二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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黒子のバスケ ー白銀の女神ー
日時: 2013/01/11 18:38
名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)

 これで私は2度目の小説となります!
 読んでくれると幸いです!
 荒らしはやめてください!
 コメント待ってます!



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Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.39 )
日時: 2012/08/03 22:01
名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)

赤司様ぁぁぁぁああ!!!!!!
萌香ちゃぁぁぁん!!!!
幸せにならないと泣くぞ!!!! 私が!!!!!

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.40 )
日時: 2012/08/04 06:03
名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)

2人が幸せになれるかどうかはわからないけど、2人を幸せにできるよう頑張るよ!

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.41 )
日時: 2012/08/04 06:45
名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)

 そのあと萌香は泣き疲れてしまい、寝てしまったため赤司がおんぶして萌香の家に送ることになった。
「そんなに思いつめていたんだな…。萌香・・・。」
 赤司はそっと萌香の涙を拭いた。
 その光景を萌香の母は何かニヤニヤしていた。そして、もう遅い時間だったので萌香の家に赤司は泊まることになった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ん・・・・。」
 パッチリと目を覚ました萌香。
 そして、何かを思い出したようにバッと起き上った。
「わ、私あの時病院で…!」
 その時萌香は何か感触を感じた。
 何か・・・生暖かいもの・・・。
 まさか、お化け!?妖怪!なまはげ!?
 いろいろなことを思いながら萌香はそおっと電気をつけた。
 パチン。
 電気がつく音が鳴り響く。
「えっ!うっわ…!ってええええええええええええええええ!!」
 萌香は驚きと羞恥による叫びをあげた。
 萌香が叫んだ理由。それは、もし萌香がそのまま寝ていたら、萌香と赤司はずっと1つのベッド隣同士で寝ていることになっていたからだ。
「なんだ・・・。さわがしい・・・。」
 赤司は不機嫌そうに起きた。
「ななななな何で征ちゃんがここに!?」
「おまえを送ってきたからに決まっているだろ。お前の家に着いたときはもう遅い時間だったからおばさんがとまってけっていったんだよ。」
 赤司はめんどくさそうに頭をかいた。
「だ…だからって一緒に寝ることはないだろ!?」
「何言ってる。送ってくれたオレに感謝してほしいくらいだ。お礼に添い寝の1つや2つ安いもんだろ。…もう学校に行く時間か。行くぞ。萌香。」
「あッ!もう…!」
 王様の笑いを浮かべる赤司に萌香はあの時の余裕のない征ちゃんはどこに言ったんだろう…。と思いながら、朝食を食べに行った。
「・・・・・・・。」
 そして、萌香には1つ、絶対に決めたことがあった。








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 学校が終わって放課後。各部活動の活気のある声が聞こえてくる。
 ちなみに赤司は部活なので別れていた。
 萌香は久ぶりに体育館にはいると、キャプテンの吉美にこう言った。
「吉美。」
「萌香!…もう平気?だいじょ・・・」
「話があるんだ。」
 吉美が言い終わる前に萌香は言い放った。その目は強い意志に満ち溢れていた。
「・・・わかった。」
 場所を変えよう、と吉美は話しやすい屋上へ移動した。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「部活やめるって・・・本当なの…?」
 吉美は驚きの顔で萌香を見つめた。
「ああ…。もう意見を絶対に変えることはない・・・。」
「でも…!そこまでしなくたって…!」
「でも決めたんだ。部活はやめる。…そして、もうバスケには関わらない。…はい、吉美この退部届監督に出してきてくれないか?」
 吉美はそっと受け取ると萌香の顔をじっと見た。
「…ほんとにいいの?これで・・・。それに菜々や赤司君だって…!」
「…征ちゃんには悪いけど、私は菜々のバスケを奪った。人のバスケ奪っといて自分だけのうのうとバスケをやっていいわけない。・・・ちゃんと、けじめはつけないといけないんだ。」
「・・・・・・・・・・。」
 吉美は何も言えなかった。だって、萌香の目の強い意志を動かせることはできなかった。
 私にできることはただ1つ。
「…気が向いたらいつでも戻っておいで。」
 吉美はニコッと笑った。
 私にできることは待つことだけ。
「…うん。ありがとう吉美。大好きだよ。」
 萌香は満面の笑みで答えた。


 これから、萌香はふつうに小学校を卒業した。





 萌香はもう部に戻ることも、バスケにかかわることもなかった。



—ーーーー萌香の封印された過去編、終わりーーーーー

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.42 )
日時: 2012/08/05 13:53
名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)

「そうだったんだ・・・。萌香にそんなことが・・・。」
 桃井はしゅんとうなだれた。
 そんな桃井に萌香は、
「さつきが落ち込むところじゃないよ。全部私のせいなんだ。…こんな中途半端な気持ちでマネージャーやるだなんて迷惑だろ?だから、断りに言ってくるよ。」
 萌香はふっと笑って体育館へ歩き出した。
 続いて桃井もそのあとに続く。
「萌香・・・。」
 桃井はふと、見てしまった。萌香のさびしげな顔に。そして、深い悲しみを。
「…それでもやっぱり私は萌香にマネージャーやってほしい!」
 桃井は決意したようにつぶやくと、萌香のところへ駈け出して行った。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…なんだよ。まったくあいつ悪くねえじゃねえかよ!もとはといえば、その中村美羽ってやつが悪いんだろ?」
 青峰は声を荒げる。
「…だとしても結果的に佐々木を傷つけたのは自分だと、萌香は思い込んでいる。」
 赤司が冷静に諭す。
「!…帰ってきたのだよ。」
 緑間は萌香たちの気配に気づいた。


 さっき赤司がしゃべったことは赤司によって口止めされていた。
「・・私みたいな中途半端な奴は足手まといになるだけだ。だから、マネージャーにはなれない。この話は辞退するよ。」
 ペコリと萌香は律儀に頭を下げた。
「で・・でも・・バスケ好きなんスよね!?だったら入ればいいと思うッス!」
 ねッ!?と黄瀬は萌香に呼びかける。
「…もう私バスケは…ッ・・。嫌いだ・・・。」
 悲しそうに萌香は下を向いた。
 すると黒子は萌香の近くに寄ってきて、こう言い放った。
「それはうそです。」
 あまりにも黒子が堂々していたので、みんなはびっくりしていた。
「くくく黒子っち!?」
「むちゃくちゃなのだよ・・・。」
「テツ〜・・・。」
「て、テツ君!?」
 みんなそれぞれの感想を言う中黒子はじっと萌香を見つめていた。
「あんな悲しそうに物を嫌いだという人はいません。」
「っ・・・。」
 萌香は黒子から目をそむけた。
「あ〜。そーだ・・・。」
 今まで黙っていた紫原がお菓子を食べる手を止める。
「だったらさぁ〜。バスケ嫌いを克服するためにマネージャーになればぁ〜?…俺もあんまバスケすきじゃないし。」
 紫原の提案に青峰は、
「それだーーーーー!ナイス!紫原!」
「へ?」
 青峰は親指をグッと紫原に立てると紫原もグッと親指を立てた。
 全く話の意図が読めない萌香は疑問の声を上げる。
「わかったのだよ。」
 緑間は自分で納得する。
「そういうことッスよね!」
「ムッ君すごい!」
「まあ・・萌香さんしだいですが・・・。」
 黄瀬、桃井、黒子もわかっているようだ。
 萌香の肩にポンと赤司が手を置くと、萌香に顔を近づけてこういった。
「1週間お試しとしてマネージャーをやれ。…まあ、1週間にはさせるつもりはないがな。」
 最後のほうをボソリと赤司に言われると萌香の血の気が一気に引いた。
「う、うそだろ・・・・・・・・・・・。」
 


波乱の1週間がはじまる。

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.43 )
日時: 2012/08/08 05:54
名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)

 私、白銀萌香は絶対王政赤司征十郎という幼馴染とは仮の名の王様に半ば強制的に1週間帝光中学校バスケ部マネージャーをやる羽目になりました。
 そして早くも3日が経ちました。
 良く見ると、みんなの性格がわかってきました。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 現在部活中。
「萌香ちーん。お菓子ちょーだーい。」
 のしっと萌香の背中に乗りかかるのは紫原。
 大のお菓子好きである。
「敦?ないぞ?お菓子は。」
「萌香ちんのバッグの中〜。」
 そう言われて開けてみると、見事にチョコレートがあった。
 なぜわかったのだ。紫原。
「そういえば・・・。」
 思い出した。2日前にコンビニで買ってそのままだった。
「ちょーだい?」
 紫原は子供のようにきらきら目を輝かせた。
「だが、これは2日前のだぞ…?」
 萌香は心配そうに紫原を見る。
「大じょーぶ?!」
 紫原が持っていたチョコが何者かによって奪われた。
「おーうめー。」
 食べたのは青峰だった。
 キセキの世代エースだが、よく私とさつきの胸を見るおっぱい星人。
 平然と食べる青峰に紫原はむすっとし、
「峰ちんなんか嫌い。」
 として、どこかに行ってしまった。
「って萌香のじゃねえのかよ!」
 青峰は驚いたように声を上げた。
「大輝。それ、2日前の奴なんだ。大丈夫か?」
 萌香はスッと整腸剤を出した。
「2日前のだろ?だったら大丈夫だよ。」
 青峰は笑顔でかえす。
「まったく…部活中にお菓子を食べるだなんて考えられないのだよ。」
 呆れたようにメガネの位置を変えながらこっちにやってきたのは緑間だった。
 なぜか私にラッキーアイテムをくれるんだ。ちなみに今日は明太子のぬいぐるみ。
 緑間は青峰を一瞥した後、萌香に、
「萌香。マネージャーの仕事は慣れたのか?」
「ああ。おかげさまでな。」
 さっきの態度とは一変し、優しい声で萌香を案ずる緑間。それに萌香は笑顔で接する。
「おい!態度違うじゃねえかよ!」
 青峰は指摘するが緑間はそれにかまわず、
「萌香は悪くないからな。」
 と冷静に答える。
「あはは・・・。」
 それに萌香は笑顔で返すしかなかった。
 そして、コート端を見ると、どよーんとしたオーラを漂わせる紫原がいた。
 萌香はバッグから何か持ち出すと、
「…ちょっと行ってくるな。」
 と言って2人のそばを離れた。
 当の2人は公論の最中で萌香の声は聞こえていないが。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「敦。」
「萌香ちん・・・。」
 紫原がゆっくりと後ろを向いた。
「これ…気休めにしかならないと思うけど、食べるか?」
 コレ、と渡されたのは紫原がほしくてたまらなかったまいう棒の新作だった。
「ほんとにいいの?!」
 バッと紫原は萌香の手を握った。
「あ、ああ・・・」
「サンキュー萌香ちん!マジ神!」
 がしッと萌香は紫原に抱きしめられた。
「あ、敦?」
 そんな紫原に萌香は困惑したように笑っていた。
 しかし、喜びもつかの間。
 紫原はサアッと顔を蒼くした。
「敦…。わかっているんだろうな…!」
 顔は笑っているが、完全に怒っている赤司がいた。



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