風使いブーケ~2つの一族の物語 作者/ミル

第11話 ~なおせ!きゅうり嫌い――~
スパーク「ヒクッヒク・・・。」
あんなスパークちゃんも、泣くことぐらいあるんだ・・・。なんか、ちょっと意外。
よぉーし!やよいちゃんが倒れてる間に、アタイだって攻撃しなきゃ!!
ブーケ「えぇっと・・・ア、じゃなくてボクだって、攻撃します!」
目の前にあったヤシの実を、やよいちゃんにぶつけた。(運良すぎ!)
カコーン!
見事、やよいちゃんにヒット!
キャロライン「私だって!自分で作った呪文(?)ありますとも!!
『おお、神よ!この口悪い牛を倒してくだされ!』」
どんな呪文を作ったんかい!!キリストっぽいし!てか、ほぼ悪口じゃん!
その時
ブォォォーーーーーー!!
キャロラインちゃんの術球(?)から、炎が出る!!
やよいちゃん、コゲコゲ!
やよい「今度会ったとき、絶対に倒しますから!」
ジャン「その『絶対』。倒せなかったら大恥かくよ。」
そんなのどーでもいいし。って、やよいちゃん消えちゃった。
スパーク「なんかオレ、もっときゅうり嫌いになったし・・・。」
そりゃ、砂まみれのきゅうりはマズイよね。
?アレ?なんか、足が冷たいんだけど。
キャロライン「ブーケさん、スパークさん、ジャンさん・・・・この村、消えてます!」
スパーク「そーいえば、この村って1000年に1日だけ現れるんだっけ!?」
ジャン「そーゆーことは、早く言えーー!!」
ブーケ「てか、もう陸地ないんだけど!?
・・・て、キャーーーーーー!!大波がこっち来る!!」
ブーケ達、ピンチ!

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