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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*102*
一方、ダークライダー側
風魔・闇
「そうか...よくやった」
※正体を隠す必要がないので、音声加工機能を消している
ブラックナイト
「どうだった?」
風魔・闇
「作戦は大成功...加賀美博之を失った街を、市民達は捨てていった」
ブラックナイト
「へっ、しょせんそんなもんだよな...市民はヒーローが悪を倒すところを遠くから見てるだけだ」
DG電王
「しかし、風魔も中々いい作戦を考えましたね...報告によればカリギュラのその他ライダーも次々と逃げていった様子、ここまで上手くいくとは思いませんでしたよ」
ブラックナイト
「ここ最近は奪われてばかりだったが、これで巻き返せるなぁ!!」
風魔・闇
「ああ...」
ブラックナイト
「で?どうする?今なら襲っちまえば余裕でヒーローソウルを回収出来るぜ?」
風魔・闇
「そう急ぐことはない...ここで失敗したら俺たちのこの作戦も無駄になる」
DG電王
「それはそうですが、もうヒーローはいないしそこまで気にする必要は...」
風魔・闇
「まだ残っているだろう、数多くのダークライダーを仕留めた奴が」
DG電王
「...彼ですか、しかしまだ子供ですよ?」
風魔・闇
「侮るな...」
ブラックナイト
「じゃあよぉ、ヒーローソウルをどうやって回収するんだ?」
DG電王
「それを考えるのが我々の仕事ですよ」
風魔・闇
「そうだ...DG、【アレ】は完成したか?」
DG電王
「完成度は94%と言ったところです」
風魔・闇
「100%までどれくらいかかる?」
DG電王
「せいぜい数日程度でしょう」
風魔・闇
「よし...」
ブラックナイト
「前みたいにカリギュラを襲撃しちまえばいいんじゃねえのか?今度は前と違って止める奴もいねーぞ?」
DG電王
「モンスターを作ってる暇はありませんよ...」
風魔・闇
「...そういえば、考えたことはあるか?あの方がヒーローソウルを集めて何をしようとしているのか?」
DG電王
「そうですね...私の予想だと、膨大なエネルギーを独占して核より強力な兵器を作り上げる事だと思います」
ブラックナイト
「俺はやっぱ、世界征服だろ!」
DG電王
「ブラックナイト、それは今我々がやっている行為じゃないですか」
風魔・闇
「そうか...」
ブラックナイト
「おい、待てよ!お前は何を想像したんだ?おい!?」
DG電王
「風魔...不思議な男ですねぇ」
ブラックナイト
「ああ...ダークライダーになったのはずっと後なのに、数多くの功績を残して俺たち幹部格と並ぶぐらいにまでなったからな」
DG電王
「一体何者なんでしょう....?」