二次創作小説(新・総合)

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D-7 〜異常者達と十の魔王〜 (完結)
日時: 2021/02/12 09:53
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 7qD3vIK8)

【どうしようも無いダメ人間でも、世界を救えるのか?】


どうもメタルメイドウィンです

結構久しぶりにストーリー・クロス系を書いてみようと思います

【注意】
時系列はSEASON1辺り
クロスオーバー
原作から外れた展開
マガイモノorオリキャラ

オリキャラor作者募集中
テンプレート >>2

シェリル・パルメルト(エイジア氏のオリキャラ) >>6
カルミア・ベゴニー(からあげ氏のオリキャラ) >>11
キース・メランジェ(葉月氏のオリキャラ) >>12
BAR-0666(生ブスカジ氏のオリキャラ) >>21
ファントム・P・プライム(シュンP氏のオリキャラ) >>26
フォルト(餅兎ユーニアス氏のオリキャラ) DM枠
黒井静華くろいしずか(フランソワーズ氏のオリキャラ) >>37
キカガク(幾何学模様氏のオリキャラ) >>63


【主となる参戦作品】
ドラえもん
まちカドまぞく
マリオ&ルイージRPG系
モンスターハンター
攻略本を駆使する最強魔法使い 〜命令させろとは言わせない俺流魔王討伐最善ルート〜
魔宝戦士ガーネット(オリジナル枠)

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.307 )
日時: 2021/01/12 09:49
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: h4V7lSlN)

【第49話】
「魔王×魔王物語」

ライトレスは門を開けてD-7を招き入れる


ライトレス
「紹介しよう、私の部下達だ」


ライトレス
「まず、ゴブリンのリード‥‥‥素早さが高く目利きが得意だ」

リード
「ウス」

ライトレス
「その相棒、オークのバーナム。力仕事が得意な上に手先も器用なんだ」

バーナム
「‥‥‥‥‥」


ライトレス
「スライムの一種のピンクハート、回復の専門家だ」

ピンクハート
「♪」

ライトレス
「獲物を即座に見つけられる千里眼、ダークエルフのマートリー」

マートリー
「お前達のことはついさっきから見えていたよ」


ライトレス
「風魔法の魔術師、ウズナ」

ウズナ
「‥‥‥‥‥」



ライトレス
「そして、君たちと同じで別の世界から迷い込んだという‥‥‥‥フォルトとキカガクだ」

フォルト
「ああ‥‥‥‥」

たくっちスノー
「‥‥‥‥おい、待て、そのキカガクって‥‥‥‥!!」


キカガク
「‥‥‥‥何か、見えているかい?」


たくっちスノー
「メイドウィン‥‥‥‥!?自分と同じ力を感じる‥‥‥‥はずなのに、なんでだ?」

たくっちスノー
「メイドウィンのはずなのに見覚えがないぞ‥‥‥‥死神は?」

【死神】
「‥‥‥‥‥どうやら、メイドウィンの力を取ってはいるが権限は無いようだな」

【死神】
「半神、奴らの力を使う技量があるだけの‥‥‥生き物といったところか」

キカガク
「なるほど‥‥‥‥そちらから見ると、そうなると」

フォルト
「何の話だ?」

マートリー
「オレたちには関係ない事だろう」


ライトレス
「そのクッパとやらの部下は何人だ?」

ルイージ
「全部だすって言ってたから‥‥‥余裕で1万越すかも‥‥‥‥」

ライトレス
「そうか‥‥‥‥厳しい戦いになりそうだな‥‥」

マートリー
「え?戦争するのかライトレス様」

マートリー
「オレ達はアンタに拾ってもらってからというものろくに戦ってない」

ライトレス
「その日までにじっくり作戦を考えておこう‥‥‥‥疲れただろう?食事を用意しよう」

そう言ってライトレスは城の奥へ向かった



ホロ美
「むむむ‥‥‥‥」

シャミ子
「どうしたんですかホロ美さん」

ホロ美
「どうしたもこうしたもないわよっ!」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.308 )
日時: 2021/01/12 17:24
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ホロ美
「皆忘れてない?モンスターっていうのは野蛮で、恐ろしくて、えげつない事をする何もかも滅茶苦茶の存在なの!」

ホロ美
「こんな善意みたいな知性のある行為なんて出来るはずがないのよ!」

シャミ子
「せっかく出来た助っ人に対して奈落より底のないレベルの無礼はやめてください!」

ホロ美
「だって、モンスターよ!?脳みそ電気でバリバリしないと上手くコントロール出来ないような‥‥‥‥そんな感じの!!」

【死神】
「これだからグレーゾーンは‥‥‥‥」

たくっちスノー
「君ってチェンソーマンは服とか着ないとか言うタイプでしょ」

ホロ美
「実物のチェンソーマンを見たことないからマキマさんに返事は出来ないかなー」

たくっちスノー
「否定してくれよそこは」




「‥‥‥‥前々から思ってたけど」



「どうしてホロ美さんはモンスターを破壊兵器のような扱いをするんですか?」

ホロ美
「え?なんで?」


「いや、なんでって‥‥‥‥シャミ子がこの人の研究対象だから、そりゃ警戒とか‥‥‥」


「返答によっては変身します」

ホロ美
「あ、実はもうシャミ子はいいかなって思ったの」

シャミ子
「はい!?」

ホロ美
「よくある事よ、ここまで旅をして話してきて私が手を出すようなモンスターとは違うなって思ったから」

ホロ美
「魔法少女をぶち殺すって聞いたから少しは期待してたけどね」

シャミ子
「結構ダーク‥‥‥ホロ美さん、一応正義側と思っていいんですよね?」

ホロ美
「勿論よ!」


ホロ美
「私が時空監理局に入ったのも、こうやって活動しているのも、人間もモンスター達を正義のために足車のように巧みに操作して」

ホロ美
「この世の全てを統一して武力も不幸もない、歯車のようにガチガチに操作する‥‥‥そんな夢のための‥‥‥!!」



ミシャ
「死ねぇぇえええええ!!!」

ホロ美
「ちょっとおおおお!?」

ミシャは突然斧を振りかぶりホロ美のそばに向かってたたき落とす


【死神】
「こんな所で殺し合いはやめろ」

ネコタロウ
「そこじゃねぇニャ」

ホロ美
「何するの!?」

ミシャ
「薄々思ってたけどあんたの言う平和ってそれ!!」

ミシャ
「一般的にはそれ、魔王の世界征服と何も変わらないんじゃ‥‥‥‥‥?」

ホロ美
「え?そりゃそうよ、魔王も何も私も魔王の家系だもん」


ミシャ
「‥‥‥‥は?」



ミシャ
「はああああ〜〜〜〜!!?」

ホロ美
「何よ〜?まさか本気で人間がモンスターを変形とか出来ると思ってたの?」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.309 )
日時: 2021/01/12 17:45
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

たくっちスノー
「はあ!?お前魔王!!?」

ホロ美
「魔王と言っても監理局に入る三年前に叔父が就任しただけなんだけど」

ホロ美
「あまり城に居たくなかったから逃げて監理局まで上がり込んだの、ホワイトローズ美咲もほぼ偽名みたいなものね」

ホロ美
「私の家系は代々世界の全てを手に入れたそうなんだけど、私はそういうの興味無いの」

ホロ美
「どっちかと言うと、あの野蛮な化け物をどうにか世の中のためにならないかと模索して」

星金
「模索した結果がシテ‥‥コロシテ‥‥レベルの肉体改造ですか」

ホロ美
「人間だってライオンやゾウみたいな動物を調教して大道芸とかしてるでしょ?アレみたいなものよ」

ネコタロウ
「お前の世界平和をサーカスで例えんじゃねぇニャ」


「‥‥‥‥はっ!!まさかリリスさん知ってて黙ってたんじゃ‥‥‥シャミ子、御先祖棒アレどこやったっけ!?」

シャミ子
「ごせんぞでしたら万が一壊れたら困りますのでミカンさんに預けてきました!」


「こんな時に!!」

ユージン
「お前どんな気持ちで俺が魔王倒すとこ見てたの?」

ホロ美
「私別に勇者とか興味無いからね‥‥‥‥‥」

ホロ美
「私の事悪くいうけど、生き残ったやつ、勝ったやつが正しいのが世界ってモノよ」

ホロ美
「たとえ皆がどんな奴だとしても、私達D-7はこれまで勝ち続けてきた」

ホロ美
「誰がなんと言おうと私達のやってきたことは全て正しいのよ」






ホロ美
「えっどうしたの?」

たくっちスノー
「‥‥‥魔王の子供なんて初めて知ったよ」

星金
「入れる時気付かないの?」

たくっちスノー
「監理局に入るための条件って特にないから」

ホロ美
「履歴書なんて書いてないわよ」

ネコタロウ
「まーオレもネコだって誰にもバレんかったからニャ‥‥‥‥」

ミシャ
「‥‥‥‥‥‥なんかもうワケわからなくなってきたわ」

ルイージ
「ライトレスより僕らの方がよほど野蛮で」



ライトレス
「待たせたな、食事の準備が出来たぞ」

たくっちスノー
「あっ、正反対の魔王が来たよ」

ホロ美
「正反体とか言わないで」

ライトレス
「む?」

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.310 )
日時: 2021/01/12 21:14
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

‥‥‥‥

ライトレスとの会食は質素ながらも満足出来るような拘りが見られるものとなっていた

パンは味がないがソースなどはかなり揃っており、肉も薄めだが味付けが絶妙で‥‥‥

ライトレス
「魔王がそこにもいたとはな」

ホロ美
「魔王の一族として振る舞う気は無いわ」

ホロ美
「私はあくまでモンスターを正しい使い道をしたいと思っているだけなのよ」

たくっちスノー
「‥‥‥‥‥あれで?」

ホロ美
「仕方ないじゃない、皆がイメージしてるような知能の高い魔物なんてそうそういないのよ」

ホロ美
「そんなの求めるならリアルワールドでも喋る犬や野球の出来る虎でも見つけてみなさいって」

【死神】
「‥‥‥‥組長呼んで煽らせたい奴だな、お前は」

ライトレス
「まぁその話はまた後ほど聞かせてくれ、今は存分に楽しもう」

ユージン
「なぁライトレス、聞きたいことがまだある」

ライトレス
「何かね?」

ユージン
「友達のお前から見て‥‥‥ブレイ達はどんな奴だった?」

ライトレス
「君にはどう見えた?」

ユージン
「流れというか‥‥‥悪いことしてたからぶっ倒したわけだが‥‥‥‥アイツらそのものはあんまり悪党には見えなかったな」

ライトレス
「そうか‥‥‥‥‥」

‥‥‥‥‥‥‥

ライトレス
【ブレイ、はしを渡ってはならないと立てられた看板のある橋を渡るにはどうすればいいと思う?】

ブレイ
【ふむ、有名な問題だな‥‥‥人間は端ではなく真ん中を渡ると答えるそうだが、わたしは違う】

ブレイ
【真ん中を歩いても難癖付けられるだろう!川に小石を敷いて、それらを踏んで渡るのが正解だ!】

ライトレス
【相変わらず君の知恵には勝てないよ】

‥‥‥‥

ラブコーン
【人を愛する上で‥‥‥過去は乗り越えなくてはならない】

ラブコーン
【だが、ずっと抱えてきたものを簡単に手放していいものだろうか?】

ラブコーン
【その人が過去にしかいないのであれば、過去でいくらでも会わせるのみだ】

ライトレス
【‥‥‥私が誰かを恋しくなったら、過去に戻してくれるかい?】

ラブコーン
【‥‥‥‥明日にでも眠ってしまいそうな男に、か】

‥‥‥‥

ドルゴラン
【いいかライトレス、この世で大切なのは金だ!】

ドルゴラン
【飢えたあの子にパンを、賢くなるために本を、友達を作るために話題を、安心して眠るために家を】

ドルゴラン
【その全てをオレサマは出来る!!どんな大豪邸も買えるし、パンだって店ごと買える!!】

ドルゴラン
【さあ!!お前も持っていけ!!金は配るものでは無い、使うものだ!!】

ドルゴラン
【沢山無駄遣いして、社会様に貢献してやるのだ!】

ライトレス
【‥‥‥‥そうだね、ドルゴラン】

‥‥‥‥

ライトレス
【君はこれからずっと城に篭もり続けるのかい】

アバカレラ
【私は貴方のように優しくなれない‥‥‥そばに居るだけで人々を狂わせてしまいます‥‥‥‥】

アバカレラ
【せめて‥‥‥あの子に貴方のような人間が居てくれたら‥‥‥‥】

ライトレス
【大丈夫、君は悪くない、あの子も悪くない‥‥‥だからきっと報われる】

アバカレラ
【貴方は‥‥‥‥あなたと言う人は、本当に‥‥‥‥】

Re: D-7 〜異常者達と十の魔王〜 ( No.311 )
日時: 2021/01/12 22:48
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ライトレス
「楽しかった」

ユージン
「そうか、幸せ者だなお前は」

ユージン
「俺は旅をするまでそんな事も出来なかったし、やろうと考えることも許されなかった」

ライトレス
「勇者というのは‥‥‥息苦しい立場だな」

ユージン
「そんなもんさ、出来ない奴が選ばれるようになってるのがおかしいんだ」

ライトレス
「‥‥‥‥‥しかし、それでも今の君は」


ライトレス
「とても、安心しきったいい顔をしている」

ユージン
「そうか‥‥‥‥‥そう、かもな」


ライトレス
「D-7‥‥‥その詳細は明らかにされていないが、良いチームのようだな」

のび太
「え、そんなに僕らって知られてないの?」

星金
「そういえば俺らろくに取材とか受けてなかったからな‥‥‥顔しか分かってないんじゃ?」

たくっちスノー
「マジか‥‥‥五体も倒しておいてそんな扱いはちょっと嫌だな‥‥‥‥」

ミシャ
「多分勇者パーティの派生型としか思われてないわね」

ドレッド
「どうするんだ?」

ユージン
「取材ったってなー‥‥‥‥俺何話したらいいか分かんねぇよ」

ヒルデ
「私も顔出しNGなので」

ミシャ
「NGなのは顔じゃなくて口でしょ」

バーナム
「‥‥‥‥‥」

ライトレス
「あの村のことが気になるのか?バーナム」

ルイージ
「今、あそこには兄さんがいるから多少の事なら大丈夫だと思います」

ルイージ
「クッパたちが来たらチッピーを向かわせるって言ってましたし‥‥‥‥」

ライトレス
「‥‥‥いや、あの城下町の事だろう、ネガイモノの力で王になった、あの町の‥‥‥」

ユージン
「ネガイモノってそんなことも出来るのか?」

ライトレス
「強く願えば不可能なことは無い‥‥‥スターアベネス様はそう言った」

ライトレス
「願いの力を悪用し、他人を陥れる行為を見過ごすわけにはいかないが‥‥‥‥」

ライトレス
「夢を捨てない限りネガイモノは死なない‥‥‥だから、あの様な手を使うしかないのだ」

のび太
「酷いものだよ!自分たちが楽したい為に村を虐めるなんて!」

ホロ美
「‥‥‥‥‥‥‥」

シャミ子
「あの‥‥‥‥ライトレスさん」


シャミ子
「貴方は、どんな願いで生まれたんですか?」


ライトレス
「‥‥‥‥‥たった1人の、切実な願いさ。」


END
感想OK


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