ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 神的少女は殺戮がお好き【優美の記憶が……】
- 日時: 2012/03/23 11:29
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: 4pBYKdI8)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=17021
こんにちは! 奈美です。
これは……三作目ですね、二作目は途中で挫折しましたけど、これは絶対に完結させます!
今から読み始める人は、あらすじ(>>173)を読んでみてください。
前作(完結)を読みたい方は参照へどうぞ♪
脱字・誤字・アドバイス・感想等あれば、どんどんコメントしてください!
〜あらすじ
>>173へどうぞ。第一、第二部がざっと分かります(多分……
〜用語解説 >>111
〜登場人物リスト >>135
〜目次 >>178
‐神殺通信‐
ver1 >>149
ver2 >>153
ver3 >>161
ver4 >>172
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- Re: 神的少女は殺戮がお好き ( No.34 )
- 日時: 2011/10/10 18:01
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
第六章 少女は少女によって殺される
「優美っ! もうやめてっ!」
優美が暗闇の中で、女性を殺した時、朱里はそう叫んだ。黒く澄んだその目には、涙が浮かんでいる。女性は、優美がナイフを抜くと崩れ落ち、血の池に横たわった。優美の服は、血まみれになって汚れている。
「朱里……どうして…? やっと静寂を手に入れられるチャンスが来るのよ? 朱里だって、静かな環境がほしいでしょう?」
「違うっ、優美のやってることは間違ってる! 人を殺して手に入れられるものなの!?」
「そうだよ、手に入れられるものだよ。幸いなことに、末梢出来るから便利なのよね」
「えっ……奏を殺しちゃった時、優美は泣いていたでしょ、そうだよね? 泣いてたよね!?」
「うん、泣いてたよ。でもね、気付いたんだもの。しょうがないじゃない。」
「もうやめられないの……? いまからでも戻れないの……?」
朱里の期待を裏切り、笑顔で、笑いながら言った。
「やめられないし、もう戻れないよ。誰にも止められない。」
「そんな……どうして、どうしてよ!」
「そんなこと言われても困るんだよね。もう戻れない。私が作る死のメドレーは止められないの。」
- Re: 神的少女は殺戮がお好き ( No.35 )
- 日時: 2011/09/19 11:43
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
朱里は、優美の方へ走りだした。優美の手を握ると、ナイフを手から取ろうとした。でも、閉ざされた手は一向に開く気配がない。すると手を放して、ポケットに隠れていた包丁を優美に刺した。優美は、信じられないというような顔をして、元々血で汚れていた服を、また血で汚すこととなった。血が染み出し、血の池を作る。朱里はもっと深く刺した。優美はぐったりとし、ナイフを抜いた。返り血が飛び、朱里の服も汚れる。頬に付いた血は、涙のように流れ落ちた。
第六章 結
- Re: 神的少女は殺戮がお好き【主人公死す!?】 ( No.36 )
- 日時: 2011/09/19 15:43
- 名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)
- 参照: 学校が始まりました…大変だー!!
うわww優美がぁぁァああああ
- Re: 神的少女は殺戮がお好き【主人公死す!?】 ( No.37 )
- 日時: 2011/09/21 19:10
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
萌恵〜!
悲鳴がpc越しに聞こえてくるような気がする……
はい、てな訳で(どんなわけ?)、主人公変わりまっす。 m(_ _*)mスミマセン
- Re: 神的少女は殺戮がお好き【主人公死す!?】 ( No.38 )
- 日時: 2011/10/10 18:02
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
第二部 朱里編
プロローグ 死神少女は交代する
「優美……ゴメンねぇ、殺しちゃって。あはっあははははっ、やっとわかった……やめられない理由が。今度は私が死のメドレーを作る番ね。」
朱里は、優美のような笑みを浮かべた。優美が手に握っていたポケットナイフをもらうと、そのナイフを振り回しながら歩いていった。血の涙は乾き、流れたところが少し赤くなっている。
神的少女———それは、選ばれた少女たちだけがなれる特別な存在。数ある神的能力の中で、この死神に選ばれたのが優美だった。そして、朱里までも。
プロローグ 結
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