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作者： 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 221ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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＊67＊
海斗
「ヒーロー協会って定期的に集まるんですか？」
笹原
「まあな、最初はもっと少なかったが俺が会長になった頃ぐらいには13個にまでなっていやがった」
海斗
「いやがったって...」
笹原
「どいつもこいつもわけーのばっかだからな、俺の現役時代の年で会長とかよ...不公平だろ」
海斗
「まぁ、確かに...」
「別に悪いことではないではありませんの」
笹原
「俺が言いたいのはお前だよお前、『フローラル』の美麗川花束(びれいかわはなたば)」
美麗川
「ふふふ、相変わらず元気ですね」
笹原
「あたりめえだろ、ウロボロスのアホよりは長生きするつもりだ...あー、お前も相変わらず香水くせぇ顔だ」
なんか凄いな...匂いが
...
雪
「ここがフローラル！※アーマードライダーが多いヒーロー組織らしいんだ！」
※鎧武の世界のライダーの名称
ルメール
「どうでもいいけどここ香水の匂いキツくねぇか」
雪
「そうなの？香水の匂いとか嗅いだことなくて...メル姉も付けたら？女の子なんだから」
ルメール
「ガラじゃねぇんだよ...良いから次行くぞ次！！」
雪
「もう、怒らないでよ...」
...
笹原
「ったく、うちの娘とトシが同じ奴が会長とはなぁ...」
美麗川
「問題でもありますの？ほら、娘さんのためにローズマリーの香水あげますわよ」
笹原
「いらねーよそんな苔みてぇな香水！」
海斗
「苔みたいな香水！？」
「もう、そこまでにしておきなさい...」
美麗川
「あっお姉さま」
海斗
「え？お姉さま？」
笹原
「げっ、『セイヴァー』の黄銅魂藻(おうどうたまも)...」
黄銅
「そんなにこの子をいじめないであげて...ほ～らぁ..」
美麗川
「ああ～お姉さまぁ...」
海斗
「あの二人なんなんですか？」
笹原
「知らん方がいい！ほらいくぞ！！」
海斗
「ええ～！？ 」
...
雪
「フローラルの近くにあるのがセイヴァーだね」
ルメール
「トゥース？」
雪
「それは関係ないから...で、世界を調べてセイヴァーのブラックボックスを除いたら面白い事が分かってね」
雪
「三年前までセイヴァーのエースだった女の子が突如何者かの陰謀によって会長にまで格上げになった」
雪
「そのエースの人ってさ、女性に対するセクハラで有名なんだよね」
ルメール
「合法的に追い出したってワケか、まるでうちの大明神みたいだな」
雪
「かなちゃん様はそんな人じゃありませんー！！」