二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒子のバスケ ー白銀の女神ー
- 日時: 2013/01/11 18:38
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
これで私は2度目の小説となります!
読んでくれると幸いです!
荒らしはやめてください!
コメント待ってます!
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- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.204 )
- 日時: 2012/09/07 19:54
- 名前: 黎 (ID: 6Bgu9cRk)
大変だな〜!
基本的に楽しい人達なんだ!白銀兄弟は!
- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.205 )
- 日時: 2012/09/08 12:30
- 名前: 黎 (ID: 6Bgu9cRk)
「パパと海馬オジサンだけ遊んでてずるい!腹いせにジュース買ってやる!…パパのお金で!」
琉香はぷりぷりおこりながら通路の自動販売機にてを伸ばした瞬間。
「あ…れ・・……?」
琉香の周りを紫色の煙が包み込む。
琉香の視界がだんだん見えなくなっていく。
体調不良は視界だけでなく、体全体の痺れに変わっていく。
「苦しい…・・。助・・・け・・て・・・。」
琉香が意識を落とす瞬間、見た部屋は1号室だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「急いで1号室の毒の流出を止めなさいッ!」
あかりはコンピュータをあわただしく動かしながら部下に命令する。
「あんのバカ兄…!」
海馬はモニターで1号室と海東を見る。
すると海馬はモニターで紫いろの煙で良く見えなかったが、人影を発見した。
「・・・あかりさん。やっばいかも。」
「何よ?!」
あかりは急いで海馬の見ているモニタ—を見る。
海馬はモニターをルーズアップさせる。
「琉香ッ!!」
そこに映っていたのは苦しそうに倒れている琉香だった。
「いやぁああああッ!早く毒を止めてッ!」
頭を抱えて発狂するあかりに海馬は抑えた。
「落ち着いてってばあかりさん。」
海馬は白衣のポケットから無線機を取り出すと、海東につなげた。
『兄さん。残念なお知らせ。1号室に琉香が倒れてる。』
「なんだと!?」
海東の走るスピードが上がる。
『でも、まだ初期段階のはずだからまだ間に合うと思う。兄さんどうせ酸素マスクかぶってんでしょ?とっとと助けてきなよ。』
「おまえほんと他人事だな…!」
海東は荒々しく無線機を切る。
「待ってろ…!琉香…!」
しかし。次の瞬間。
ドオオンッ!と岩雪崩のようにコンクリートが落ちてきた。
「うっ!!」
海東はなんとかよけたが、これ以上前には進めなかった。
「おい海馬!これはただの毒じゃないのか!?」
海東は海馬にまた無線をつなげた。
『…いや違う兄さん。この毒、濃硫酸も含まれてる。そのせいで古いコンクリートがとけて落ちてきたんだ。』
「まだ毒の放流を押さえてないのか!!!?」
『今やってる!!!!』
あまり叫ばない海馬の叫びに海東は一瞬ひるんだ。
『海馬さん!毒の放出が収まりました!』
という、部下の声が無線機から聞こえる。
『よし!後はがれきをどかせっ!』
「おい海馬…!」
『後は神様しだいだよ兄さん。』
海馬の疲れ切った声を聴いてから海東はゆっくりと無線機を切った。
「琉香…頼む…!生きててくれ…ッ!」
海東の悲痛の叫びがこだました。
- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.206 )
- 日時: 2012/09/08 13:21
- 名前: 茅 (ID: 8LMztvEq)
流香ああああああ!
- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.207 )
- 日時: 2012/09/08 13:26
- 名前: 黎 (ID: 6Bgu9cRk)
書いてるこっちもハラハラだよ…!ww
- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.208 )
- 日時: 2012/09/08 14:05
- 名前: 黎 (ID: 6Bgu9cRk)
『海馬さん!1号室前の廊下のがれきを除去しました!』
『アイアイサ〜。…ッだって。いいよ兄さん。行ってきな。』
「…ああッ!」
海馬の言葉を受け海東は1号室の扉を思い切り開けた。
「琉香ッ!!」
海東は倒れている琉香のもとへ走った。
「琉香・・・ッ!!」
海東は琉香の体を抱き上げ、揺さぶった。
「目を開けてくれ…琉香…!」
「海東さんお子さんをこっちに!」
ばたばたと医療班が琉香をタンカへ乗せる。
「おい琉香は無事なのか!?」
「…すごく毒を吸っていて今すごく危ない状態です…。目を開けるところか生きられるかどうか…!」
「ふざけるなッ!」
「やめてあなたッ!!」
医療班の胸倉をつかみ怒鳴る海東を抑えるあかり。
「…ここで怒鳴っても琉香は目を覚まさない…ッ!」
「…すまんあかり。」
しゅん、と海東は医療班の胸倉を離す。
「あとは…琉香次第よ…。待ちましょう・・・。」
「ああ・・・。そうだな・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…で、琉香は助かったのかよ?」
青峰が身を乗り出してあかりに聞く。
「…いいえ。あの子は助からなかったわ。ちゃんとした病院にはこばれたときにはもう・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピーピーピー!!
「いちにッ!いちにッ!」
救急車の中で救急隊員は琉香に心臓マッサージを繰り返す。
琉香の小さな体ががくがく揺れている。
「琉香あッ!しっかりして!」
「琉香…!」
「・・・る・・か・・。」
あかり、海馬、海東は頼りなさげな琉香を心配そうに見つめた。
しばらくしてから、ピ——————と、糸を切るような音が救急車内を制止させる。
「…あ…の。琉、琉香は…?」
「…残念ながら・・・。」
残念そうに首を振る隊員にあかりは声を上げずに泣き出した。
「・・・・・・。」
「あかりさん・・・。」
3人は何も言えなかった。
琉香は死んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「うっ・…琉香…どうして…!」
霊安室に無機質な顔で眠る琉香の手をあかりは握りしめた。
「・・・・・・・・・。」
スッと海東は霊安室を出た。
「兄さんどこ行くんだよ?」
何も言わない海東の後を追う海馬。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ここは・・・。」
「ここは俺たちの祖父の文庫だ。」
海東は1冊の本を取り出した。
「それって・・・。」
「そうだ。祖父が完成できなかった死んだ者の細胞を溶媒としてあたえる人体蘇生の本だ。」
「できるわけないだろ!?」
「俺はどんな犠牲を払っても琉香を蘇生させる…!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「だけど、人間は絶対に生き返らない。実験は無駄に終わったの。」
あかりはキセキ達を見据えた。
「じゃあ萌香は…?」
桃井の質問にあかりは、
「その無駄に終わった実験のなれの果てが萌香よ。どうして無駄かっていうと、萌香は琉香の性格や利き手や眼の色、ほとんどが真逆だったからよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なぜだなぜだっ!・・・なぜ、すべて琉香に似ていない…!容姿は性格も目の色も利き手も・・・ッ!なぜ…!」
「…でも、琉香の妹として・・・。」
「こいつは失敗作だ!!」
あかりの声を遮るように海東は叫んだ。
「あなたは命にそんなことを言うの!?」
「…こいつは琉香の器だ!それ以外何もありはしない!」
「命を器だなんて言わないで!!」
「…オレは何年かかっても琉香をぜったいに・・・。」
「海東…あなた…!」
「あかり。もう俺にかかわるな。」
そして、10年がたった。
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