完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ロストヒーロー計画(完結)/ラストヒーロー計画
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~

*75*

傀儡
「し、C...それって、まさか...」

一新
「Crystal...」

飯盒
「...ッ!?」

笹原
「嘘言ってねぇよな?」

海斗
「はい、この時にはアルテミスの華南という人も一緒だったので」

手袋
「華南が...?」

七不思議
「他に見ている人がいるんだ~」


「一人でも二人でも変わらないだろ」

飯盒
「ですが!クリスタルが無関係とは言い切れません!」

黄銅
「確かに姿を見せないなんて変ねぇ」

七不思議
「それにさー、ヒーローなのに子供を信じられないんだね」


「もうヒーローじゃないと言ってるだろう!」

飯盒
「職業がヒーローではなくなったとしても、我々の行う行為はヒーローと同じです!ヒーロー精神を心がけなさい!」


「くっ...高収入かつホワイトなのにこういうのがあるからヒーローは面倒なんだ」

筋原
「どいつもこいつも金、金、金と...意地汚いウジ虫が」

一新
「どうせ俺に負けるだろうがな、お前でもいいぞ、さっさと終わらせろ」

笹原
「あー、また始まった...」

傀儡
「え?どういうことですか?」

笹原
「協会会議はな、途中から自分が言いたいこと、思ってたことをドッジボールの要領で言いまくるだけになるんだよ」

傀儡
「そ、そんな...どうにもならないんですか?」

笹原
「ならねぇ、だってここにいるオッサン共はヒーロー...精神がガキのまま止まり続けてるんだからな」

海斗
「...こうなったらどうするんですか?」

笹原
「静粛に!!」


「!」

七不思議
「あー、今回は早かったねー」

マリア
「....」

飯盒
「...仕方ないですね、驚く事ばかりでしたし」

手袋
「とりあえず、一旦その子を返しましょう」

海斗
「え?俺はもう聞けないんですか?」

笹原
「元々会長だけで行う会議だからな、ちょこっと話せただけでもラッキーと思いな」

海斗
「そ、それもそうですね...では、お電話ありがとうございました」

笹原
「おーう」

...

飯盒
「電話というのは?」

笹原
「はぁ?お前らが坊主をここに来るように電話したんだろ?今回の件のために」

七不思議
「ええ?知らないよぉ」

手袋
「私もそんなこと...電話番号も知らないのに」

飯盒
「そもそも、僕たちは彼に初めて会いましたからね...」

傀儡
「...えっ、ちょっと待ってくださいよ、それっておかしくないですか?」

首藤
「....!」コクコク

笹原
「ああ」




『坊主をここに来るように仕向けたのは...一体誰なんだ?』

74 < 75 > 76