二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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黒子のバスケ ー白銀の女神ー
日時: 2013/01/11 18:38
名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)

 これで私は2度目の小説となります!
 読んでくれると幸いです!
 荒らしはやめてください!
 コメント待ってます!



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Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.29 )
日時: 2012/07/29 19:47
名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)

私は高尾!!
でも、むっくんも好きだよ!
黄瀬はなぁ……好きだったんだけどなぁ。なんかpixivだと犬扱いになっちゃってるし……モデルなのに。

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.30 )
日時: 2012/07/29 20:44
名前: 黎 (ID: lBubOowT)

確かに、高尾君と紫原もかわいいよね〜!

黄瀬君犬扱いなの!?
たとえるなら大型犬?

何回も聞くようで悪いけど、萌香たちの夏休みってなんだと思う?
なんだか思いつかなくって・・・。

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.31 )
日時: 2012/07/30 14:40
名前: 黎 (ID: lBubOowT)

「あの…。佐々木菜々さんのお見舞いに来たんですが、菜々さんの病室ってどこにありますか?」
 萌香はちょうど受付の看護婦に菜々の病室を聞く。
「ああ、佐々木さんね。えーと。確か327号室よ。3階のね。」
 と、快く教えてくれた。
「ありがとうございますッ!」
 萌香は足取り軽く走って行った。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 チーン、と萌香はエレベーターから降りると、327号室を発見した。
「・・・あそこだな。」
 萌香はふーっと深呼吸をすると、327号室に近寄り、ドアをノックした。
 コンコン、とノックすると鈴のような声で『どうぞ。』と返事をされた。
「な、菜々・…?」
 萌香は恐る恐るドアを開ける。
「萌香ちゃん!どうしたの?!」
 ぱあっと菜々は笑顔で萌香に話しかける。
「お、お見舞いに・・来たんだ…。吉美が今日菜々が目覚ましたってきいたから・・・。」
「もお〜!みんな大げさに話すんだから〜!」
 菜々は笑いながら手をブンブン否定するように振った。
「あ。立ってるのもなんだし、座ってよ。私萌香ちゃんが来るまでずっと暇だったんだから〜。」
 と、椅子を軽くたたく。
「あ、うん。」
 促されるように萌香も座る。
「あのさ・・・」
「うん?」
 萌香はキュッと手を握った。
「頭…大丈夫なのか…?私のせいで・・・。」
 菜々は自分の頭に巻かれている包帯をさわった。
「ああこれ。うん。大丈夫よ。気にしないでよ!」
 と、菜々は茶化すように笑った。
 萌香は思わず身を乗り出し、
「でもあそこで私がヘマをしなかったら菜々はこんな大怪我しなかったのに…!」
 涙目になる萌香を菜々はそっとなでた。
「謝らないで?萌香ちゃん。あれは私が勝手にやったことだし、けがをしたのだって私が不甲斐無いせいなのよ。だから…泣かないで?」
 いつの間にか萌香の頬にツウッと涙が伝っていた。
「あ・・・。」
 萌香は服の袖で頬をぬぐう。
「せっかくが美人さん無駄になっちゃうよ。…それッ!」
「い・・痛いッ!」
 萌香の両方の頬は菜々によって引っ張られていた。
「私をしんみりさせるためにここに来たの?やめてよね〜!」
 菜々はあははと笑いながら萌香の頬をつねる。
「ご、ごめんてばあっ!もうしんみりしないよ!」
「うん。ならばよしっ!」
 ニョンと菜々は萌香の頬はパッと放した。
「ひー。いたかった・・・。」
 萌香は頬をさする。
「また…いつか一緒にバスケやろうね!」
 と菜々は萌香に拳を突き出した。
「ああ!」
 トン…と萌香は菜々の拳に自分の拳をくっつけた。










ーーーーーーーーーーーーーーーー
 そのあと、看護婦がやってきて、検査の時間だというので、萌香と菜々は別れていた。
 萌香は帰り道、公園のベンチに座り、ジュースを飲んでいた。
「そういえば…。菜々にいつ退院するかきいてなかったな・・・。」
 と、ジュースを一気飲みする。
『またいつか一緒にバスケやろうね!』
 菜々のあの言葉が妙に心の奥に引っかかっていた。
「またいつか…?」
 嫌な予感がする。
「・・・そんなわけないよなぁ・・・。」
 カンっと萌香はごみ箱に空き缶を投げ入れた。
「よっし!明日こそはバスケ楽しむぞ—ーーー!!」
 萌香は勢いよく走って行った。
 これからの闇に入るように。

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.32 )
日時: 2012/07/31 05:22
名前: 黎 (ID: lBubOowT)

「ナイス!萌香!」
 今は部活ボシュート練習の最中だ。
 吉美は萌香の肩をがっちりホールドしながらにやにや笑った。
「昨日あんなにしょげていたのに、今日は絶好調ですなー。萌香サン。何があったのかな〜?」
「え………。」
 ああ。菜々に慰めてもらった…。って!うおいっ!ちょっと待てい!確か…あの時…自分が泣いていただなんて口が裂けても言えねえ!となぜか瞬時に頭がここまでの言葉を作り上げた。
「だ、気持ちを入れ替えただけだ、吉美。」
 ごまかすように萌香は苦笑する。
「・・・・へえ・・。」
 吉美はそういったきり、それ以上何も追求してこなかった。
「・・・・・・・・・・よね。」
 だが。
 萌香の気持ちがいくら変わろうと、あの菜々の事件以降、吉美以外のチームメイトが萌香に対する風当たりは変わることはなかった。
 ちゃんと話せるのは菜々と吉美ぐらいだった。
「……。」
 さっき聞こえてきた萌香の陰口らしき声。
 吉美は困ったように萌香を見ると萌香はもう昨日のような暗い顔はしていなかった。
 さっきの陰口は萌香にも聞こえているはずなのに。
(…もう、このまま萌香を苦しませないでください…。神様・・・。)
 と吉美は心の底から願った。
 ちらっと、時計を見ると、もう少しで7時になる、という時間だった。
「やっばっ!もうこんな時間!みんなー!今日はここまで!解散!」
 吉美はパンパンと手をたたいた。











ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「まさか女バスもこんな時間までやるとは思わなかったな。」
「はは・・・。」
 萌香は帰り道赤司と遭遇してしまったため、一緒に変える羽目(?)になった。
「男バスっていつもこんな時間なのか?」
 萌香は周りをきょろきょろしながら赤司に問う。
「まあ、たいていはな。」
 と、至極当然のように答えられる。
「あのさ……。」
 と、言った瞬間、萌香は昨日のキスシーンをぼっと思い出してしまった。カアッと萌香の顔が赤くなっていった。
「なんだ?」
 赤司は萌香が思っていることをわかっているのか、わかっていないのか、よくわからないいつもの涼しい顔で萌香をみる。
「いや・・・やっぱ・・なんでもない・・・。」
 口調とは裏腹に手は必死にブンブン振っている萌香に赤司は確信犯らしく笑うと、
「…萌香は純情すぎだ。」
「征ちゃんが不純情なだけだッ!」
 もはや、夫婦漫才みたいな話に2人は笑った。


しかし。そんな幸せな時間は続かない。



 その時、プルルル…。と萌香の携帯電話がなった。
 携帯の画面には沢村吉美、と記されていた。
「ごめん。征ちゃん。ちょっとでるね。」
 ピッと萌香はなっている携帯にでた。
「どうしたんだ?吉美?」
『大変なの!!』
 間髪入れずに叫ぶ吉美を疑問に思う萌香。
 そのまま続けて吉美は涙声で叫ぶ。
『私今、菜々の病院にいるんだけど・・・、菜々の状態が突然発作起こして…今重体なの!!』



「萌香…!?」
 カツ・・ン!と携帯を落とす萌香を赤司は驚いたように見つめる。




幸せ終了の時間は突然やってくる。

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.33 )
日時: 2012/07/31 13:44
名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)

菜々ちゃん!!! 頑張ってー!!!!


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