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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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『壊すなよ』、『この破壊者が!』、『近付くな! 骨が折れる!』、『痛いって! 折れる折れる!』、『お前のデコピンは痛過ぎる!』、『破壊者(ブレイカー)め!』、『死ね!』、『害悪!』、『バカ力!』、『消えろ!』、『お前が居たから、周りの中間達は骨が折れたり、重傷、もしくは骨に罅が入ったんだぞ!』、『ねぇ、何でそんなに『怪力』なの?』、『お前と絡むと痛い』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』、『怪力』。
陸人はトイレの洗面台の前で俯きながら深呼吸を繰り返す。仕方無い、仕方無いんだ、自分は他人より力が強いだけ、単純にそんだけ。もっと大きくなればこの『力』も認めてくれる人も居るって……そう思いながら、水を張った洗面台に手を伸ばし、顔面に思いっきり水をかける。冷たい。でも、本当に冷たいのは、『他人が自分を見る目』だろう。陸人はその場で『……帰ろう』と、呟いて、洗面台の水を抜き、トイレを出ようとする、すると目の前に息を切らす大尽が現れる。
「ハァハァ……」
「何ですか大尽さん? 俺はもう帰るんです、どいて下さい」
「ま、待ってくれ……! い、言い過ぎたかもしれない、それだけは謝らせてくれ……!」
「……それは過去の出来事、今は未来なので、過去を悔いても意味が無いです」
「だからだ!」
そう言って大尽は陸人を見つめる。
「『ダークライダーのマネキンを壊せる程の『怪力』』! それは『今のヒーローの現場に必要』なんだよ! 時間が無い! 急いで所長の所に向かおう!」
陸人は『怪力』って、また言った……と思った、その瞬間大尽は陸人の手を引っ張って、移動する。
「えっ? えっ!?」
驚く陸人を放って置いて、先に先に進む大尽。そして陸人と大尽は『カリギュラ』の所長の所に向かう──