ヒャクパーの日記帳 作者/水色

♪6 ヒャクパーが引越し??



「・・・はぁ。。もう何だか。。うん。。」

アタイは、外に出るのがとてつもなく怖い。

もしかしたら。。ももこが―――――――。

・・・ん? この声は。。ももこ??

役場の辺りから、声がする。。

アタイの家は、役場の近くにあるから。。

「でゎ!! かっんぱぁ~~い!!!」

住人みんなが笑う声が聞こえる。。

・・・フン!! そんなので釣られるアタイぢゃ。。

ないもんねッ!! 意地でも外に出ないから!!

~今からももこ視点~

「ももこぉ!! こんな作戦でいいのかなぁ??」

グルミンが、村の特産物をふんだんに使った

アップルパイをほおばって言う。。

「何言ってんのよ!! アイツは大食いものなのよ!!」

「でもさ~~。。やっぱりそれだったら。。」

ブーケが、ヒャクパーの家を見て言う。。

「・・・もう来るんぢゃないの???」

「ぅ。。で。。でも、もうちょっとで来るわよ!!」

ブーケは、紅茶をゆっくりと飲みだす。。

それに比べて、グルミンは。。アップルパイを

めっさほおばってる。。そんなに食べて大丈夫??

「あ~ん!! もう、食べられないよぉぉ!!!」

グルミンが、アップルパイでお腹一杯になった

お腹を、さすりながら言う。。ん?? ブーケ??

「・・・この時を待っていたのッッ!!!!」

ブーケが、アップルパイを全て取り上げて。。

ほおばる!! ぇ。。ちょっと待って?? アンタら。。

「アップルパイしか食べてないじゃん!!!」

「いいの!! また後で他のもめっさ食べるから!!」

・・・恐ろしい、大食いもの。。ブーケ。。

こんなんじゃ、絶対にアイドルなんて無理!!

「ももこも食べる?? アップルパイ!!」

「ぇ!? フンッ、アタイはアイドルだから。。」

「んじゃあ、本当にいいのね?? じゃあ。。」

ブーケが、大きな口を開けて。。最後の

アップルパイを食べようとする。。。

「ダメッダメッ!! 食べます、食べます!!!!」

「ほほほほほほ!!! ハィ、どうぞッ」

最後のアップルパイを、アタイは大きな口を

開けて。。食べた。。

「まぁ、いい食べっぷりで!! さっすが、ももこ!!」

「うるさいわよ!! ぁ。。でもオイシイッ♪」

ヒャクパーがいない、パーティーは。。。

もう、終わりかけ。。になった――――――。