ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

あやかし荘 完結しました
日時: 2010/11/14 12:00
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=0V8-_hj3bcc

.



眠たがりですが、お付き合いくださいませ。

イメソン 紅一葉
urlにて。


用語説明>>103

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35



Re: あやかし荘 ( No.91 )
日時: 2010/10/29 22:35
名前: 叶嵐 ◆RZEwn1AX62 (ID: fMPELWLk)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

思いっきり風邪をひきました(ドウデモイイ

いやぁ、部活で軽く瀕死になりかけましたがここに来て一気に回復しましたwww
アキラワールド、いいじゃないですかwww
好きです。 好物ですともwww

いやもう、中3とか、マジでッ?! て感じですよ。
ちなみに俺は中2((ドウデモイイ
あ゛ー、自分も更新しなくちゃなぁ……。

Re: あやかし荘 ( No.92 )
日時: 2010/10/30 08:48
名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)

亜鬼…。
どんな子なんだろ♪
なんか楽しみー。

Re: あやかし荘 ( No.93 )
日時: 2010/10/30 10:17
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

自分は受験生なので、11月にはテストめちゃくちゃ
あります……。
もう疲れたヨ………
>御伽噺さん


何部ですかヨ笑
アキラワールドに花が咲くのは一体いつやら
>叶嵐さん


亜鬼は………うぬ、そのうちにです
>時雨さん

Re: あやかし荘 ( No.94 )
日時: 2010/10/30 11:29
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

.


         第4の書



午前中に入学式が終わり、姫斗は明弥と待ち合わせている自転車置き場に急ぐ。 生徒の数が多くて、明弥がどこにいるのか分からない。
人ごみを必死でかき分けながら、自転車置き場に行くと、案の定、明弥が先に居た。

「ごめん、明弥。 先生の話が長くてさ」
「いいよ、べつに」
「ハゲてた先生でした」

苦笑しながら、ペダルをこぐ。
校庭に裂いていた桜が春の訪れを感じさせる。
糸目荘への坂道を必死で自転車を押して上り、

「お、帰ってきたっぽいじゃ」

糸目荘のリビングで窓の外を見ていた牛丸が呟く。
狐の姿で休んでいた林太郎がそっと目を開き、 「まあ、いいか」 そう言って、人間の姿にならずにいた。

「ただいまです」

先に入ってきたのは姫斗。 
リビングに入った瞬間、目の前にいた異形の両手を持つ、大男に一瞬驚く。

「よっ。 君が優香さんの娘さんけ? めちゃキレーな面しとるじゃき」

親しげに話しかけてきた牛丸に、姫斗は笑いかける。

「はじめまして。 あなたも半妖ですか?」
「オレは妖怪。 妖怪が見えるっちゅーのは、さすが里深家の子じゃな」

そっと、黒くてゴツゴツした手が伸ばされ、痛わるように姫斗の頭に置かれる。
冷たい手だった。

「オレは牛丸いうきに。 よろしくな」
「里深姫斗っていいますっ」

冷たいけれど、まるで温かいその手に触れて。
微笑んだ少女に、牛丸も眩しい笑みを返した。




          ♪





「里深家の人間全てを抹殺する」

それは、あまりにも低い、地獄から響くような声だった。
夕暮れの山奥に妖気が満ち、不運な、紫の雲を作らせている。

「里深は人間の一族。 あんなもの、何故今まで根絶やしにしてこなかったのか、些か奇妙だ」
「里深に惚れこんでる妖怪もいるからじゃないすか」
「……汚らわしい人間どもの血が、我ら妖怪の中に混じり合うというだけで、吐き気がする」

半妖もだ、と声が付け足す。
もう一度、その声の主は命令を告げた。

「今宵、里見の主である人間を喰らえ」

Re: あやかし荘 ( No.95 )
日時: 2010/10/30 12:25
名前: 御伽噺 (ID: 8hgpVngW)

でも、夢の為に学校はキチンと行かなきゃですよー(^^)

姫斗食べられちゃうのかっ!?←物語終わるだろ
それとも、優香がっ!?


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35