二次創作小説(新・総合)

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ゆうきとμ's+@の日常。【久々新作ミステリースタート!】
日時: 2024/08/18 00:01
名前: ゆうき ◆qJgLsDnlMc (ID: vkkVQEZj)

どうも、ゆうきです。

ここでは、
しゅんぽこさんや広尾さんがやられている
日記の様な物をやっていきます。

ヘキサさんが始めたのを見て、
自分もやる決心をしました。(大袈裟)

他の方よりつまらないかもしれませんが、
温かい目で見守ってください。

タイトル通り、
ラブライブ関連のキャラが出てきます。
主にことりちゃんが。

恐らく毎日は更新できないです。
マイペースにやっていきます。

それでは。


☆企画☆


アンケート>>80(終了しました!)

ゆうきの好きなμ'sの曲大発表!
>>114>>119-121>>123>>126-128
>>133>>143>>205>>217

今までゆうきゲームに出たキャラの総数は?>>279
補足>>287(終了しました!)

新企画に関する案の募集について>>366

ゆうきとことりのイチャイチャ茶番集
>>144(バレンタイン2018)
>>265(クリスマス2018)
>>274(バレンタイン2019)
>>313(ホワイトデー2019)
>>322(エイプリルフール2019)
>>331(メイドの日2019)
>>340(七夕2019)
>>343-344(ゆうきの誕生日~復讐ドッキリ~(前後編))
>>385-387(ことりちゃん、史上最悪の誕生日!?(前中後編))
>>389(ハロウィン2019)
>>390(ポッキーの日2019)
>>393(ゆうことX'mas2019)
>>397-400>>401-404>>407-408>>421-425
(ミステリー「悪夢の夏合宿」)

コメント大歓迎です!(荒らしはご法度)

ことりちゃん、史上最悪の誕生日!?(前編) ( No.385 )
日時: 2019/09/12 23:14
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: hV/zNhkL)

※等小説は途中に若干卑猥な表現・描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。


9月12日 朝


ピピピピ・・・ピピピピ・・・


ことり
「う~ん・・・」パチッ


おはようございます!南ことりです♪

今日はことりの誕生日なんだけど、皆は知ってくれてるよね?

えへへ・・・そうだよね。ありがとうございます♪

多分、今年も皆が祝ってくれると思うから、今から楽しみ♪

後、ゆうき君にドッキリ返しされちゃうかも、なんて考えたり・・・

うーん!待ちきれないよ!早く学校に行こーっと♪



~音ノ木坂学院、アイドル研究部部室~


ことり
「おはよう~!」パタパタ


花陽
「ことりちゃん!おはよう!」



「おはようにゃ~!」


部室は特に飾り付けとかはされてません。
まあ、授業があるから今はまだだよね。


穂乃果
「ことりちゃん~!待ってよ~!」ガララ


海未
「今日のことりはやけに元気ですね・・・何か良いことでもありましたか?」


ことり
「え?ううん。」ニコニコ


海未ちゃん、絶対ことりの誕生日だって気付いてるよね?
知らないフリしてるのかわいい♪


にこ
「こらこら、くっちゃべってないで練習始めるわよ。」


一同
「はーい!」


そうして練習が始まりました。

誰もことりの誕生日なのには触れないけど、きっとサプライズが用意されてるからだよね?


~お昼休み~


ことり
「・・・・・・」


この辺りは、ちょっと切なくなる時間です。
μ'sの皆は誰も誕生日おめでとうって言ってくれてません。
きっと分かってて言ってないってことりもわかってるけど・・・
それでも、ちょっと不安になっちゃうよね。

でも、授業の後にきっと・・・


~放課後~


穂乃果
「ごめん、ことりちゃん!私と海未ちゃん先に行くね~!」


ことり
「うん!わかったよ~!」


海未
「1人にしてすいません。帰りは気を付けてくださいね。」


ことり
「大丈夫だよ。ありがとう。」


穂乃果ちゃんと海未ちゃんは先に教室からいなくなります。

きっと、部室でパーティーの準備をしてくれてるんだよね。楽しみ~!


ことり
「・・・・・・」


・・・でも、ことりの心の中には不安が募るばかりです。

海未ちゃんは「帰りは気を付けてくださいね。」って言いました。

今日は授業後の練習はおやすみなんだけど、ことりの誕生日パーティーをやるとしたらその場所はアイドル研究部の部室です。

つまり、ことりが1人で帰る事は無いんです。

さらにいえば、パーティーとかの時は、「後で部室に来てね~!」とかっていつもは言ってくれるんです。

でも、今日はそういうのもありませんでした。

多分、そういうドッキリなんだろうけど・・・不安だなぁ・・・

まさか、みんなことりの誕生日を忘れてる、って事は無いよね?


ことり
「・・・・・・部室、行ってみよう・・・」ガタンッ


不安を抱きつつ、ことりはアイドル研究部の部室に向かいます。




~アイドル研究部部室前~


ことり
「・・・・・・」


部室の前は静かです。

音楽室とかと違って防音じゃないから、騒いでたら聞こえるハズなんだけどなぁ…


ドクン・・・ドクン・・・


ことりの不安は大きくなります。
まさか、本当に、みんな・・・


ことり
「・・・・・・」スゥ…


ガチャ…!


ことりは1つ息を吸って、恐る恐る部室の扉を開けました。


ことり
「・・・・・・あ・・・れ・・・・・・?」


部室は電気が点いておらず暗くて、μ'sのみんなも誰も居ませんでした。

特に飾り付けとかもされてなく、人が居ないだけのいつもの部室です。


ことり
「・・・どうして・・・?」


ことりは思わず泣きそうになります。

嘘だよね…?まさか、みんな本当に今日がことりの誕生日だって忘れてるの…?


ことりは、しばらくの間ショックで動くことが出来ませんでした・・・







・・・さて、場面は変わって、放課後。
他のμ'sメンバーが、何やら集まって何かをしているようだ。


穂乃果
「あーーーーー!!プレゼントどうしよう~!」


海未
「穂乃果!?どうしてまだ決めていないのですか!?」


穂乃果
「だって!毎年色んなものをあげてるんだもん!もうあげるものが無いよ~!」


海未
「だから早めに用意しておくように言ったではありませんか!」


花陽
「まあまあ、2人とも・・・」



「凛とかよちんも毎年お互いの誕生日にプレゼントあげてるから、気持ちはわからなくもないよ・・・?」



「エエね・・・毎年誕生日プレゼントをあげる友達がいて。」


絵里
「希は転勤族だったものね・・・」


にこ
「なーにネガティブになってんのよ!今はにこ達が居るでしょうが!」



「うふふ・・・それもそうやね。」


・・・どうやら、ことりの誕生日に関する事のようだ・・・


真姫
「・・・・・・って!」



真姫
「どうして私の家に集まってるのよ!!」



「え~?だって真姫ちゃんのお家は広いし~」


花陽
「美味しいご飯が食べられるし~!」


真姫
「夜ご飯は出ないわよ!」


花陽
「ガーン!?」


にこ
「くっ!食費を浮かそうと思ったのに!」


真姫
「うちは無料の食堂じゃないわよ!」



「はいはい、話が脱線しとるで。」


絵里
「で?どうするのよ穂乃果。もう時間が無いわよ?」


穂乃果
「え~!?そう言われても~・・・」


海未
「ほむまんとかでも良いんじゃ無いですか?」


穂乃果
「海未ちゃんが食べたいだけだよね…?」


海未
「うっ…と、とにかく!ことりなら穂乃果からのプレゼントならきっと何でも喜んでくれますから。よっぽど変なものでない限りは・・・」


海未
「なので、ちょっとした文房具みたいな小物とかでも良いと思いますよ。」


にこ
「どちらにせよ、今から買ってラッピングするとなったら大きなモノは無理でしょ。」


ウォーウォーラービンユー♪


花陽
「あ、電話・・・ゆうき君だ。」ピッ


真姫
「花陽・・・いつの間にゆうきさんと電話番号交換してたの?」



「というか、着信音がかよちんとことりちゃんのデュエットのやつだったにゃ・・・」


にこ
「まったく・・・本当にことりが好きなのね・・・」


花陽
「静かにして!・・・もしもし?」


ゆうき
『もしもーし。最寄り駅着いたよー!』


花陽
「あ、うん!それじゃあ迎えに行くね!」


ゆうき
『ありがとー!いつもの出口で待ってるよ。』


花陽
「うん!それじゃあ後でね!切るよー!」


ゆうき
『うん!じゃあまた後でー』ピッ


花陽
「・・・というわけで、ゆうき君のお迎えに行ってきます!」ガチャ



「ゆうきさんも気合い入っとるねー。1日前から来るなんて・・・」



「今日はかよちんのお家で、明日はことりちゃんのお家に泊まるらしいにゃ。」


海未
「その辺りは抜け目ないんですね・・・(汗)」


絵里
「とにかく穂乃果!明日までにプレゼントを買っておくこと。良いわね?・・・後、料理班はどうなってるの?」


にこ
「ケーキは花陽と一緒にとっくに作ってあって、今は音ノ木坂の家庭科室の冷蔵庫で冷やしてあるわよ。勿論許可はとってあるわ。」


にこ
「他の料理も材料は揃えてあって、いつでも作れる状態よ。」


穂乃果
「流石にこちゃん!仕事が早い!」


海未
「誰かさんとは大違いですね」チラッ


穂乃果
「うっ…べ、別に遅れたことは無いんだから良いじゃん!」


海未
「私はギリギリになって慌てるのも嫌なんです!」


真姫
「もーう!何でうちでケンカするのよ!」


海未
「・・・すいません。・・・まったく、これだから穂乃果に誕生日パーティーの指揮を執らせたく無かったんですよ・・・」


穂乃果
「むーっ!穂乃果のプレゼント以外完璧でしょ!見ててよ!明日ギャフンと言わせるんだから!」



「・・・・・・うーん・・・」


絵里
「希?どうかしたの?」



「絵里ち・・・ウチ、なーんか嫌な予感がするんよ。」


絵里
「嫌な予感?」



「うん。なーんか重大なミスを犯してるような気がしてならへんのよ・・・」


絵里
「重大なミスね・・・私は何もないように思うけど・・・希のそういう勘はよく当たるのよね・・・」



「うん・・・ウチの思い過ごしだとエエんやけど・・・」


絵里
「そうね・・・」

































・・・さて、皆さん。お気付きだろうか。


希の言う通り、彼女達はあるとんでもないミスを犯しているのである。


ヒントは、穂乃果達の場面になってから度々出てきた二文字。
































・・・そう。「明日」という二文字である。

彼女達のここまでの言動を見ると、彼女達はことりの誕生日が「明日」だと思っているのだ。

実は、こうなってしまった原因は、今回の誕生日パーティーの指揮を執っている穂乃果にある。


~およそ2週間前~


穂乃果
「ねえねえ、海未ちゃん!そろそろ夏休みも終わりだね!」


海未
「まだ宿題が終わっていないなどと言わないでくださいよ?」


穂乃果
「だ、大丈夫だよ!ことりちゃんに協力してもらって、何とか終わったから・・・」


海未
「一部をことりにやらせたのですか?」


穂乃果
「違うよ!わからないところ見てもらっただけ!」


海未
「あなたの場合は8割方わからないでしょう・・・」


穂乃果
「そんなことないよ!・・・って、そういう話したいんじゃなくて!」


海未
「何でしょうか?」


穂乃果
「夏休みが終わるじゃん?9月になるじゃん?するとあの日が来るじゃん!」


海未
「あぁ・・・なるほど。ことりの誕生日ですね。」


穂乃果
「そうそう!今年もμ'sの皆で祝うよね!」


海未
「その言い方は色々と語弊が・・・」


穂乃果
「メタ発言はいいの!それで、勿論パーティーするよね!」


海未
「そうですね。μ'sのみなと・・・後はゆうきさんも呼ぶとことりは喜ぶでしょうね。」


穂乃果
「そうだね!ことりちゃんゆうき君大好きだから!」


海未
「となると、また誰か中心になる人が必要ですね。前回の穂乃果の時はことりがやってくれましたが・・・」


穂乃果
「じゃあ穂乃果がやるよ!色々買わなきゃいけないモノもあるし、今から計画立てようっと!」


海未
「穂乃果にしてはいい心掛けですね。」


穂乃果
「穂乃果にしては余計だよ!えーっと、ことりちゃんの誕生日は12日だから・・・金曜日、かな?」


※今年は木曜日です


海未
「穂乃果、カレンダーで確認した方が・・・」


穂乃果
「大丈夫だよ!流石に曜日間違えたりしないって!」


※間違えてます


海未
「・・・まぁ、そうだとは思いますが・・・」


※もう一度言いますが、間違えてます


穂乃果
「えーっと、ケーキは冷やさないとだから1日前には作らないとだよね。花陽ちゃんとにこちゃんに頼むとして・・・」


海未
「大体あの2人とことりがケーキや料理を作る係ですよね。」


穂乃果
「うん。部室の飾り付けは、レイアウト考えて、折り紙とかを買って・・・凛ちゃんと希ちゃん辺りで良いかな?」


海未
「そうですね。あの2人では少し不安なので私も入りましょう。」


穂乃果
「それで、夜遅くまで部室を使うことになるから許可を取らなくちゃだよね。やっぱり絵里ちゃんかな?」


海未
「そうですね。絵里なら安心です。」


穂乃果
「それで、それぞれ誕生日プレゼントを買って・・・お金は真姫ちゃんが出してくれたりしないかな~?」


海未
「真姫に迷惑を掛けてはいけませんよ。」


穂乃果
「だ、だよね~・・・ごめんなさい・・・」


海未
「まあ、でも、大体の役割分担は出来たんじゃ無いですか?」


穂乃果
「後、ゆうき君だけど・・・」


海未
「彼は彼で忙しいようですから、来るのはことりの誕生日当日か、早くて前日といったところでしょう。ことりには秘密にしておくとして、花陽辺りが彼との連絡手段を持っていると思います。」


穂乃果
「そっかー・・・じゃあ花陽ちゃんの負担が大きくなるけど、花陽ちゃんに頼むしか無いかな~・・・」


海未
「花陽なら大丈夫でしょう。花陽もことりの事が大好きみたいですから。」


穂乃果
「そういえば、最近一緒にいること多いよね。Printempsでの練習の時も、2人が練習そっちのけで2人だけの世界に入り込んだりして・・・」


海未
「あなた達3人は3人だけの時も真面目に練習してるのですか・・・?」


穂乃果
「や、やるときはちゃんとやるよ!花陽ちゃんはアイドルへの情熱が大きいし、ことりちゃんはああ見えてしっかりしてるもん!」


海未
「はぁ・・・そういうことにしておきましょう。ことりの誕生日パーティーについてのことは、他のメンバーにも伝えておいてくださいね。」


穂乃果
「うん!後、花陽ちゃんにゆうき君がいつ来るかも聞くように言っておかないとだよね?」


海未
「はい。よろしくお願いします。」




・・・こうして、穂乃果が間違えてしまった曜日がそのまま他のメンバーにも伝わってしまい、全員がことりの誕生日は金曜日、つまり明日だと勘違いしてしまっているというわけだ。


さて、この事を踏まえて続きを見てみよう・・・


ことり
「どうして・・・?」


ことりの頭の中は「?」と悲しさでいっぱいでした。

どうして誰も居ないの?

どうしてことりのパーティーが開かれないの?

もしかしてみんな今日がことりの誕生日だって忘れてるの?

どうして?どうして?


ことり
「っ・・・・・・!」ピッ


もう1人で抱えることに耐えられなくなったことりは、穂乃果ちゃんに電話を掛けることにしました。


アイセーイ♪


穂乃果
「っ!?」ビクッ


海未
「穂乃果?」


穂乃果
「電話・・・ことりちゃんだ・・・」


真姫
「ことりから?」



「まさか、もうパーティーの計画がバレたのかにゃ!?」


にこ
「いや、流石にそれは無いわよ。なんか野暮用でしょ。」


穂乃果
「とりあえず、出てみるね。・・・もしもし?ことりちゃん?」


ことり
『穂乃果ちゃん・・・』


ことりは思わず泣きそうになったけど、グッと堪えました。


穂乃果
「ことりちゃん?どうかしたの?」


ことり
『えっとね・・・穂乃果ちゃん、何か忘れてる事がない?』


穂乃果
「忘れてる事?筆箱でも忘れちゃったかな?」


ことり
『違うの、そうじゃなくて・・・』


穂乃果
「えっ・・・?もしかして、何か宿題が・・・?」


ことり
『そうじゃなくて!今日の日付を見て・・・』


穂乃果
「えっ?今日が何の日かって事?・・・うーん、わかんないな~・・・」


ことり
『えっ・・・?』


穂乃果
「えっ?だって、ことりちゃんの誕生日は「明日」だし・・・」


ことり
『ふえっ・・・!?』ガーン


明日だし・・・

明日だし・・・

明日だし・・・


ことり
『・・・・・・』グスッ


穂乃果
「おーい!ことりちゃーん?」


ことり
『・・・・・・バカ』ボソッ


穂乃果
「えっ?ことりちゃん?」


ことり
『穂乃果ちゃんのバカッ!』ピッ


穂乃果
「えっ!?ちょっ、ことりちゃん!?もしもし!ことりちゃん!?」


絵里
「穂乃果?」


穂乃果
「切れちゃった・・・」



「何の電話だったん?」


穂乃果
「さぁ・・・?何か忘れてないとかどうとかって・・・」



「何の事かにゃ?」


穂乃果
「さあ?穂乃果にもさっぱり・・・」


海未
「・・・・・・」


絵里
「希・・・」チラッ



「(スッ)・・・「死神」・・・か・・・嫌な予感しかせえへんな・・・」 ←タロットカードで占った


絵里
「・・・・・・」

ことりちゃん、史上最悪の誕生日!?(中編) ( No.386 )
日時: 2019/09/12 23:16
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: hV/zNhkL)

ことり
「ふえぇぇぇん・・・」グスン


嘘だよね?こんなの嘘だよね?

まさか、本当に・・・本当に穂乃果ちゃんがことりの誕生日を忘れてるなんて・・・

明日じゃないのに・・・今日なのに・・・


ことり
「ひどいよ、穂乃果ちゃん・・・」ポロポロ


ことりは怖くなって、他のμ'sメンバーには電話をしませんでした。

もし、他の皆までことりの誕生日を忘れてたら・・・

幼馴染みの穂乃果ちゃんが忘れてたんだもん。充分に可能性はあるよね?


ことり
「ううっ・・・」ポロポロ


・・・でも、どうして?

そういうドッキリなのかな?

でも、それはそれで酷いよね。流石にそんなひどいドッキリは無いよね・・・?


もしかして、夢をみてるのかな?

悪い夢を。悪夢を。

それならそれで、早く醒めて欲しい。

この悪夢から、ことりを救って欲しい・・・



「あはは!」


ことり
「!」サッ


不意に、聞き覚えのある笑い声が聞こえてきて、ことりは咄嗟に隠れました。




花陽
「それで、その時凛ちゃんがね!」


ゆうき
「はははっ!何だよそれ!おかしいw」




ことり
「(ゆうき君!?どうしてここに!?・・・というか、何でかよちゃんと一緒に・・・・・・!?)」


瞬間、ことりは目を疑いました。




ゆうき・花陽
「・・・・・・」ギュー


なんと、ゆうき君とかよちゃんが抱き合っていたんです・・・


ことり
「(ゆ、ゆうき君!?どうして・・・!?)」



ゆうき・花陽
「・・・・・・///」パッ!


2人はすぐに離れたけど、顔を赤くしています。


ことり
「(ゆうき君・・・ことり以外の女の子を好きになっちゃ嫌って、何回も言ったのに・・・)」ウルッ


ご存知の通り、ゆうき君とことりは彼氏と彼女です。お付き合いしてるんです。

それなのに・・・陰でこんなこと・・・

しかも・・・今日はことりの誕生日なんだよ?

それなのに・・・こんなこと・・・ひどいよ・・・


ことり
「(・・・でも、ゆうき君が来てるって事は、ゆうき君は今日がことりの誕生日って分かってくれてるって事だよね?)」


当たり前だよね?だってゆうき君はことりの彼氏さんだもん。一番大好きな男の子だもん。
勿論、今日がことりの誕生日って分かってくれてるよね・・・?


ことり
「・・・・・・」ブルッ


でも、ことりは不安になります。

穂乃果ちゃんの前例があったから・・・


ことり
「(大丈夫。ゆうき君ならきっと・・・)」


ことりはゆうき君を信じています。心から信頼しています。
ゆうき君なら・・・ことりの大好きなゆうき君なら・・・きっと・・・


ことり
「・・・あれ?」キョロキョロ


ことりが考え事をしているうちに、ゆうき君達は居なくなっていました。


ことり
「うーん・・・とりあえず、あそこかな~?」トコトコ


何処に行ったかなんて検討もつかないので、ことりは校門の前で待つことにしました。

怖いけど、ゆうき君にことりの誕生日の事を聞いてみることにします。





・・・少し時間を巻き戻して、ゆうき&花陽視点・・・


~音ノ木坂学院、最寄り駅~


ゆうき
「まだかな?」キョロキョロ



花陽
「おーい!ゆうき君~!」タッタ


ゆうき
「あっ!かよちーん!」タッタ


花陽
「久し振り~!」ギュー


ゆうき
「ちょっ!かよちん・・・!///」


※作者は愛知住みなので、撮影時以外はμ'sの皆には中々会えていないという裏設定があります。
誕生日パーティーなどの時はゆうきが東京に行っているという設定です。


ゆうき
「ダメだよ!こんなところ、ことりちゃんとかマスコミとかに見られたら・・・!」


花陽
「あっ・・・!そっか!ゴメンね!///」パッ


ゆうき
「頼むよ~・・・逃走中とかの撮影の時とは違うんだから・・・」


花陽
「ゴメンね・・・「お兄ちゃん」に会えたのが嬉しくて・・・」


ゆうき
「っ!///」ドキッ


「お兄ちゃん」とは、ゆうきの愛称であり、花陽が親しみを込めてそう呼んでいる1種のアダ名である。

ご存知ユウノス社のドラマパートで2人が兄妹を演じている事が元ネタだ。

実際ゆうきの方が年上なので、花陽はゆうきと二人きりの時なんかによく「お兄ちゃん」と呼んだりするのである。

ちなみに、皆がいる時は恥ずかしいので「お兄ちゃん」とは呼ばないそうだ。

・・・気を抜くと、うっかり言ってしまう事もあるのだが・・・


ゆうき
「あのさぁ・・・俺の事好きだったのは知ってるけど、ナツ(・ドラグニル)が泣くぞ?」


花陽
「ふえぇっ!?べ・・・別に、ナツ君とは何も・・・!///」


※ゆうきゲームではかよちんはナツとの関係が噂されています。


花陽
「後、今でもゆ・・・お兄ちゃんの事は大好きだよ?」エヘッ


ゆうき
「・・・何でお兄ちゃんって言い直したの・・・///」


花陽
「だってお兄ちゃんだもん♪」


ゆうき
「・・・ったく。まあいいか。立ち話もなんだし、かよちんの家行こう。」


花陽
「あ、今ことりちゃん以外は真姫ちゃんのお家に集まってるから・・・」


ゆうき
「お!良いじゃん!・・・地味に真姫の家初めてかも(笑)」


花陽
「えへへ♪初めてだときっとおっきくてびっくりするよ!早く行こう♪」ギュー


ゆうき
「おっ・・・///」


今度は腕を組む2人・・・


ピロン♪


花陽
「あ、ゴメンね。メールが・・・・・・あ~!!」


ゆうき
「うおっ!(ビクッ)な、何!?」


花陽
「あ、ゴメンね。学校で眼鏡ケース落としてたみたいで・・・」


ゆうき
「あれ?コンタクトじゃなかったっけ?」


花陽
「今でも、コンタクトを落としちゃったりとかしてもいいように持ち歩いてるんだ。でも、まさか落としてたなんて・・・!」


ゆうき
「まあ、誰かが拾ってくれたみたいで良かったじゃん?」


花陽
「そ、そうだね!忘れないうちに取りに行かなくちゃ・・・ゴメンけど、付き合ってくれる?」


ゆうき
「勿論。どっちにしても1人じゃ真姫の家に行けないし(笑)」


花陽
「あ、それもそうだね(笑)それじゃあ、行こう!」


ゆうき
「うん。」




~音ノ木坂学院~


ゆうき
「また、久々に来たな~・・・音ノ木坂学院。」


花陽
「ゆうき君、勝手に入って大丈夫なの?」


ゆうき
「大丈夫でしょ。皆の友達なんだから充分関係者だし。・・・というか、理事長先生(=ことりちゃんのお母さん)とは面識あるし。」


花陽
「あ、それで出入り自由なんだ・・・・・・そういえば、理事長先生ってゆうき君とことりちゃんが付き合ってる事って知ってるの?」


ゆうき
「・・・多分、知らないと思う。」


花陽
「えぇ~?それ大丈夫なの?」


ゆうき
「大丈夫大丈夫。音ノ木坂学院の出入り自由なくらいだし。」


花陽
「あはは・・・そういえば、学校の出入りっていったら凛ちゃんが、前にね。」


花陽
「ボールで遊んでたらそのボールが中学校の敷地内に入っちゃって・・・当時は小学生だから入れなかったんだよね。」


花陽
「でも、凛ちゃんは「凛に任せて!」って言ってね。」


花陽
「それで、その時凛ちゃんがね!なんと塀を登って、フェンスを乗り越えて、無理矢理中に入って・・・」


ゆうき
「はははっ!何だよそれ!おかしいw」


花陽
「そうだよね!それでね、その後案の定、中学校の先生に見つかって怒られてたんだよ(笑)」


ゆうき
「何やってんだよww」


※この話はフィクションです。


花陽
「本当だよね・・・凛ちゃん、昔から元気が有り余ってるっていうか・・・」


花陽
「少しはいっつも振り回される花陽の身にもなって欲しいな~・・・なんて。」


ゆうき
「ははは・・・」


ガッ!(何かにつまずく音)


花陽
「・・・・・・あっ!」グラッ


ゆうき
「あ!危な・・・・・・!」















ギュー…


花陽
「ふえぇっ・・・!?///」ドキッ


ゆうき
「うわっ!ご、ごめん!///」パッ


花陽
「だ、大丈夫だよ!花陽がつまずいたのが悪いんだから・・・!///」ドキドキ


↑2人が抱き合っていた真相


ゆうき
「だ、大丈夫だよね?ことりちゃんとか、他の誰かに見られたりしてないよね?」キョロキョロ


花陽
「多分、誰もいないと思うけど・・・」キョロキョロ


※ことりちゃんがいました


ゆうき
「2人でいる所誰かに見られたらまずいし・・・早く眼鏡ケース取りに行って真姫の家に行こう。」


花陽
「そ、そうだね!」







~職員室~


先生
「1年生の小泉花陽さんですね。それでは・・・こちらでよかったですか?」


花陽
「あ!それです!ありがとうございます!」ペコリ


先生
「今度は落とさないように気を付けるんですよ。」


花陽
「はい!ご迷惑お掛けしました!」ペコリ


ガララ…


花陽
「おまたせー!」タッタ


ゆうき
「眼鏡ケース、戻ってきた?」


花陽
「うん!これがないと困っちゃうところだったよ~・・・」


ゆうき
「そうだよね・・・俺も眼鏡だからわかるよ。」


花陽
「ゆうき君はコンタクトにしないの?」


ゆうき
「うーん・・・眼鏡に慣れちゃったからな・・・かれこれ15年近く眼鏡だから・・・」


花陽
「えっ!?そんな子どもの頃から眼鏡なの!?」


ゆうき
「それはお互い様でしょ?昔からゲーマーだからさw主にポケモンのw」


花陽
「そっか~・・・花陽はアイドルDVDの見過ぎが原因だね(笑)」


ゆうき
「そうだね(笑)」


花陽
「・・・でも、ゆうき君はコンタクトにしたらもっとことりちゃんとお似合いになると思うな♪」


ゆうき
「そうかな?」


花陽
「うん!そうだよ!」


ゆうき
「コンタクト、検討しようかな?(笑)・・・それはともかく、早く真姫の家行かない?」


花陽
「そうだね。少なくともいつまでもここで2人でいたらまずいもんね。」


ゆうき
「うん。それじゃ、出よっか。」




~校門前~


花陽
「・・・・・・あれ?誰かいない?」


ゆうき
「本当だ。・・・というか、あれって・・・」





ことり
「ゆうき君・・・」スッ


ゆうき
「やっぱり!ことりちゃん!」


花陽
「ことりちゃん、どうかしたの?」


校門にはずっと待機していたことりがいた。
心なしか、顔色が悪い・・・


ことり
「ねぇ、ゆうき君。ゆうき君は今日が何の日かわかるよね?」ウルウル


ゆうき
「えっ!?今日が!?えっ、何?かよちんわかる?」


花陽
「うえぇっ!?花陽に聞かれても・・・!」


※2人は今日(12日)が11日だと思っています


ことり
「ゆうき君!真面目に答えて!おねがいっ!」


ゆうき
「いや、そう言われても・・・・・・あ!あれ?アメリカの同時多発テロ!」


※9.11です


ことり
「・・・・・・」グスッ


ゆうき
「あ・・・あれ?ことりちゃん?」


ことり
「・・・・・・バカ。」ウルウル


ゆうき
「えっ・・・?」


ことり
「ゆうき君のバカ~!!」ウルウル


バチーン!!


ゆうき
「ぐえっ!?」 ←頬っぺたビンタされた


花陽
「こ、ことりちゃん!?」


ゆうき
「いきなり何するの!?」スッ


ことり
「・・・触らないで!」パシィ! ←ゆうきの手を払い除ける


ゆうき
「えっ!?ちょっ、ことりちゃん!?いきなりどうしちゃったの!?」


ことり
「・・・もう、ゆうき君なんて嫌いだもん・・・」グスン


ゆうき
「えっ!?な、なんで!?」ガーン


ことり
「嫌い!嫌い!大っ嫌い!!」バチーン!!


ゆうき
「いって・・・!本当に何なんだよ!?」


ことり
「もう・・・もうことりに近付かないで!!」ダッ


花陽
「あっ・・・!」


ゆうき
「ちょっ・・・!ことりちゃん!・・・行っちゃった・・・」


花陽
「何だったんだろう・・・」


ゆうき
「さぁ・・・なんかいきなり嫌われたし・・・」 ←ショック


花陽
「追い掛けた方が良いよね?」


ゆうき
「そうだね・・・念のため皆も呼んで・・・」スッ ←スマホ取り出す


ゆうき
「・・・・・・んっ?」ピタッ


花陽
「・・・ゆうき君?どうしたの?いきなり固まって・・・」


ゆうき
「・・・あぁ・・・ああああああ~!!」


花陽
「ピャア!?な、何っ!?」


ゆうき
「あ、ごめん。びっくりさせて・・・それより見て!今日の日付!!」


花陽
「えっ・・・?ああああああ~!!」


"9月12日木曜日"


ゆうき
「俺達・・・ずっと勘違いしてたんだ・・・今日は11日だと思ってたけど、本当は12日・・・つまり今日こそがことりちゃんの誕生日だったんだ・・・!」


花陽
「ほ、穂乃果ちゃんから連絡貰った時に12日は金曜日って聞いたから・・・だから勘違いしちゃったんだ・・・」ガタガタ


ゆうき
「・・・と、とにかく!俺はことりちゃんを追い掛ける!かよちんは皆にこの事を伝えて!早くパーティー出来るように急ピッチで準備を終わらせて!」


花陽
「わ、わかった!ゆうき君、早く行ってあげて!」


ゆうき
「うん!そっちは頼んだよ!」ダッ


花陽
「ゆうき君もことりちゃんをお願いね~!」











ことり
「ふえぇぇぇぇん・・・」ポロポロ


泣きながら走ることり・・・


・・・まさか、ゆうき君までもがことりの誕生日を忘れてるなんて・・・

ひどいよ・・・


ことり
「うぅ・・・」グスグス


・・・でも、ことりもゆうき君にいっぱいひどい事言っちゃった・・・


・・・これで、ゆうき君との関係もおしまいかな・・・?


ことり
「・・・・・・いやだ・・・」ボソッ


・・・どうして、どうしてこうなっちゃうんだろう・・・

本当はあんなこと思ってないのに・・・

ゆうき君だって忙しいんだし、ことりの誕生日の事が頭から抜けてる可能性だってあるよね?

そんなことわかってるのに・・・どうしてあんなこと言っちゃったんだろう・・・


ことり
「うぅ・・・グスッ・・・」ポロポロ


・・・どうして・・・どうして・・・

どうして・・・今日はことりの誕生日なのに・・・こんなことばっかり・・・


今までで一番最悪の誕生日だよ・・・


ことり
「・・・・・・行かなきゃ。」ザッ


決めました。

ことり、謝ります。

ゆうき君に、穂乃果ちゃんに。

それで、ちゃんと聞くんだ。本当に今日がことりの誕生日だって忘れてるのかどうか・・・

とりあえずは、音ノ木坂学院に・・・











































パッ!


ことり
「むぐっ!?」


な・・・何!?

突然、ことりは誰かに手で口を押さえ付けられます。



「叫んだり暴れたりするなよ・・・?言うこと聞かないと刺すからな・・・?」スッ


ことり
「ひっ・・・・・・」ビクッ


ことりは、首筋にナイフを突き付けられます。

こ、怖い・・・!

誰か助けて・・・!


でも、運悪く周りには誰もいません。

しかも、脅迫されてて大声も出せません。


どうしよう・・・どうしよう・・・!


もういや・・・!どうして誕生日なのにこんな目に遭わなくちゃいけないの・・・?


本当に最悪の誕生日だよ・・・



「こっちに来い・・・」


ことり
「っ・・・うぅ・・・」スタスタ


ことりは男の人に逆らう事が出来ず、人気のない路地裏に連れていかれてしまいました・・・








ゆうき
「!?・・・今のって・・・そうだよね・・・?」


ゆうき
「クソッ・・・!」ダッ

ことりちゃん、史上最悪の誕生日!?(後編) ( No.387 )
日時: 2019/09/12 23:22
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: hV/zNhkL)

ことり
「いやぁ~!!」ドサッ



「静かにしろ!○すぞ!」グッ


ことり
「ひぃっ・・・い、いや・・・静かにします・・・しますから・・・○さないでください・・・」ガタガタ


路地裏に連れ込まれたことりは、いきなり男の人に押し倒されました。



「ハァ・・・ハァ・・・」ゴソゴソ


ことり
「ひぃっ・・・うぅっ・・・」ポロポロ


男の人は嫌らしい手つきでことりの服を脱がそうとしてきます。

ことりは抵抗したいけど、抵抗出来ません・・・

そんなことしたら、○されちゃうから・・・


ことり
「うぅっ・・・いやぁ・・・」プルン


やがて、男の人はことりのブラを無理矢理外して・・・ことりの○が・・・丸見えに・・・



「ハァ・・・ハァ・・・これがことりちゃんの○・・・夢にまでみた、ことりちゃんの・・・」ムニッ


ことり
「ひぃっ・・・揉まないで・・・ください・・・うぅ・・・」


ことりは男の人に○を直接揉まれます。

こんなこと・・・ゆうき君や希ちゃんにもされたことないのに・・・



『おいこら、どういう意味や』 ←異空間ツッコミ



「僕、ことりちゃんの大ファンなんだ・・・この日をどれだけ待ち望んだことか・・・」


ことり
「うぅっ・・・」ポロポロ


ことりの大ファン?この人が?

有り得ないよ・・・どうしてことりのファンなのにことりにこんなひどいことするの・・・?



「今日はいっぱい楽しませてもらうよ、ことりちゃん♡」ニタァ


ことり
「ひぃっ・・・」ポロポロ


いや・・・怖い・・・

これ以上何をするの?ことり、どうなっちゃうの?

助けて!誰でもいいから、ことりを助けて!

おねがいっ!!


ことり
「うぅっ・・・」ギュッ


心の中で「おねがいっ!」って叫んで、ことりは目をギュッと閉じます。

こんな路地裏に連れ込まれて、誰も助けに来てくれるハズが無いのに・・・

でも、もしかしたら誰かが来てくれるかもしれない。
そんな儚い希望を抱いて・・・









・・・その時でした。
























































ゆうき
「おいっ!!何やってんだよお前!!」ダッダッダ・・・





ことり
「(あっ・・・!)」ポロポロ



「ああん?・・・ちっ、ジャマが入ったか・・・」


儚い希望は、形になりました。

ゆうき君が来てくれた・・・!

今日初めての「良いこと」かもしれません。


ゆうき
「今すぐことりちゃんから離れろ!!」バッ



「うるせえ!邪魔すんじゃねーよ!ぶっ○して・・・あり?」




ゆうき
「お探しのモノは・・・コイツかい?」つナイフ



「なっ・・・!貴様、いつの間に・・・!」


ことり
「・・・・・・」


ゆうき
「怪我したくなかったら大人しくことりちゃんを解放しろ」ナイフムケル



「なんだよ!脅迫するのか!?犯罪だぞ!?」


ゆうき
「先にこうやってことりちゃんを脅迫したのは、何処のどいつだよ!?」



「っ!?」ビクッ


ことり
「(怒ってる・・・)」


ゆうき
「言っておくが、俺は一部始終を見てたぜ。だからお前を警察に突き出すくらいワケないぞ?」



「くっ・・・」





ゆうき
「もう一度言う。・・・さっさとことりちゃんを解放しろ!!」



「ひいっ!すいませんでした~!」ピュー





ことり
「あっ・・・」ブルブル ←服着直した


ゆうき
「ふぅ・・・これはもう要らないな。」カラン


ナイフを捨てるゆうき・・・(良い子のみんなはやめましょう)


ことり
「ゆ・・・ゆうき君・・・」ウルッ


ゆうき
「まさか男に襲われてるとは・・・でも、もう大丈夫だよ。ことりちゃん。」


ことり
「うぅっ・・・うわ~~~ん!!」ギュー


ゆうき
「わわっ!ことりちゃん・・・!///」ドキドキ


ことり
「ありがとう・・・ありがとう~!」ギュー


ゆうき
「・・・ことりちゃん。」ナデナデ


ことり
「怖かったよぉ・・・」ポロポロ


ゆうき
「よしよし・・・よく頑張ったね、ことりちゃん。偉いよ。」ナデナデ


ことり
「ゆうき君~・・・」ポロポロ


ゆうき
「よしよし。気が済むまで泣きな。泣きたい時は泣けばいいよ。」


ことり
「ううっ・・・うわあああああん・・・」ポロポロ


ゆうき
「よしよし。よしよし。」ナデナデ





そうして、ことりはしばらくの間泣き続け・・・


ゆうき
「落ち着いた?」サスリサスリ


ことり
「う、うん。なんとか・・・」グスン


ゆうき
「本当に良かったよ・・・路地裏に連れてかれる所をたまたま見つけられて・・・」


ことり
「そうだったんだ・・・」グスン


ゆうき
「はぁ・・・相手がナイフ持ってて怖かったけど、何とか隙を突けて良かったよ・・・」


ことり
「本当にありがとうね・・・・・・あのね、ゆうき君。」


ゆうき
「ん?何?」


ことり
「ゆうき君が助けに来てくれて、本当に嬉しかった・・・あんなにひどいこと言ったのに・・・それなのに来てくれて・・・」


ゆうき
「・・・あー、近付かないでとか言ってたね。離れるわ。」パッ


ことり
「あっ・・・!待って!ダメっ!」ギューッ


ゆうき
「ことりちゃん・・・?」


ことり
「・・・やっぱり、さっきのは嘘。やっぱり、ゆうき君の事、好き。大好き。」


ゆうき
「・・・・・・うん。///」


ことり
「今まで通り、ゆうき君といっぱいいちゃいちゃしたいし、ずっと側にいて欲しい・・・です・・・///」


ゆうき
「・・・うん。そうだよね。俺も同じ。同じ事思ってる。」


ことり
「ゆうき君・・・!」


ゆうき
「だから、ことりちゃんの事助けたんだよ。」


ゆうき
「たとえことりちゃんに嫌われようとも、俺がことりちゃんが世界で一番好きって事実は変わらないから・・・」


ことり
「ゆうき君・・・///」ウルウル


ゆうき
「・・・後、ゴメンね。まさかことりちゃんの誕生日を1日間違えるなんて・・・彼氏失格だよね、俺。」


ことり
「そんなことないよ!ことりだってひどいこといっぱい言ったもん!ことりこそ彼女失格だよ!」


ゆうき
「・・・そうだね。お互いダメな所があったんだし、今回の事は水に流そう。」


ことり
「・・・・・・うん。」


ゆうき
「俺達・・・こんなことで終わったりしないよね?」


ことり
「うん!当たり前だよ!」ポロポロ


ゆうき
「うん。・・・それじゃあ、これで仲直り、だね。」ギューッ


ことり
「うん・・・!」ギューッ


お互いの気持ちを確認しあい、抱き合う2人・・・









ことり
「・・・ねぇ、ゆうき君・・・///」ドキドキ


ゆうき
「・・・ん?どうしたの?」ギューッ


ことり
「仲直りのキス・・・しない?///」ドキドキ


ゆうき
「はっ!?何だよそれ!?///」ドキドキ


ことり
「おねがいっ♡」エヘッ


ゆうき
「はぁ・・・それされたら断れないって知ってるくせに・・・」


ことり
「うん!でもおねがいっ♡」


ゆうき
「まったく・・・わかったよ。目つぶって。」


ことり
「うん・・・///」スッ


目を閉じ、ゆうきに身を任せることり・・・


ゆうき
「・・・・・・///」スゥ


それを見たゆうきは、小さく息を吸い、自身も目を閉じて・・・


































ちゅっ・・・


ゆうき
「・・・・・・///」


ことり
「・・・・・・///」




ざわざわ・・・

















ゆうき
「ふぅ・・・///」パッ


ことり
「ゆうき君・・・///」ドキドキ


ゆうき
「・・・これで・・・いい・・・?///」ドキドキ


ことり
「うん・・・///」ドキドキ






ことり
「・・・初めてだね。ゆうき君からしてくれたの。」


ゆうき
「・・・何?それが目的?」


ことり
「えへへ・・・秘密♪」


ゆうき
「はぁ・・・まったく・・・本当にことりちゃんは・・・」


ことり
「えへへ♪」ギューッ


ゆうき
「・・・・・・もう、夕方だね。」ナデナデ


ことり
「うん・・・夕焼けがきれい・・・」ギューッ


ゆうき
「ことりちゃんはもっときれいだよ。」ナデナデ


ことり
「もう・・・ゆうき君ったら・・・///」ギューッ


ゆうき
「・・・遅くなったけど、言うね。」


ことり
「・・・うん。」


ゆうき
「ことりちゃん。誕生日おめでとう。」ギューッ


ことり
「ありがとう・・・♪」ギューッ







ことり
「・・・それで、ゆうき君。」


ゆうき
「何?」


ことり
「どうして、ことりの誕生日を勘違いしてたの?」


ゆうき
「・・・あー、話せば長くなるんだけど・・・簡単に言えば、穂乃果のせい。」


ことり
「やっぱり穂乃果ちゃんなんだ・・・そんな気はしてたんだ。」


ゆうき
「・・・でも、気付くチャンスはいくらでもあったハズだよね・・・それに気付けなくて、こんなとこになって・・・本当にごめんね。」


ことり
「いいよ。もう気にしてないから。」


ゆうき
「ありがとう・・・・・・さてと、アイドル研究部の部室に行こうか。」


ことり
「・・・え?なんで?」


ゆうき
「なんでって・・・決まってるじゃん。誕生日パーティーだよ。」


ことり
「あっ・・・!」


ゆうき
「かよちんが勘違いの事をみんなに伝えて、今頃急ピッチで準備してるハズだよ。」


ことり
「あはは・・・あ、そういえば・・・」


ゆうき
「何?」


ことり
「ゆうき君、学校の中でかよちゃんと抱き合ってたよね・・・?」


ゆうき
「えっ?・・・あぁ、誤解だよ。あれはかよちんが転びそうになったのを支えようとしたら、抱き付いたみたいになっただけで・・・」


ことり
「本当?」


ゆうき
「本当だよ。当たり前だろ?俺の彼女は、ことりちゃんただ一人なんだから。」


ことり
「ゆうき君・・・うんっ!」ギューッ


ゆうき
「・・・さっ、早く学校行こう。きっとみんな待ってるよ。」


ことり
「うんっ!」ギューッ







~音ノ木坂学院アイドル研究部部室前~


ことり
「開けていいのかなぁ?」


ゆうき
「うん。開けて。」


ことり
「うん!それじゃあ・・・」ガチャ








パーン!パンパーン!


ことり
「!!」パアァ


μ'sことり以外
「「ことり(ちゃん)、(お)誕生日おめでとう(ございます)!!」」


ことり
「みんな~!!ありがとう~!!」エヘヘ


穂乃果
「・・・えーっと、その、ゴメンね。穂乃果のせいで、悲しい思いさせちゃって・・・」


穂乃果
「急いで準備したけど間に合わなくて、飾り付けは途中だし、料理もケーキ以外は出来てないけど・・・」


海未
「穂乃果はプレゼントも用意してませんしね。」


穂乃果
「あ、あはは・・・そうなんだよね~・・・」


穂乃果
「ゴメンね。折角の誕生日なのにこんなになっちゃって・・・」




ことり
「良いんだよ、穂乃果ちゃん。」


穂乃果
「ことりちゃん・・・」


ことり
「確かに、誕生日を勘違いされてたのはショックだったけど・・・でもね。」


ことり
「ことりはね、どんな形でも、大好きなみんなに誕生日を祝ってもらえるって事が何より嬉しいの!」


穂乃果
「ことりちゃん・・・!」


ことり
「だから・・・無理してパーティーを開いてくれて、ありがとう!」ニコッ


穂乃果
「ううっ・・・うわーん!ありがとうことりちゃん~!」ダキッ


ことり
「わわっ!穂乃果ちゃん~!?」スカッ


穂乃果
「・・・えっ?何で避けたの?」


ことり
「えーっとね~・・・うふふ。」チラッ


ゆうき
「ん?」


ぎゅーっ!


μ'sことり以外
「!!?!?!?」


ゆうき
「こ、ことりちゃん!?///」


ことり
「ことりをぎゅーってしていいのは、ゆうき君だけだから♡」ギューッ


ゆうき
「こ、ことりちゃん・・・!///」デレデレ





にこ
「ことり、ますます作者の事が好きになってんじゃないの?」


絵里
「私達の知らない所で、何かあったのかもしれないわね・・・」


真姫
「何よ、何かって・・・」


花陽
「まあまあ♪2人が幸せそうだし、良いんじゃないかな?」エヘヘ ←この子は知ってます



「え~?何かがあったなら気になるよ~!」


海未
「まあまあ、1つくらい秘密があっても良いんじゃないですか?あの2人はカップルなんですし。」


穂乃果
「それもそうだね!秘密は秘密のままにしておいて、パーティーを楽しもう!」


μ'sことり以外
「「おーっ!」」






花陽
「(2人とも、お幸せにね♪)」ニコニコ





ことり
「えへへ~♡」ギューッ


ゆうき
「ことりちゃん・・・♡」ギューッ


※以上、茶番をお送りしました。




ことりちゃんへ

ことりちゃん、誕生日おめでとう。

いつもありがとう。これからもよろしくね。

これからもずっと大好きだよ。

いつまでも、ずっと一緒にいようね。

はい、ちゅんちゅん♪(・8・)

      2019年9月12日 ゆうきより

【報告】 ( No.388 )
日時: 2019/09/23 19:26
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: hV/zNhkL)

ゆうき
「た、たたたたた大変です~~~~~!!」バンッ!!


ことり
「ちゅんっ!?」ビクッ


花陽
「ぴゃあっ!?」ビクッ



「にゃあっ!?」ビクッ


にこ
「にごおっ!?」ビクッ


絵里
「チカアッ!?」ビクッ


穂乃果
「ホノォ!?」ビクッ



「・・・って、無理矢理やらんでエエから!」ビシィ!


穂乃果
「あはは・・・流れ的に何か言わないとかなって・・・」


真姫
「イミワカンナイ!」


海未
「・・・というか、ゆうきさんのは花陽のパクりでしたよね?」


ゆうき
「ナンノコトカシラ?」


ことり
「それで、どうしたの!?」


ゆうき
「あ、そうだった!大変!大変なんだよ!」


花陽
「な、何かあったの!?」


ゆうき
「聞いて驚け!なんと・・・なんと・・・!!」


μ's
「「なんと・・・?」」













































ゆうき
「なんと!!このサイト、「小説カキコ」さんにて行われた、「小説カキコ 小説大会2019・夏」において、当日常小説「ゆうきとμ's+@の日常。」が銅賞に輝きましたー!!!!!」


μ's
「「えっ・・・えええええ~!?」」


ことり
「えぇ~!?すごーい!本当なの~!?」


にこ
「作者の事だからまた適当な事を」


ゆうき
「これはガチだから!嘘だと思うならカキコのトップの下の方にある入賞作品一覧見てください!二次創作(合同)板の銅賞ですから!!!」



「おおう・・・ガチなやつやん・・・」


絵里
「ハラショー・・・」


海未
「こんなゆうきさんとことりがイチャイチャしてるだけの小説でも入賞出来るんですね」


ゆうき
「うるせえ」


ことり
「ちゅん・・・///」


ゆうき
「だからこそだろ!俺とことりちゃんは彼氏と彼j」


にこ
「口を慎みなさい、アホ作者!」


真姫
「完全に調子に乗ってるわね」



「割といつものことだけどにゃ」


花陽
「あはは・・・」




ゆうき
「・・・で、何がスゴいって、期間中ろくに更新した記憶無いんですよね。そもそも7月の後半から1ヶ月くらい消えてましたし←」


穂乃果
「大会期間は・・・7月21日から8月31日だったみたいだね。」


ゆうき
「調べてみたら、期間中の俺の更新は俺の誕生日小説のコメント返しとLINEしりとり、後は失踪に関するアレと、ゆうこと3番勝負に関すること。後、皆さんからの励ましコメントと勝負案コメントが沢山。」


μ's
「「・・・・・・」」















μ's
「「完全に不正」」


ゆうき
「おい!不正違う!閲覧数じゃなくて投票ボタンポチされた数だから!・・・確かに、いつになく参照の伸びがエグいなとは思ってましたが・・・いつのまにか10000越えてますし・・・」








μ's
「「やっぱり不正」」


ゆうき
「違う!俺は1回も投票ボタンポチしてないから!」


※1回はしたかも←


ことり
「そうだよ!ゆうき君が不正なんてするわけないもん!!」


花陽
「そ・・・そうだよね!そんなわけないよね!」


※ことぱなは天使


ゆうき
「ことりちゃん・・・かよちん・・・」




真姫
「・・・まあ、ことりと花陽が言うならそうなんでしょ。」


にこ
「真姫!?」


※真姫ちゃんはことぱなに弱い



「まあ、ここは素直に祝福しようやん?ウチらもいつもお世話になってるんやし。」


絵里
「そうね。・・・主にことりがだけど・・・」チラッ


ことり
「あ、あはは・・・そうだね。えへへ・・・///」





海未
「はい、それでは皆さんご一緒に。」


μ's
「(ゆうき君/ゆうきさん/作者)、銅賞おめでとう(ございます)!!」


ゆうき
「みんな・・・!!・・・ありがとう!!」





改めまして、当小説「ゆうきとμ's+@の日常。」が銅賞に輝きました!!
投票してくださった皆さん、いつも見てくださっている皆さん、本当にありがとうございます!!

これからも、当小説をはじめとする、作者「ゆうき」の小説をよろしくお願い致します!

作者ゆうきより

Re: ゆうきとμ's+@の日常。 ( No.389 )
日時: 2019/10/31 12:00
名前: ゆうき ◆3kcYqPadC. (ID: CQQxIRdY)

10月31日 アイドル研究部部室


穂乃果
「今日はハロウィンだよ~!」


ことり
「ひゃっ・・・!穂乃果ちゃん!?」


海未
「穂乃果!いきなり大声を出さないでください!」


穂乃果
「あっ・・・ごめんごめん・・・それより、trick or treat!」


ことり
「お菓子欲しいの?それじゃあ~・・・はい!マカロンあげる♪」


穂乃果
「おー!流石ことりちゃん!ありがとう~!」


海未
「・・・」ソローリ


穂乃果
「どこ行くの?」ガシッ


海未
「ひうっ!?」ビクッ


ことり
「お菓子・・・持ってないの・・・?」


海未
「あ、当たり前です!勉学とスクールアイドルに関係無いモノを学校に持ってきているワケが・・・・・・ハッ!」


穂乃果
「へぇ~」ニヤッ


ことり
「ことりは優しいからお菓子くれなくてもいたずらしないよ♪」


海未
「自分で優しいと言わないでください。・・・有り難いですが。」


穂乃果
「じゃあイタズラするね!・・・というよりもうしてたり・・・」


海未
「・・・はい?」





ガララッ


凛・花陽
「「trick or treat!」」


真姫
「ちょっと!2人とも廊下は走らないの!」


海未
「凛!花陽!真姫も!」


ことり
「はいっ!2人にもマカロンあげるね♪」



「わーい!ことりちゃん大好きにゃ~!」


花陽
「花陽も~!」


真姫
「まったく・・・お菓子くらいではしゃいで、子どもなんだから・・・」



「(未だにサンタさん信じてる真姫ちゃんには言われたく無いにゃ)」


穂乃果
「穂乃果はおまんじゅう持ってきたよ!2人にあげるね!」



「にゃ~!穂乃果ちゃんも大好きにゃ~!」


花陽
「海未ちゃんはお菓子無いの?」


海未
「・・・既に穂乃果にイタズラされてるらしいので、勘弁してください。」



「・・・うーん、真姫ちゃんにイタズラして楽しかったから見逃してあげるにゃ~」


真姫
「・・・黒板消しなんて古典的なイタズラで楽しめるのアンタくらいよ・・・」


花陽
「花陽も真姫ちゃんにイタズラしたからそれでいいや♪」


真姫
「あのわさびおにぎり、結構ツーンときたわよ・・・」


花陽
「作る方も結構ツラかったよ・・・目が・・・」


真姫
「あぁ、玉ねぎみたいな感じ?」


花陽
「うん・・・」


海未
「・・・それより、穂乃果のイタズラは・・・」






ガララッ


にこ
「trick or treatにこ~!」


6人
「「・・・・・・」」


にこ
「・・・何よ。無いならイタズラするわよ?」






「ぐふふ…」


にこ
「・・・・・・ん?」



「にこっちには~・・・お菓子くれてもイタズラするぞ~!わーしわしわしわし!!」


にこ
「ひいっ!いやあああああっ!!」


6人
「「・・・・・・」」


絵里
「にこ・・・自分は持ってきてない癖に図々し過ぎるわよ・・・?」


にこ
「くっ・・・買っといたのがチビ達に食べられるなんて・・・!というか、絵里がちゃんと持ってきてるなんて・・・!」


絵里
「失礼ね。私はチョコレートを常備してるのよ。」



「夏場ドロドロに溶けて大変な事になるで」


絵里
「大丈夫よ!保冷バッグに入れてるから!」


穂乃果
「・・・保冷バッグの使い方、思いっきり間違えてるような・・・」


ことり
「あはは・・・」


花陽
「あはは・・・あっ、そうだ!カボチャのカップケーキ食べる?」



「あっ!食べる食べる~!」


花陽
「凛ちゃん!凛ちゃんにはさっきあげたじゃん~!」



「・・・あ、あはは・・・そうだったにゃ~・・・美味しかったから、つい・・・」


ことり
「もぐもぐ・・・美味しい♪教えた甲斐があったなぁ・・・♪」


花陽
「えへへ・・・ことりちゃん先生ありがとう♪」


ことり
「どういたしまして♪」


穂乃果
「・・・あぁ、ことりちゃんが教えてたんだ・・・」


にこ
「流石、にこの次に料理が上手いだけはあるわね。」


真姫
「そう言うならお菓子作ってくれば良かったのに・・・」


にこ
「うぐっ・・・チビ達の世話で作ってる暇がないと思ったのが間違いだったわ・・・!」



「流石ことりちゃん先生監修やね。美味しいわ。」


ことり
「希ちゃん!「先生」はやめてよ~!」


海未
「いえいえ、ことりは自分でお菓子を作るのみならず教えるのも上手いと今回でよくわかったでは無いですか。十分「先生」と呼んで差し支えないと思いますよ。」


ことり
「海未ちゃんまで~・・・」


花陽
「えへへ・・・そんなことりちゃん先生に、お礼だよ♪」スッ


ことり
「えっ・・・?・・・チーズケーキ?」


花陽
「頑張って作ってみたんだ♪食べて欲しいな♪」


ことり
「かよちゃん・・・!ありがとう~!いただきまーす♡」


ことり
「うーん♪美味しい~♡ことり幸せ~♡」


花陽
「えへへ・・・良かった~♪」



「ちゃっかりしてるにゃ」


絵里
「本当、ことりと花陽は仲良しね。」


穂乃果
「あっ、仲良しといえばさ、ことりちゃん。」







ガララッ


一同
「「!」」


ことり
「あっ!!」パアァ


ゆうき
「ことりちゃん~!来たよ~!」


ことり
「ゆうき君~♡」ギューッ


ゆうき
「はい、今日もありがとう。」ヨシヨシ




にこ
「まーた始まったわ・・・」


真姫
「本当に好きなのね。ゆうきさんのこと。」



「まあ、これがここのことりちゃんやから・・・」


絵里
「ここの?」



「絵里ち、そこは触れんといて。」


絵里
「ごめん。」




ゆうき
「ことりちゃん!trick or treat!」


ことり
「はーい♪ちゃんと作ってきたよ~♪」ゴソゴソ


一同
「「?」」





ことり
「じゃーん!アップルパイだよ~!」


ゆうき
「おおっ!美味しそう!」


ことり
「絶対美味しいよ!ことりがいっぱい愛を込めて作ったから♪」


ゆうき
「・・・えっ?」


ことり
「大好きなゆうき君の事を思いながら作ったんだ♪」エヘッ




ゆうき
「好き」ダキッ


ことり
「わっ・・・!えへへ・・・ことりも大好き!」ギューッ





海未
「・・・これ、いつまで続くのですか」



「始まったら中々止まらないにゃ~・・・」


花陽
「花陽は2人が好きだから良いかな♪」


↑ ゆうことのよき理解者・天使かよちん





ゆうき
「うーん!美味しい♪」


ことり
「えへへ・・・ゆうき君にそう言ってもらえると、何より嬉しいな♪」


ゆうき
「ありがとう♪・・・いやー、ことりちゃんが彼女で良かった!幸せだわ・・・っじゃ、俺帰る・・・」


ガシッ


ことり
「ゆうき君、待って♪」ニコッ


ゆうき
「・・・・・・えっ?」




ことり
「trick or treat♪」エヘッ


ゆうき
「っ!?」ギクッ


ことり
「あ、その反応・・・やっぱりお菓子持ってきてないんだ。」


ゆうき
「あ、あはは・・・」


ことり
「それじゃあ、ことりのイタズラ受けてもらうよ♪」


ゆうき
「・・・う、うん・・・」


ことり
「えへへ~・・・」ニコニコ


ゆうき
「(かわいい・・・・・・ってか、何するんだろう・・・)」



























ちゅっ♡


ゆうき
「!!?!??///」ボンッ


μ's
「「!??!!?」」


ことり
「えへっ♡イタズラしちゃった♡」ニコッ


ゆうき
「・・・バカ野郎・・・///」


ことり
「そんなこと言いながら、嬉しいクセに~!」ギューッ


ゆうき
「嬉しくないワケ無いだろ・・・///」


ことり
「えへへ・・・///」





海未
「破廉恥です破廉恥です破廉恥です」ブツブツ


穂乃果
「海未ちゃん、落ち着いて・・・」


にこ
「本当懲りないわね!あの2人は・・・」



「まあまあ、そう堅いこと言わんの。」


絵里
「そうよ。いつもああなんだから今更どうこう言ってもね・・・」




ことり
「・・・お茶、飲む・・・?」スッ


ゆうき
「・・・何?口付けてあるとか?」


ことり
「こ、これは何にも無いよ~!」


ゆうき
「・・・あぁ、そう。」ゴクッ


ことり
「あっ・・・」


ことり
「(本当は・・・ことりの飲みかけなんだけどね・・・)」





穂乃果
「食べたら喉渇いてきた~・・・穂乃果も水分補給しよう。」


海未
「そうですね。私も。」



「凛も~!」


海未
「(・・・?そういえば、結局私へのイタズラとは何だったのでしょうか・・・)」ゴクッ


海未
「・・・・・・!?」グフッ


真姫
「海未!?どうs・・・」


ブシャアアアアア!!


真姫
「いやあああああ!!」



「えっ!?何々!どうしたん!?」


海未
「ぐ、がぼ、が・・・」



「えーっと、飲み物が炭酸にすり替えられてた?」


海未
「が、がぼごぼ・・・」



「それで思わず吐き出してしまった!?誰や、そんなことしたの!?」


絵里
「いや、まず何で海未の言ってる事がわかるのよ・・・」





「・・・ね、ねぇ、かよちん。」


花陽
「う、うん・・・」


にこ
「凛?花陽?どうかしたの?」



「あ、あのね・・・穂乃果ちゃんが・・・」


花陽
「な、何かイタズラしたって・・・」


穂乃果
「ギクッ!」


にこ
「へぇ・・・つまりアンタの仕業ってことね?穂乃果・・・」


絵里
「穂乃果?イタズラにも限度ってモノがあるのよ?」



「これはわしわしMAXが必要かな~?」ニヤニヤ


穂乃果
「・・・え、えっと~・・・」ビクビク





穂乃果
「・・・ご、ごめんなさい~!」ピューッ


絵里
「こら!待ちなさい!」ダッ


にこ
「海未に謝るのが先でしょうが!」ダッ



「わしわしMAXやで!」ダッ


穂乃果
「ごめんってば~!」ダッダッダ・・・



真姫
「まったく・・・何やってるのよ穂乃果は・・・」


海未
「がぼ・・・ごぼばぼ・・・」


凛&花陽
「「・・・・・・(汗)」」





ことり
「・・・?何か騒がしいね。」


ゆうき
「気のせいじゃない?それより、また二人きりでどこか行きたいな。」


ことり
「うん!いいよ!どこにする?」


ゆうき
「そうだね・・・まぁ、ことりちゃんと一緒ならどこでも良いんだけど・・・」


ことり
「えへへ・・・ことりも!」


ゆうき&ことり
「「えへへ・・・」」ニコニコ




絵里
「捕まえたわよー!」


にこ
「海未をあんな目に遭わせた報いを受けなさい!希、やっちゃって!」



「ほーい♪」


穂乃果
「の、希ちゃん・・・落ち着いて」



「お仕置き・・・わしわしMAX!ちょい長め!わーしわしわしわしわしわしわしわし!!」


穂乃果
「あああああ!!いやあああああ!!」


めでたしめでたし♪


穂乃果
「どこがー!?」


※皆さんはイタズラは程々にしましょう。  


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