二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

 痛む箇所にキスを [ inzm小説集 ]4000Hit感謝
日時: 2012/12/03 23:42
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)
参照: Name Change!もずく・→兎欠_toKEtU・

            ( ※ ) 現在黒子に浮気中。




→@ . あなたが生まれて 僕が生きて 
→@ . 言わないでね さようなら、なんて

永久を誓い合う。


 § ::: 工業女子(主)の妄想・自己満足小説
 § ::: 無理な方は戻るボタン連打で疾風ダッシュ←


あてんしょんぷりーず(´^ω^)!
現役JK留年危機直面だがしかし勉強はしない。
宮野真守を愛しすぎて病んでる加工食品(^ω^)
題名はそこから頂いていますのでお見苦しい
ところもありますが1作だけでも目を通して下さ
れば懐きます、そりゃもう。はい。






 ▽ メニュー !
        なかま [>>285]
       たたかう  [>>287]
        にげる [>>308]

 
 start ⇒ 2012/01/09〜
 唄::: トロイメライ     


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102



01.Hey, after all it was you. ( No.3 )
日時: 2012/01/09 20:17
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)


雷門のグラウンドを見渡す。
懐かしい思い出が過ぎるような、生暖かい風。



「天馬、そこはしっかりと踏込むんだ!そう、できるじゃないか」


円堂くんの声

ねえ、あの頃とひとつだって変わらないんじゃない?
円堂くんのオレンジ色のヘアバンド
円堂くんのサッカーに対する熱意

ほら、何も変わってない。



「サッカー部に何か用かな?」



後ろから声を掛けられることに驚いて、反射的に振り向く。


「あ」


ふぶき、くん。
いやまさか。吹雪くんがここにいるはずない。
彼はフィフスセクターに追放されてから、行方不明のはず。

それに本当に吹雪くんだったとして、あたしになんの関係が?


でも、すごく似てる。
吹雪くんにしか見えなくて、胸が締め付けられる。



「ねえ、きみってもしかして…都?」



うそだと、叫びたかった。

「こんにちは、そして久しぶり吹雪くん」





      ( ほら、やっぱりそうだった )






真由さま ( No.4 )
日時: 2012/01/09 20:00
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)



ふおおおっ!
真由さまが来てくださった(*゜∀゜*)
これは奇跡か?!奇跡なのかああああああ!!)黙

はい、吹雪くんです。テンション上がっちゃって下さいっ!笑

頑張ります!
実はもう作成ノートの方ではかなり前に完結していたんです;
なのでハイスピードで終わらせたいと思いますw



02.You should do it as that pe ( No.5 )
日時: 2012/01/09 20:32
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)




「驚いた、まさか都までウチに来てくれるなんてな!」



あたし以外にも来ているとでも言っているような口ぶり。
ああ、もしかして吹雪くんのことかな。

あたしが目だけで吹雪くんを見ると、すぐに気がついてあたしを見つめた。


約、何年会ってなかった?

中学生だったあたしと吹雪くんとの出会い

今でも鮮明に覚えてる。



ねえ知ってた?
吹雪くんには恥ずかしくて言えなかったけど、

あの頃のあたしは全てを君に捧げていたんだよ。



「ああ、あたし今日は挨拶に来ただけなの」

「あれ、もしかして都さんじゃないですか?」
「音無さん?」



こちらも10年前とそう変わらない、音無さん。


久しぶり、と言うと今までどこにいたのかと聞かれた。


「あたし今、白恋の監督のマネージャーやってるの」
「白恋の?!」



円堂くんと吹雪くんが叫んだ声は、グラウンドによく響いた。




大丈夫、判りきっていた反応。
計画通り。







          ( あの人の言う通りにすればいいだけ )










03.According to all simulation ( No.6 )
日時: 2012/01/09 20:45
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)




「吹雪くんがコーチを外された後、あたしが今の白恋の監督にサポートを頼まれて雇われてるの。
次のホーリーロードであなたたちと当たるって聞いて、挨拶に派遣されたわけ。」


そう


あたしたちはいづれ敵になる未来図だった。
大丈夫、傷つかなくてもいいと言ってくれたあの人のために。



「そうだったのか。でも、都がいるなら安心だな!」

「そのようだな。守山、今の白恋について教えてくれないか。」

「うん、僕もそれを今聞こうと思って。」



嬉しそうに笑う10年前の仲間たち。



今のあたしは、もうあの頃とは違うんだよ?








「何、勘違いしてるの?」



吹雪くんも円堂くんも鬼道くんも話を聞いていた音無さんも、
あたしの一言で笑顔が消える。



これでいい、大丈夫。



「あたしは今、フィフスセクターの一員なんだよ」






          ( 全てシュミレーション通り )





04.Know my feeling. ( No.7 )
日時: 2012/01/09 21:45
名前: もずく・ (ID: vj3b3W/M)




『どういう事だ都!説明してくれ!』



円堂くんに強くつかまれた肩がまだキシキシと痛む。

言葉を失ったようにあたしを見て「嘘だ」と言った吹雪くん。


そう言ってくれた彼にあたしは冷たく言い放った言葉
“『本当だよ』”



その後鬼道くんが何があったと聞いてきたけれど、あたしは何も言わなかった。


判るわけないよ。

いくら10年前イナズマイレブンの仲間だったとしても、
今のあたしとあの人の気持ちが。




『あとで部員が挨拶に来るから』


そう言ってあたしは彼らから離れた。



うっとうしい執着心。
あたしがこんなにも過去を捨てきれないでいたなんて。




「みやこ!」




            ( あたしの気持ちを知ったらあなたはどう思う? )







Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102



この掲示板は過去ログ化されています。