないといけない」
ユージン
「どの道真剣勝負でやらなきゃならねぇのか」
ルイージ
「いや、そこは大丈夫」
ルイージ
「クッパの興味は兄さんにしかない、間違いなく兄さんとしか相手をしないよ」
ルイージ
「だから僕達は村に被害が及ばないように部下を相手しながら村人とピーチ姫の避難を優先すればいい」
のび太
「ドラえもん、ひみつ道具いっぱい出してよ、ショックガンとか空気砲とか」
リグリー
「俺も出せるだけ武器は用意しておくか」
ドレッド
「すぐようい できるのか?」
リグリー
「任せろ任せろ、俺の収納箱は特別だからな」
ライトレス
「ドラえもん…………?」
のび太
「あ、ドラえもんのポケットは色んなものが入っててね、とても便利なんだ」
ライトレス
「ああ、知っているよ」
ドラえもん
「え?」
ライトレス
「…………この件が終わったら、また話をしよう」
ライトレス
(ドラえもん…………か、まさかな………)
…………
ライトレス
「今日はもう遅い、明日にまた作戦会議をしよう」
たくっちスノー
「じゃ、自分たちはキャンプ用意しておきますので………」
ライトレス
「私は別に城で寝てもらっても構わないのだが……………」
ホロ美
「私もうあの枕じゃないと寝られないのよねー」
たくっちスノー
「だそうなので」
ライトレス
「分かった、ではまた明日」
………………
たくっちスノー
「クッパか………マジどうすっかなぁ…………」
たくっちスノー
「またユージンにスキルぶつけられないかな?」
ホロ美
「あ、たくっちスノー様」
たくっちスノー
「……………寝なくていいの?午前二時だよ?」
ホロ美
「あっ、私の種族3時間寝ればそれで快調なので」
たくっちスノー
「……………もう何も言わんぞ、自分は」
ホロ美
「それよりたくっちスノー様」
ホロ美
「私の考えって、そんなにおかしい事かな?」
ホロ美
「むしろ、これが正しいって考えること自体が異常だと思いません?」
- Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.316 )
- 日時: 2021/01/14 12:46
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: xXhZ29pq)
ホロ美
「タイゴンの世界の話を聞いた時も心底不気味だと思ったけど、リアルワールドも大概じゃない?」
ホロ美
「みーんな全く同じ意見でそれが正しいと、みんなみんな違う意見、違うやり方でいいのに」
ホロ美
「貴方の当たり前を私に押し付けてこないでよ」
たくっちスノー
「あのな…………世界を作る上で常識はなくちゃいけないんだよ、そんなのがないと君の世界みたいに滅茶苦茶になる」
ホロ美
「私の世界……そうかしらね?あそこがいちばん快適だけど」
ホロ美
「貴方もなんでいい人になんかなろうとするのかしらね?」
ホロ美
「私にとっては、改造実験を勧めてくれた組織の幹部から監理局に引き抜いてくれた」
ホロ美
「時空犯罪者だった頃の貴方が私にとっての上司なのに」
たくっちスノー
「……………その時の話はするな、【死神】がそばにいるんだぞ」
たくっちスノー
「時空を超えてない犯罪者を黒影を欺き、不正な手段で時空監理局に入れ込む事なんて昔だから出来たんだよ………」
たくっちスノー
「自分はただマガイモノの研究の参考になればと思ったが、まさか魔王とはな………」
ホロ美
「それが今となってはこの有様ね………」
たくっちスノー
「あまり幻滅しないでくれよ」
ホロ美
「するわよ、私は貴方のあの滅茶苦茶な所が好きだったから」
ホロ美
「どんな事でも自分のやることは絶対で、他の意見は一切許さない」
ホロ美
「そういう悪い所を、私が正義に書き換えてやりたいって」
たくっちスノー
「おっそろしいなお前!恩人すらモルモットかよ!!」
たくっちスノー
「お前、自分が局長じゃなかったら即座に解雇されてたぞ!?」
ホロ美
「何よ私が悪いやつみたいに、私だけがそうと思わないでよ」
ホロ美
「時空犯罪者だった頃の貴方の方が好きだった人なんて監理局には腐るほどいるんだから」
たくっちスノー
「いやまさかそんな……………」
たくっちスノー
「まさかマジで言ってる?」
ホロ美
「私は決して嘘も冗談も言わないわ、全て本気よ」
ホロ美
「うーん………でも悪い所として以外なら、貴方に拾われなかったら時空犯罪者になってたかもしれないと思うと、ありがたいと思うわ」
たくっちスノー
「………………ホロ美」
たくっちスノー
「時空では生きていけない人っていうのはたまにいるけど、時空監理局でしか生きられない人も居るもんだな………」
END
感想OK
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