社会問題小説・評論板

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花言葉の約束 完結しました、有難うございました。
日時: 2010/12/04 14:07
名前: 空花 (ID: 44GDRR0m)

sorakaに名前変更しました。大して変わっていません。

小説の実力はあまりないですが、宜しくお願い致します。

以前この話は「キャスフィ」というサイトでも書いていました。
文章とか題名とか違いますが、でももうそっちの方は挫折してしまったのでこちらのサイトでは完結させます。

前、ここでも同じような内容(っていうか同じですが)の小説を書いていました。それはその修正版です。
前は「心に刻まれたこの傷を  —虐待—」っていうタイトルでした。

——————————————————————————————————————————

2010年 夏の小説大会大賞、有難うございます!

※この小説は完結しました。今まで応援してくれた方々、本当に有難うございました。

次回作でまたお会いしましょう。

Re: 花言葉の約束 参照300突破です!ありがとうございます! ( No.60 )
日時: 2010/11/03 13:25
名前: 空花 (ID: jUXSyEEQ)

「嘘じゃない。さっきの言葉も全部」

その子はしつこく聞く私に文句1つ言わずに答えた。

しかも、私が死.んだら悲しんでくれる。

そう言ってくれた。

——信じたい


いや、信じよう。

この子ならきっと分かってくれるはず。

私の願い——叶えてくれるはず。

「ありがとう……。すごく嬉しかった。 
あのね、1つだけお願いがあるんだ……」

本当に嬉しかった。

私の願い。

それは。

「……私の友達になってくれますか?」

こんな変な願いでごめんね。

「いいよ」

その子が言った言葉は、たった3文字の言葉なのに、 私の目からは涙が溢れていた。

「……だ、大丈夫!? どうしたのっ、ねえっ」

その子は泣いている私を見ておろおろしてた。























































でも、その時の私の涙は。

悲しい涙でもない。

苦しい涙でもない。

痛い涙でもない。


  嬉しい、涙——。


Re: 花言葉の約束 参照300突破です!ありがとうございます! ( No.61 )
日時: 2010/07/26 17:07
名前: 修也@ ◆ohF1HVPuR. (ID: BsB4CdF8)

>>空花
 久しぶり〜!!

 来たZE!紐!!来てほしくもないけど!;;

 いやーーー。少年(なのかな?)が助けてくれて感謝だよぉ^^
 七海ちゃんが死ななくて良かった!!(v^^v)

 嬉しい涙__________!かぁ
 私は感動?の涙が多いな〜
 ってか、すぐ、泣くからな^^;;

 がんばってね^^d

Re: 花言葉の約束 参照300突破です!ありがとうございます! ( No.62 )
日時: 2010/07/27 14:27
名前: 空花 (ID: zhnbqHwV)

>>修也@

おお!久しぶりー!

少年じゃないよw少女だよ。ネタバレだけどw
名前出たら多分分かる。その時にちゃんと書くから安心して!(いや、元から書く予定でしたがw
一人称が『僕』の女の子っていいなあと思って。

そうなんだ、私はあまり泣かないなぁ…。
更新、大会に向けて頑張るよb

P.S 今日、一番最初の書き込み?(分かりづらくてごめん)に書いてあるけど七海の誕生日だよ☆

Re: 花言葉の約束 参照300突破です!ありがとうございます! ( No.63 )
日時: 2010/07/27 14:27
名前: 空花 (ID: zhnbqHwV)

—私は本当に友達が欲しかった。

たった一人でもいい。

私と仲良くしてくれる友達……。


「ごめんっ……友達なんて、全然いなかったから……すごく、嬉しくて」

私は泣きながら言った。

その子は、私が泣き止むまでさっきと同じようにずっと背中をなでてくれていた。


最初は本当に泣いてたけれど、いつの間にか私の泣き顔は、笑顔になっていた。

私は涙を拭いて立ち上がった。


そして、その子にお礼を言った。

「えっと、その……色々ありがとうございました」

私は軽く頭を下げた。

「いやいや、そんなお礼言うほどでもないって」

その子は笑顔で答える。

「そう……ですか? それなら良かったんです……」

「敬語じゃなくていいよー友達だもんね!」

『友達』

私の友達。

まだ、名前も知らないけれど……

でも、大切な友達。


Re: 花言葉の約束 参照300突破です!ありがとうございます! ( No.64 )
日時: 2010/11/03 13:26
名前: 空花 (ID: jUXSyEEQ)

私が一番欲しかった存在。

たった一人でいいんだ。

話を聞いてくれる、友達——。

「そういえばまだ名前教えてなかったね! 琴音だよ、神崎琴音。……僕って言ってるけど女だよ」

その子は私の悲しみも辛さも全て包み込むような優しい笑顔で言った。

「琴音……?」

私は呟いた。

「うん、琴音だよ! キミの名前は?」

その子……いや、琴音は私に聞いた。

「三浦七海……」

私は答えた。

そうすると、琴音は手を差し出してきて、

「よろしくね、七海!」

と言った。

私は琴音に手を差し出し、握手した。

その手はとても暖かった。

……それから私は琴音といっぱい話をした。



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