二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
日時: 2021/02/12 09:53
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 7qD3vIK8)

【どうしようも無いダメ人間でも、世界を救えるのか?】


どうもメタルメイドウィンです

結構久しぶりにストーリー・クロス系を書いてみようと思います

【注意】
時系列はSEASON1辺り
クロスオーバー
原作から外れた展開
マガイモノorオリキャラ

オリキャラor作者募集中
テンプレート >>2

シェリル・パルメルト(エイジア氏のオリキャラ) >>6
カルミア・ベゴニー(からあげ氏のオリキャラ) >>11
キース・メランジェ(葉月氏のオリキャラ) >>12
BAR-0666(生ブスカジ氏のオリキャラ) >>21
ファントム・P・プライム(シュンP氏のオリキャラ) >>26
フォルト(餅兎ユーニアス氏のオリキャラ) DM枠
黒井静華くろいしずか(フランソワーズ氏のオリキャラ) >>37
キカガク(幾何学模様氏のオリキャラ) >>63


【主となる参戦作品】
ドラえもん
まちカドまぞく
マリオ&ルイージRPG系
モンスターハンター
攻略本を駆使する最強魔法使い 〜命令させろとは言わせない俺流魔王討伐最善ルート〜
魔宝戦士ガーネット(オリジナル枠)

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.147 )
日時: 2020/10/04 21:42
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

※お知らせ
今回から地の文に挑戦しています


10月4日更新
やっぱりやめときます

あと、この間pixivに【カキコ逃走中のあれこれ】というものを投稿しました

ーーーーーーーーーーーー

【第17話】
「知るべきではなかった貴方の姿」

シャミ子
「…………分かり、ました。」

シャミ子は息をゆっくりと吐き、答えた。

………夢の中でどれだけ時間が経っただろうか、伝えてからの事はあっという間だった


シャミ子
「ドレッドさん、また後で………もう一度来ます」

シャミ子はゆっくりと頭を下げ、指から微量の魔力を空に向かって飛ばし時空の渦を作り出す。現在はリリスも活発に活動出来るため支援が可能、すなわち僅かな魔力でも転移が可能になっているのだ。

ドレッド
「わかった、その時が来たら俺も覚悟を決める」



ドレッド
「………俺は既に空想と理解しているから、上手くやれば外に出られるかもしれない」


シャミ子
「……それでは!!また会おう!!」

シャミ子もまた会えるかも分からない仲間への感情を隠して勇ましく言葉を返した。何も出来ない今は信じるしかない


ドレッド
「その時は、上手く挨拶するように努力をするよ……シャミ子。」

それを誤魔化すように慣れない顔つきで、一生懸命に………笑顔を作り、シャミ子を見送った………完全に渦が消えたのを確認したドレッドは、気が付くと目の前に武器が刺さっているのが見えた。
大人の時に使っていた、骨で出来た大剣が………
ーーーーーーーーーー

夢を繋ぐ空間の中で別の精神に向かうシャミ子、その頭の中は未だに不安でいっぱいだった、全員が無事に戻ってこれなければ意味が無い………だがシャミ子もまた魔族の力が無ければ幸福に囚われ無事でいられた保証はない、はたして………

シャミ子
「リグリーさん大丈夫かな………」

シャミ子
「………い、いや!きっと来てくれるはず!ドレッドさんを信じよう!」



シャミ子
「次は………ユージンさん達か、
星金さんか、たくっちスノーさんか………」

次の行先も結果も分からないまま、また誰かの精神の中へ………

………

しばらくすると、シャミ子は奇妙な世界に立っていた、
シャミ子
「で、次の………ここは?」


調査の為に片足を1歩踏み出した瞬間のことであった、空に見えるキューブの1つが微振動を起こし、軽い穴が空いてチューブのように黒い液体を地面へ流し込み……床についたものは粘土のようにみるみる変わっていき、形状が見覚えのある「それ」へと変わっていった

たくっちスノー
「おい」

シャミ子
「!?」

マガイモノの王、たくっちスノー………ここはたくっちスノーの精神世界であった、いや……「彼」にはたして精神と呼べるものが存在しているのが疑問ではある事だが、そんなことを考える暇もなく、たくっちスノーはシャミ子に接近する

たくっちスノー
「お前、まちカドまぞくのシャミ子だな?」

たくっちスノー
「………………どうやってここにきやがった?自分の領域にキャラクターが入り込めるわけないだろ?」

たくっちスノーは立っているキューブに指を突っ込み、人差し指と中指で力強く刀を引き抜き逆手で構える、明らかに敵意を向け刀を光らせている、そして………

たくっちスノー
「………お前、普通じゃないな?松山と同じタイプか………」

たくっちスノー
「あいつの正体もいまいちよく分かってないんだ、お前をぶった斬って設定調べまくってやる!!!」

たくっちスノーは逆手のまますくい上げるように刀を投げ飛ばし、綺麗に飛んだ刀はシャミ子の頬すぐ隣のキューブに突き刺さり、それを拾うようにたくっちスノーが迫ってくる!!


シャミ子
「ちょ、ちょちょちょ!!」

シャミ子も大袈裟に右方向に吹っ飛んで攻撃をかわすが、たくっちスノーが走りながら刀を引っこ抜きどこまでも追いかけ回す、
シャミ子
「やめてください!!私のことが分からないんですか!!?」

たくっちスノー
「自分に玩具の知り合いがいてたまるか!!」


たくっちスノー
「せっかくだ、とびっきりの技を見せてや…………」

かれこれ数分、たくっちスノーは痺れを切らし腕の成分を変えて真っ黒な槍に変え、持ち手を鎖のように変えて振り回し………


「そこまでにしておきな、たくっちスノー」

シャミ子
「え!?」

たくっちスノー
「げ!?その声は!!?」

今まさにたくっちスノーによる攻撃が放たれようとしたその瞬間、2人しか居ないはずの世界から声が響いた。桃やリリスではないとすぐにわかった、声の主は明らかに男性だからだ、正体を考える間もなく後ろのキューブが真っ赤になり炎が吹き出し………これまた若々しい白いような、銀色のような綺麗な髪をした男性が炎を払って現れた。その男の名は……

メイドウィン
「そうさ、お前の大好きなメイドウィンだよ!」

たくっちスノー
「やっぱり来やがったな黒影!!!」

シャドー・メイドウィン・黒影。

シャミ子
「黒影!?じゃあ、あれが例の………」


メイドウィン
「たくっちスノー!そろそろ決着をつけさせてもらうよ、時空監理局局長としてね!」

たくっちスノー
「うるせぇ!なーにがおまえ大好きのじゃ、全然好きじゃないもんね!!」


シャミ子
「あれが………ごせんぞの言う、時空監理局局長………」

自分が会った者と面影のないたくっちスノー、そして死んだと言われていたはずの男、黒影。これらが意味するものは………

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.148 )
日時: 2020/10/20 08:30
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

シャミ子
「メイドウィン………さん」

メイドウィン
「で、お前何してんの?」

たくっちスノー
「なにしてんのって………お前の空間にあいつが居たから!!」

メイドウィン
「ふーーん」

たくっちスノー
「ふーーんて!!この空間は自分とお前しか介入出来ないって言ってなかったか!!?」

メイドウィン
「あれそうだったっけ?」

たくっちスノー
「お前の技だろうか!!」

メイドウィン
「1万もあるんだから覚えてないよ」

シャミ子
(それはつまり、私が居なければたくっちスノーさんはあの人と2人きりで………)

シャミ子
(ごせんぞの言う事が確かなら、あの二人は宿敵のはず………何故、こうも意気投合して………)

シャミ子が現在の状況に困惑していると、背後から桃が顔を出す


「シャミ子、どうかしたの?」スッ

シャミ子
「桃?」

たくっちスノー
「うわもんも!!?ゆっくり状態できも……」


「ミカンはすぐ解決したから追いかけてきたの、ここって………」

シャミ子
「実はあれがこれやでして」


「分かった、私がやる」

シャミ子
「……き、気をつけてくださいね?相手は一応トップクラスの悪党ですので」

たくっちスノー
「オイ聞こえてんですけど?」



「たくっちスノーさん」

たくっちスノー
「ハイハイなーに?自分はキャラクターなんかの言葉には耳傾けませんからね」




「シャドー・メイドウィン・黒影は」






「死んだ」


たくっちスノー
「…………は?」




「その人は、もういない」





たくっちスノー
「……………」


たくっちスノー
「ヘッドチェンジ、モララー」




たくっちモラ
「アホぬかしてんじゃねェェェェこのゲロブタがああああああああぁぁぁ!!!!」


たくっちモラ
「人っつーかマガイモノオチョナンさんのも大概にしろよこのゲロ【ピー】がなぁぁぁぁ!!!」


たくっちスノー
「黒影に限って、死ぬなんてことはありえなくて!!」





たくっちスノー
「あっ」


たくっちスノーの後ろが、変化して


シャミ子
「あっ、うしろ!!」









無 しの怪 物

「どう





たの、




たくっちスノー
「ああああああああああああああああ!!!!!!!!」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.149 )
日時: 2020/10/20 12:58
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 8nwOCftz)

暫くして………


たくっちスノー
「なんで………なんで忘れようとしたんだろう………全て僕のせいなのに………僕が引き起こした事なのに……」

たくっちスノー
「あの人にならなきゃ………もっと、時空監理局を…………」

シャミ子
「………たくっちスノーさん、大丈夫ですか?」

たくっちスノー
「一応ね……なんで逃げようとしたんだろう、自分が上手く頑張らないと時空がとんでもないことになるっていうのに」

たくっちスノー
「今現状そんな感じだけど」ハハ


「…………」

たくっちスノー
「でもこれで分かった、どんなに都合が良くても夢は夢でしかなく本物じゃない」

たくっちスノー
「しっかり振り切りないといけないんだ、皆も………」


「シャミ子、他はどうなの?」

シャミ子
「のび太君とルイージさんは内容からして伝えれば理解するかもしれません、ドレッドさんは既に理解しています」

「シャミ子!」

たくっちスノー
「………噂をすれば!」

別の渦から、ごせんぞ棒を握ったドレッドがシャミ子の前に現れる

ドレッド
「お、またふたりいる!」

シャミ子
「…………リグリーさんは?」

ドレッド
「もんだいない!」

たくっちスノー
「後聞いてないのは………ユージン一派と、星金さん、あとウチの部下達か」


「4人いるから手分けしよう」

シャミ子
「では私がネコタロウさんとホロ美さんを」

ドレッド
「ユージンたちはおれが やる」

たくっちスノー
「じゃ、自分は死神を相手する………ほっとくと面倒なことになりそうだし」


「で、私が星金さんね……」

たくっちスノー
「………ホロ美は分かるけど、どうしてネコタロウまで?」

シャミ子
「あの2人がどうして仲が悪いのか、知りたいというのもあります」

たくっちスノー
「…………分かった、任せるよ」

ドレッド
「じゃ!」


そして4人は、全く別々の空間へと飛んで行った…………


…………

たくっちスノー
「死神」

【死神】
「遅いぞ、たくっちスノー」

たくっちスノー
「………どうやら心配するまでもなかったみたいだね」

【死神】
「時空看守をなんだと思っている、お前の方こそ…………」

【死神】
「いや、どうでもいいか」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.150 )
日時: 2020/10/20 23:33
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【死神】
「そうか」

【死神】
「今更後悔して何になる、お前が選んだ道だろう」

たくっちスノー
「それはそうだな、君ら時空監獄は犯罪者を潰すだけだから剣さんがどうとかどうでもいいんだろうね」

たくっちスノー
「いい立場だこと」

【死神】
「僻みか?」

たくっちスノー
「いや、ちょっと羨ましい仕事だなって思っただけだよ」

たくっちスノー
「………自分も黒影に追いつけば、やり甲斐のある仕事って思えるようになるよな」

たくっちスノー
「早く、ならないと」

【死神】
「……………」フム

【死神】
「ところで、どうすれば俺はここから出られる?」

たくっちスノー
「え?君は現実と理解してるんじゃないの?」

【死神】
「俺からすれば現実も夢も関係ない、全てが生だ」

たくっちスノー
「仕方ない………お目付け役を置いてけないし引っ張っていきますか」

【死神】
「さっさとやれ」

たくっちスノー
「はいはい、とりあえずのび太くん達とルイージに会いに行くか」

…………

ドレッド
「………」

ドレッドの目の前には金貨のピラミッドにそれっぽい椅子をつけたものに腰掛けてるヒルデの姿が

ヒルデ
「もっと私に肉を恵みなさい!」

ヒルデ
「あ、もちろんお金も」

ヒルデ
「与えた方には充分な褒美を差し上げましてよ!」

ミシャ
「ははーっ!」ペコペコ

マグナス
「ありがたき幸せ!」ペコペコ


ドレッド
「せいぎの びんた」バチーン!!

ヒルデ
「ぎゃあああアア」

ヒルデ
「首の骨が折れたああああああああ」

ドレッド
「あれ?ユージンどこ?」

…………


「………いた、多分あれが」


星金
「いけー!ガーネット!ばこーん、すごー!悪い魔王をやっつけろー!」

ガーネット
「魔王ブラックオニキス!お前の野望はここで終わる!」

オニキス
「お前如きの魔宝の力で、私に勝てると思っているのですか!?」

サファイア
「ガーネットだけじゃない!」

ダイアモンド
「私達の魔宝が合わされば、不可能なことなんてない!」


桃の目の前には、ガーネットとは他に具現化された戦士達と、倒すべき悪………それらをノートに記す、幼き頃の星金の姿があった



「これは、本来のガーネットの物語……ということ………?」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.151 )
日時: 2020/10/21 19:12
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ホロ美
「…………あはは、凄いなぁ」

ホロ美
「モンスターだけが私の味方」


ホロ美
「人間たちの方がモンスターよりよっぽど醜いわ………ねぇ?そう思うでしょ?」


シャミ子
「………ホロ美さん」


シャミ子
「どうして貴方は、魔物をそこまで………」

ホロ美
「そうね……愛?みたいな」

シャミ子
「何故そこで愛!?もうちょっと分かりやすくお願い出来ます!?」

ホロ美
「いいの?こんな事信じられないかもしれないけど………」

ホロ美
「私ね………モンスターしか愛せないの」

シャミ子
「え!?」

ホロ美
「たまに変わった性癖の人いるでしょ?動物だったり、人の手首だったり、特定のモノに愛情を向ける人」

ホロ美
「私はそれがモンスターだった、それだけ」

ホロ美
「私はモンスターが自由自在に、パワーで全てを破壊する姿にたまらなく興奮するの」

ホロ美
「シャミ子、貴方も私の手でそうなるの、私の手でヒーローになるの」


ホロ美
「悪の目玉を潰し、骨を折り、全てを血に染める!そんないい姿を私に見せ」



「正義のビンタ!!!」


ホロ美
「ひんなああああ!!!」

桃が渦から飛び出し、岩盤が出来るレベルで吹き飛ばす

シャミ子
「桃!」

星金
「うわ、えげつねぇ………」

ドレッド
「ベニャ!こっち おわったぞ!みんな無事だ!」

ヒルデ
「全然無事じゃないんですけど!?私の顔横向きになってるんですけど!?」

リグリー
「夢なんだからいいじゃん」

シャミ子
「皆!」

星金
「と、ほぼ全員このとおりって訳だ」

リグリー
「当分正義のビンタは勘弁物だけどな」

シャミ子
「全員力技で解決してる」

ヒルデ
「………で、話によればあとは勇者様とあのネコを残すのみとなったと」ガチッ

シャミ子
「はい!ホロ美さんどうします?」

ヒルデ
「ほっといていいですよこんな変態」

ホロ美
「ああ〜我が子が敵をぶち殺す姿でご飯が止まらねぇ〜」

シャミ子
「なんかホロ美さんと視線合わせるの怖いです」


…………

そしてたくっちスノー達はマリオブラザーズとのび太面々を引き連れ、別の世界へ………

【死神】
「着いたようだな」

たくっちスノー
「ここは………誰の夢だ?」

END
感想OK


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。