ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 神的少女は殺戮がお好き【優美の記憶が……】
- 日時: 2012/03/23 11:29
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: 4pBYKdI8)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=17021
こんにちは! 奈美です。
これは……三作目ですね、二作目は途中で挫折しましたけど、これは絶対に完結させます!
今から読み始める人は、あらすじ(>>173)を読んでみてください。
前作(完結)を読みたい方は参照へどうぞ♪
脱字・誤字・アドバイス・感想等あれば、どんどんコメントしてください!
〜あらすじ
>>173へどうぞ。第一、第二部がざっと分かります(多分……
〜用語解説 >>111
〜登場人物リスト >>135
〜目次 >>178
‐神殺通信‐
ver1 >>149
ver2 >>153
ver3 >>161
ver4 >>172
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37
- Re: 神的少女は殺戮がお好き【用語解説更新!】 ( No.124 )
- 日時: 2011/11/16 19:55
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
今日中には書けないので、第十一章の簡単な予告(?)を書きますっ!
第十一章では、樹奈の出生に隠された謎など、樹奈関係の謎を暴いていきたいと思います。予定では、樹奈の母親の回想シーンで現在に至るまでの経緯を説明していこうかな? と思っています。
その上で、第十章の死神と樹奈の会話も重要になってくるかもしれません。何か分からないものがあれば、読み返せば分かるかも。
まあ、第十一章で大きな一つの謎が解けるわけですが、完結への道のりは遠いと思われます。気長に待ってください^^
第十一章をお楽しみに!
- Re: 神的少女は殺戮がお好き【予告……?】 ( No.125 )
- 日時: 2011/11/16 21:58
- 名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)
- 参照: http://www.facemark.jp/facemark.htm
>>124楽しみにしてますよ^^
頑張ってください!
- Re: 神的少女は殺戮がお好き【予告……?】 ( No.126 )
- 日時: 2011/11/17 19:39
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
第十一章 記憶を司りし女神
「何故私の想いに応えてくれない……?」
白いピタッとした薄いドレスを身にまとった女性は、輝かしい玉座に座り、雲との境が無い丸いモニターのようなものを見て嘆く。その瞳には、茶髪の髪をポニーテールに結んだセーラー服姿の少女が映っていた。その少女は暗闇の中のろうそくに照らされ、かろうじて顔を確認することが出来る。
「あやつは……ッ」
息をのんだ。そして立ち上がり、そのモニターのようなものに近寄った。唇を噛みしめ、怒りの表情を見せた。
「死神ッ! 生きていたのか……! 今すぐ下へ降りる準備を!」
「承知しました。記憶の女神さま」
一メートルほど離れていた臣下は、雲の上に立ち空に浮かぶドアを抜けて行った。それから、女性——記憶の女神は考え事をしていた。
数年前——
記憶の女神は、天界にいる神と恋に落ちてしまった。それは、下——人間界にいるときのことだ。まだ少年だった神と、まだ少女だった記憶の女神は神が人間界に降りている時、赤い糸が引き合うように出逢った。やがて少年は天界に戻り、父の元で勉強を再開した。だが人間界にいる前と比べて、とても勉強が身に入らなくなってきていた。それから約一年。当時の神だった父は、少年をまた人間界へ送った。とてもそれを喜んでいるのを見て、父もそれを喜び見送る。それは本当に心の底からの嬉しさで、言葉に出来ないほどだった。
再び人間界へ降りたった少年は、その少女を探した。もう居場所も分からないかと思っていたが、二人は赤い糸が引き合うように再会した。二人はそんなには言葉も交わさず、深い関係では無かった。でも、遠目ではあったが二人は見つめ合い、目を輝かせた。少女は高校三年生で、傍らにはセーラー服を着た友人がいて、少女もセーラー服を着ていた。一方少年はグレーのパーカーに黒目のジーパンを着ていた。どうやら大学生といったところだろうか。二人とも同じ学校にいたのだ。
やがて二人は深い関係を持つようになり、少女は大学を出て子どもを産んでしまった。少年は絶句した。神の子孫たちの間では、こんな規則があった。
——人間と神との子どもを作ってはならない。作った場合も、中絶してはならない。
少年はとても正直な人だったので、すぐ父である神に報告した。父はしばらく考えた後、ある罰を与えた。
——お前は一生人間界に居、その子どもは父であるお前が育てろ。その相手は天界で罰を受けよう。
少年は「全ては僕に責任があります! どうか罰するのは僕だけにしてください!」と訴えた。だがそれは却下され、二人は離ればなれになった。
わけも分からず愛する人と別れることになり天界へ来た少女は、少年の父である神のもとへ連れられた。そして想像を絶する罰を言い渡された。
——神の息子を愛した罰だ。お前は息子の代わりに記憶を司る神となり、記憶を害した者たちを罰せよ。
それがあの女性——記憶の女神の誕生だった。
- Re: 神的少女は殺戮がお好き【予告……?】 ( No.127 )
- 日時: 2011/11/17 19:44
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
ちょっと最初の設定と違うところもあるけれど、記憶の女神誕生までは書けました。
まだ第十一章は終わりませんっっ大変だっっ
- Re: 神的少女は殺戮がお好き【予告……?】 ( No.128 )
- 日時: 2011/11/18 17:19
- 名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)
- 参照: http://www.facemark.jp/facemark.htm
かわいそう…
記憶の女神様あああああああ!!!!
…ハッ!!つい取り乱してしまいました><
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37
この掲示板は過去ログ化されています。