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ロストヒーロー計画(完結)/ラストヒーロー計画
作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン 
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加賀美
「はああああ!!!」

ルメール
「泳ぐのはやッ!!」

福井
「あっという間に100メートルも泳でいますよ!?」

加賀美
「あと400メートル泳がなきゃ...(使命感)」

福井
「加賀美さん本当にどんな師匠に鍛えられたんですか!!?」

ルメール
「なんだよ雪、お前は泳がねぇのかよ」


「自分海はバシャバシャしてるのが好きだし...」

海斗
「そ、そうそう...」

ルメール
「は~ん、さてはお前ら...泳げないな!?」


「ぶっ...悪いか!?僕はな、プールの授業で泳ぐよりビート坂背にプカーってやってるのが好きなんだ!!」

福井
「なにそれ!?」

ルメール
「そんな事をするのはお前だけだろ...」


「.....もしかして、海斗君も?」

海斗
「流石に雪さんみたいなことはしませんが、大体、まぁ...」

ルメール
「...はぁ~、情けないな」


「いいもん泳げなくたって生きていけるし」

海斗
「そうだいそうだい」

ルメール
「ヒーローとして恥ずかしくねぇのかお前」


「泳げなくたってヒーローにはなれるし!水場の任務は泳げる奴が行けばいいじゃない!」

海斗
「そうだいそうだい」

ルメール
「あのさぁ...まあいいや、お前らは砂場でゴロゴロでもしてろ」

ルメール
「イナムラウェーブ!!」

福井
「うわっ、突然津波が!?」

ルメール
「心配すんな!死にはしねぇよ!」

加賀美
「はあああああああああ!!」

福井
「うわすっごい!!この人荒波の中でも泳いでるよ!!」

ルメール
「怪物か何か?」

海斗
「...平和ですねぇ」


「平和だなぁ...でもさ」




「一人、足りなく感じるのは気のせいじゃないね」



『おいお前らァ!!スイカ割りだぞスイカ割り!!へへっ、与倉家が認めた最高級スイカだ!』

『ああん!?何ポケーッとした顔してやがる!?割らなきゃ損だろ!!棒を持ちやがれ!!』


海斗
「...気のせいでは、ないですね」


「うん...」

海斗
「雪さんって、旅人なんですよね...こんなことは、やっぱり何度もあったんですか?」


「うん...僕が知っているのだと二人かな」

海斗
「二人も...ですか。」


「...」


『おーいたくっちスノー!そんな所で見てないでさ、どれが食べられる貝なのか教えてよ!調理したいからさ』

『あらあら、メルったらあんなにはしゃいじゃって...まだまだ子供ね』




「僕のお父さんと...メル姉のお母さん」

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