風使いブーケ~2つの一族の物語 作者/ミル

第3話
雨が降ってる夜、アタイ達は、自然がたくさんあるので有名な、ロマン村に着いた・・・が。
キャロライン「なんか、都会っぽい感じですね。」
スパーク「村って感じがしねーな。」
ブーケ「もしかして、黒魔術族の呪い・・・?
だって、ロマン村って、自然がたくさんある村で有名なのに、花壇にしか花ないし、木だってちょこっとだし・・・。」
「よくわかったわね・・・。」
ブーケ「で、でたーーーーーーーー!!!」
ビアンカ「オバケじゃないわよ!ヒャクパーちゃんには聞いてたけど、本当にビビリ屋なのね。
あたしはビアンカ!光使いよ。」
キャロライン「ヒャクパーさん・・・てことは黒魔術族なんですか!?」
ビアンカ「あったりー!前回の影の黒魔術族も、あたしよ!
さ、おたく達の腕前はどの位なのか教えてくれる?
まずはこの天気をなんとかしなくちゃ。レッツゴー!満月!」
雨がやんで、満月が出た。!ビアンカちゃんの白い毛が、銀色に輝いてる!?
ビアンカ「あたしは満月の光を浴びると、いつもより力が強まるの!レッツゴー!サン・フラッシュ!」
ぴかーーー!!
ま、まぶし!太陽の光(日光)の日ざしだ!何も見えない!
スパーク「やれ!雷!」
ギュイーン!
スパークちゃんが電撃エレキギターをならした。雷がビアンカちゃんの真上に!
ビアンカ「残念でした♪あたしは光を浴びると体力が増えるの。もちろん電気もね。」
あぁ、これじゃスパークちゃん反撃できないよ!そうだ!ああすれば・・・
ブーケ「キャロラインちゃん!スパークちゃん!こーゆーのどう?」
ビアンカ(あのコ達、何相談してるのかしら・・・。)
と、その時。
ブーケ「GO!竜巻!」
キャロライン「カモンです!火炎!」
スパーク「やれ!電撃!」
そう、アタイ達のトリプルアタック!
ビアンカ「なかなかやるわね!でも、まだこれからよ!レッツゴー!フラッシュアタック!」
ぴかーーーーーん!
まぶしい!その上この光剣みたいに先とがってる!痛い!もうだめかも・・・。
「いでよ渦巻き!」
シャキーン!
剣?みたいなものから渦巻きがでてきた。渦巻きはフラッシュアタックを飲み込んでビアンカちゃんの方へと行った。
ビアンカ「なかなかやるじゃない!今度もまたやりましょうね!」
ビアンカちゃんは消えた。でも、あのコ誰だろう・・。
キャロライン「あの・・・どちら様でしょうか?」
ジャン「あ、自己紹介まだだっけ!おいらジャン!水使いなんだ♪仲間に入れてくれーー!ヨロシク!」
うわーい!また仲間が増えた!
アタイ達は、また違う村へと旅立つ。
それをビアンカちゃんが関所のてっぺんで見てた。
ビアンカ「チーフちゃん。奴らをやりなさい。」
チーフ『ハイハイ。わかりましたっと。』←どうやらケータイらしい。
ビアンカ「ハイは一回でいい!それじゃ切るわ。」
プチッ!
チーフ「ったくビアンカはイチイチうるせーな。ま、少しおとなしくしてやろうじゃないか・・・。」

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