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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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海斗
「な、なんだったんですかさっきのは」
笹原
「気にすんな」
「...あれ?もしかして笹原さんじゃないですか?」
笹原
「ん...?誰だお前?」
海斗
「知らないんですか?」
笹原
「こいつは始めて見る」
「それはそうですよ、ここで初めて会ったんですから...」
「僕は『キュアーズ』の新しい会長で、葛葉神社の神主である沙瀬頤使傀儡(しゃせいしかいらい)です」
海斗
「名前が全然キュアじゃない」
傀儡
「はは、よく言われますよ」
笹原
「坊さんもヒーローになるとはなぁ...これも時代ってもんかね」
傀儡
「そうですね...まさか僕までヒーロー組織に選ばれるとは思いませんでしたよ」
海斗
「こんな若い人でも会長になれるんだ...どういう基準なんだろう」
笹原
「さあなぁ...ただ頑張りゃいいってものじゃないだろうが」
傀儡
「僕も突然の事でしたからね...あっ、まだ挨拶回りが終わってないので、それでは!」
笹原
「じゃあな」
海斗
「しっかりしてますねあの人」
笹原
「ヒーロー向きではない性格だがなぁ」
...
雪
「ここはキュアーズ!安らぎのヒーロー組織!」
ルメール
「プリティでキュアキュア?」
雪
「違うってば!!自分も同じこと思ったけど!!」
ルメール
「やっぱ女ばっかりなんだな...あ、仮面ライダーメイジだってよ」
雪
「やっぱり魔法少女系が多いんだねぇ、メイジはチームプレイが得意だし...」
ルメール
「魔法少女ビースト...」
雪
「あれは男だろ!!いい加減にしてよ!!」
...
海斗
「やっぱり真面目な人もいるんですね!」
笹原
「そうだな...ちょっとホッとしたよ俺も」
海斗
「...13個もあるだけあって、やっぱり変な人もいるんですか?」
笹原
「まぁな...例えば『オッドアイ』のアレ、友新一新(ともあらいっしん)とかよ」
海斗
「アレ?」
一新
「神の加護のあらんことを...」
海斗
「えっ」
笹原
「おはようって言いたいんだよ」
海斗
「あれ挨拶なんですか!?」
一新
「ササファ・ラー、どうして聖域(ここ)に光の戦士がいるんだ」
笹原
「どうしてここに子供がいるのかだってよ」
海斗
「もうワケわかりませんよ!!」
笹原
「分かる、俺も翻訳に三年掛けたからな...つーかよぉ、お前もいい年なんだからいい加減のその喋り方をやめろよ」
一新
「断る、このビッグでラージでヒュージ及ぶ言の葉のありがたみが分からぬとは...」
海斗
「も、もう行きましょう!頭痛くなってきました!」
笹原
「そうだな」
...
ルメール
「ほーん、ここがオッドアイ、イタいのが多そうな所だな」
雪
「雄々しくも美しく輝く二色の眼...」
ルメール
「.....」
雪
「ノッてよ!!ここまで突っ込んであげたのに!!」
ルメール
「くっだらねぇんだよ」
雪
「メル姉だって対して変わらないじゃないか!!」
ルメール
「ああ?メル様のハイセンスなギャグに比べたらお前のネタなんてここの中二病と大差変わらねぇぞ」
雪
「ひどーい!!」