ヒャクパーの日記帳 作者／水色

♪９　新人アイドルオーディション!?



「ふっへ～～～!!　疲れたぁぁぁ!!」

マールはお隣の村の、はるかぜ村の住人。

今日は、引越しのお手伝いをしていまつ!!

「ちょ・・・と・・休憩したいんだけどぉ。。」

ももこは、ドアを壊した罰にアタイのお手伝い。

「ん～～、まぁ、いいよ!!　そろそろ。。」

「あの、もう大分終わりましたので。。帰っても

いいですよ＾＾　スイマセン、手伝ってもらって」

「マジ!?　じゃあ、大至急帰ります!!　疲れた！」

「じゃあね、マール。。みどり村へ行っても。。」

「ちょっと　君達ィ!!　チョィいいかな??」

・・・・!?　何、このおっさん!!!

「いやいや、私はこういうものでして。。」

名刺を渡された。。えっとぉ。。

「ぇえ!?　グ。。グラさん!?　まさか本当に。。」

「おぉ!?　マールチャンじゃないか!!!」

ハィ??　マールの知り合いなの??

「まさか、本当に独立しているなんて!!　本当に

スゴイですね!!　私、私、感激です!!」

「いやいや、まさか面接に受かるなんて思っても

いなかったからねィ。。ぁ、今はこういう仕事を

しているんだ!!　マール、見てくれコレを!!」

名刺を覗き込む。。「新人アイドル事務所??」

「そうだよ!!　ハハ、まだ誰も居ないけどね!!

アイドルさんは!!　明日にでもオーディションを」

「・・・・開催しちゃうんですかぁああ!?!?!?」

ももこと声がハモった。うげ。。なんか嫌。。

「でも、アンタ。。受かったでしょ??」

「なんか、落ちたみたい!!　２次予選で。」

「そんなの聞いてない!!」

「言わなかったんだもん♪　えへへ!!」

・・・照れるところなのか!?　落ちちゃったのか。

「明日は早いかな??　やっぱり、一ヶ月先に

するよ!!　もしかして、受けるつもりかい??」

「もっちろん!!　受けるのに決まってるよ!!」

うげぇ。。また声がハモった。。

「ハッハッハ!!　楽しみにしておくよ!!」

グラさんという人は、タクシーに乗り込み。。

豪快な笑い声を残して、帰っていった。。