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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*56*
~カリギュラ本部~
雪
「でも...この事を誰に話すんだい?」
海斗
「やっぱり加...エースの人かな、あの人ならすぐに組織を探し当てることが出来るかもしれない」
雪
「だよなぁ」
華南
「ああ、新聞とかで載ってる正体不明の」
危ない危ない...そういえば正体を言わないようにずっと前に口止めされてたっけ
とりあえず受付で話つけないと、アルテミスのライダーいるし
海斗
「あのーすいません、カリギュラのエースさんと話がしたいのですけど」
受付
「あの方でしたらまだ帰ってきてません」
海斗
「そうですか...大事な話がしたかったのですが」
受付
「大事な話....ですか、それだったら社長を通して頂かないと...」
海斗
「ああ、社長さんに...分かりました、社長室ってどちらでしたっけ?」
受付の人に社長室への道案内をしてもらい、社長室へと...
受付
「ここから先は部外者の入室はお引き取り願います」
雪
「あ、はい...すいません」
海斗
「雪さん...」
雪
「今日は色々と楽しかったよ!じゃ、またね!」
華南
「ま、待ちなさい!あんたには色々と気になることが.....あいつ」
社長
「待たせたかな?」
海斗
「社長!お久しぶりです!」
社長
「君の活躍は聞いているよ、あれ以来たくさんのダークライダーを退治して見事なものだ...加賀美が気に入るだけはあるな」
海斗
「いえ...」
社長
「それで、今日は何の用かな?」
海斗
「実は...」
俺は社長にダークライダーはヒーローソウルを限界まで改造していたこと、ダークライダー達の組織は頭文字がCであることを話した
社長
「なるほど...よく話してくれた、これは大いに役立つ情報だろう、アルテミスの君もよくやった、後で私から何か礼をしよう」
華南
「ヒーローとして当然の事をしたまでです」
社長
「それでこそアルテミスだ...ふーむCか、どうにか見つけ出せるといいが」
海斗
「俺も可能な限り調べてみます、与倉さんや福井さんにも...」
社長
「いや、この事が外部に漏れたら非常にまずいことになる...この事は内密にするように」
海斗
「...分かりました」
...
社長室から出て、家に帰る途中...
華南
「ねぇ、秘密って言えば...あいつ何者なの?あの喫茶店の」
海斗
「雪さんですか?確かに不思議な人ですけど...」
華南
「喫茶店を一人で切り盛りしてて、メニューはジュースだけよ?家に帰るところも見たこと無いし変すぎるわよ」
海斗
「確かにこの数ヵ月で雪さんを見るのって喫茶店か一緒に果物を運んでるときだけだなぁ」
華南
「それに...ダークライダーの足止めに使ったあの技よ!ヒーローでもないのになんであんな技を...」
海斗
「うーむ...元ヒーローだったとかじゃない?」
華南
「えええ...」
...
華南
(元ヒーロー?いいえ、そんなんじゃないわ)
華南
(数日前、偶然にも私は見てしまったもの...あの生き物の首が外れるのを!!)
【第九話 END】