ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- あやかし荘 完結しました
- 日時： 2010/11/14 12:00
- 名前： アキラ （ID: STEmBwbT）
- 参照： http://www.youtube.com/watch?v=0V8-_hj3bcc
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眠たがりですが、お付き合いくださいませ。
イメソン 紅一葉
urlにて。
用語説明>>103
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- Re: あやかし荘 ( No.56 )
- 日時： 2010/10/18 15:43
- 名前： アキラ （ID: STEmBwbT）
杵島さん、小説の名前とどこで書いてるか
おしえてください！
＞杵島茄武さん
伊月可愛いですよね(^_^)
千登里は、中毒性の高い子になると思います
＞御伽噺さん
- Re: あやかし荘 ( No.57 )
- 日時： 2010/10/18 17:12
- 名前： アキラ （ID: STEmBwbT）
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ヒスイ キシナ
『ねぇ、翡翠。 鬼倫に人間を見張れって言われてるけど、なんで？ なんで見張らなきゃいけねぇの？』
「千登里は何も知らないんだな」
翡翠と呼ばれた少年が溜息をつく。 千登里は気にもせずに、人間の骨をかみ砕く。
「鬼倫から言われてるでしょ。 鬼が何時覚醒するか分からないからって」
『メンドクセー。 それ鬼倫にやらせりゃいいじゃん。 僕なんかガッコーまで行かなきゃいけないんだぜ』
「……腹話術うざいよ、千登里」
裏声なのか、甲高い声が耳に障る。
千登里は膨れ面をして、人形を持っていない方の手をそっと翡翠の首筋に押し当てる。
とがった爪が、軽く皮膚を裂く。
それでも無表情な彼にイラついたのか、千登里はじっと彼を睨み、
『黒猫ナメんなよ、小僧』
金色に目を光らせ、呟いた。
臆する事なく、首を自らその爪にプスリと刺し、顔を近づける。
翡翠色の目。 狼の、目。
「猫は狼に食われるんだよ、千登里ぃ」
『黙れよ〜、マジ殺しちゃうぞ〜』
口調はからかいのそれだが、目は本気だった。 人形の口がパクパク動くが、千登里本人の唇は全く動いていない。 完璧なる、腹話術。
「殺してみなよ、糞ガキ」 『死ね小僧』
お互いの妖気が高ぶり合い、衝突しそうな時。
「っっ」 『うわあっ』
二人の間に比べ物にならない妖気が漂い、それが形となって現れる。
思わず切りつけてしまいそうになり、慌てて千登里がのけ反る。
しかし、反応が遅かった翡翠が現れた人にぶつかり、しかも牙で首筋を貫いてしまった。
「っ」
手品のように現れたその男性は、チクリとした痛みに顔をしかめる。
慌てて首から口を放した翡翠。 千登里は真っ青な顔で、
──怒られる。
──かなりの確率で怒られるっ。
少し距離をとって二人から離れた。
一方現れたのは、性別を超越した、美しいという言葉の似あう男性。 羽織りを被り、切れ長の目が翡翠に向けられる。
「何してるのかな……、二人とも」
「千登里の喧嘩を、利子払いで買ってました」
ふざけているとしか思えない応答に、千登里が更に距離を置く。
──バカじゃないのかよ〜、翡翠。
──お前死ぬよ？ 死ぬの怖いだろう〜？
『先にやってみろって言ったのは翡翠だろ〜』
「千登里」
名前を呼ばれ、男を見る。
「人間は、残さず食うといい」
『お……おう。 ラジャ〜』
てっきり怒られると思っていたが優しく悟られ、どこかばつの悪い表情になる。
「鬼倫、鬼の子見つからないんだけど」
『てゆーか、明日だぜ？ 僕学校行くんだけど〜』
「……そうだね。 だから、制服買ったこの子を殺したの？」
横たわる、バラバラの四肢を見つめて。
数十年前、鬼の一族を皆殺しにした、妖怪の最上位の血筋。
鬼倫。
キシナ、鬼を殺した、共食いの鬼。
- Re: あやかし荘 ( No.58 )
- 日時： 2010/10/18 17:36
- 名前： 御伽噺 （ID: 8hgpVngW）
と…共食い…!?
食べちゃったんですか!?
ひえ〜…
でも、キシナは嫌いではないですね★
- Re: あやかし荘 ( No.59 )
- 日時： 2010/10/18 18:37
- 名前： 時雨 （ID: bQbYMR0G）
久しぶりです。
共食いの鬼かー、てことより
姫斗の親子がきになりまっせ。
- Re: あやかし荘 ( No.60 )
- 日時： 2010/10/19 22:02
- 名前： 杵島 茄武 ◆wWr1IKfGtA （ID: EUGuRcEV）
- 参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
共食いはいけませんぜ、
いつか食べられそうな気配がしますの・・・
あ、どうもすみません、
同じ名前なんですが、
「キシマナブ」＝「騎士学」＝「杵島 茄武」
変換されまくって、ワタクシは
「騎士学」という名前で執筆しております
ぜひ御検索を〜
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