複雑・ファジー小説

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シークレットガーデン 〜小さな箱庭〜【氷国の民編】
日時: 2019/09/08 08:53
名前: 姫凛 (ID: 9nuUP99I)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=19467

これから綴る物語は忌まわし呪われた血によって翻弄され
哀しき封印から少女達を救い
少女達と共に謎の不治の病に侵された小さき妹を
助けるため小さな箱庭を行き来し愛と絆の力で闘い続けた
妹思いな少年と個性豊かな少女達の絆の物語である

-目次-[シークレットガーデン〜小さな箱庭〜]

登場人物紹介 >>166-168
-用語紹介- >>169
-魔物図鑑- >>23
-頂きもの-
高坂 桜様(元Orfevre様)より シル(オリキャラ)>>10
はる様より リア・バドソン(オリキャラ)>>11
ブルー 様より ヒスイ(オリキャラ)>>12 ヒスイ(キャラ絵)>>205
レム様より エリス(オリキャラ)>>66
華那月様より ヨナ(キャラ絵)>>08 ランファ(キャラ絵)>>09 シレーナ(キャラ絵)>>38
むらくも(キャラ絵)>>39
むお様より リオン(キャラ絵)>>37
自作:エフォール(キャラ絵) >>217

-あらすじ(第九章)

山の国の何処かにあると言い伝えられている女神が誕生した遺跡 アンコールワットで見事試練を乗り越え真実の歴史を知ったルシア達は遺跡を出てリオン、リティと別れ時渡の樹が生えた広場でヒスイと合流を果たした。

新たに出来た旅の目的。四つの国にある四つの遺跡を巡りかつて女神と共に邪神と戦った王達の力を受け継ぐ旅の始まり。

——さてどこの国の遺跡から行こうか?


-章の目次-
*1分〜10分(読むスピードで個人差があります)で物語の概要が分かるスキップ物語☆
*本編を読むだけでも物語を楽しめますが個別の短編も読むことでより深く楽しむことが出来る作りとなっています。

序章 出会いと別れ >>05-07 -スキップ物語- >>22

第一章 物静かな看護師の闇
荒くれ者 ザンク編 >>13-20 -スキップ物語- >>40
シレーナの封じた過去編 >>24 >>26-36 -スキップ物語- >>50-51
(より抜き「 魔女と呼ばれた少女の物語」完結済み)>>152

第二章 汚された草競馬大会 >>43-47 -スキップ物語- >>52

第三章 大都市で起きた不可解な事件
宿屋での選択肢 >>48-49 -スキップ物語- >>53
[ムラクモを探す- >>55] [後をついて行く- >>54 …正体END]
遺体のない葬儀編 >>56-61 -スキップ物語- >>68
立食パーティー編 >>62-63 >>67 -スキップ物語- >>79

第四章 監禁・脱走 >>69 >>73 >>76-78 -スキップ物語- >>124
(叢side「椿の牢獄」>>158完結済み)
(別side「菊の牢獄」>>)

第五章 美しき雌豚と呼ばれた少女
コロシアム編 >>82 >>85-90 >>93 >>97 >>100-101 >>104 >>107-108
-スキップ物語-上中下>>125-127
シルの封じた過去編 >>111-113 >>119-123 -スキップ物語- >>128
(続編「美しき雌豚と呼ばれた少女とおくびょう兎と呼ばれた少年」完結済み)>>153

第六章 闇と欲望の国
アルトの封じた過去編 >>129-133 >>136-138 >>143-145 -スキップ物語- >>146
裏カジノ編 >>147-150 -スキップ物語->>151
(幕間「感情のない少女の物語」>>224
敵の本拠地へ編 >>154-156 -スキップ物語->>157

第七章 賢者たちの隠れ里 >>159-163 -スキップ物語上下- >>164-165

第八章 からくり遺跡
女神の試練編 >>170
[勇気の試練>>183-186 ] [知恵の試練>>177-182] [力の試練>>171-176]スキップ物語->>187-189
[仲間->>185…生贄end] [友人->>186…見損ないend][本当->>181] [嘘->>180…神のお遊戯end]
[棺を開けない- >>173-176][棺を開ける- >>172…死神end]
隠された真実編 >>194-197 -スキップ物語->>193
      (修正前>>190-192
第九章 荒くれ者の最期 >>198-202 -スキップ物語->>207
(幕間「殺戮人形と呼ばれた少女の物語」>>224

第十章 殺戮人形ト色欲妖怪
王家の墓編 >>208-216 -スキップ物語->>
リアの封じた過去編 >>218-2231
[受け入れる>>220-221]…喪失END [受け入れない>>222-223]…永眠end
(→狐の銅像「親殺しの青年の物語」>>)

第十一章 嘘ツキな臆病者
氷国の民編>>225-229 …達筆中
ひと時の休息編

第十二章 賽は殺りと投げられて
偽りの仮面編>>
真実の泉編 >>
???の封じた過去編>>

最終章 最終決戦
Aルート >>
Bルート >>
cルート >>
Dルート >>


 
-掲示板-
達筆開始日 2014/3/4
2017/11/25:URL先を新しくしました。雑談板にあります、設定資料集スレにしました。
2019/9/8:URL先を新しく書き始めたリメイク版の方に変えました。

-おしらせ-
2017夏☆小説カキコ小説大会【複雑・ファジー小説部門】で【銅賞】を頂きました。
投票してくださった皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>
完走(完結)目指して頑張りたいと思います!
20119/9/03→『氷国の民編』『新章』追加

参照100突破!3/6 200突破!3/11 300突破!3/15 400突破!3/21 500突破!3/28 600突破!4/4 700突破!4/9 800突破!4/15 900突破!4/22 1000突破!4/28 1100突破!6/2 感謝♪
2017年 2600突破!/1/30 2700突破!1/31 2800突破!2/7 3200突破!8/31 3300突破!9/1 3400突破!9/7
3500突破!9/12 3600突破!9/19 3700突破!9/26 3900突破!10/10 4000突破!10/17 4100突破!10/31
4200突破!11/6 4300突破!11/14 4400突破!11/23 4500突破!11/28 4600突破!11/3 感謝♪
2018年 5000突破!1/7
返信100突破!2014/4/28 200突破!2017/11/14 感激♪

-神様な読者の方々-
蒼欒様:初コメを下さいました!もう嬉しさMaxです♪
レム様:エリスちゃんの生みの親様です♪いつも温かい励ましコメありがとうござます!
ブルー様:オリキャラ ヒスイちゃんを投稿してくださいました!
出せるまでに一ヶ月以上もかかってしまったのに、見捨てずに見て下さっているお優しい方です(T_T)

Re: シークレットガーデン〜小さな箱庭〜 ( No.1 )
日時: 2014/03/20 13:01
名前: 姫凛 (ID: 13XN7dsw)

-登場人物紹介-



【メシア最後の生き残り】

名前:ルシア 
年齢:18歳 
性別:男
種族:メシア
職業:剣士
 
容姿:銀白色のウルフヘア。前髪は少しトサカのようになっている。
   色白で瞳の色は灰色。背丈は平均的だが食料不足のせいで痩せ衰えている。
   腰に亡き父から譲り受けたメシアの家宝『リリース』方見放さず常に下げている。
 
武器:剣(リリース)
出身国:山の国
詳細:寂れた誰も寄り付かない小さな村に妹と二人だけで住んでいる。
性格は温厚で病弱な妹を一刻でも早く病から救いたいと一人狩りに出かけ魔物達と闘い素材を剥ぎ取りそれを売って薬を買うお金を貯めている心優しき妹思い。
彼の瞳には妹のためだったら何でもする、してあげたいという覚悟の炎が燃えている。





【謎の不治の病に侵された女の子】

名前:ヨナ
年齢:8歳 
性別:女
種族:メシア
職業:病人
 
容姿:銀白色のショート。肌は少し青白く瞳の色は灰色。
   年頃の女の子特有の覇気が感じられない。
 
武器:なし
出身国:山の国
詳細:ルシアのたった一人の家族。
   元々は何処の子供ともなんら変わらないごく普通の元気な女の子だったが数年前に流行病かかりそれ以来少しずつ元気を失い死を待つだけになっていった。
   兄のことが大好きでいつも自分のために危険な場所に行っている兄の安否を心配している。



【無口な癒して】

名前:シレーナ
年齢:16歳
性別:女
種族;ヒュムノス
職業:看護師

容姿:色白金髪で右目が赤左目が金色のオッドアイ。
   髪型はポニーテール。白い白衣の様なワンピース。
   首からは生みの親の写真が入った銀色のロケットを下げている。
   左足は義手。

武器:癒しの杖
出身国:海の国
詳細:幼物静かで口数は少なく人見知りが少し激しく大人しい性格。…だが時折、毒を吐く。
ルシアに淡い恋心を抱いているが、大人しい性格ゆえに中々口に出せずルシアも鈍感な為中々進展しない。
幼い頃両親が離婚し父について行ったが何故か山の国の寂れた村に連れて行かれた。
そこで癒し術を学び、帰ってきて父の死を知り、禁忌とされる人体錬成を試みるも失敗。左足をを持っていかれた。





【異世界からやって来た少女】

名前:ランファ
年齢:15歳
性別:女
種族:不明
職業:武器職人

容姿:銀白色でふんわりボブショート。右目が灰色で左目が赤色のオッドアイ。
   赤いポンチョをまとい貧乳で背丈も低いため子供っぽい見た目をしている。
   背中に自分の背丈よりも大きな剣を背負っている。

武器:大剣
出身国:不明
詳細:ある日突然、ルシアとヨナの目の前に現れた不思議な少女。
  たまに「未来」の事をを口走ったりしているが、それが彼女のただの妄想かそれとも真実かは誰にもわからない。
  花と動物と兵器が大好きで、花を育てたり動物とふれあったり武器を作るのが趣味。
  浮き沈みが激しくウザイくらいに明るく前向きでわがままだったり、その一方で使命を果たすためだったらどんな犠牲を払ってもいいと思っている。


  

【鬼の仮面騎士】

名前:叢
読み:むらくも 
年齢:23歳 
性別:女
種族:ドラゴンネレイド
職業:騎士
 
容姿:顔には般若の面、紅蓮の鎧を着ている。
   真っ赤な血の様な髪色サイドテール。
 
武器:包丁と槍
出身国:仮面の国
詳細:幾度となくルシア達の前に現れ襲い掛かってくる強敵。
   襲ってくる目的は不明。冷静かつ明晰でまるでロボットのように的確に攻撃をし巨大な包丁による攻撃は高速で振り下ろされ、重い一撃となる。


【ツンデレ本屋店主】


名前:リオン
年齢:22歳
性別:男
種族:壊楽カイラク
職業:本屋


容姿:漆黒の黒髪に吸い込まれるような黒い瞳。
   ほとんど日光にあたるたらないため肌の色がかなり白い。
   身長は高くもなく低くもない平均的。
   瞳は攻撃態勢に入ると金に変わる。



武器:拳銃二丁。腰の左右にぶら下がってる。ナイフを服の中に隠している。
出身国:海の国
詳細:乱暴な言葉遣いだが人が本当に嫌がるようなことは絶対にしない。
   趣味は読書で頭は良い。前髪をかき上げるのと舌打ちを打つのが癖。
   本屋を経営している。本屋にはあらゆる本があるが、店に本は並んでいない。
   頼めば(必死に懇願すれば)どんな本でもリオンがどこからか出してくる。
   体が弱くよく入院している。ほとんど入院しているからか人と関わることは少ない。
   体力が無いため長期戦は苦手。一気に片付ける派。
   拳銃の扱い方はかなり上手く裏では『壊楽の銃』と呼ばれてる。
   大の猫好きで本屋には猫がたくさん居る。毛虫とかゴキブrとかが苦手。
 

【心優しき猫】
  
名前:レオ
年齢:不明
性別:♀
種族:ケットシー

容姿:黒猫。首に大きな鈴をつけている(リオンがプレゼントした)



詳細:リオンの母(姉)みたいな存在でいつもリオンの傍にいる。
   猫の様な見た目をしているが実は妖精の一種で人の言葉を話す。特技は料理を作ること。
   しっかり者でよくリオンを説教したりしている。誰よりも、リオンのことを理解し誰よりもリオンのそばにいる。


【各国を旅する行商人】

名前:リフル
年齢:28歳 
性別:女 
種族:ヒュムノス
職業:旅商人

容姿:背が小さく、実年齢の28歳に見られる事はまず無い。
  黒髪でコバルトブルーの瞳、ストレートで腰くらいまである。

武器:足蹴り
出身国:海の国
詳細:いろいろな事に首を突っ込みたがりで各地をぶらぶらしながらいろんな厄介ごとに巻き込まれている。
   常に10㌔の重りを両足に着け過ごす。彼女が欠伸をしたら午前10時。



Re: シークレットガーデン〜小さな箱庭〜 ( No.2 )
日時: 2014/04/09 13:12
名前: 姫凛 (ID: iTYEVpoy)

【プリンセシナ案内人】

名前:パピコ 
年齢:不明 
性別:女?
種族:不明
職業:ナビゲーター
 
容姿:青紫色のツインテール。
   キョロキョロとした大きな瞳と美しい大きな妖精のような羽が特徴的。
 

出身国:不明
詳細:精霊石に組み込まれたチップ(AI)でプリンセシナの案内役。
   惚れっぽくルシアに一目惚れし「ご主人様」と呼んで敬愛と崇拝している。
   だがご主人様との恋路に障害と判断したモノはすべて破壊する呪い系。


   
【殺戮マシーン】

名前:エフォール
年齢:14歳
性別:女
種族:ドラゴンネレイド
職業:殺し屋

容姿:水色の長い髪で蒼い瞳で色白く人形のように美しい少女。
  肩に弓を背負い、フードを深く被っている。

武器:弓矢
出身国:仮面の国
詳細:無口で、マシーンのような残虐な少女。
願望はなく、戦いそのものが目的である。




【世界的権力会社ドルファ社長】

名前:バーナード
年齢:2000歳
性別:男
種族:ユダ
職業:社長

容姿:銀髪の長髪でキリッとした釣り目。

武器:剣
出身国:仮面の国
詳細:ドルファ社長。
  冷静沈着、計算高く、自身の戦闘力も非常に高い。



【血に飢えたケモノ】

名前:ザンク
年齢:220歳
性別:男
種族:ドラゴンネレイド
職業:殺し屋

容姿:水色のワイルドヘアで血の様な赤い瞳。
   犬歯が生えている。

武器:剣
出身国:海の国
詳細:ドルファ四天王の一人。
残虐で血に飢え戦いを好むため、悪行を快楽としている。
とにかく非人道的な男。



【命の重みを誰よりもよく知る少女】

名前:アルト・リンク
年齢:15歳
性別:女
種族:リリアン

 
容姿:腰ほどの黒髪の流し紫色の瞳。純和風の服装。
   頭にウサギの耳が生えお尻にはふさふさのしっぽがある。
   

武器:ナイフ
出身国:和の国
詳細:菊の牢獄でランファ達の手助けをしてくれた少女。
本来は前向きで明るい性格だが、見た目のせいで誰からも愛されたことがなく人間恐怖症になってる。
昔、父親の人体錬成に巻き込まれその時は魂を持っていかれ、父親が自分の命と引き換えに錬成しこの世によみがえった。



【ウサギの早撃ちガンマン】

名前:リティ
年齢:25歳
性別:女
種族リリアン
職業:旅人

容姿:金髪の腰ほどの流しエメラルド色の瞳。
   頭にはウサギの耳が生えている。純和風の服装

武器:刀
出身国:和の国
詳細:アルトの生き別れの姉。
幼い頃、誘拐され何とか犯人から逃げ出しリオンの両親に拾われた。
今は実家から離れ、賢者の里に身を置き生き別れの妹を探している。
銃の扱いに兼ねており凄腕のガンマーと呼ばれている。
リオンのことは実の弟のように可愛いと思いつつ淡い恋心を抱いている。


名前:ユウ
年齢:28歳
性別:男
種族:リリアン
職業:コロシアムオーナー

容姿:赤い目の色で髪は黒。髪型は小さいポニーテールで白い紙紐で縛っている。服装はいつも和風服。
   白いもこもこのウサギ耳が生えている。

武器:日本刀
出身国:和の国
詳細:ドルファ四天王の一人。ドルファが経営するコロシアムの支配者。
戦う事が大好きで敵味方関係なく勝負を挑んでくる。
素朴で乱暴な性格。殺す事だけに関しては天才的だが名前を覚えるのが苦手。

Re: シークレットガーデン〜小さな箱庭〜 ( No.3 )
日時: 2014/03/04 15:19
名前: 姫凛 (ID: 7ZQQ1CTj)






-オリキャラ募集用紙-


【】

名前: 
年齢: 
性別:
種族:
職業:
 
容姿:
 
武器:
出身国:
一人称/二人称/三人称:
交友関係:
味方or敵?:
詳細:

サンボイ:5つ以上




——募集用紙を書いていただくにあたってお願い——
0、【】について…
・異名というかそのキャラのタイトルというか的なものを書くとこです。
思いつかなかったら空欄で大丈夫です。
1、キャラ名について…
・キャラの名前はカタカナで六文字以内。「ー」とかも1文字として数えます。
2、年齢&性別について…
・好きなのでかまいません赤ん坊でもお年寄りでも
・男の娘でもボクッ子でも〜
3、種族について…
・フュムノス
壊楽カイラク
・ケットシー
・ドラゴンネレイド
・ユダ
・リリアン
↑からお選びください。
・注意!ケットシーは猫としてほぼ扱われます。
4、職業について…
・基本的にはお好きなので構いません。
・ただしドルファに勤めていると強制的に敵キャラになります。
5、武器について…
・近距離系の武器
・剣
・日本刀
・拳
・斧
・遠距離系武器
・投げナイフ
・銃
・弓
の七個の中からお選びください。
6、出身国について…
・山の国
・仮面の国
・海の国
・和の国
の四個の中からお選びください。
・和の国の人は絶対に和風で武器は日本刀でお願いします。
7、交友関係について…
・キャラがルシア達と、どのようにして出会いどんな風に思っているかなど…。
・登場シーンに影響します。
8、詳細について…
・まだまだこのキャラには特殊設定が!付け加えたいことが!とある人は書いてください。

Re: シークレットガーデン〜小さな箱庭〜 ( No.4 )
日時: 2014/04/09 15:46
名前: 姫凛 (ID: HghQuPcm)

-用語説明-


メシア

太古の昔からいたとされる種族。銀白色の髪が特徴的。
多彩な知識を持ち戦闘にも優れ高度な文明を築いていたとされている。
過去に禁忌を犯し一族は皆殺しにされ呪われた種族と呼ばれるようになった。

壊楽族(カイラクゾク)

何かを破壊することによって快感や快楽を覚える。

ケットシー

猫型の使い魔。
家事全般をするのが仕事、戦闘能力は全くない。

フュムノス

ヒト型生物で最も数が多い種族。
彼らは皆平均的な能力。歌を歌うのが得意。

ドラゴンネレイド

夜の闇を支配し世界最強とまで言われた種族。
ドラゴンネレイド達の中で最も強い物は夜王と呼ばれ、ライオンのように沢山の女を懐に収めることが出来る。

ユダ

メシアと同じ時を生きたとされる種族。過去にメシア狩りをしていた張本人たちである。
魔術や忍術にとても優れた種族だったといわれている。
今なお、メシアの生き残りを探しているとされている。

リリアン

ウサギ人間のような見た目が特徴的な種族。
やはりウサギのため小心者が多く皆、山奥などに秘かに隠れて暮らしている。

獣族

リリアンの新種。
突然変異でウサギモデルの子以外の子供が生まれるようなった。
猫や犬など沢山の動物モデルがいる

デスピル病(闇病)

過去になにか罪を犯した罪人や闇の世界に落ちた者がなる心の病気。
直す手段は、全くわかっていない。
放置すると少しずつ魔物化していき、最後には穢れになる。

穢れ

デスピル病患者のなれの果て。
知性も感情も何もなくただただこの世を永遠にさまよう存在。

精霊石

人の心、プリンセシナに入ることのできる不思議な石。
きれいな薄水色の石。

シークレットガーデン

プリンセシナの最下層にある人の本能が眠る場所。
何者にも囚われない“本心”が封じ込まれた小さな箱庭。
これが壊れてしまうと心を失いやがて穢れ化する。(人格崩壊)

プリンセシナ

人の記憶や心が形となったもの。心が創り出す思念の迷宮。
階層があり最大十階まであり、下に行けばいくほど“本心”に触れることになる。絆を深めれば深めるほど下の階層へゆけるようになる。

魔がい物

デスピル病のウイルスのような魔物。
プリンセシナ内を徘徊し浸食してゆきついにはシークレットガーデンへとたどり着き粉々に粉砕する。

召喚獣

人の子の魂を別の器に入れ使役した生物兵器の事。
術者と一心同体で、召喚獣が倒れれば術者にもそれなりのダメージを受ける。

人体錬成

再生術の一つで己の体の一部を代償に愛するモノをこの世に蘇生させる術。
だが成功の確率は極めて低く、昔ある人が恋人を錬成し成功したと言われていたがその人は数刻後…見るも無残な死体で発見されたとゆう。そして近くには人ならざるバケモノが…。
その事件以来人体錬成は禁忌とされ永久的に封印されたはずだった…。

山の国

農業や酪農が盛んな国。

海の国

漁業が盛んな国

和の国

独自の文化を持つ国。

仮面の国

住人は何故か皆仮面をつけている不気味な国。


南国

独特の方言(関西弁)で話す国。
常に季節は夏という不思議な島にある。島特有の植物、動物、文化、食べ物が名物。


北国

独特の方言(京都弁)で話す国。
季節は常に冬とゆう不思議な島にある。島特有の植物、動物、文化、食べ物、温泉が名物。


ドルファ

世界的に有名な大企業。
なんでも屋的ないろんな事にてを出し誰もが就職したい企業ナンバーワンだが本当の顔は…







Re: シークレットガーデン〜小さな箱庭〜 ( No.5 )
日時: 2014/03/06 14:37
名前: 姫凛 (ID: 7hzPD9qX)

序章 出会いと別れ










「はぁ…はぁ…」
薄気味悪い夜の闇が支配した茨の森を白銀色の髪の少女が息を切らしながら走り抜けている。
「グルル……」
「追えー追えー!」
「ガルル……」
人ならざる存在を操る数名の魔物使い達が少女の後を追う。
少女は人を拒む茨によって手足の皮膚を切りながらも何処かへ向かって走り抜ける。
「あれだけは決して外部に漏れてはならない…」
と魔物使い達の一人の男が小さく独り言を言った。
少女の腕の中には大切そうに、“あるもの”が抱きかかえられていた。
襲いくる魔物達の攻撃を回避しこねても絶対にその“あるもの”だけは傷つけないようにしている。
「(あともう少しだからね……まってて…お父さん…)」
“あるもの”を見つめながら少女は強く思った。



それから時はさかのぼる--
女神歴:625年 食料不足問題時代


「けほっけほっ」
「ヨナ!?大丈夫?」
「うん……ちょっと咳が……でただけ…」
「そ、そう?でも無理しちゃ駄目だよ?」
「うん…」
食料不足問題時代。ここのところずっと天気が悪く農作物が思うように取れず餓死してしまう者が増えた時代。
そして謎の不治の病が流行り出し人ならざる存在が初めて誕生した時代でもある。
謎の流行病。何処からともなく飛んできて免疫力のない年寄や子供によく発病する。
罹ってしまったら最後。直す方法はどこにもない。ただ死を待つだけである。よってこの病は別名闇病と呼ばれている。
そしてこのヨナと呼ばれた齢八の少女またその不治の病に侵されているのである。
病弱な妹を救うべくまだ齢十八少年ルシアはたった一人で危険な場所を出入りし生計をたてている。
「じゃあ、行ってくるよ」
「ヨナも一緒にいっちゃ……だめ?」
「今日は狩りをする事になることになると思うから、やめておいたほうがいいな」
「……うん」
「帰りに、ヨナが好きそうな本を借りてきてあげるから」
「…うん。待ってる」
「じゃ、行ってくるよ」
ルシアはそう言い終わると笑顔で手を振り部屋を後にした。


それからほんの少し時が流れる。
ルシアは森でイノシシ狩りを終えヨナのいるわが家へ帰ろうとしたところから再開する。

「ふぅ、今日は結構狩れたな。これだけあれば、ヨナの好きなメロンが買えるかな」
イノシシの死体を眺めながらルシアは言った。ヨナが喜ぶのはいいことだと思う反面なんの罪もないイノシシが死ぬのはかわいそうだと思うルシアであった。
日が沈むまであと数時間暗くなる前に帰るためイノシシを抱え帰り道を最中にそれは起こった。
「え?あれはヨナ?」
一瞬幻覚を見たかのようなおぼろげにパジャマ姿のままのフラフラと歩きながら何処かへ向かっているようなヨナの姿であった。
「ヨナ、ヨナ!どうしてここに…あぶないから一緒に帰ろう」
と声をかけたがヨナは全く見向きもぜずとゆうより聞こえていないようだった。
そして奴は突然現れた。
「グワァァァ」
「グパァァ」
ルシアの人生で一度も見たことのない人ならざる化け物が空に突如現れた魔方陣の様な物からあふれ出てきてヨナに向かって歩み寄ってきた。
「なんだあれ!?ヨナ—」
「……え?」
やっと通じたのかヨナはルシアの存在に気づいたが時すでに遅し、化け物達がヨナのすぐそこにまで来ていた。
「逃げろヨナーーーーー」
ヨナは恐怖から足がすくみ動けなくなっていた。誰もがダメだと思ったその時、化け物達が現れた同じ魔方陣から

「ちょ〜〜〜〜と、待ちあがれ〜〜〜クソ野郎どもーーー!!」
「へ?」
ルシアとヨナと同じ銀白色の髪で赤いポンチョを羽織った少女がまるで泳いでるようなポーズで暴言を言いながら舞い降りて来て着地すると同時に、
「ていやーーー!」
「グアァァ」
背に背負っている大剣を抜きバッサバッサと容赦なく化け物達を切っていった。
「ふぅ〜〜〜楽勝、楽勝」
魔物達を切り終えた少女に近づきルシアは質問してみた。
「……あの君は?」
「ほえ?ああ、あたし?あたしは〜〜ランファだよ!貴方は?」
「僕はルシア。妹を助けてくれてありがとう。」
とルシアは丁寧に御礼を言ったつもりだったが何故かランファは、
「えぇぇぇぇぇ!?貴方がルシア!?」
「そ、そうだけど…」
目玉が飛び出そうなくらいに驚き絶句していた。ルシアは何が何だかよくわからずポカンと口を開けていた。


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