ヒャクパーの日記帳 作者/水色

♪27 シルエットお姉様の権力!?



「ったく、何してるかと思えば・・・っ!
こーんなコトになっていたのね、レベッカ。」

「何さ! 姉さんこそ、コンサートどうしたの!?」

「キャンセルしたのよ、ぶぁかな妹のためにっ」

「ぶぁかとは何よぉ!」

・・・あの、非常に入りづらい会話の中で

アタイ達は、どう言葉を返せばいいんでしょうか?

「シルエットお嬢様っ」

審査員が慌てて、コッチに来た。

「連絡してくれれば、車でお迎えを・・」

「あら、アンタ達も絡んでいたのねー。
ぶぁかの妹のためにありがとう。」

「なっ、お下品言葉を!?」

「レベッカだって言ってたんだから、いーじゃん」

審査員の人の拳がプルプルと震えている。

・・・かなり、怒っているんだ。。かなり。

「大体ね、アンタ達。未来の社長に言う言葉は
もう少し慎みなさい! クビにするわよっ!」

「すいません、シルエットお嬢様。」

ピリピリした空気が流れる。

「姉さん、何を勝手にっ」

「口を慎みなさい。レベッカ。」

レベッカが黙る。 ・・・怖い。

「審査員、代わりを用意したわ。もちろん、
ズルをした、レベッカ、審査員は失格よ??」

「・・はい。」

「今すぐ出て行きなさい。」

「・・はい。」

レベッカが、早足で去っていく。

・・・これでよかったのかな!?