二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒子のバスケ ー白銀の女神ー
- 日時: 2013/01/11 18:38
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
これで私は2度目の小説となります!
読んでくれると幸いです!
荒らしはやめてください!
コメント待ってます!
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- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.24 )
- 日時: 2012/07/28 11:09
- 名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)
番外編。超短編。
体育館内。とある休憩時間。
紫「あーつーいー…。もお夏ぅ?」
青「あったりまえだろが…。あー、海行きて〜・・・。」
桃「あッ!コラ2人共!まだ練習これからよ!?しっかりして!」
黒「夏といえば海ですしね。」
桃「夏休み萌香と海行く約束してたんだった!楽しみ!」
にっこりほほ笑む桃井。
青「・・・ありゃあDだな。」
紫「…なにが?」
青「胸。」
黒「最低です。青峰君。」
赤「ちがうな。」
いつの間にか赤司もやってきたようだ。
…ついでに黄瀬と緑間も。
緑「青峰ッ!お前というやつは…!」
黄「緑間っち・・・。」
赤「青峰。」
みんな「やばいッ!怒ってる!?」
赤「萌香はぎりぎりEだ。」
黒「…もう黙ってください。」
萌「はっくしゅッ!…誰か噂でもしてるのかなあ・・・。」
- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.25 )
- 日時: 2012/07/28 15:11
- 名前: 黎 (ID: .uCwXdh9)
「「萌香あああああああああああああああああ!!」」
赤司と萌香の声が重なった。
(く……!)
萌香は真っ逆様に落ちていく。
—ーーーーいざとなったら私が守るから安心して。萌香ちゃんーーーー
ダッと萌香のもとに走り出している人間がいた。
「萌香ちゃんっっっ!!!」
それは、菜々だった。
(菜々…?)
萌香は今の状況を呑み込めず、静かに目を閉じた。
ドォォォン!!!!
大きな衝突音が響き渡る。
「…あれは…!?」
赤司はギャラリー席から身を乗り出すようにして、様子を見ていた。
「・…!」
萌香に全く衝撃と痛みは全くなかった。
だが。
「大・・丈夫…?萌香…ちゃん……?」
萌香の下敷きになるように菜々が倒れていた。
「菜…菜々…?どうし…て…?」
菜々は萌香を受け止めようとして、バランスを崩し、頭を強く打ちつけて倒れてしまったのだ。
菜々の頭からはツウッと血が流れていた。
カタカタと顔を青ざめ、そんな光景に震えている萌香に菜々は、
「…言ったじゃない…。いざとなったら…私が・・助けるからね・・・って・・・。」
萌香の頬にスッと手を寄せた瞬間ガクッと菜々の意識が途切れた。
「菜々ァ!!」
何も言えない萌香の代わりに吉美は菜々に近寄る。
「レフェリータイム!!」
審判がピピーッと笛をふく。
萌香のベンチ側からは、
「菜々ちゃん!しっかりして!…急いで救急車!」
「は、はいッ!」
という監督たちの声。
萌香はその場から動けなかった。
そして、菜々が救急車に運ばれた後、残り時間1分だったが、試合を再開した。
「…萌香ッ!」
「ッ!」
バシイイン!とボールを吉美から受け取る。・・が、動きはいかんせん悪くなっていた。
「萌香!」
チームメイトからパスの要求がきた。
萌香は仲間に向かって、パスを出した。
「あうっ!」
ガンッと鈍い音がした。
萌香はハッとしてチームメイトを見た。どうやらボールが頭にあたってしまったようだ。
何とかボールは相手チームにわたらずに済んだが、もちろん仲間は怒っていた。
「ちょっと萌香!しっかりしてよ!」
「ご・・ごめ・・。」
ピピー!
「試合終了!」
1分間、何もせずに終わった。
萌香はフラフラと危ない足取りでベンチに座る。
「萌・・・。」
吉美が声をかけようとしたとき。
「ちょっとお〜。白銀さん〜。」
闘気0の萌香に美羽はかわいらしい小走りで近寄る。
「自分のチームメイトにあんな大怪我させるなんて・・・。ひどくありません〜?」
ギッと吉美は美羽をにらみつける。
「ふざけんなッ!てめえがあんなとこにいなかったら萌香だって無理に着地しなくて済んだし、菜々だって…あんなことには…!」
「やだあ〜。変な言いがかりはやめてくださる?」
クスクスと皮肉交じりに美羽は笑う。
「てめえどこまでッ!」
グッと吉美は美羽の胸倉をつかむ。
「きゃあ〜〜〜〜!」
また、わざとらしい悲鳴をあげる。
奈波小メンバーも、
「ちょっとお!美羽に何すんのよ!」や、「これだから野蛮人は!」というわざとらしい中傷を吉美に浴びせる。
だが、それは吉美にとってヒートアップさせる道具にしかならず、
「上等よ!野蛮人は野蛮人らしく暴れてやるわよ!!」
と、美羽になぐりかかる。
「い、いやあ〜〜〜!」
これにはびっくりしたのか美羽も本物の悲鳴をあげる。
「やめろ。」
荒々しいフインキを突き刺す声が凛と響いた。
「あ・・赤司君…!?」
意外すぎる人の登場に思わず胸倉をつかんでいた美羽をパッと放す。
美羽はゴホゴホと咳をすると逃げ帰るように奈波小ベンチに戻って行った。
「…お前たちは勝者だ。お前たち勝者が敗者にかかわる必要なんてないだろう。…キャプテンなら感情に流されずよく周りをみろ。」
赤司に言われて吉美はハッとし、周りを見渡した。
みんな不安そうな顔で吉美を見る。
「・・・ごめん・・・。」
いつの間にか赤司は萌香の隣にいた。
「…萌香は俺に任せろ。ほかのチームメイトのことは沢村。ちゃんとやれよ。」
とだけ言い、赤司は目に力のない萌香を肩組しながら歩き出した。
「萌香……。」
吉美は心配そうに萌香の背中を見送った。
- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.26 )
- 日時: 2012/07/28 21:42
- 名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)
あぁ、花宮……君。私アニメ進行だからあんまし知らない……ごめん。
強いけどなぁ、好きじゃないなー
- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.27 )
- 日時: 2012/07/29 09:58
- 名前: 黎 (ID: .uCwXdh9)
そっかあー。
じゃあ、雛林檎の好きなキャラって誰?
私は黄瀬君だよ!
- Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.28 )
- 日時: 2012/07/29 14:49
- 名前: 黎 (ID: .uCwXdh9)
あの奈波小との試合から1週間。
勝ったにもかかわらず、チーム内で不協和音が生じていた。
・・・・・・・・・・・・・
「…か。萌香!」
「うわッ!…なんだ。吉美かあ。」
休憩中、ボールを持って突っ立ている萌香に吉美はあきれ顔でみつめる。
「…最近ずっとそんな調子だけど大丈夫?それに3週間後に試合だって・・・。」
試合、という言葉を聞くたび萌香はうなだれてしまう。どうしてもあの時の光景がフラッシュバックでよみがえってしまうのだ。
萌香は意を決してボールをキュッと抱きしめながら、
「…あのさ。…菜々は?」
懺悔するように吉美に言った。
菜々はあの試合からまだ目を覚ましていなかった。
すると、吉美はニッと笑うと、
「監督がさ、今日の朝、菜々目ぇ覚ましたって!」
と、晴れやかに言った。
「…ほんと?!」
萌香は半分うれしい、半分悲しいといった表情を浮かべた。
「うん!だからさ、部活終わった後でも行っておいでよ!菜々も喜ぶだろうしさ!」
「・・・ああ。」
萌香は微笑した。
すると。
「吉美〜。早く部活再開させなよー!」
「あ!うん!」
チームメイトの数人が吉美に近寄る。
チラリ、とチームメイトの1人は萌香を見ると、
「…なんで真面目に練習やんないのよ。」
と、冷たい声で萌香につぶやいた。
「ちょっと…!」
吉美がとめようとするが、ほかのメンバーも、
「やっぱり!?そう思ってた!?私も思ってたの!」
「エース様は練習しなくても天才なので勝てますってやつ!?」
「そういうのむかつく!」
と、萌香を責めたてる。萌香は黙ったままだ。
「…みんな、外周10周走ってきて。」
冷たい口調で突き放すような吉美にみんなは、
「え〜?なんでよ?」
と怪訝な顔を吉美に向ける。
「いいから行きなさいッ!!」
吉美の覇気に押されたのか、ぐちぐち言いながらもみんなは外へ走り出した。
「…吉美やっぱり私は・・・。」
「今日は休みな。監督からは私が言っとくから。」
吉美はポケットからごそごそと紙を出し、それを萌香に渡した。
「これって・・・。」
「そ。菜々の病院の地図。ちなみに、小笠原総合病院だから。」
と言って吉美は練習に戻ろうとする。
「…ありがとう。…やっぱり吉美は優しいね・・・。」
と萌香は律儀に吉美に礼をする。
吉美はふっと笑っていた。
「そういう言葉は赤司君という彼氏に言ったほうが彼も喜ぶと思うけど?」
ーーーーーーーーーーーーー
「あともうちょっとで着くな・・・。」
フウと一息つく。
「萌香。こんなところでどうした?」
「ああ。病院に…ってうわあッ!」
萌香を驚かしたのは、いつも通りの赤司君。
「病院?ああ、佐々木のとこか。」
クールに状況を理解する赤司。
萌香は顔を赤くしながら、
「…1週間前のことは…感謝してる…。あのときはちゃんと礼をいえなかったからな・・・。」
と、もじもじしながら言った。
「ああ。あの肩組の時か。あのときはああしてしまったが、今となれば、俗にいう、お姫様抱っこでもよかったな。」
と、赤司はサラリと核爆弾発言をした。
「ななななな何を言ってるんだ!馬鹿者!!」
萌香の顔色がヒートアップした。
「そんなに照れることじゃないだろ。オレと萌香の関係はそういうものだろ。」
と、赤司は至極当然に言った。
「私は初めて聞いたぞ!?そんなドロドロしてそうな関係!…昼ドラかッ!?」
「昼ドラじゃない。たとえるなら、ロミオとジュリエットだ。」
「あれ最後死ぬだろ!?」
あはは、といつの間にか笑っていた。
「・・・それでいい。」
「え?」
突然赤司に言われた言葉。
「おまえは笑ってろ。そのほうが似合ってる。」
と、赤司は微笑する。
「ああ・・・。」
萌香もどこか満足そうだった。
「俺は用事があるからここで残念だが退散する。」
赤司は萌香に近づいた。
そっと、赤司は萌香の額に口づけた。
「…お前が落ち込まないようにするおまじないだ。」
と勝ち誇ったように赤司は薄く笑い、歩き出した。
「私は強いんだぞ!」
と、萌香は顔を赤くしながらも笑顔で赤司に叫んだ。
もう、病院についていた。
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