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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*85*
加賀美
「はああああ!!!」
ルメール
「泳ぐのはやッ!!」
福井
「あっという間に100メートルも泳でいますよ!?」
加賀美
「あと400メートル泳がなきゃ...(使命感)」
福井
「加賀美さん本当にどんな師匠に鍛えられたんですか!!?」
ルメール
「なんだよ雪、お前は泳がねぇのかよ」
雪
「自分海はバシャバシャしてるのが好きだし...」
海斗
「そ、そうそう...」
ルメール
「は~ん、さてはお前ら...泳げないな!?」
雪
「ぶっ...悪いか!?僕はな、プールの授業で泳ぐよりビート坂背にプカーってやってるのが好きなんだ!!」
福井
「なにそれ!?」
ルメール
「そんな事をするのはお前だけだろ...」
雪
「.....もしかして、海斗君も?」
海斗
「流石に雪さんみたいなことはしませんが、大体、まぁ...」
ルメール
「...はぁ~、情けないな」
雪
「いいもん泳げなくたって生きていけるし」
海斗
「そうだいそうだい」
ルメール
「ヒーローとして恥ずかしくねぇのかお前」
雪
「泳げなくたってヒーローにはなれるし!水場の任務は泳げる奴が行けばいいじゃない!」
海斗
「そうだいそうだい」
ルメール
「あのさぁ...まあいいや、お前らは砂場でゴロゴロでもしてろ」
ルメール
「イナムラウェーブ!!」
福井
「うわっ、突然津波が!?」
ルメール
「心配すんな!死にはしねぇよ!」
加賀美
「はあああああああああ!!」
福井
「うわすっごい!!この人荒波の中でも泳いでるよ!!」
ルメール
「怪物か何か?」
海斗
「...平和ですねぇ」
雪
「平和だなぁ...でもさ」
「一人、足りなく感じるのは気のせいじゃないね」
『おいお前らァ!!スイカ割りだぞスイカ割り!!へへっ、与倉家が認めた最高級スイカだ!』
『ああん!?何ポケーッとした顔してやがる!?割らなきゃ損だろ!!棒を持ちやがれ!!』
海斗
「...気のせいでは、ないですね」
雪
「うん...」
海斗
「雪さんって、旅人なんですよね...こんなことは、やっぱり何度もあったんですか?」
雪
「うん...僕が知っているのだと二人かな」
海斗
「二人も...ですか。」
雪
「...」
『おーいたくっちスノー!そんな所で見てないでさ、どれが食べられる貝なのか教えてよ!調理したいからさ』
『あらあら、メルったらあんなにはしゃいじゃって...まだまだ子供ね』
雪
「僕のお父さんと...メル姉のお母さん」