二次創作小説(新・総合)

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ゆうきとμ's+@の日常。【久々新作ミステリースタート!】
日時: 2024/08/18 00:01
名前: ゆうき ◆qJgLsDnlMc (ID: vkkVQEZj)

どうも、ゆうきです。

ここでは、
しゅんぽこさんや広尾さんがやられている
日記の様な物をやっていきます。

ヘキサさんが始めたのを見て、
自分もやる決心をしました。(大袈裟)

他の方よりつまらないかもしれませんが、
温かい目で見守ってください。

タイトル通り、
ラブライブ関連のキャラが出てきます。
主にことりちゃんが。

恐らく毎日は更新できないです。
マイペースにやっていきます。

それでは。


☆企画☆


アンケート>>80(終了しました!)

ゆうきの好きなμ'sの曲大発表!
>>114>>119-121>>123>>126-128
>>133>>143>>205>>217

今までゆうきゲームに出たキャラの総数は?>>279
補足>>287(終了しました!)

新企画に関する案の募集について>>366

ゆうきとことりのイチャイチャ茶番集
>>144(バレンタイン2018)
>>265(クリスマス2018)
>>274(バレンタイン2019)
>>313(ホワイトデー2019)
>>322(エイプリルフール2019)
>>331(メイドの日2019)
>>340(七夕2019)
>>343-344(ゆうきの誕生日~復讐ドッキリ~(前後編))
>>385-387(ことりちゃん、史上最悪の誕生日!?(前中後編))
>>389(ハロウィン2019)
>>390(ポッキーの日2019)
>>393(ゆうことX'mas2019)
>>397-400>>401-404>>407-408>>421-425
(ミステリー「悪夢の夏合宿」)

コメント大歓迎です!(荒らしはご法度)

Re: ゆうきとμ's+@の日常。 ( No.395 )
日時: 2020/01/02 14:20
名前: 洋輝 (ID: vevJKpiH)

あけましておめでとうございます!
洋輝です!

ゆうきさんのアルティメットギャラクシー、更新する度に読んでますよ!
逃走中の更新お互い頑張りましょう!
そして、更新応援してます!

Re: ゆうきとμ's+@の日常。 ( No.396 )
日時: 2020/01/06 23:26
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: i8MUn/7P)

To 洋輝さん

明けましておめでとうございます!(遅)

アルギャラの閲覧&応援ありがとうございます!
お互い更新頑張りましょうね!

悪夢の夏合宿~プロローグ~ ( No.397 )
日時: 2020/01/06 23:36
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: i8MUn/7P)

この小説の注意!

今日から投稿していくこの小説はミステリーです!
もちろんのこと死に描写があるので、苦手な方はご注意ください!
まあ、そこまでグロい描写はありませんが(笑)

登場人物はμ'sの9人+ゆうきの10人です。
10人が出演してるミステリードラマだと思って見て頂ければ幸いです(笑)
後、夏の設定です。特に意味はありませんが(笑)

ミステリーって難しくて、トリック等に辻褄の合わないところ、少々無理矢理なところがあるかもしれません。
そこら辺は俺も素人なので、大目に見てください。

以上の事がよろしければ、是非ご覧ください!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



μ's
「「合宿!?」」


真姫
「えぇ。西木野家の所有している南の島があってね。
ひと夏の思い出作りに無人島合宿するのも良いんじゃないかって思ってね。」



「面白そうだにゃ!」


にこ
「良いんじゃないの?」



「ウチは賛成!」


穂乃果
「穂乃果はやりたい!」


ことり
「ことりも!」


花陽
「それじゃあ、花陽も行きたいな!」


絵里
「そうね・・・海未はどう?」


海未
「そうですね・・・遊ぶというワケでもないですし、たまには良いのではないですか?」


穂乃果
「!!・・・それじゃあ!」


真姫
「決定ね。」



「にゃ~!今年の夏は合宿だにゃ~!」


花陽
「凛ちゃん、いつ行くのかも決まってないのに・・・」


にこ
「日焼けしないようにしっかり準備しないとね」


真姫
「またあの不審者みたいな格好するの?」


にこ
「どぅわぁれが不審者よ!?」



「うーん、楽しみやね。旅行なんて久し振りやわ。」


絵里
「でも、素晴らしい提案だと思うわ。私達3年生はこれから忙しくなって旅行とかする時間も無くなるだろうし・・・」


海未
「練習も勿論ですが、しっかり思い出も作っていきたいですね。」


穂乃果
「うんうん!もう楽しみだよ~!ね、ことりちゃん!」


ことり
「・・・・・・」


穂乃果
「・・・ことりちゃん?」


ことり
「・・・あ、ごめんね。考え事してて聞いてなかった。」


穂乃果
「考え事?」


ことり
「えっ?な、何でもないよ。大した事じゃないから・・・!」


花陽
「・・・・・・?」


海未
「・・・大方、「彼」の事じゃないですか?」


ことり
「っ!?///」ドキッ


絵里
「・・・図星なのね。」


ことり
「ちっ、違うよ!///
別に、ゆうき君にも来て欲しいとかそんなこと思ってないもん!///
・・・・・・あっ・・・///」


真姫
「何自爆してるのよ・・・」



「うふふ。本当にゆうき君の事が好きなんやね~」ニヤニヤ


ことり
「うぅ~・・・///」カアァ



「それで、真姫ちゃん?ゆうき君を連れていく事って出来るの?」


真姫
「そうね。元々部屋が2人で1つ使う程度しかないから、ゆうきさん入れて偶数になるなら丁度いいわ。
5部屋ならあるからその点は問題無いわよ。」


にこ
「・・・・・・」


ことり
「そ、それじゃあ・・・!」


真姫
「みんなが良いなら良いんじゃない?
・・・私は別に構わないわよ。いつもお世話になってるのに除け者にするのも可哀想だし。」


ことり
「本当!?みんなも良い?」


穂乃果
「勿論だよ!」


絵里
「拒む理由も無いものね。」


花陽
「むしろ、ゆうき君もいたら絶対楽しくなるよね!」


海未
「そうですね。・・・ちょっとした雑用もやってくれますし。」



「うんうん。ウチもいいと思うよ。」



「凛も勿論OKだよ!」


ことり
「ありがとう!それじゃあゆうき君も・・・」






にこ
「ダメよ。」


ことり
「・・・えっ?」


にこ
「だから、ダメだって言ってんのよ!」


ことり
「・・・ど、どうして・・・?」


にこ
「どうしてもこうしても、逆になんでアイツを連れてかなきゃいけないのよ!」


真姫
「なんでって・・・別にいいじゃない。」


にこ
「良かないわよ!アイツがいたらことりはバカみたいにいちゃいちゃするだけでしょうが!目障りなのよ!」


ことり
「目障り・・・?」ムッ


にこ
「そうよ!目障り!だからあんなの連れてくるんじゃないわよ!」


ことり
「・・・・・・やだ。」ボソッ


にこ
「うるさいわね!口答えしてんじゃないわよ!」


ドンッ!


ことり
「きゃっ・・・!」グラッ


海未
「ことり!」ガシッ


花陽
「ことりちゃん、大丈夫?」


絵里
「にこ!いきなり押したりしたら危ないでしょ!」


にこ
「コイツが口答えするから・・・!」



「何にこっち、さっきから感じ悪いよ?
ゆうき君がいたらなんか不都合でもあるん?」


にこ
「・・・べ、別に・・・」



「ならゆうき君がいてもいいやん?
ゆうき君とことりちゃんが付き合ってるのが気にくわないのか知らへんけど、そんな拒むこと無いと思うよ。」


にこ
「・・・・・・っ」ギリッ


にこ
「・・・勝手にしなさい!」バンッ


海未
「ちょっ・・・にこ!」


穂乃果
「いいよ海未ちゃん。放っておこう。」



「にこちゃん、そんなにゆうき君が嫌いなのかにゃ?」


絵里
「ことりと付き合ってるからでしょ?
にこはアイドル意識が高いから、ことりが恋愛してるのが許せないのよ。きっと。」


ことり
「・・・・・・」


ことり
「・・・やっぱり、ゆうき君連れていくのやめた方が良いかなぁ~・・・」


穂乃果
「えっ?いいよいいよ!ことりちゃんだってゆうき君がいた方が楽しいでしょ?」


ことり
「それはそうだけど・・・でも・・・」


海未
「遠慮すること無いですよ。
大丈夫です。にこが何と言おうと私達はことりの味方ですから。」


真姫
「そうよ。そうじゃなかったらとっくに別れさせてるわ。」


ことり
「・・・みんな、ありがとう・・・」


ことり
「・・・ゆうき君に電話してくるね。」スタスタ


ガチャ・・・



「・・・大丈夫かにゃ~・・・」


花陽
「心配だね・・・」



「・・・にこっち、なんなんや・・・」




ことり
「・・・はぁ。」


ことり
「・・・やっぱり、みんなにも言った方がいいのかなぁ~・・・」


ことり
「・・・ううん、皆に心配掛けられないもん。自分達で何とかしないと・・・」


ことり
「・・・ううん(首フリフリ)気持ち切り替えなきゃ。
ゆうき君には明るく振る舞わなきゃ。」スッ


(携帯を取り出すことり)




ズキッ!


ことり
「うっ・・・!」ポテッ


(指に痛みが走り、思わず携帯を落とすことり)


ことり
「・・・・・・」サスリサスリ


つ指(絆創膏を付けてる)


ことり
「・・・ゆうき君・・・」


ことり
「・・・ダメ!心配掛けちゃダメ!気にしないで、明るく、明るく・・・」ピッ


プルルルル・・・



ゆうき
「・・・ん?電話?・・・ことりちゃん!?」ガタッ


ガチャ・・・


ゆうき
「・・・もしもし!?」


ことり
「もしもし、ゆうき君?ことりだよ。」


ゆうき
「どうしたの!?ことりちゃんから電話なんて珍しい・・・!」


ことり
「うん!今度μ'sの皆で合宿することになったんだ!それでね、ゆうき君にも来て欲しいなって。」


ゆうき
「えっ!?俺に!?」


ことり
「ダメ・・・かなぁ・・・?」


ゆうき
「ダメ・・・じゃないけど、俺が居ても迷惑なだけじゃない?」


ことり
「ゆうき君・・・ことりのこと、嫌い?」ウルッ


ゆうき
「っ・・・!?ま、まさか!大好きだよ!決まってるじゃん!」


ことり
「それじゃあ・・・来て欲しいなぁ・・・?」


ゆうき
「うーん・・・でも・・・」


ことり
「・・・・・・」





















ことり
「ゆうき君と一緒がいいの!お願いっ!」オネガイッ…オネガイッ…



ゆうき
「うぐっ・・・(それズルいって・・・!)」


ゆうき
「わ・・・わかったよ・・・そこまで言うなら行くよ。」


ことり
「本当!?」キラキラ


ゆうき
「うん。他ならぬことりちゃんにここまで言われたらね。」


ゆうき
「それに、何日もことりちゃんに会えない方が嫌だし?」


ことり
「・・・ゆうき君・・・///」ポッ


ゆうき
「何?」


ことり
「嬉しい・・・///」


ゆうき
「へへっ・・・」


ことり
「それじゃあ、日付とかはまた連絡するから、絶対に来てね!」


ゆうき
「もちろん。絶対に行くよ。」


ことり
「わーい♪」


ゆうき
「(かわいい)」


ゆうき
「それじゃ、詳しい連絡待ってるよ。またね。」


ことり
「またね!」ピッ


ことり
「・・・・・・はぁ。」


ことり
「・・・ゆうき君、ごめんね・・・」




ゆうき
「よっしゃー!ことりちゃんと合宿!」


ゆうき
「嬉しいなぁ・・・ことりちゃんと丸5日一緒にいれる!
楽しみだぜ!」


・・・この時、俺はまだ知らなかった。

今回の合宿で、俺達に悪夢が待ち受けていたなんてことを・・・
































???
「・・・許さない。絶対に許さない・・・」


???
「・・・あんなこと聞いたら、もう我慢出来ない・・・!」


???
「・・・待っててね。この合宿で、終わりにしてあげるから・・・!」


続く

悪夢の夏合宿~第1章「μ's、無人島へ」~ ( No.398 )
日時: 2020/01/07 23:00
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: i8MUn/7P)

穂乃果
「夏だ!」バン!


穂乃果
「海だ!!」ババン!


穂乃果
「南の島だ~!!!」ババーン!


海未
「穂乃果!そんなに騒がないでください!恥ずかしい・・・!」


穂乃果
「恥ずかしいって・・・私達以外誰も居ないんだから良いじゃん!」


海未
「問題はそこじゃありません!」


ことり
「あはは・・・海未ちゃん、今日くらい怒らない怒らない♪ね、ゆうき君?」ギュー


ゆうき
「そうそう♪」ギュー


にこ
「そう言うアンタらも、いちゃいちゃするのやめなさいよ!」



「エエやん、にこっち。ゆうきさんとことりちゃんは恋人同士なんやし?」


絵里
「今に始まった話じゃないものね・・・」


にこ
「だからダメだって言ってるのよ!アイドルが恋愛なんて言語道断よ!?」


真姫
「にこちゃんの言うこともわかるけど・・・別に良いじゃない。」


花陽
「そうだよ!2人はずっと前から仲良しさんだし♪」



「凛もそう思うな~」


にこ
「む~!勝手になさい!にこは認めないからね!」ダッ



「あ!にこっち!どこ行くん!?」


にこ
「部屋よ!着くまで寝るから起こすんじゃないわよ!」ガチャ


にこはそう言って1人甲板から居なくなる。


一同
「「・・・・・・」」



海未
「全く・・・にこだけですよね。未だに2人を認めていないのは・・・」


ゆうき
「仕方無いよ。にこの言うことはもっともだし・・・」


ことり
「うーん・・・何とかしてにこちゃんにも認めて欲しいんだけどなぁ・・・」



絵里
「まっ、にこの事はいいじゃない。今は折角のクルーズ中なんだし、楽しまないと損よ。」


花陽
「・・・あっ!そういえば、この船って自動操縦なんだよね?」


真姫
「ええ。技術の進歩ね。」



「流石西木野財閥・・・時代の最先端を行ってるにゃ・・・」


真姫
「最先端だなんて・・・飛行機なんてずっと前から自動操縦があるし、車だって今に普及するわよ。」


海未
「それを我々はこうして体験出来ている・・・大変光栄な事ですね。」


真姫
「もう・・・褒めても何も出ないわよ?」



「・・・おっ?言ってたら見えてきたみたいやで!」


穂乃果
「おお!アレが!」


真姫
「ええ。今回私達が合宿する無人島・・・錦野島ね。」


花陽
「に・・・錦野島?」


真姫
「パパが命名したらしいわ。自分の名前付けるのは流石に恥ずかしいから漢字を変えたらしいわよ。」



「島の命名まで出来るなんて・・・つくづくお金持ちだにゃ・・・」


真姫
「だから、褒めても何も出ないわよ・・・」


ことり
「・・・あれ?ゆうき君、建物が2つあるみたいだよ。」


ゆうき
「・・・本当だ。アレは・・・?」


真姫
「片方は私達が泊まる別荘。
もう1つは非常用の発電施設。非常用の電話も置いてあるわ。」


絵里
「なるほどね。台風とかで船がダメになっても心配ご無用って事ね。」


海未
「台風でしたらヘリコプターなども飛ばせないでしょうし、連絡できた所で意味はないと思うのですが・・・」


絵里
「・・・あっ、いや・・・」


真姫
「ふふっ・・・とにかく、あの施設さえあれば島に閉じ込められる事は無いってことよ。
・・・さっ、降りるわよ。誰かにこちゃんを起こしてきて。」


花陽
「あっ!花陽が行ってくるよ!」ダッ



「よろしくな~」


真姫
「さっ、私達は降りて別荘に行くわよ。ちゃんと荷物持った?」


穂乃果
「バッチリだよ!」


ことり
「うぅ~・・・ちょっと酔っちゃったかも・・・ゆうき君、荷物持ってくれる?」


ゆうき
「もちろん。ほら。」スッ


ことり
「ありがとう♡」ギュー


ゆうき
「これくらいお安いご用だよ♪」ギュー


真姫
「・・・・・・」


ゆうき
「・・・あ、ごめん。早く行こうか。」スッ


真姫
「ええ。」ザッ


真姫
「この辺の植物、中には毒を持ってるのもあるらしいから、くれぐれも触らないようにね。」




「毒!?」


一同
「「!」」


にこ
「ここそんな危険なものもあるわけ!?」



「にこちゃん!かよちん!」


花陽
「ただいま~」


真姫
「そうらしいわよ。日本本土とは気候が違うからとか・・・」


花陽
「あはは・・・きっと触らなければ大丈夫だよ。それに、毒っていっても即死しちゃうような強いモノは無いんじゃないかな?」


真姫
「そうね。まっ、下手したら死に至る可能性もあるし、別荘までの道、ちゃんと私についてくるのよ。」


一同
「「はーい!」」


真姫
「それじゃあ行くわよ。」ザッ


ことり
「ゆうき君・・・ちょっと怖い所に来ちゃったね。」ヒソッ


ゆうき
「うん・・・」



錦野島と、そこにそびえ立つ別荘・・・
合宿の「舞台」となるこの場所は・・・

何も語らず、俺たちを見下ろしていた・・・



続く

悪夢の夏合宿~第2章「錦野島の夜」~ ( No.399 )
日時: 2020/01/08 23:00
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: i8MUn/7P)

【ここまでのあらすじ】
μ'sのメンバーの1人で「彼女」でもある南ことりちゃんに夏合宿に誘われた俺、ゆうき。
μ'sの9人と共に合宿の舞台である錦野島を訪れた・・・


さて、島に到着し、夕方・・・


海未
「・・・はい、お疲れ様でした。今日はここまでにしましょう。」


穂乃果
「は~・・・疲れた~!」ノビー


絵里
「お疲れ様。水分補給を忘れずにね。」


ことり
「ゆうき君~!疲れた~!」ギュー


ゆうき
「はいはい、お疲れ様。はい、お水。」ヨシヨシ


ことり
「えへへ・・・ありがとう♪」ニコッ


ゆうき
「ことりちゃんのためなら。」ヘヘッ



にこ
「何でことりだけ専属マネージャーが居るのよ・・・」



「にこっち、言い方。」


花陽
「えーっと、この後は皆で夕食の準備だね。」



「うん!かよちんのご飯楽しみにゃ~!」


花陽
「えへへっ♪上手く炊けるといいなぁ・・・」



ゆうき
「へー、ご飯も皆で作るんだ・・・」


穂乃果
「もちろん!これこそ合宿の醍醐味だよね!」


海未
「ゆうきさんは・・・出来ないんでしたっけ?」


ゆうき
「うん・・・ごめんね。量増やすだけで。」


ことり
「ううん、大丈夫だよ!1人分くらいそんなに変わらないから♪」


ゆうき
「そう?」


ことり
「うん!それに、ゆうき君でも食器の用意とか、出来ることは色々あると思うよ!」


ゆうき
「そっか・・・それじゃあ、出来ること探してやることにする。」


海未
「よろしくお願いしますね。」




にこ
「2年生ー!くっちゃべってないで早く準備に取り掛かりなさーい!」



穂乃果
「あっ、にこちゃんからのお達しが・・・」


海未
「行きましょう。」


ことり
「うん!・・・あ、ゆうき君!お水ありがとう!」スッ


ゆうき
「どういたしまして。(うん?これ間接キスいける?)」 ←通報


タッタッタ・・・













花陽
「ご飯炊けたよ~!」



「おっ!こっちも丁度出来たところやで!」



「うーん、いい匂い・・・早く食べたいにゃ~」


にこ
「まだよ。よそうという大事な作業が残ってるわ!」


花陽
「このお皿に花陽の炊いた白いご飯を乗せて~」


ことり
「他の皆で作ったルーをかければ~」


穂乃果
「カレーの完成!やっぱり合宿ではカレーだよね!」



「それは良いから早く食べたいにゃ~!凛、お腹ぺこぺこだよ~!」


海未
「そうですね。それではこれは凛の分ということで・・・
残りもよそっていきましょう。」



「ありがとうにゃ~!いっただっきまーす!」


真姫
「どう、凛?味とか大丈夫?」



「大丈夫だよ!とっても美味しいにゃ~!」パクパク


絵里
「良かったわね。皆で心を込めて作ったのに、
まずいとかなったらどうしようかと思ったわ。」


ことり
「はい、これゆうき君の分♪」スッ


ゆうき
「ありがとう!(・・・うん?福神漬けなんてあったっけ?)」


ことり
「(えへへ♪今日の為に作って持ってきてたんだ♪)」ヒソッ


ゆうき
「(そうなんだ!漬物まで作れるなんて、流石ことりちゃん!)」ヒソヒソ


ことり
「(えへへ♪ゆうき君のとことりのだけにトッピングしてあるんだよ♪)」ヒソヒソ


ゆうき
「(えっ・・・・・・///)」ヒソヒソ




穂乃果
「ことりちゃーん!全部よそい終わったー?」


ことり
「えーっと~・・・9皿あるから、あと一皿かな?」


花陽
「あっ!花陽のはご飯とカレーをわけて欲しいな!」


ことり
「えっ?良いけど・・・」


にこ
「あんた、カレーわけて食べるの?」


花陽
「うん!ご飯はご飯で味わいたいから♪」



「流石かよちん!おかわり!」


ことり
「ええっ!?凛ちゃん食べるの早いよ~!
ことり、皆の分をよそってて一口も食べてないのに~!」


一同
「「あはははは!!」」


絵里
「凛、ことりを困らせないの。自分でよそいなさい。」



「はーい・・・」



「うふふ。本当凛ちゃんは面白いわ・・・」




ことり
「はい、かよちゃん!ご飯だよ~!」


花陽
「ありがとう~♪いただきまーす!」


ことり
「ことりもカレーいただきまーす♪」


ゆうき
「美味しい!」パクパク


皆で作ったカレーは、今まで食べたカレーの中で一番美味しく感じた。

俺たちは談笑しながらカレーを食べた。
後々訪れる悲劇を知らずに・・・




穂乃果
「あ~!美味しかった~!」


海未
「今日の所はもうお風呂に入って寝ましょうか。まだ1日目ですからね。」



「うーん・・・その前に飲み物が飲みたいにゃ~・・・」




カラン…


にこ
「そう言うと思って、麦茶淹れてきたわよ。」



「おっ!にこっち、たまには気が利くやん!」


にこ
「たまにはは余計よ。どれも同じだから適当に取って。
・・・ことりは届かなさそうね。ほら。」スッ


ことり
「あっ!ありがとう♪」


ゆうき
「にこ、俺にも。」


にこ
「ん。」スッ


ゆうき
「サンキュ。」




穂乃果
「よーし!それじゃあ、μ'sがこの合宿で更に人気になることを願って・・・」


一同
「「かんぱーい!!」」チーン



「にゃ~!生き返るにゃ~!」ゴクゴク


花陽
「冷たくて美味しいね♪」ゴクゴク


絵里
「これ飲んだら順番にお風呂に入りましょう。」ゴクゴク


真姫
「一応見取り図置いておくわね。大丈夫だと思うけど迷わないでよ。」ゴクゴク



「ん・・・そういえば、洗い物はどうするん?」ゴクゴク


花陽
「あ、花陽がやるよ!無駄に洗い物出しちゃったし。」


ことり
「ことりも手伝うよ!」ゴクゴク


にこ
「そう?じゃあ2人に任せるわ。」



「じゃあ凛は一番風呂~!」ダッ


真姫
「凛!走ったら危ないわよ!」



「凛ちゃんは本当に元気やね~」


穂乃果
「あはは・・・私達は部屋に戻ろっか?」


海未
「そうですね。お風呂から出たらお互いに教えあいましょう。」


絵里
「それじゃあ、今日はとりあえず解散ね。みんな、お疲れ様。」











花陽
「~♪」ジャー


ことり
「・・・」ボーッ


花陽
「ふぅ~・・・ことりちゃんので最後かな?」キュッ


ことり
「・・・」ウトウト


花陽
「・・・?ことりちゃん?」


ことり
「・・・・・・!!(ハッ)あ!ご、ごめんね!ことり、寝てた?」


花陽
「うん。すっごくウトウトしてた。疲れてるの?」


ことり
「そうかも・・・皆と一緒に合宿で、しかもゆうき君が一緒で嬉しくて、
結構はしゃいだから・・・う~・・・それにしても眠いよ~・・・」


花陽
「それじゃあ、もう寝たら?残りは花陽がやっておくから。」


ことり
「ごめんけどお願いしていい~?ことりはもう寝るね~・・・
お風呂入ってないけど、それ以上に眠いからいいや~・・・」フラフラ




真姫
「あら、洗い物は終わったの?お疲れ様。」


ことり
「真姫ちゃん~」フラフラ


ゆうき
「わわわ!大丈夫!?」ガシッ


真姫
「どうしたのよことり!フラフラして・・・!」


花陽
「なんか眠いんだって。ゆうき君、部屋まで送ってあげたら?」


ゆうき
「そうだね。その方がいいよ。」


ことり
「大丈夫~・・・ふぁ~・・・」フラフラ


真姫
「大丈夫って・・・まあいいわ。ちゃんと鍵掛けるのよ。
貴重品盗られても責任取れないんだからね。」


ことり
「は~い・・・」フラフラ


ゆうき
「・・・あ、そういえばさ。鍵って俺達が借りた1部屋2つだけなの?
もし無くしたりしたら・・・」


真姫
「本来1個はスペアキーで、1部屋1つなんだけど・・・
って、それはどうでもいいわね。
ロビーにマスターキーがあるから大丈夫よ。
・・・まず無くすなんて事態は避けてほしいけど。」


ゆうき
「そっか・・・ってことらしいから、気を付けてね。ことりちゃん。」


ことり
「うん~・・・ゆうき君、みんな~、おやすみなさい~・・・」フラフラ


ゆうき
「・・・おやすみ・・・」


花陽
「おやすみ~」


真姫
「おやすみ。」


ゆうき
「・・・・・・」


花陽
「・・・・・・」


真姫
「・・・・・・」


ゆうき
「・・・本当に大丈夫かな?」


花陽
「あんなフラフラするほど眠い事って、滅多に無いよね・・・」


真姫
「そうね・・・本土との環境の違いに体が悲鳴あげてる、とか?」


ゆうき
「でも、俺達は何とも・・・」


真姫
「それもそうね・・・ただ眠いだけなら良いんだけど・・・
明日もあの状態だったら、パパの病院で診てもらった方がいいかもしれないわね。」


花陽
「そうだね。念のため・・・」


真姫
「決まりね。それじゃあ、私は部屋に戻るわ。
・・・あ、お風呂あなた達以外はみんな入ったみたいよ。」


花陽
「あ、そうなんだ!教えてくれてありがとう!」


真姫
「ええ。それじゃあ、おやすみ。」


ゆうき
「おやすみなさい~」


花陽
「おやすみ~」











ギィ…バタン……


ことり
「ふあぁ~・・・眠いよ~・・・」フラフラ


ボフッ…(ベッドに倒れ込む音)


ことり
「うぅ~・・・ことり、どうしちゃったんだろう・・・」


ことり
「どうして・・・こんなに・・・
ね・・・・・・む・・・・・・」





ことり
「Zzz…」スーッ、スーッ





ことり
「Zzz…」スーッ、スーッ






ギィ…





ことり
「Zzz…」スーッ、スーッ



???
「・・・・・・」スタスタ






ことり
「Zzz…」スーッ、スーッ



???
「・・・・・・」ニヤ


続く


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