風使いブーケ~2つの一族の物語 作者/ミル

第21話 ~レッツ特訓!~



ブーケ「ところでさ、何でキャラメルちゃんは魔法が使えないの?」

キャラメル「小さい頃は使えたんですよ・・・・。
でも、ある日突然・・・・。」

ブーケ「そっかぁ・・・。」

キャロライン「では、また使えるようにしたらどうでしょう?
特訓するんですよ!」

ブーケ「あ、それいい!」

キャラメル「いいと思いますが・・・。
誰に魔法習うんですか?」

スパーク「ジャンだろ?」

ブーケ「うわぁ・・・ビックリした。」

スパーク「ヒデーーーー(泣)。」

ブーケ「てことでヨロシク!ジャンちゃん!」

ジャン「えぇぇぇぇぇぇ・・・・。
メンドクチャイ♪」

キャロライン「な、なんですかその言葉・・・?」

ブーケ「ギザキ.モユス。」

スパーク「だからパクリは・・・。
でも、マジでお前男か?」

ま、何だかんだ言って、キャラメルちゃんの魔法特訓開始!
が・・・。

ブーケ「何でアタイまで?てかプールで?」

スパーク「無関係な人にやらせるなよ。」

ジャン「だって、皆でやった方が楽しいもん。
プールでやるのは、水なれだよ!」

キャロライン(消えるのやだから見学)←なぜかカンペ

ジャン「それじゃ、皆どの位水の中で潜れるのか計るね。」

キャロライン「私がタイマー持ってますよ。」

キャロライン「では、スタート!」

ザブン!

うわ、ゴーグル無しかよ!
キッツー!

ザバーーー!
早!
誰よ・・・。

キャロライン「キャラメルさんのタイム。
0.5秒。」

早すぎです。

ブーケ(スパークちゃん!電源切った?)←テレパシー?

スパーク(切ってるよ。)←テレパシー聞こえてる!

―――10分後

ブーケ「どうしてーーーー!?
まだジャンちゃん潜ってる!」

スパーク「もしかして、アイツ死.んでたり・・・。」

キャロライン「ジャンさん、短い間だったけど、いろんな思い出ありがとうございます!」

ブーケ「出会いは、ビアンカちゃんを倒した時だったよね・・・。」

スパーク「アレクサンドラアゲハを食べようとしてたな・・・。」

キャロライン「この小説のギャグを作るのは、ほとんどがジャンさんでしたね・・・。」

ジャン「不吉なこと言わなーーーーーーーーーーい!!!!」

全員(キャラメル・ジャンを除く)「い、生きてた・・・。」

キャラメル「普通の水使いは、何年間も水の中にいられるんですよ。
私は普通ではないですが。」

ブーケ「へぇ・・・。
て、よく考えたらアタイ達、普通の服で潜っちゃったし!」

キャラメル「それは水使いの民族衣装なので、ぬれても大丈夫なんですよ。」

キャロライン「へぇ・・・。」

―――しばらくして

キャラメル「皆さん、本当にご迷惑おかけしました。
私は旅をして、自分で魔法が使えるように特訓します!」

ブーケ「じゃ、アタイ達と旅しようよ!」

キャラメル「さっき決めたのです。
もう、ブーケさん達に迷惑をかけたくないって。」

ブーケ「そっか・・・。
じゃ、また会えるといいね!」

キャラメル「はい!
では、さようなら!」

スパーク「って、オレらも、もう他の村いかなくちゃ!」

ブーケ「そうだね!」

続く!

あ、ちょっと待て!

今回出番が無かった人達

黒魔術族一同「ヒデー・・・。」

今度こそ続く!