風使いブーケ～2つの一族の物語 作者／ミル

第19話　～ビンタvsブーケ・・・達！！～



ビンタ「ブーケ君、ボクと戦うのが嫌なの？
黒魔術族には、本気出すのに・・・。
ま、ボクも黒魔術族だけどね。」

そうだった・・・。ビンタちゃんは、もう黒魔術族。
仕方ない。戦うしかないんだ！

ブーケ「GO！台風！！」

ポロン♪(久々のハープ)
ドッビューーーーン！！

ビンタ「オン！土隠れ！」

！！
村の大地が割れて、ビンタちゃんは中へと入って行く・・・。
ビンタちゃんが中に入った後、また大地は戻った・・・。

ブーケ「・・・中に入っちゃった・・・。」

その時

ビンタ「オン！地震！(マグニチュード6強)」

うわーーーー！！
本当に地震来ちゃったよ！
たしか、この前の新潟の地震もマグニチュード6強・・・って、そんな事考えてる場合じゃねーだろ！！

・・・地震・・・って事は、次に起こるのは・・・。
津波！！
危ないよ！この村は海に囲まれてるから、すぐに飲み込まれちゃうかも！

ジャン「大丈夫。この村の人は水を自由に扱えるから、津波を止める事だってできる・・・。」

キャロライン「住人なら、この前非難してスノーヴィン村に行きましたよ。」

スパーク「じゃ、この村で残ってる人はキャラメルだけってことか。姫さん1人残すなんて、どんな住人なんだよ・・・。」

ジャン「この村は、家来なんかいないから、住人達が姫さんを守ってたんだよね。
姫さんは、この村が大好きだから、非難しなかったんだよ・・・多分。」

ブーケ「そんな呑気な事言ってないで！
もう津波来ちゃったよ！」

キャロライン「えぇーーーーーー！？
私、大量の水にぬれると消えちゃうんです！
だからファイヤー村の住人は、手を洗うのは泡が立たない石鹸で・・・。」

スパーク「そんなのどーでもいい！！(泣)」

ビンタ(ボクの立場って一体・・・？)

うわーん！このままだったら、皆一斉に死.んで、
『風使い　ブーケ～2つの一族の物語～』は本日にて終了します。
になっちゃうよ！

・・・その時、津波は止まった。
まるで、一時停止をしているように・・・。