二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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黒子のバスケ ー白銀の女神ー
日時: 2013/01/11 18:38
名前: 黎 (ID: N7iL3p2q)

 これで私は2度目の小説となります!
 読んでくれると幸いです!
 荒らしはやめてください!
 コメント待ってます!



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Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.44 )
日時: 2012/08/07 05:33
名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)

「…で、なんで紫原君ぼこぼこになってるんですか?」
「…思い出したくない。」
 黒子はぼこぼこになっている紫原を怪訝な目で見つめる。
「征十郎!なんであんなことしたんだ!?」
「萌香にさわったから。」
 赤司の背中をぽこぽこ殴りながら怒る萌香に対し、赤司は至極当然という顔で答える。
「「「「「「容赦ねえ/ない・・・。」」」」」」
 赤司以外のみんなは心を合わせてこう思った。
「…黄瀬君気を付けたほうがいいですよ。」
 黒子は忠告するようにボソッとつぶやいた。
「?なんでッスか?黒子っち。」
 黄瀬は黒子の顔を覗き込む。
「最近、黄瀬君。萌香さんのスキンシップ激しいですから。殺されなきゃいいな・・・と。」
 最後の「殺されなきゃいいな…。」をあえて黒子はゆっくりいうと、そのまま立ち去って行ってしまった。
「・・・こわいッス・・・。でも・・・。」
 ゴクリと唾を飲みながらチラリ、と萌香を見る。
「大丈夫か?敦。」
「痛かった〜。」
 黄瀬の視線に紫原は気付いたのか、勝ち誇ったような笑みを浮かべ紫原の頭を撫でている萌香に抱き着いた。
「紫っちーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
 猛ダッシュで萌香に抱き着いた黄瀬。
「うぐ…!」
 2人に挟まれる形になってしまった萌香にはたまったもんじゃない。
「ちょっと!2人共!?萌香が死んじゃうよ!?」
 桃井が助け舟を出してくれたが2人は・・・。
「…黄瀬ちんが離れればいいんじゃない?」
「紫っちは力が強すぎなんスから。はなれてくださいッス。」
 2人はバチチチ…と火花を散らしていた。
「ふ、2人とも落ち着組んだ。何があったんだいったい…?」
 なッ!と萌香は笑って諭す。
「…萌香ッち。これは男の戦いなんス。」
「そろそろ黄瀬ちんと決着つけたかったんだよねー・・・。」
 試合なみ、いや、それ以上の威圧感に萌香の入る余地はなかった。
 …抱きしめられたままで。
 しかし、青峰は何かに気付いたように、
「おい…あれ…!」
 と静かに体育館ステージ側に指をさす。
「…オレの萌香に…あいつら・・・・・・・!!」
 持っていた太いペンを思い切りボキリと折った。
 今まで赤司はこれまでの試合のスコア表を見ていたのだ。
 今までより、ものすごい怒りがすごく伝わった。
 むしろ、黙ってみてるなんて、この絶対王政赤司様にはあり得ない話だった。
「きーちゃん!ムッ君!それから萌香!…萌香はいいのかな?まあ、とりあえず逃げてえーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「桃井。いいのだよ。」
 逃げるように忠告をする桃井に緑間は首を振る。
「えっ!どうして!?みどりん・・・。」
「あいつらは…もう死んでいる。」
 某格闘マンガのようなきめ台詞を言った緑間に桃井はそれってどういうこと…と聞こうとした瞬間、威圧感の塊、赤司が思いきり走ってきた。
 やっとそんな赤司に気付いた2人は、
「あ、赤司っち!これには深いわけが…!」
「う、うん!右に同じ!」
 黄瀬と紫原は必死に弁解する。
 だが、そんなことで赤司がとまるはずがない。
「歯ぁくいしばれ…!!」
 ボキボキと指を笑顔で鳴らす赤司に2人の顔は青ざめていった。
「ぎゃあああああああああああーーーーーーーーー!!!!」
 体育館内に盛大な悲鳴が響いた。
「やっぱ赤司ってこえーわ・・・。」
 うつろな目でひどい目にあっている黄瀬と紫原をみた。
「だから忠告したのに・・・。」
 フウ、と黒子はため息をついた。
「テツ…お前もいろんな意味でこえーわ・・・。」
「そうですか?」
 黒子は冷静に答える。



大体こんな感じでバスケ部やってます。

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.45 )
日時: 2012/08/07 22:03
名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)

赤司は中学時代でも「敦」って呼んでたよー
他は苗字だけど。

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.46 )
日時: 2012/08/08 05:53
名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)

えっ!そうなんだ!
修正しとくね!
気づいてくれてありがとう!

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.47 )
日時: 2012/08/08 13:37
名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)

「…というわけで!部活も早く終わったし、みんなでどっか行こう!」
「なにがというわけだよ。」
 青峰が冷静に突っ込む。
 なぜ、こうなったのかというと。
 部活終了後、みんな着替えが終わって帰ろうとしたときに桃井がいきなりこんなことをいいだしたのだ。
「だってえ…。せっかく萌香が(お試しで1週間)マネージャーやってるんだからみんなで親睦を深めたいじゃない?ねーテツ君!」
 と、言うと桃井は黒子に抱き着いた。
「はい、僕もそう思います。」
 されるがままに抱きしめられる黒子。
「だけどみんな用事もあるかもしれないし・・・。それに私の期間は1週間だぞ?」
 萌香は困ったようにキセキのメンバーを見た。
「俺は今のところ何もないのだよ。だから、どうしてもというならその親睦会とやらに付き合ってやってもいいのだよ。」
 緑間は間髪入れずに返答した。
「俺もッス!何もないッスよ!」
 黄瀬もはーいと手をあげる。
「おれもいくよ〜・・・。」
 まいう棒を食べながら萌香に近寄る紫原。
「・・・しかたねえなあ。おれもいくぜ。」
 青峰も行くようだ。
「萌香を1人にするわけにはいかないからな。オレも行く。」
 ズシャアアアアアン!と、赤司以外のみんなの頭に雷が落ちた。
 なぜなら・・・。
「あ、赤ちんが…いつもは人の誘いを断る赤ちんが・・・・。誘いに乗るだなんて…!」
 紫原は思わずまいう棒を落としてしまった。
「なんだ。敦。その異常な目は。」
 赤司はジロリと紫原をにらみつけた。
「じゃ、じゃあ、みんな行くみたいだから早くいこー!」
 桃井は無理やりみんなをうながした。
「いいのか?みんな。」
 萌香はみんなを見る。
「「ああ/うん/もちろん/もちろんです。」
 みんなのそれぞれの声がシンクロした。








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ゲームセンターか…。前もいったよーな・・・。」
 青峰がぼやく。
「おおッ!すごいぞテツヤ!」
 萌香の声が聞こえ、みんな振り向くと、黒子と萌香と桃井がぬいぐるみのクレーンゲームをしていた。
「キャー!さすがテツ君!」
 桃井はまた黒子に抱き着いた。
「おお・・・。」
 萌香は黒子が持っているアザラシのぬいぐるみを感心したように見ていた。
 その萌香の視線に黒子は気づいたのか、
「よかったらどうぞ。萌香さん。」
 と、ぬいぐるみを萌香の前に差し出した。
「…いいのか?それにさつきも・・・。」
「ううん。私はいいの。それに今日は親睦会だし!」
 黒子のぬいぐるみを受け取ると萌香は幸せそうに笑った。
「く、黒子っちずるいッス〜!」
「じゃあ、おれも萌香ちんにぬいぐるみあげようっと。」
 紫原はクレーンへと足を運ぶ。
「ああッ!おれもッ!」
「させるか。」
 赤司と黄瀬もクレーンへと向かう。
「・・・なにやってんだ。あいつら・・・。」
 青峰はそんな光景にあきれるしかなかった。
「萌香。ラッキーアイテムをやるのだよ。」
 緑間は萌香にスッとスイカのマジックボールを渡した。
「ありがとう。慎太郎・・・。」
 そう言って、また萌香は笑った。




ダークホースは緑間だったりする。
 

Re: 黒子のバスケ ー白銀の女神ー ( No.48 )
日時: 2012/08/09 13:45
名前: 黎 (ID: jX/c7tjl)

「なんでいつの間にかバスケコートに・・・。」
 ガクーンと桃井はうなだれた。
「よっしゃああああーーーーー!!いくぜえ黄瀬!」
「負けないっスよ!青峰っち!」
 バスケをしている青峰、黄瀬、黒子、緑間たちの威勢のいい声がベンチに座っている萌香、赤司、紫原、桃井達に響き渡る。
 どうしてコートにきているのか。
 理由は簡単だ。
 なんかコートが目に入ったから。
「よく部活帰りにバスケできるよね〜…。あ、はい萌香ちん。ポッキー。」
 紫原が呆れたように4人を見る。
「まあ、いいじゃないか。」
 紫原のポッキーを食べながら萌香は微笑する。
「がんばれー!テツくーん!!」
 さっきまでのうなだれた態度はなんだったのか、桃井は黒子の応援をしていた。
「まあ。あいつららしいな。」
 赤司はふっと笑う。
「…いいのか?征十郎と敦はまざらなくて。」
 萌香はポッキーを食べる手を止めた。
「おれはいいよ〜。そこまでしてバスケしたくないし〜。」
「気分が乗らないんでな。」
「そ・・・うか。」
 赤司はともかく、萌香は紫原の言葉には何も言えなかった。
 はっきり言って萌香は説教できる立場ではない、と思っていたからだ。
「おーーーーい!みんなも来いよーーーー!」
 青峰達がこっちを見て叫んでいる。
「萌香ッ!行こう!?」
 桃井はグッと萌香の腕を引っ張って、青峰達のところへ走って行った。
「あ…うん…!」
 萌香も桃井にされるがまま走って行く。
 紫原は走って行く萌香の背中を眺めながら、赤司に、
「…萌香ちん、本当に1週間でマネージャーやめちゃうの?」
 と、顔をみないでに言った。
「…さあな。萌香しだい・・・だが。」
「?」
「まあ。オレは1週間ごときでやめさせるつもりもない。」
 堂々と言い放つ赤司に紫原は、
「さすが赤ちん。ただでは転ばない男。」
 棒読みで紫原は答えた。
「ところでさ。」
「なんだ?」
 紫原は一息ついた後、
「赤ちんは萌香ちんのこと速いって言ってたけど、正直ただ速いっていうだけでそこまで赤ちんが執着するとは思わないんだけど。どうなの?」
 赤司はしばらく黙った後、うえを見上げながら答えた。
「…まあそうだな。もうこの際だから言っておく。萌香の真骨頂は早さもあるが一番は…動観察力だ。」
「動観察力?」
「ああ。いくら速くても周りを見れないぐらい速かったらただのまっすぐにしか走れないイノシシ当然だ。だが、萌香の目があればそれを制御できる。」
「へえー…。結構すごいんだ…。萌香ちん。」
「もう使いたくないみたいだけどな。たいていの動きは萌香にとってはスローモーションに見えるだろうさ。」
 赤司がベンチから立ち上がった瞬間。




コートから桃井の悲鳴が聞こえた。


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