ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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あやかし荘 完結しました
日時: 2010/11/14 12:00
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=0V8-_hj3bcc

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眠たがりですが、お付き合いくださいませ。

イメソン 紅一葉
urlにて。


用語説明>>103

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Re: あやかし荘 ( No.46 )
日時: 2010/10/16 17:20
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: http://yaplog.jp/akirahayate/

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「改めまして、こんにちは。 里深優香ですっ。 里深神社の巫女さんしてます、今年で36歳でーす」

まるで合コンでテンションの高いОLみたいな自己紹介に、軽く引いている林太郎と、ポケーと見ている伊月。
どう考えても、巫女とは思えない派手さと、高校生の娘がいるようには見えない若さだ。

「里深神社って、あのここから割と近い神社じゃないですか」
「そこの一人娘なのよ〜私ぃ。 普段はこんなだけど、現役バリバリよ〜」
「それ、下手したらコスプレじゃねぇか」

そう呟いた林太郎に軽く頭突きを食らわせる優香。
伊月が倒れて行く林太郎を見届ける。

「ふん、半妖の坊やには少し黙っててもらいましょうか」
「半妖って……おかあさん知ってたの? 林太郎さんたちが半妖だって」

驚く姫斗に、さも当然そうにサラリと優香が答える。

「里深神社は、昔から鬼との関わりもあったのよ。 人間で一番、妖怪と接する機会があった血筋よ? 知らなかったの?」

知らない、というか聞いた事ない。
しかも、明弥と伊月は優香と初対面らしいが、林太郎は微妙に知り合いのようだ。

「この……っ、いきなり何すんだよ、オバサン」
「もう一発くれてやりましょうか? 今度は軽く3秒で天国に行けるくらいの」

無言で首を横にふる林太郎。 それに満足したのか、2発目は繰り出される事はなかった。

「それより姫斗。 何か変な事されてない? ホントは心配だったのよ〜、男だらけのムサい所に女の子一人だなんて〜」
「誰も襲わねーけどな」

ボソリと呟かれた林太郎の言葉にも、過剰に反応する優香。

「あらあ……それは何? 姫斗に色気が無いという事なのかしら〜? ナメてんのか?」
「なめてないです色気あります襲いますからっ」
「林太郎さん、セクハラで訴えますよ」
「今から強姦罪でしばくよ、林太郎」

冷たい視線を林太郎に浴びせる姫斗。 明弥も林太郎を蔑んだ目で見ている。

「だーもー、里深優香。 アンタなんで来たんだよ」
「そりゃ明日、愛しい我が子の入学式だし〜」
「え、来てくれたの?」

パァッと嬉しそうな顔を見せる姫斗。 

「もちろん。 姫斗のこと、大切だしね」

その言葉に、どこか居心地を悪くした伊月が、そっと部屋から立ち去ったことに。

「………」

林太郎だけが気づいていた。

Re: あやかし荘 ( No.47 )
日時: 2010/10/16 17:27
名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: .RPx9Kok)

オカンコワイですね。頭突きコワイですね。

Re: あやかし荘 ( No.48 )
日時: 2010/10/16 18:07
名前: 杵島 茄武 ◆wWr1IKfGtA (ID: EUGuRcEV)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

オカン……


これ以降はノーコメントでよろしゅう

Re: あやかし荘 ( No.49 )
日時: 2010/10/16 18:28
名前: 御伽噺 (ID: 8hgpVngW)

お母さん…汗
林太郎とお似合いな気がしてならないです(^^;)

姫斗ちゃんに似てるとこと言えば…どこ?←

伊月立ち去っちゃった!!

Re: あやかし荘 ( No.50 )
日時: 2010/10/16 19:34
名前: ユエ (ID: 9Q/G27Z/)

まさかのお母さん!
伊月いなくなっちゃった……。


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