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作者： 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 221ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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＊74＊
傀儡
「今回話す内容は...もちろん【ダークライダー】の事です」
海斗
「ダークライダー...向こうはどこまで分かっているんですか？」
飯盒
「我々が分かっていることは、ヒーローソウルを奪い取って何かをしようとしていること...それに、風魔・闇というダークライダーの存在、最後にヒーローの一人与倉猛を殺害したとされる黒い仮面ライダー」
筋原
「風魔のヒーローソウルはカリギュラが保管していた物の一つだ...貴様、少々甘いのではないか？」
笹原
「ヒーローソウル保管のザルっぷりはどの組織も同じだろうがよ」
海斗
「...ダークライダーは人間だけには限らないみたいです、前に暴れていたドライブのダークライダーはアンドロイドでした」
手袋
「アンドロイド...ふむふむなるほど」
海斗
「それもただのアンドロイドではありません、こちらの攻撃を計算して学習するタイプで、倒すのに手間取りました」
傀儡
「恐ろしいですね...キュアーズの皆にも知らせておかないと」
海斗
「そして更に...与倉さんを殺した黒い仮面ライダー、アギトに関してなんですが...」
鏝
「黒い仮面ライダーって言うけど、本当にそいつが殺したのか？」
笹原
「お前、カリギュラのライダーがそんなことするように見えるか？」
首藤
「....」ｺｸｺｸ
鏝
「ガオウソウルの件、忘れちゃいねぇぞ」
飯盒
「いいえ！病院の監視カメラにはっきりと写っていますが...彼はこの病室の...ほら、この部分！」
七不思議
「だよねー、ヒーローソウルは人を殺せないように設計されているから殺せるわけないよね～」
海斗
「ああ、だから龍騎の人は改造したって...」
美麗川
「ヒーローソウルを改造ねぇ...」
飯盒
「相当な技術力だな...ここまで出来る人間はユニバースにもいないぞ...」
海斗
「黒い仮面ライダーの正体ですが、本当かどうかは分からないんですが、与倉さんは自分のクローンと...」
傀儡
「く、クローン！？そこまで出来るんですか、ダークライダーは！？」
七不思議
「えー、イリーガルのライダーを真似されたら困るなー」
一新
「麗姿（すがた）が同じ――魔導院による最新の研究データによれば、ミーチェイが喪失（な）くては贖罪のため仮初めの姿借り赫き十字架を背負う者ではねェ」
――考えるな、感じろ。―
飯盒
「そ、それにしても何故ここまで知っているんだ？」
鏝
「案外スパイだったりしてな」
筋原
「貴様...」
海斗
「え、違いますよ！？」
鏝
「そうじゃないって言えるのか？証拠とか」
傀儡
「そ、それは悪魔の証明ですよ！！10歳になにを...」
笹原
「どうすんだ坊主？このままじゃお前、悪者にされるぜ？」
海斗
「...ダークライダーの一人が、自分達の組織の情報を一個だけ残しました、それを公表すれば信じてくれますか？」
手袋
「興味深いわね、話してみて」
海斗
「あるダークライダーは風魔に始末される直前、こんな事を教えてくれました」
『自分達の組織の頭文字はC...だと』
ざわっ....！！