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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*104*
そんな.....
雪
「地下都市プロジェクトかぁ...前々から立てられていたって事は、最初っから逃げる気マンマンだったんだ」
ルメール
「このプロジェクトの責任者はあの与倉家だってよ」
福井
「与倉...」
雪
「もしかしたら、今年は純粋にヒーローに憧れていたのは君たちぐらいだったのかもね」
ルメール
「そうでなきゃ市民に紛れて街から出ていかねぇからな」
福井
「...海斗、どうする?」
...加賀美さん
「後は頼むぞ...次世代のHERO!!」
海斗
「どうするって決まってるじゃないですか...俺は最後まで戦います」
福井
「しかし、俺たちは市民に娯楽として扱われているんだぞ?」
海斗
「それでも俺は...約束したんです、加賀美さんと。」
海斗
「市民にも...親にも...街にも捨てられようと、俺は何も見捨てない!」
海斗
「誰もいないというのなら、俺がやる!俺は...カリギュラのヒーローだから!!」
福井
「...俺も、父さんのようなヒーローになりたくて、ここまで来た、だから逃げたくない」
福井
「でもどうする?今この街には水も流れない、電気も付かない、食べ物もどこにもない...」
海斗
「それはそうですけど...」
雪
「...本気だね?」
海斗
「え?」
雪
「君は...ダークライダーを倒すまで諦めない、そういう意思があるんだな?」
海斗
「当然ですよ!」
雪
「...それでこそ海斗君だ!!自分も全面的にサポートするよ!!」
海斗
「え!?嬉しいですけどサポートって...」
ルメール
「おい、まさか友人のためだからって職権乱用する気はねぇだろうな!?」
雪
「自分達はあくまでサポート!寝床と食料を提供するだけで解決させるのは彼等だ!」
ルメール
「...ったく、しょうがねぇな、ちょっと待ってろ」
えっ?
雪
「...さて!久しぶりの仕事だな!」
えっ?
海斗
「あの、雪さん...貴方、何を...?」
雪
「本当は名乗りたくはなかったけと、状況が状況だし仕方ないね...」
雪
「海斗君...何となく察してたと思うけど、僕...いや、自分は人間じゃない」
雪さんの髪が、紫色に染まっていく...
ルメール
「ほれ、仕事服!」
「あいよ!」
「役職、時空監理局代理組長!時空番号AS-2000の世界、リアルワールドの神様(メイドウィン)!」
たくっちスノー
「そして!偉大なるマガイモノの王!最強無敵のたくっちスノーだ!」
マガイモノの...王...!?
じゃあ、今まで話していたことは全部...
冗談じゃ、なかったのか...?
【第十三話 END】