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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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そして、更に数年後...
龍は自炊をするようになり、一緒に弁当を作ったりするようになった
寅太郎
「龍...お前は将来どうするんだ?」
龍
「そりゃもちろん、父さんみたいなカッコいいヒーローに...」
寅太郎
「カッコいい...か、嬉しいなぁ、でも私は無理にヒーローになれなんて言わないよ」
寅太郎
「龍、お父さんとしての私の望みは、いい人と結婚して、子供を作って...その子供に自慢の父親って言われるようになることさ」
龍
「まだ俺中学生だよ?そういうのは早いよ...」
寅太郎
「それもそうだね...じゃあ、お仕事行ってくるから」
龍
「はい、お弁当...気を付けてね、父さん」
寅太郎
「ああ、いつも悪いね...じゃあ、行ってくるから」
龍
「うん、行ってらっしゃい...父さん」
私はこんな毎日を望んでいた...
時間はかかったけど、ようやく私は家族と向き合えるようになった!
私は幸福者だ...
...
黒影ソウル
「うわあああっ!!」
××時××分
黒影トルーパーズはとあるダークライダーと戦闘していた
街の人達が避難するまでに、我々がどうにか頑張らないと...!!
風魔・闇
『消エロ』
【hurricane critical finish!!】
ダークライダーは高く飛ぶと、30人いる黒影トルーパーズをまとめて...吹き飛ばす
私の視界が揺れる 体が動かない
...ああ、そうか、私は死ぬのか
私が死んだら、あの子はどうなるんだ?
こんなところで、死んだら、あの子は.....
ダメだ、もう体が動かない...意識も...うす...れ...
ごめん...た...つ...
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ここで『彼』の思い出は途切れた
その後の福井君は僕にだって想像が出来る
お父さんが好きだったことも
せっかく仲直りしたのに殺されて悔しいのも
福井一家が天国で仲良くしているだろうと言うことも僕にはわかる
...福井くんの墓を福井寅太郎という男の隣にしておいてよかったよ、本当に父親でよかった
...なぁ福井くん、僕のお父さんもすっごい奴なんだぜ?料理人だぞ料理人?
君と同じで、もうあの世にいるけどさ...君と違うところは...
黒影と違って、寅太郎さんは間違いなく天国に行けた事かな