ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 神的少女は殺戮がお好き【優美の記憶が……】
- 日時: 2012/03/23 11:29
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: 4pBYKdI8)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=17021
こんにちは! 奈美です。
これは……三作目ですね、二作目は途中で挫折しましたけど、これは絶対に完結させます!
今から読み始める人は、あらすじ(>>173)を読んでみてください。
前作(完結)を読みたい方は参照へどうぞ♪
脱字・誤字・アドバイス・感想等あれば、どんどんコメントしてください!
〜あらすじ
>>173へどうぞ。第一、第二部がざっと分かります(多分……
〜用語解説 >>111
〜登場人物リスト >>135
〜目次 >>178
‐神殺通信‐
ver1 >>149
ver2 >>153
ver3 >>161
ver4 >>172
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- Re: 神的少女は殺戮がお好き ( No.84 )
- 日時: 2011/10/18 16:29
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
番外編 神的少女・少年殺戮伝説
これは、ある一族に受け継がれる二つの伝説の話です——
あるとき、死神少年は殺戮の道へと入っていったそうです。その少年はごく普通の少年のはずでした。自分に神なる能
力があると知ったとき、少年は誰も彼も殺すようになったのです。その幼馴染の死神少女は、必死に止めに入りました。でも少年の手が休まることはなく、その少女までもを殺すような残忍な心の持ち主となりました。それから何人もの神的能力者たちが少年を止めようとしましたが、皆殺されました。それを見ていた神的少女・少年たちは、次々と悪の非道へと入っていったのです。
さあ、ついに殺戮への第一歩の幕開けです。少年たちは一斉に何の能力ももたない人間たちを殺し始めました。その目は狂ったように紅く、全身血まみれでした。それを見かねた神たちは、彼らの能力を略奪しました。それでも少年たちは殺人をやめようとしないのです。もう、手遅れでした——
それから、人間たちが絶滅するまで殺戮は続けられました。もう人間が見当たらないと分かると、死骸を海に放り込み島を作ったと言われています。その島は動き、誰にも見つからず、見つけた者はいないそうです。でも、人間は死んではいませんでした。隠れて子どもたちを産み育て、また前のように賑やかな世界を作り上げようとしていたのです。それを神的少女・少年たちは知りませんでした。人間の死骸の島に移った後、深い深い眠りについたからだと言われています。そこで一生を終えたのか、まだ生きているのかさだかでは分かりません。
それ以来、この伝説はもう一つの伝説と一緒に人々に語り継がれることとなりました。
- Re: 神的少女は殺戮がお好き ( No.85 )
- 日時: 2011/10/20 19:36
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
あるとき、死神少年は殺戮の道へと入っていったそうです。その少年はごく普通の少年のはずでした。自分に神なる能
力があると知ったとき、少年は誰も彼も殺すようになったのです。その幼馴染の死神少女は、必死に止めに入りました。でも、少年の手が休まることはなく、その少女までもを殺すような残忍な心の持ち主となりました。それから、何人もの神的能力者たちが少年を止めようとしましたが、皆殺されました。それを見ていた神的少女・少年たちは、次々と悪の非道へと入っていったのです。
それを見た神たちは、新しい神的少女・少年たちを作りました。この少女たちは殺戮を阻止するためだけに作られた、いわば人造人間です。とても人間と似ている、精巧な“モノ”たちでした。その“モノ”は、人間にあがめられ、第二の神となるような存在でした。“モノ”たちは神的少女・少年たちを誰かれ構わず殺しつくし、世界に平和を与えたと言われています。用がなくなると、“モノ”たちは足跡ひとつ残さずに消えて行ったと言います。
それ以来、この伝説はもう一つの伝説と一緒に人々に語り継がれることとなりました。
- Re: 神的少女は殺戮がお好き ( No.86 )
- 日時: 2011/10/21 17:03
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
第六章 記憶少女とあの人
「今日も張り切っていきましょう〜!」
流星が言うと力こもった感じがしない。逆に抜けた感が出て面白い。樹奈は、セーラー服のリボンをいじくりながら記憶を読んだ。朱里たちはこちらの存在に気づかず、廊下で話しこんでいる。
「昨日は、神的少女についての話をしたみたい。とんだガールズトークね。で——今日は何を調べるの?」
「えっとですねぇ〜」
手に持っているノートをパラパラとめくりながら、こちらもセーラー服姿の流星が答えた。
「ありましたぁ〜、今日は殺戮の気はないか調べることですぅ〜」
「殺戮……物騒な世の中ね。ほんと、なんでこんなの着てまで調べなきゃならないの?」
「近くにいれば、いつでも記憶が読めますぅ〜。それにセーラー服、夢だったんですよぉ〜」
「あっそーですかっ。」
樹奈はそっけなく返事をした。また朱里に集中し、記憶を読む。二人はおととい、この学校に転校してきた。殺戮を監視するために——。
「この学校は神的少女たちの集まる学校なのではないか、と感づいてる。殺戮の危険性はまだ消えたわけじゃないわね。なにせ、死神少女に親切少女、過去少女がそろってるんだもの。ここに未来少女が加わると、もっと危険度は増す。気をつけないと。」
「そうですねぇ〜気をつけないとぉ〜」
「何のんきに言ってんの? 流星が言うと全然注意してるように聞こえない。」
「酷いですぅ〜こんなに頑張ってるのにぃ〜」
そんな流星を放ってズカズカと廊下を駆け抜け、階段を上り自分の教室へ戻っていった。樹奈のクラスの担任は、神的能力者だった。記憶読み能力を持っている。樹奈は、その担任から色々なことを聞いた。進歩すれば、記憶を塗り替えることもできるし写真からでも記憶を読みとれる。
(もし——私が記憶を塗り替えることができるなら、あの人の役に立てるだろうか。もし——私が写真からでも記憶を読みとれるようになったのなら、あの人の役に立てるだろうか。……もしあの人の記憶を読めたなら——)
ふと、あの人の顔が頭に浮かんだ。冷たく冷静な顔、鋭い目つき、真っ黒のスーツ。樹奈を育ててくれた優しかったころのあの人——いつあの人は変わってしまったのだろう。いつ私はこんなことをするようになったのだろう。その答えは、本当に見つかるのだろうか——
第六章 結
- Re: 神的少女は殺戮がお好き ( No.87 )
- 日時: 2011/10/23 19:41
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
一章一章が短いし……目次のスペースがどんどん大きくなってく……
もう自分の中でも話が複雑になってきた〜!しかも次が浮かんでこない〜!
こんななっちゃったので、次はもう少し時間掛かります^^
- Re: 神的少女は殺戮がお好き ( No.88 )
- 日時: 2011/10/25 16:07
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)
◇◆◇第二回オリキャラ応募のお知らせ◇◆◇
この度、第二次オリキャラ応募をさせて頂くことにいたしました。
下記の 注意 お読みになったうえで、オリキャラを応募してください。
※注意※
・オリキャラは必ず使われるとは限りません。使われていなくても文句は言わないでください。
・前にオリキャラ募集した際にオリキャラ投稿した方も投稿してくださってかまいません。
・「容姿や性格が変わってもかまいませんか」「死んでしまってもかまいませんか」のところに記入がない場合「かまわない」と解釈します。
↓第二回オリキャラ応募用紙コピペ用↓
名前【】
よみ【】
性別【】
容姿【】
性格【】
容姿や性格が変わってもかまいませんか?【】
死んでしまってもかまいませんか?(死ぬことは極力避けますが一応)【】
その他あれば【】
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